想鵐Sido
翌日。
二日酔いなのか、魔理沙がヨロヨロしながら帰って行き、霊夢がそれを見て苦笑していた。
笑ってる場合なのか。
「なあ、霊」
「想鵐。聞きたいんだけど」
「・・・なに?」
霊夢は、おそるおそる、と言ったように聞いてくる。
「幻想郷が散るってなに?能力の暴走って?」
「・・・それ、話そうとしてたこと」
「そう。それなら良かったじゃない」
「はは・・・。僕の能力は、『すべてを散らす程度の能力』」
瞬間、霊夢の表情が固くなる。
無理もないだろう・・・。
「君を殺すかもしれないし、幻想郷自体を散らす・・・滅ぼしてしまうかもしれない」
「それは・・・」
「殺したければ殺せないいじゃないか」
異変ってのを解決しにいくって人なんだから、幻想郷を脅かす輩は成敗するもんなんだろ?
僕はそう付け足して笑った。
霊夢はきっと、使命だから・・・殺すだろう。
僕を。殺さなければいけない存在を。
霊夢は、予想外の行動をとった。
キッとこちらを睨んだかと思うと、口を開いた。
「バカッ!?」
「っ!?」
乾いた音が響く。
平手打ちされたのだ。
痛みがジーンとする。
「・・・こーんな殺人鬼に平手?いっそ包丁でも」
「バカじゃないの?!」
「!」
「なんのための弾幕ごっこよ!死者が出るなら、殺し合いがあるのと変わらないじゃない!!」
霊夢は拳を握りしめた。
それは壁に打ち付けられる。
「え」
「確かに、弾幕ごっこでも度が過ぎれば死者だって出る・・・最低限に抑えるためにあるのよ!!」
なんか、霊夢を怒らせたらしい。
霊夢は目に涙を溜めて、叫び散らしている。
「私は、よっぽどのことがない限り、殺さない!!殺させない!!!」
僕は気づけば涙を流していた。
出会ってばっかりの女の子になんで慰められてるんだ・・・。
「・・・ありがとう、霊夢」
「べ、別に!!不愉快だったから!!私は・・・死者なんて見たくないもの」
思い詰めたように表情を暗くする霊夢に、僕は何もできなかった。
霊夢は、唇を噛んで、嗚咽を堪えているようだった。
なんて。なんて・・・。
世界は全て、平等に苦難を与えるんだろう。
僕も、霊夢も・・・なんで悲しまなければいけないんだ?
理不尽だ・・・・!
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紫Sido
霊夢が叫んでるのが聞こえる。
想鵐はきっと大丈夫。
先代巫女を失った霊夢は、死者を増やすのをよく思わない・・・。
「・・・・・想鵐。暴走しないで」
私はそれだけつぶやいて、扇子を口元に当てた。
1000ピッタリ。
想鵐「書き加えが多いなお前」
まあまあ・・・。
はー。はやく妖夢さん書きたい
想鵐「日常編だね。まあ三話くり投稿しなよ?」
・・・頑張りまっせ。
では!