魔理沙Sido
「あーあぶねーあぶねー、あそこで紫に捕まっていたら異変解決できないところだったぜ。れ、霊夢に悪いことしたな・・・怒って・・・るよな、うん」
私は箒に座りながら飛んでいた。
すると、向こうから赤髪もぐらがやってくる。
「おー!魔理沙じゃないっすかー」
「あ、お前私は呼び捨てなのか」
笑いながら速度減少させる瀬良を見て、私も笑ってやる。
瀬良は私の言葉を聞いて、ハッと申し訳なさそうな顔になる。
「まあ、うん・・・さん付けしたほうがいい?」
「いいや!むしろ呼び捨てのが嬉しいのぜ」
「そうっすかー。じゃ、そうするっす」
「・・・敬語か?」
「いいや、これでも敬語じゃないっす」
せめてその口調はどうにかした方がいいと思うんだが、まあいいか・・・。
「これから異変解決にいくのか?」
「え?あ、おう。お前もか
「まあ、文さんにパシられまして。『こっちの天気おかしいから行ってきてくださいな』、と」
呆れたように瀬良はそういう。
なんつーか、こいつも苦労してるなー。
私は自業自得だけどさ。
「お前と文、上下関係曖昧だよな」
「・・・弱みを、握られたんすよ」
「ドンマイ」
瀬良の肩を叩いて言ってやる。
うん、本当にそれしか言えない。
「よし、じゃあ一緒に行くか!」
「OK!ついて行くっすよ~」
……………ドォオオオオン
神社の方向と、紅魔館の方向から爆発音が聞こえた。
「ふ、二つ?!二手に分かれるっすか?!」
「ああいや霊夢は平気だぜ!レミリアたちが不安だ、行こうぜ!」
「え?!あ、ま、魔理沙?!」
「いーくーのーぜー!」
「ええええええええ?!」
私は瀬良の手を握って箒に座り直し、最大出力・・・・つまり全力で速度を出す。
楽しくなってきたのぜ!
・・・あー、異変のあとの宴会が怖い。
——————————————————
「想鵐!」
レミリアは悲痛な声を上げる。
彼女の視線は紅魔館前の門で倒れ伏す想鵐に向けられていた。
「うっ・・・ぐっ、かはっ!!」
「こうやって戦うんでしょ~?私、衣玖から聞いたもの!」
「少なくとも、相手を傷つける、暴力なんかはしな・・・・ぐぅ!?」
グリグリ、と手の甲に刺さった刃が抉る。
「・・・ほら~。早く博麗神社へいかせてよ~。直すの、お手伝いしなきゃなんだよ~?」
「犯人がどのツラ下げて・・・ぐぁあああああ!!!!」
「そ、想鵐さん!」
想鵐の後ろに控えていた狐火が吠えるように叫んだ。
レミリアは見ていられないというように顔をそらす。
その瞬間、想鵐の悲鳴と共に手の甲から血が噴き出した。
「ぐぁあッがぁああああああ!!!」
「あーれ、ぬっけないなー」
「そ、想鵐・・・・」
「うう、うう・・・・枯れろぉ、枯れろよぉおおおお!!!!」
「うるさいなぁ」
ゴキュッ!「—————ッ!!!」
想鵐は声にならない悲鳴をあげる。
「貴様、いい加減にしろぉ!火誕『青火』!!」
狐火が青い炎の弾幕を作り、それを剣を握る女に投げた。
女の青い髪にかすり、それは消えた。
「あー!やってくれたなー・・・・よいしょぉ!」
「ぐぁあああああああああああああああああ!?!!!!」
血しぶきと共に抜かれた刃が狐火に向けられる。
「———お兄様を傷つける人なんて、死んじゃえばいいんだよ」
はい、タイトル思いつきませんでした。
え?もう異変解決だろって?
まっさっかー。
あと五話くらいは繋げたいなぁ、と。
え?また想鵐いじめられてるって?
気のせいです。
想鵐「おい!!」
うん、でもさ、君何時の間に・・・。
はっ!
うん、次回、想鵐になにがあった?!
で決まりだな。
想鵐「そ、それをここで・・・」
まあ、いいんじゃないかなぁ。
というわけで、次回もよろしくお願いします!
では~!