幻想散々的   作:Lan9393

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八十話:うえでの・・・そして回収

魔理沙Sido

 

「あー、やっときたぁ!」

 

待ちくたびれた、というように、その場所で女は待っていた。

座り込んで足をパタパタして・・・って、スカートめくれてるぞ!

バッと瀬良を見れば、手で顔を覆って隠していた。よし、OKだ。

 

「ほらほら、誰から戦うの?暇なの~・・・・ひゃわわっ」

 

その時、雲の下からそいつを射抜かんと枝が伸びてきたのだ!

それは女の腕を絡め取り、手にあった剣を落とさせた。

 

「その剣、危険そうだから没収」

「な、おい、この枝・・・」

「幻想樹の枝だ。俺は自然に愛されている。・・・だから、俺の使命は木々を愛することだ」

 

枝に触れて、瀬良は微笑む。

なんだろうこいつ・・・こんな風に笑うやつだっけか?

 

「・・・あっはは!面白そうだねぇ。あの男もなかなか面白かったけど、さ!」

「・・・アニキを刺して、どうするつもりだった」

「さぁ?なにがしたかったのかしら!・・・なんて、合わないなぁ」

 

女は片腕を取られながらも、陽気に話す。

なんで、囚われながらも笑ってられるんだ・・・。

 

と、次の瞬間、幻想樹の枝が何かによって切られた。

 

「・・・よいしょ。ほらほらっ、弾幕ごっこするのかしらー?」

「な、なんだよ?!」

「・・・石?」

「要石よ!さあ、誰から戦う?」

 

石を抱えたそいつはまた笑う。

楽しそうに、愉快そうに。

 

「・・・お前、名前は?」

「比那名居天子・・・。天人よ!」

「そうか。さて、やろうか。天人よ」

「ええっ、受けて立つわ」

 

気分屋なのだろうか、先ほどから女口調だったりと口調が安定しない。

天子は剣を握って一振り。

瀬良も、刃無しの刀を握った。

 

「・・・まったくもって、バカバカしい遊びに付き合わされたものだな」

「私の暇つぶしに付き合ってくれてありがと~!」

「・・・鴉符『ハバタキ』」

 

瀬良が鴉を一羽放つと、その後ろから羽根の形をした弾幕が天子に向けて放たれた。

鴉は天子の周りを一周し、そのまま瀬良の腕に乗る。

 

「おお。すごい!」

 

剣を一閃、二閃。弾幕を切って放って相殺し、瀬良へ一気に近づく。

瀬良は無表情でその刃を振り下ろした。

 

ガキィンッ

 

「へぇ・・・それ、どこまでも伸びるのねぇ」

「・・・」

 

瀬良は刃を天子に向けて告げた。

 

「・・・貴様にこの刃を見破ることはできない。できるのは、妖夢だけだ」

「あはは!本当に面白いのね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・じゃあ、試してみましょっか」

 

 

ニヤリと、天子が笑ったのに、瀬良も笑みを浮かべた。

 

——————————————————

 

——一方その頃、白玉楼で………

 

「雪ですねぇ・・・」

「そうねぇ。春集めても面白いのだけれどぉ」

「異変に異変を重ねてどうするのですか・・・」

「えぇ?だって楽しそうじゃない~?」

「楽しそうって・・・」

「うふふ~。ほら、想鵐回収に行くわよ~」

「え?!そ、想鵐さんですか?!な、なんで・・・」

「紫から、紅魔館で倒れてるって話だわ~行ってらっしゃい」

「ゆ、紫様が?!あの方、想鵐さんを・・・」

「いってらっしゃい、妖夢」

「・・・はい」




何となくノリで白玉楼ズ。
いや、妖夢さんいなかったなって。

想鵐「ダメだろ」

前回のあとがきで言ったことを実行するまで!

では~!
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