東方絆紡録   作:空亡之尊

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生徒会どもの戯れ

明星美羽side

 

 

「第一回『今後の私の生活はどうなるか会議』」

「始まるザマスヨ」

「行くでがんす」

「……フンガァ~」

「真面目に始めなさいよ‼」

「様式美よ」

「ギャグ回ですからね」

「……今回はこういうノリでいこうって」

「さい先不安ね」

 

 

「で、ハザマの立ち退きが決定して博麗神社近くの森の中にある家に引っ越したいいものを、未だに何の仕事をすればいいか迷っているアナタが私たちに何の用なの?」

「説明すら必要ない台詞回しありがとう。お蔭で涙が出てきたわ」

「ところで、仕事もなく毎日を無意味に過ごしている美羽ちゃん」

「アンタ私に恨みでもあるの? あるんだったら素直に謝るからその呼び方はやめて、お願い」

「……別にみんな美羽の今後なんて気にならないと思う」

「――何で今回私こんなに苛められてるの? 私ってなんかしたっけ?」

「「「ギャグ回だからでしょ?」」」

「理不尽な世の中ね」

 

 

「冗談はさておき」

「私の心の傷は冗談で済まされないんだけど?」

「まあまあ、そんなに落ち込まないで」

「ほとんどアンタの言葉が原因なのよね」

「……話を戻すけど、美羽は何か仕事したいの?」

「本音を言うとしたくない。けど、美命の命令だからしなくちゃいけない」

「仕方ないわよ。あれだけ借金があったら」

「ぼったくりな値段ですよね」

「……それを返す為にも働かなきゃ」

「ここはいつから悪徳企業の会社になったのよ」

 

 

「まあ、話を簡潔にまとめると、何すればいいかアイデア頂戴」

「他力本願ね」

「こうでもしなくちゃやってられないのよ」

「どうせなら美命様のメイドに」

「それだけは絶対に嫌、アイツの奉仕なんて死んでもお断りよ」

「……ここ最近、美命に対する美羽の態度が昔に戻ってる気がする」

「普段からこうよ。敬語使ってるのは昔の癖みたいなものよ」

「……へえ~」

「こんな事はどうでもいいわ。アイデアだけでもいいから言ってみて」

 

 

「消防署」

「むしろ紅魔館を燃やしたくなるから却下」

 

「不動産屋」

「博麗神社床下の物件しか紹介できないわ」

 

「東方Q&A」

「リリーが夏場にコミケに行ってるぐらいね」

 

「コンビニ」

「強盗に入られるか態度の悪い店員の所為で潰れるわ」

 

「ニュースキャスター」

「射殺専門なら報道できるわ」

 

「ダンスレッスン」

「jaoooooっていう門番の姿しか思い浮かばないわ」

 

「温泉」

「馬鹿なインタビューに振り回されそう」

 

「歌手」

「妙な合の手でネタ飛びしそう」

 

「葬儀屋」

「鳳凰で来るやっとかいたら殺す」

 

「居酒屋」

「ネズミばっかりになりそう」

 

「誕生日は何がいいですか?」

「洗剤か手作りのお金」

 

「美羽ちゃん……シンプルだね」

「悪いの‼」

 

「反省しろよ?」

「お前らがな‼」

 

「資格は?」

「私のあの人を護る資格……ないわね」

 

「……今日のおやつは?」

「ラルティザン・ドゥ・サヴールのドボシュ・トルテです」

 

「なんだか話が脱線してきたわね」

「だろーね」

 

「……やぽーん」

「どうしたの一体!?」

 

 

「……とまあ、こんな感じで」

「何、何なの今の会話」

「ギャグ回だからって張り切りましたね。色々と」

「……俺はただ楓恋に手渡された台本を読んだだけ」

「もう、何なのよ……」

 

 

「……真面目な意見、言ってもいいか?」

「もうこの際、何でもいいわ」

「ん? 今、何でもいいって」

「アンタは一回黙ってて」

「……話しするぞ」

「いいわよ」

「……喫茶店でもやればいいじゃないの? 学園祭みたいに」

「「「………………あ」」」

「……俺と楓恋が料理、美羽と真珠がウエイトレス」

「足らないのは仕方ないけど、初めにやるならこの人数でいいわね」

「どうせこんな場所に来る人なんていませんでしょうし」

「さっきまで出てた案よりマシね」

 

 

「それじゃあ、今後の方針も決まったことだし、解散しましょうか」

「美命様に色々と許可を頂かないといけませんからね~」

「……これから大変だな」

「なんでそんなに気合入ってるのよ」

「どういう意味?」

「借金を背負ってるのは私であって、アンタたちじゃない」

「だからって手伝わない理由にならないでしょ」

「物好きな奴等ね。自分の時間が減っても知らないわよ」

「……今まで生徒会で活動してきたんだ、今更そんなこと考えても仕方ない」

「勝手にどうぞ」

 

 

「素直じゃないわね」

「おおいうところ、私は好きですよ」

「……楓恋も真珠も、優しいな」

「何も無い生活よりこっちの方が面白いのよ」

「どうせ私はあっちに居ても失敗ばかりですからね」

「……俺も同じ理由、かな」

「結論から言って、みんな暇なのね」

「ですよね~」

「……これからどうする?」

「とりあえず、さっき言ってた事をしてみましょうか」

「楽しみですね~喫茶店」

「……名前どうする?」

「そうね――――」

 

 

 

 

 




空亡「とりあえず一言、ごめんなさい」
美羽「今回、駄作者の気が狂ったかと思うくらいの話だったわね」
空亡「東方M-1ネタ満載だったんですが、皆さん分からないですよね」
美羽「もしこれが全部わかったら凄いわよ」
空亡「……今回の話って何でしたっけ」
美羽「私の仕事の話でしょ。結局、喫茶店に決まったけど」
空亡「店名は美羽さんの設定で紹介します」
美羽「もう、今回は疲れたわ」
空亡「あはは、では、こんな話でしたが次回もお楽しみに」

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