「いぇーい!ネット老人ども見てるぅー?ヴァーチャル絵師のもっちーもんもんでーす」
「い、いえーい、イラストレーター仲間のベア小町です」
「町で偶然ベア小町ちゃんと遭遇したので話してたらこの後空いてるって言うから拉致って来た!」
「アウトですアウト、BANされちゃいますよ」
どうしてこうなった
〇
どうにかあの3D配信を乗り切り早3週間
現在いくつかの危機に瀕していた。
いつも通り切り抜きして、今日の配信何しゃべろうかと考えていた時だ。
「冬のボイスは2週間後までにお願いします」
マネージャーからの連絡だった。
ボイス解禁と言った手前、出さなければいけないのがマンスリーボイスとシュチュエーションボイスだ。
マンスリーボイスはいつも配信で話すようなことをかぶらないようにちょっといつもより近い距離間で考えるとしてそれはどうにかなる。
事務所の方でお題が決まっているからだ。
頭を抱えているのはシュチュエーションボイスの方である。
俗に言う友人だったり、恋人想定だったり、えげつない近さのファンサの塊と言っても過言ではないボイスである。
うちの配信ガチ恋勢おらんし、居るのただの俺らだし…
かといって、いつも道理の仲間!って感じのボイスを出すのもなんか違うんだよな。
そうして一つの考えが浮かんだ
「そうだ、母さんに頼ろう」
何故この時マネージャーに相談しなかったか後悔するのは2時間後のことだった。
〇
要約すれば母に相談しようとしたら母が“リスナーに聞けば良いじゃん”と言うのでそれを聞いて戻ろうとしたら
「ダイレクトに聞いても面白くないジャン?」
「クッキーとか使うってこと?」
「違う違う、熊平虎徹のママのベア小町として聞くんだよ!」
「いや、どうしてそうなった」
「そっちの方が面白いからに決まってんだろぅ?」
「うっわムカつく」
で、なんか流れるようにさっとサムネを作ってゲリラオフコラボが始まることになった…
そんな速度で描くからファンから「等速が10倍速」とか言われるんだよ…しかも並行してTwitter巡回とか……マルチタスク過ぎません…?
〇
「やっぱりかわいいな…やっぱ私小町ちゃんのママになるわ」
「私のママは実母で埋まってますんで、はい」
・母性まき散らし婆ステイ
・どうして今日捕まったのか
・ママになるには圧倒的料理スキル不足の模様
「うちの子ママーって呼んでくれなかったから呼ばれたいんだけど」
「あー私も実母はお母さんって物心ついた時から言ってたと思います」
「幼少期に”お母さんでちゅよー”って言ってたのがアレか、ママでちゅよーが正解だったか…」
「刷り込みは…下手をすると成人まで癖が抜けない場合があるのでほどほどにしてくださいね」
・信じられるか…こいつ成人した子供いるんだぜ(震え声)
・ベア小町、刷り込み…はッ!?
・通報しました
・逮捕しました
・起訴しました
・判決しました
・連携wwwwwwwwwwwwwww
「っと、それはさて置き今日のタイトル読んだな?」
「……当初の目的からもちさんの欲望になってますよねこれ」
・清楚に何やっとんのじゃ
・イラストレーターVの唯一の清楚やぞ
・でも正直聞きたいんだよな…
「ではでは、タイトルコール!【ついにボイス出す!?内容決めようバトル―‼】」
「バトルも何も、もちさんは出さないでしょ?」
「私かわいい子と旦那にしか愛は囁かないから」
「私も好きな人にしか言いたくないんですが…」
「ぐっh―――みんな!聞いたか‼これが清楚だ!」
・そういや人妻
・だが自分の子供くらいのキャラの凌辱本は出す
・清楚助かる(\600-)
・清楚代(\200-)
・小町先生のガチ恋勢なのでもっと配信してください
「ガチ恋勢、その夢は一生叶わないから捨てなさい。私も友達と遊ぶためにモチさんにボディーたたち――叩きつけられたから配信してるの。私みたいな陰キャがVと遊ぶのには配信くらいしかできないの」
・ロリやって
・ロリ代
・陰のモノをめっちゃ感じる
・そういえばそんなこと言ってた
・かみかみたすかる(\2323-)
「と言うことで私は誘われたり、子供の記念イベントくらいしか配信しないから」
「お前ら―、ベア子は私が気軽に拉致ってるけどめっちゃ忙しい人だかんな!」
「なら拉致らないでよ」
「それは別」
・別腹理論
・そういえば熊公3Dになりましたね
・純ちゃんの新衣装もよかった
・やっぱこの人妻燃やすしか…
「おーい、ここ私の配信だぞーと言ってもベア子のサケンダーほぼほぼ動かさないし配信ほとんどしないし伝える場所ないの分かるけどさぁ…」
「ここでコメくれなくても子どもに送られたコメとハッシュタグはある程度見てるから」
「はい、そうですねこの子エゴサの鬼なんで不穏なこと起こしたらすぐに通報する子なんで」
「いや、私以上のエゴサの鬼が何言ってるの?」
・あ…
・あ…
・え、マジ?
・清楚崩れへん?
・母性愛強いだけだから(震え声)
「まぁ、クマは運営にケツたたかれてようやく3Dです。初期に結構な量の資料作ってたからその中から採用されたのがあの木ですね。デザインは私が2分で描いたものになります」
「あー私も見てたお遊戯会感あるあの木」
「私はクマの晴れ姿リアタイで見れません出来たですけどね!寝過ごしで!」
「あの配信後の叫びはすごかった」
・肝心なところでポンは遺伝だったか…(純ちゃん見つつ)
・そりゃそうなるわ
・あの叫びはすごかったな
・ママドンマイ!+滝嶋純ch(\400-)
・娘も要見とる
・すごかった
「ふぇあ、じゅ、純ちゃん来てるの⁉こんな面だけいいVの地獄に顔出して大丈夫?!」
「あ、はい、ありがとう…ママ頑張る」
「はークッソ可愛い子顔出してたからうちの配信呼べない?ベア子どうにかなんない?」
「いや、ここに来たらもう終わりみたいなもんだから娘は駄目です」
・はい保護者ブロック入りましたー
・こんなかわいいママ存在するってマ?
・両方ママだっていうのにどこで差が付いたんだ…
・コーナーでは?
・面が良いと自分で行ってしまうあたり自他ともに認める神絵師だわ
「えーとまあ、私がクソ雑魚晒したんですけどクマにボイスどうすればいい?って相談受けたから私なりに情報収集しようとして、もちさん頼ったんですけどモチさんが完全に暴走してなんか放送始まってるのが経緯です」
「いや、ついでにベア子もボイス出そうよ」
「出しません」
「(´・ω・`)聞きたい」
・はー何このママ、息子のために聞いて回るとか可愛すぎん?
・小町ママ―
・美少女輪郭にショボン顔が実装されてるのに本当に笑う
・聞きたいが切実過ぎて草
・ママのASMRまだですか!
「もちさんはずっと言ってるから此間の誕生日に渡したじゃないですか」
「一度手に入れると止まらないんだわ」
・は?
・は?
・は?
・ もち
・ モチ
・は?
・ もち
「…あの、ベア子さん、めっちゃ燃え始めたんだけど、あ、これがホントの“焼きもち”ってね!」
「さむい」
「あ、はい、すみません。クマのボイス考えましょ」
・ママのボイスさきっちょだけでも!
・ふークッソサム
・やっぱモチは焼く前に突かなきゃ…
・ママの絶対零度ボイス助かる
・ママの罵倒.mp3代(\1500)
「少なくともお前らのママではないです」
「老人、そろそろベア子ガチギレするから考えよーなー私の首が物理的に飛ぶー」
・はーい
・はーい
・ガチギレもおいしそう
・はーい
〇
その後の話は結構熊平虎徹の定時配信時間近くに伸び、配信がやや遅れそうになりつつ、リスナーに伝書鳩されたのは別の話。
どうにかボイスはできたがマネージャーなんでそれでオッケー出したんだ……
絵師
もっちーもんもん
名前の由来は子供が一番最初にぬいぐるみにつけた名前から。
それ以前はmiyo(WIKI)
主人公母、古平美代子その人。
絵師人気格付けで殿堂入りを果たす自他ともに認める神絵師
締め切りを一度も落としたことのないやべー人
絵描きとゲーム以外はクソ雑魚で料理洗濯掃除は子か夫任せ
息子とどうにか遊べないか考えた結果勝手にベア小町の絵柄に寄せてLIVE2D発注して叩きつける。
現在はVも悪くないなと色々なVと遊んでいる。
外見はjk。ブレザーの制服。
しゃんぱんさる
現在27歳の顔だしもする人気絵師。
締め切りをよくブッチしてソシャゲの周回と課金をする人
JCJKJDJPと中学生から郵便配達員場でとにかく顔のいい女が好き。
最近結婚を考えているらしいが条件がおかしく「現実見ろよ」と言われている人
大晦日も更新できそうだったら更新します
配信上のキャラセリフ前に略称
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いる
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いらない