瀬良Sido
今日は文さんの新聞作りのお手伝い。
先日、電気椅子から開放してくださったのは文さんだった。
そのお礼に、と手伝いを申し出たのだ。
それを聞いた文さんは本当に嬉しそうに笑ってくれた。
なんだろう、ほっこりする。
やっぱり人が笑ってくれると、俄然やる気になるっすよね。
・・・そういうのがたまらないくらい好きなんだ、オイラは。
仕事が一段落つくと、文さんは笑いかけてくださる。
「あややや!助かりましたよ瀬良さんっ!」
「それはなによりっす」
「じゃあとはこれを刷って終わりです!」
その言葉に、オイラは達成感を覚えつつあった。
なぜなら?簡単っすよ、オイラだっていっぱい手伝ったんだ、そこまで進んでもらわなくちゃ困る。
「そうっすか!じゃあお茶淹れてきま・・・・す?」
「どうかしましたかー?」
オイラは、文さんの方を向こうとして、部屋に何か写真が飾ってあるのに気づいた。
それは、あのトラウマの椅子が写っていた。
そして中心には、気絶しているオイラ。
なんでだろう、ニヤニヤしながら撮る文さんの姿が目に浮かぶ。
文さんはオイラがそれを見ているのに気づいたか、「あっ」と声をあげた。
「文さん、これは・・・」
「ああそれはですねぇ、通りかかりましたら気絶していたので何事かと思いまして、にとりさんに問い合わせたんですよ。彼を開放してくださいと」
「ふむふむ」
「それはそれはご丁寧に開放してくださるそうで、私も喜びました!しかし彼女は瀬良さんをとって写真を印刷し私に一枚よこせとおっしゃったのです!なんて由々しき事態!私はしかたなく写真をぱしゃり・・・」
「じゃあなんで文さんの部屋にこれが?」
「・・・・」
苦し紛れの言い訳だったのだろう、文さんはそれを指摘されると冷や汗をかいてから逃げ出した。
ああ、言い訳を続ければ良かったのに。
「どこいくんすかー文さんー?」
「ひぃい!こないでください!悪かったです!私が悪かったですからぁあああ!!!」
「あははははなんのことだかさっぱりーあの写真実は文さんが欲求に負けて撮ったんじゃないかとか思ってませんしー」
「わかってるんじゃないですか?!」
空中鬼ごっこ(笑)を始める俺ら二人。
え?怒ってなんかないよ?ただちょっとお仕置きしたいなぁってだけ。
「待ってくーださーいよーぉ♪」
「嫌です!絶対嫌です!」
「なんででーすかぁー?」
「嫌なものは嫌なんですぅー!!」
半泣きになりながら逃げ続ける文さん。
ちっ、さすが幻想郷一を誇る天狗。
その自称は伊達じゃないな。
「・・・でもまあ、捕まえられるんですけどねー」
「え・・・きゃぁ?!木々が蠢いて・・・」
「ほらほら、逃げてご覧なさいな文さん?!」
「ひ、ひぃいいいいっ!おたすけぇえええええ!!!」
その叫びの後、数十分は保った文さんは霊夢さんのお叱りを受けている。
元はといえば、彼女が悪いんだしね、しかたないよ。
「・・・瀬良、あんたもそこに正座」
「はい」
・・・とまあ、逃げきれるはずもなく。
狐火くんにじぃっと睨まれている。
「・・・とほほー」
投稿ペースが遅くなっている理由?
ゲームです。ファイアーエム○レム。
瀬良「そんな情報は欲していないっす」
デスヨネー。
というわけで、この話で日常編は終わりです。次回は異変が始まります!
瀬良「・・・この調子で百話いくんすか?」
いくんじゃねー?
というわけで、ではでは!