幻想散々的   作:Lan9393

78 / 129
七十七話:パシリと魔法使いと大爆発

魔理沙Sido

 

「あーあぶねーあぶねー、あそこで紫に捕まっていたら異変解決できないところだったぜ。れ、霊夢に悪いことしたな・・・怒って・・・るよな、うん」

 

私は箒に座りながら飛んでいた。

すると、向こうから赤髪もぐらがやってくる。

 

「おー!魔理沙じゃないっすかー」

「あ、お前私は呼び捨てなのか」

 

笑いながら速度減少させる瀬良を見て、私も笑ってやる。

瀬良は私の言葉を聞いて、ハッと申し訳なさそうな顔になる。

 

「まあ、うん・・・さん付けしたほうがいい?」

「いいや!むしろ呼び捨てのが嬉しいのぜ」

「そうっすかー。じゃ、そうするっす」

「・・・敬語か?」

「いいや、これでも敬語じゃないっす」

 

せめてその口調はどうにかした方がいいと思うんだが、まあいいか・・・。

 

「これから異変解決にいくのか?」

「え?あ、おう。お前もか

「まあ、文さんにパシられまして。『こっちの天気おかしいから行ってきてくださいな』、と」

 

呆れたように瀬良はそういう。

なんつーか、こいつも苦労してるなー。

私は自業自得だけどさ。

 

「お前と文、上下関係曖昧だよな」

「・・・弱みを、握られたんすよ」

「ドンマイ」

 

瀬良の肩を叩いて言ってやる。

うん、本当にそれしか言えない。

 

「よし、じゃあ一緒に行くか!」

「OK!ついて行くっすよ~」

 

 

 

 

 

 

……………ドォオオオオン

 

 

神社の方向と、紅魔館の方向から爆発音が聞こえた。

 

「ふ、二つ?!二手に分かれるっすか?!」

「ああいや霊夢は平気だぜ!レミリアたちが不安だ、行こうぜ!」

「え?!あ、ま、魔理沙?!」

「いーくーのーぜー!」

「ええええええええ?!」

 

私は瀬良の手を握って箒に座り直し、最大出力・・・・つまり全力で速度を出す。

楽しくなってきたのぜ!

 

・・・あー、異変のあとの宴会が怖い。

 

——————————————————

 

「想鵐!」

 

レミリアは悲痛な声を上げる。

彼女の視線は紅魔館前の門で倒れ伏す想鵐に向けられていた。

 

「うっ・・・ぐっ、かはっ!!」

「こうやって戦うんでしょ~?私、衣玖から聞いたもの!」

「少なくとも、相手を傷つける、暴力なんかはしな・・・・ぐぅ!?」

 

グリグリ、と手の甲に刺さった刃が抉る。

 

「・・・ほら~。早く博麗神社へいかせてよ~。直すの、お手伝いしなきゃなんだよ~?」

「犯人がどのツラ下げて・・・ぐぁあああああ!!!!」

「そ、想鵐さん!」

 

想鵐の後ろに控えていた狐火が吠えるように叫んだ。

レミリアは見ていられないというように顔をそらす。

その瞬間、想鵐の悲鳴と共に手の甲から血が噴き出した。

 

「ぐぁあッがぁああああああ!!!」

「あーれ、ぬっけないなー」

「そ、想鵐・・・・」

「うう、うう・・・・枯れろぉ、枯れろよぉおおおお!!!!」

「うるさいなぁ」

 

ゴキュッ!「—————ッ!!!」

 

想鵐は声にならない悲鳴をあげる。

 

「貴様、いい加減にしろぉ!火誕『青火』!!」

 

狐火が青い炎の弾幕を作り、それを剣を握る女に投げた。

女の青い髪にかすり、それは消えた。

 

「あー!やってくれたなー・・・・よいしょぉ!」

「ぐぁあああああああああああああああああ!?!!!!」

 

血しぶきと共に抜かれた刃が狐火に向けられる。

 

 

 

 

「———お兄様を傷つける人なんて、死んじゃえばいいんだよ」




はい、タイトル思いつきませんでした。
え?もう異変解決だろって?
まっさっかー。

あと五話くらいは繋げたいなぁ、と。

え?また想鵐いじめられてるって?
気のせいです。

想鵐「おい!!」

うん、でもさ、君何時の間に・・・。
はっ!


うん、次回、想鵐になにがあった?!
で決まりだな。

想鵐「そ、それをここで・・・」

まあ、いいんじゃないかなぁ。
というわけで、次回もよろしくお願いします!

では~!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。