"Stay, Heaven's Blade" Fate said.  “「その天の刃、待たれよ」と『運命』は言った。”   作:haru970

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更にカオスです。 (汗


第55話 新たな夜明けの始まり

 ___________

 

 『衛宮』三月、士郎、アーチャー、ランサー、凛、イリヤ、桜、慎二、ライダー 視点

 ___________

 

「フハーハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」

 

 アーチャーが突然笑い始めた事に、周りの皆はギョッとした。

 

「フフ、楽しめて良かった♪」

 

「み、三月? 何をしたんだ?」

 

「不出来な()()()にキツイお仕置きを()()

 

「…………今は神秘が薄れている時代よ?」

 

「ああ、そっちじゃなくて『世界(ガイア)』と『抑止力(アラヤ)』。 という訳で、()()()()()()()()()()()()()!」

 

 三月が手を広げると彼女が光り始めた。

 

 

 

 士郎達がの目が突然の光から回復して気が付くと────

 

「「イェーイ」」

 

「ちょ、何勝手に僕ら呼び出して()()()させとんねん?!」

 

「ほうほうほう、これは感動的です」

 

「同感だ」

 

「う~~~ん、経済的に大丈夫かしらコレ~~~~?」

 

「まあ…………皆大食いだからな」

 

 ────()()()()()()()()

 

 …………………

 ………………

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 

 

 あれから更に数か月程経ち、新しくリフォームした間桐邸では桜、慎二、ライダー、そして成人女性化した様な()()()()()()()と寝ぼけ顔が目立つ()()が共に学園へと歩いていた。

 

「でも~、良かったです~。 お二人が幸せであって~」

 

 おっとりどころか、「ホワ~~~ン」とした様な、実に()()()()()な態度と喋り方だった。

 

「そうですね。 やはり努力と偶然の賜物です」

 

 寝ぼけ顔の彼女は見た目と違い、キッパリとした物言いだった。

 

「いえいえ、これも全て三月先輩()のおかげです」

 

「と言うか、()()()()が────」

 

「────あら慎二君、そこは()()()()と呼んでも良いのよ~?」

 

「ングッ」

 

 慎二が赤くなり、口を噤む、桜が苦笑いをして、()()が?マークを飛ばす。

 

『マイペース』から取って『マイ』と言う、なんとも安直なネーミングだった。

 

 これ()()だけでは無いが。

 

「それを言ったら、この頃の毎日が楽しいのはマイさんだけでなく()()()()()()も居るからでは?」

 

 ライダーが隣を歩く、寝ぼけ顔の()()()を見ながらそう言う。

 

『クールな三月』。

 別名『クルミ』。

 そして何故かライダーは頑なに彼女()を『○○姉さん』と呼んでいた。

 恐らくは過去の親族を連想しているのだろうが、彼女達()それを気にしていなかったか、逆にそう呼ばれるのを気に入っていた。

 

「そうですね。 読書仲間が増えたのは確かに楽しいです」

 

 若干ホクホク顔を浮かべるライダーとクルミだった。

 

 

 

 一部破壊された部屋の修理が最近終わった遠坂邸では凛と()()がアーチャーとランサー、そしてボサボサのラフな恰好をした()()()()()()()に見送られていた所だった。

 

「じゃあアーチャー、ランサー、そして()()()さん。 行ってきます」

 

「行ってきます!♪」

 

「二人も気を付けるのだぞ? ハンカチは持ったかい?」

 

「アーチャー………お前もう『オカン』と改名した方が良いんじゃね?」

 

「ダッハッハッハッハッハ! 今の良いぜランサー! ()()にエプロン縫って貰うか?」

 

 ランサーに続き、カラカラと笑う()()()と呼ばれた、ラフな女性。

 

 どう足掻いても『ガサツな三月』からは良い()()()の案が出ず、彼女が()()()()していた所で「『カリン』なんてのはどうかしら?」と、イリヤの提案で「めんどくせえからもうそれで良い!以上!」と本人が即決した(というかさせた)。

 

「誰が『オカン』か?!」

 

「まあまあ、遠坂さんと後で()()さんと一緒に似合うエプロン買いましょう?」

 

「ぬ…………や、()()()がそう言うのなら」

 

「あらあら~? アーチャー────おっと失礼、()()()は朝からイチャイチャしたいのかしら?」

 

「遠坂さん、『イチャイチャ』するのは良いんですけれど……今は朝ですよ? それに私達も居ますし」

 

「ングッ……やっぱり『三月』ね」

 

「はい? と言うか、()()()()ですけど?」

 

 赤くなって視線を泳がせる()()(もとい『アーチャー』)の反応にニヤニヤと面白がるランサーとカリン、そしてキョトンとしながら?マークを出す()()に呆れる凛だった。

 ちなみにアーチャーの事を誤って「()()」と弥生が呼んだ事によって彼のあだ名として密着しつつあった。

 

 

 

 

 

 そして衛宮邸では────

 

「♪~」

 

「えへへへ~♪」

 

 二人の少女、イリヤと()()がウキウキと手を繋ぎながら歩き、隣のぬぼ~っとしたダルイカンジの顔とはねっ毛が目立つ()()()()()()が嬉しそうな士郎に話しかける。

 

「良かったですね、士郎氏」

 

「ああ! でも………な、なんか慣れねえな。 みts────()()

 

「いえ、こちらこそまさか()()()()()()を『個体』として成り立たせるとはボクも驚きを通り越して感動です。 後、ボクを彼女と間違えても別に気にしていませんよ? ()()姿()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 そして二人の肩に腕を回す、活発そうな()()が八重歯の見える笑顔で口を開ける。

 

「せやかて士郎の兄貴も苦労人やなぁ、その気持ちめっちゃ分かるでぇ~?」

 

「アハハハ。 と言うか、もう…………()()()()()()()()()()()()()?」

 

「せやろ~?」

 

『知的な三月』も最初は『チエ』と呼ばれそうになったが三月と弥生に断固反対された。

「「余計に分かりにくくなるから!」」と言って。

 

「なら自分で決めます」と『知的な三月』が言って『リカ』と自分を命名した。

「ただ名前を『理科』から取っただけです」と彼女が言った時はその場にいた全員がこけそうになった。

 まあ、そこで「違うやろがッ?!」と『ツッコミ役の三月』もやはり同じで『ツキミ』になったが。

 やはり彼女も安直なネーミングセンスはしっかりと切嗣から引き継いだ模様であった。

 

 

 この三つのグループが穂群原学園の近くで合流して、一層騒がしくなった。

 

 衛宮邸、遠坂邸、間桐邸グループ同士は勿論の事、周りに登校する生徒達からもだった。

 特に()()()()()()()()()()()の調子を心配する者達と()()()()()()()()()()()()()()を気遣る者達。

 

 他にクルミ、リカ、ツキミ達も男女生徒両方に声をかけられ、()()()()である()()()()も(特に)男子生徒から声をかけられていた。

 

 まあ、三月似の成人女性で整ったプロポーションであるから不思議ではないのだが。

 

「あ、今日もよろしくお願いします」

 

「うむ」

 

「こちらこそね~?♪」

 

 マイが校門近くで立っている大河と宗一郎にぺこりと頭を下げる。

 

 今でこそ落ち着いてはいるが、『別側面の人格』を『別個体』』の上に()()()()()()()()()()が存在し始めた次の日に、先生としての上に藤村組の事柄で忙しい中でも衛宮邸にほぼ毎日来ていた()()大河が退()()した三月には嬉しかった。

 

 

 …………………

 ………………

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 

「────そふぇでねふひ(それでね藤)姉? わらしのふたほもはいいんひは(私の双子も退院した)の」

 

 時は少し遡り、三月が『入院』から無事に帰って来たと()()()瞬間に彼女は大泣きする大河の胸に埋もれていた。

 

「あ、お邪魔しています。 ()()と申します」

 

「うわぁ、凄い! 三月ちゃんと()()()じゃない?!」

 

「はい、この度やっとリハビリも終わって()と一緒に退院出来たのですが────」

 

「────あれ? でも三月ちゃん、『記憶喪失』だったわよね? それに『リハビリ』って? それに『姉』って言う事は家族なの?」

 

「「「「「「(来た!)」」」」」」

 

 その場にいた士郎、凛、イリヤ、慎二、桜、ライダー(『間桐の管理人の留学生』として大河に認識されている)が同時に自分達の持っていた疑問を浮かべる。

 

「はい。 実はと言いますと、10年前の大火災で()とは別の病院に入院し、()()()()だったのです。 身元も少し前までは意識不明だったので()()()()()()()()()()()()()()()、体も衰えていたのでリハビリをしていました。 勿論行方不明者としての届けは出していたのですが何分、両親も亡くなり、遺産分割協議書などイザコザがあり、皆引き取られた場所などが別々で────」

 

 そしてスラスラと三月、もとい弥生、から出る嘘に関心、あるいはビックリする士郎達。 問題の大河は延々とした『複雑な家族事情』の説明後────

 

「────あらそうなの?! いや~、良かったわ~三月ちゃんに家族が居て! あれ? でも()()()って事は、どうして三月ちゃんを今までずっと切嗣さんの養子にされていたの?」

 

「実は書類と………()()()()のミスが10年前の際にあり、『死亡した』と報告が各自にされていたようで…………」

 

「まあ、何て奴らなの?! 後で見つけ出して締め上g────ゴッホン! ……………でも良かった~、三月ちゃんにこんな可愛い妹と家族がいるなんて!」

 

「「「「「「(色々とスルーした?!)」」」」」」

 

「プハッ! えっと、それで実は藤姉にお願いがあって…弥生()なんだけど少しの間だけ衛宮邸に泊まらせても良いかな? ちゃんと家事とかもお金的にも手伝うしさ?」

 

 三月は大河の胸から自身を開放して、戸籍上の『保護者』である彼女に問いかける。

 

「良いよ良いよ~! 部屋はまだまだよ…………ゆう………………………が?」

 

 最初の元気な勢いが徐々にブレーキがかかったように遅くなる。

 恐らくは『弥生()』の『()』部分に反応、または頭が追いついたのだろう。

 

「え、え~~~~っと? 三月ちゃん? 貴方の家族は弥生ちゃんの他にもいるの?」

 

「あ、ハイ」

 

「…………な、な、な、な、何人いるのかな~~~~~~???」

 

「ええと、合計6人────」

 

「────え────」

 

「────の7()()()()────」

 

────え゛────

 

「────あと実はと言うと今隣の部屋に居ます」

 

 タイミングを計らったかのように襖があいて────

 

「「「「「「────お邪魔していま~す!!!」」」」」」

 

「────」

 

 大河は声の方を向き、目の前で頭を下げる()()()()()()()勢揃いの前にただ固まる。

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」

 

 そして固まったままずっと無言になる大河。

 

 これにマイが口を開けるまでずっと続いていた沈黙を破る。

 

「あ、あの~~~~~? ()()のマイと言います~~~」

 

 そしてそのまま自己紹介を続ける()()()

 

「オウ! 次女のカリンだ! よろしくな!」

「三女のクルミです」

「六女のツキミや! お初に!」

「七女のリカです。 ちなみにボクと三月と弥生とクルミと後ついでにツキミで周胎(しゅうたい)です」

 

「オイ何や?! 『後ついでに』って?!」

 

「………………………………………………………………………」

 

 未だに固まった大河にクルミとリカが近寄って、目の瞳孔と脈を測る。

 

「目の瞳孔に反応無し」

 

「フムフム、脈も止まっていますね」

 

「ちょ?! それアカンヤツやないかぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!」

 

 ツキミのツッコミで一気に衛宮邸では人命救助行動に移────

 

「えい♪」

 

 ドンッッッッ!

 

「ごはぁ?!」

 

 ────る前にマイがテクテクと大河の背後に回り、肩を両方押さえつけて、背中から心臓に重い膝打ちをお見舞いして、大河を蘇生する。

 

「ゲッホ、ゲホゲホ! ウェッホ! な、何か凄い夢を見た。 三月ちゃんの御家族が7姉妹で────」

 

「────あ、夢ではありません。 ボク達はちゃんとここに居ます」

 

「へ?」

 

 ポカンと大河が目の前のリカとクルミを見る。

 

「あ、ども。 リカです」

 

「クルミ」

 

「………………………………………………キュゥゥ~~~~~~~~~~」

 

 大河は目を回しながら倒れる。

 

「藤姉が死んだ?!」

 

「「「「「この人でなし!」」」」」

 

「コントは後にせぇ!!! ただ意識失っとるだけや!」

 

 その後目を覚ました大河は隣で看病した士郎の腕を掴んでの第一の声が────

 

「────士郎はいつの間に天然ジゴロになっちゃったの~~~?!」

 

「んな?! 何言ってるんだよ藤姉?!」

 

「切嗣さんごめんなさい、私も士郎も貴方の場所にすぐ逝くから待ってて────」

 

「────正気に戻ってくれ藤姉! 目が怖いッッッ!!!」

 

 と言う風に最初は混乱する大河だったが、前以って話を合わせた皆の説得(&札束の入った分厚い封筒)によって、三月の()()全員が『取り敢えずは移住先が決まるまで』と言う形で収まった。

 

 そして藤村組(正確には組長である藤村雷画)の協力で戸籍を用意し、正式に冬木市の住人に全員がなった。

 そして穂群原学園の新人の担任先生として就職したマイ、三月と同じく穂群原学園の留学生としてクルミ、カリン、弥生、ツキミ、リカであった。

 

 尚()()のカリンはランサーと共に()()と働いた。

 

 主に荒事関連だが。

 

 そして何故か『獣の悪魔達』と冬木の裏社会に恐れる事となったコンビ二人は意外と馬が合い、ランサーは一緒の時絶えず笑顔だったとか、凛を二人が一緒にからかうのが趣味だとか。

 

 マイと言えば先生としては新人だったにしても、与えられた仕事は完ぺきで、困っている他の教師や生徒たちの悩みを聞く事などが上手で、『カウンセラー』としても、オールラウンダーとして役立っていた。

 

 クルミは人混みの中があまり好きではなく、良く葛木先生に呼び出されては用事を頼まれていた。そして三月か弥生が用事を受けた場合は生徒会室に避難昼ご飯を食べに来ていた。

 

 三月の退()()に喜んだ一成だが、他の女性達の登場で気を張っていた。

 特にイリヤに対しては凛以上の不機嫌さを露にした一成に、士郎はクルミに頼んで彼に弁当箱を届けさせた(以前の三月の弁当が大評価だったので)。

 

 そしてその日からクルミは毎日(肉のおかずが山盛りの)弁当箱を届けて静かに弁当を生徒会室で一成と食べる事となる。

 会話は一方的に一成から振られていたが、クルミは丁重に返事をしていたので()()会話として成り立ってはいた。

 これを見た野次馬が彼らをからかおうにも一成にはあしらわれ、クルミは「それが?」と言う態度をとっていた。

 まあぶっちゃげ、クルミには本当に『それだけ』だったのだが。

 

 リカとツキミは人混みの中は大丈夫で、日々(知的な)ボケと(ノリの)ツッコミコント(時にはリカの変わりにクルミとツキミの『天然&ツッコミ』コント)を見に(または巻き込まれに)彼女達が居る場所に大勢の人が集まった。

 後はリカが三月以上に博識で、ツキミは人当たりが男女両方に良いのですぐに人気者にはなったので、クルミとリカの二人は交代制の様に生徒会室に避難退避していた。

 

 三月と弥生は士郎、イリヤ、凛、慎二、桜、ライダー達と共に屋上で昼を過ごしていた。

 

「「バクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバクバク!」」

 

 そして相変わらずの爆食欲で二段弁当箱&菓子パンを完食していた。

 

「凄い………食べぶりですね。 桜みたいd────」

 

「────イヤァァァ!!! ライダー、言わないでぇぇぇぇ!!!」

 

 苦笑いをする士郎と慎二は桜が大食いで、毎日『体重計』と言う強敵と格闘しているのを知っていた。

 

 対して凛は夜のランサーと新たに加わったクルミの起こす問題などを愚痴り、イリヤが三月と弥生の二人と一緒に話をして『普通の女子会』っぽいのを満喫していた。

 これには勿論、他の皆を(または誰かを)巻き込みながらだが。

 

 ここでイリヤ達が三月&弥生に色々質問していく内に()()()()()()()という事が発覚してライダーは二人の呼称を『姉さん』から『上姉様』と『下姉様』に変えた。

 

 これを聞いた三月と弥生は「「良いよ♫」」と即答したのに、何時もはぶっきらぼうなライダーが満面の笑顔になったのはその場にいた士郎、凛、慎二、イリヤと桜がビックリしながら微笑ましく和んだ。

 

 そして時は過ぎて行き────

 

 

 

 

 

 

 

 ────とある質問に事は動き出した。

 

「三月と弥生って彼氏とかいるの?」

 

「「へ?」」




作者:はい、という訳で一気に増えました

チエ:『プラナリアみたいだ』と一番目は良く言ったものだ

作者:…………………えー、ここからはラブコメゾーンです。 流石にシリアスをずっとすると参ってしまマス。 後、『時々』作者の趣味や勢いなどのありますのでご了承を。 (汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗汗&目逸らし

マイケル:おいお前! 何考えている?!

作者:R-17タグを発動するかどうか本気で悩んでいます

ラケール:ファ?!

作者:もしかするとR-18指定になるかも

作者以外:何ぃぃぃぃぃぃ?!

作者:迷う……………

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  • BLEACH
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  • 鋼の錬金術師
  • ガンダム
  • その他(感想欄にて)
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