もはや誤字訂正報告機能の練習場か誤字報告RTA会場になりつつあって震えているので初投稿です。
ちなみに最速は公開から5分でした。
まさかの報告数が感想の5倍です。
主人公に攻撃と言ったな、それは次回だ。
とりあえず面合わせて絡ませる下準備しなきゃ、と思ったらまた登場人物増えてた。
正直すまんかったと思ってる。
KVS5期生の募集が始まり早6週間。
11月も終わろうとしている25日。ついに20名の中から最終選考を行い5名のKVS5期生が決まろうとしていた。
その最終選考をKVS配信者が別室モニターで視聴していた。
「おうおうおう、みんな声良いな…」
「特技もエゲツない配信映えするやついっぱいいるんだが……」
この場には運営から“合格者にサプライズしたいので来れる人は来てください。後タレントの意見も聞きたいです”とのメッセージが来たので都合のついたメンバーが数名訪れていた。
「今回もこれやるの?ホント心臓持たないよ」
「それなー。四期生の時は二期生のおめでとうムービー見せかけたKVSオールスターの祝福コメだったもんな…」
現在この場には二期生三期生四期生の計6名が来ていた。
二期生から城下パーマと百敷モモ
三期生から千寿鈴蘭と紅葉
四期生から九蘭ちとせとジルコパ・オッセイ
何れも登録者数最低25万人を超えてる人気配信者である。
「しかしながら一期生の皆さんがいないのは残念ですね」
「いやたぶん一期生が全力でドッキリするフラグだと思う」
「そんな馬鹿な。そんなことしたら5番の熊先輩大好きっ子死ぬで」
「8番の女王の椅子になりたい子も死にますね」
ドッキリしかけるの大好きな犬耳ショタの紅葉と見た目パッション決めてるのに言動クールな百敷モモがドッキリの予想を始める。
「今の11番の子のドS風私好きだな」
「絶対上から圧掛けたらあの子折れるよ?」
「それが良いんだけどな…声がいいからリアクション楽しそう」
「ちーちゃんやっぱ怖い…」
KVS真のドS女王と名高い九蘭ちとせと鋼メンタル千寿鈴蘭が不穏な空気を流す。
「あ、アレゲーム声優だ、2年くらい前に聞いたことあるわ」
「声豚コワ」
「私の心のパオンが叫んでんだよ…」
「自重しようや」
声豚ジルコパ・オッセイとわかめヘッドの似非イケメン。
彼らも高倍率のKVSオーディションを勝ち抜いたものたちであるが故非常にキャラが濃く、オーデション会場の2.3倍くらいの濃度を出していた。
〇
受験者が20名持ち時間30分の試験が若干の時間オーバーをしながら終了をした。
ランダムにABCDグループに分け休憩時間を取りながら計2時間35分と言う結果となった。
「別室待機とは言われたけど…後どれだけ時間がかかるんだろう。具現体の配信には帰りたいんだけど…」
「にしても待機少なくね?」
「あ、アバ、アババババ」
「一人バグ起こしてるし、一人角で読書してるし……」
おおよそ30帖ほどのカーテンによる仕切りが二つ分かれてる部屋に7人の男女が待機していた。
「こちらにお入りください」
そう言ってスーツ姿の女性と一人の少女が入室してきた。
少女が近くの席に案内され着席を確認したところで、スーツ姿の女性がまっすぐ待機している受験生5名を見据えたものだから皆の背筋がスッと伸びた。
彼女がポケットから何か取り出したかと思えば甲高い音と火薬のにおいと金色のリボンが飛び散った。
「ここにいる5名の皆さま合格おめでとうございます」
大声を出して驚く9番
ぽかんとした顔の16番
そんなこったろうと思ったと言わんばかりの5番
バグりから機能停止した2番
泣き始める19番
5名それぞれの違ったリアクションで合格を知る。
「いやいや、普通後日郵便とかメールで結果発表がベターじゃないですか!?当日発表とかマジで言ってます!?」
「この待たせてドーンするのがこの事務所の方式で一期生の時からずっと変わりません」
「これでもやし生活から解放されるよぅ……」
「バグ女子そんなヤバい状況だったの⁉どおりでめっちゃ旨そうに弁当食べてると思ったけど!」
皆が驚く中16番の女性がスーツ姿の女性に一つの疑問を投げかける
「あ、あの、この場に8人いるんですが5人って一体どういうことなんでしょうか」
「後ろに座ってる3人は弊社の真の最終試験官です」
「ふぁ!?」
「うそです」
「 」
「百聞は一見に如かずと言いますし見るのが判りやすいでしょう。皆さん準備をお願いします」
「うーい」
「ドッキリする側と言うのも楽しいわね」
「私の同期メンタル強すぎぃ…」
そう言って3人の男女はカーテンの奥へと入っていった。
「え、あ?」
「…嘘やん」
「っど、どどどどどどどいゆうこと」
「予想が当たったら僕は確実に死ぬ」
その姿に完全に予想が付いた合格者たちは入り口の反対にあるカーテンをジッとを見つめる。
「こちら準備オッケー」
2分としないうちにカーテンの奥から声が聞こえ、内側から別のスーツ姿の女性がカーテンを開いてゆく。
そこにはプロジェクターで移された3人のこの場の全員が知る配信者の姿があった。
「ってことで、俺たちKVS一期生!この日のために一曲練習してきたから聞いてってくれよな!」
「曲は熊がノリノリで作ってたわ」
「私たちから送る5期生へ歓迎の歌です」
そう言って画面の向こうでは3人が楽器の演奏を始める。
3名とも2週間前の配信で楽器の演奏ができると判明したばかりのメンツである。
ギターが居ないままイントロが流れ始める。
BPM126とアップテンポなドラムとベースの格好の良いリズムに心を奪われ、シンセサイザのメカニカルな音に体を動かし始め、
―――背後から襲うギターの歪に言葉を失った。
〇
「完全に5期生言葉失っとるやん」
「そりゃ、そうよ」
歌が終わると同時に聞きなれた声が聞こえてくる。
「ま、俺らも声どっか落としたんだけど…さっき先輩方カーテンから入ってきたときちょっと過呼吸になったもん」
「熊パイセン、それは初見殺し過ぎる」
『いやー5期生のリアクション助かったわ』
「この先輩何でも助かってるから実質最強よね」
「いや、その前に熊公こっち来い」
『はいはーい』
今回のドッキリとしては一期生突然襲来ドッキリである。
なんか鵜杉さんと松田さんを筆頭に部署内で今回はどんな迎え方をするかめちゃくちゃ盛り上がった結果、一期生バンドを組むという流れになった。
『あー、液晶の中の方が落ち着くわー』
「このネタのために武将と佳乃にネタ配信させる辺りスタッフも本気よね」
『おかげで今こっちの裏に居るマネージャー所属タレントの限界化に興奮して悶絶してるんだわ』
「身内ドッキリ、大成功…?」
「大成功だろ。これはアレだ、なんか楽しいわ」
「KVSあったけぇってレベルじゃないんですが…」
ぼそっと2番が零した言葉に他全員の合格者が首を激しく降っていた。
「コレ現実ですか……推しがおる…この空間に…あれ、さっき推しと会話してなかったか僕、どんな態度だったっけ、あれ、さっきのハイテンションで記憶がどっかとんだ…円盤、コレ円盤になりませんか繰り返し何度も見たい…」
なんか一番5番がこの場の誰よりも限界化していた。
二期生
百敷モモ
外見パリピ金髪ギャル。ただし言動はクッソクールなお姉ちゃんキャラ。
ファンはよくバブる。
KVS配信者内で一番格闘ゲームが上手い。
三期生
千寿鈴蘭
黒髪ロング貧乳のたれ目の自身のなさそうな少女
ダブらんの片割れ。愛称はみゅー(鈴蘭のフランス語ミュゲから)
ちなみに鈴蘭の花言葉は“再び幸せが訪れる””純潔”
蘭と言う漢字に使われている門の意味は“閉じ込める”
深い意味はない
四期生
九蘭ちとせ
ドSの銀髪眼帯巨乳陰陽師。通称KVSの真のドS女王。
ダブらんの片割れ。
洋蘭の一種デンドロビウムの花言葉は“我儘な美人”“お似合いの二人”“有能”
大アルカナのタロットカードの9は真実の探求を意味しているとか。
深い意味はない
ジルコパ・オッセイ
声豚
配信上のキャラセリフ前に略称
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いる
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いらない