一人の少女がSAOの世界に転生したけど、どうやらキリト君がちゃんと生きているらしい。
最近SAORTAとかイキリトとか色々あるから大変そうだけど、原作のキリト君がちゃんと生きているなら大丈夫やろ。ヨシッ!

取り敢えず毎日毎日色んな所に突っ込んだりしているけど、私は元気です。多分死ぬことはありません。
折角なら転生前にやった事のないゲームをするのもまた一興でしょう。
…どうしてゲームがクリアされないんですか?(階層がまだまだ先だから)ヨシッ!

お気に入りのヘルメットを被り、今日も私は生き抜く。


「続かない小説!ヨシッ!」

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SAOの世界に転生したけど、キリトがいるからヨシッ!

太陽の光と共に、私は起床する。

誰も居ない事を確認してから、私は何時も通りの服装に着替えて小さく微笑んだ。

そして自分が映っている鏡に向かって人差し指を差し、反対の腕を曲げ、指を差した方の足をしっかりと上げ、反対の足に重心を掛けてからゆっくりと口を開く。

 

「ヨシッ!」

 

しっかりと言葉が出る事を確認して、私は次にメニューを開いてフレンド欄からキリトを呼び出す。

……出るかな。出ないかな。…出ねぇな。寝てるだろこいつ。

 

『…おい。何だ』

「どうして今日もゲームがクリアされて無いんですか?」

『うるせぇ!お前も起きたならさっさとダンジョン来い!こっちは徹夜できついんだよ!』

「どうしてダンジョンに行かなきゃいけないんですか?」

『一刻も早くクリアする必要があるからだよ!』

「ヨシッ!」

『言ってる場合じゃねぇから!絶対念話で要らないポーズしてるだろお前!』

「どうして分かったんですか?」

『うるせぇぇぇぇぇ!良いから来いよぉぉぉ!』

 

そのまま念話をガチャ切りされる。どうやら腹の虫の居所が悪いらしい。

最近は知り合いの原作キャラに良く念話するのだが、付き合ってくれるのは彼ぐらいだ。

もう皆受け取ってくれないよね。酷いと思います。

あ、申し遅れました。私このSAOの世界に転生した一人の少女です。プレイヤーネームは猫ですよろしくお願いします。

取り合えずこの世界がSAOだと気付いたのは茅場君が街の中心で『どうしてゲームだと思うんですか?』と言い出した位です。この世界がアニメ世界線である事を祈りましょう。ゲームとか(知ら)ないです。

因みに私、生まれてこの方この喋りしか出来ません。きっと神様からの粋な計らいでしょう。

という事で何時も私はソロです。何故かって?

 

「す、スイッチ!」

「どうしてスイッチと言われたら走らないといけないのですか?」

「ちゃんとやれぇ!」

「スイッチ!ヨシッ!」

「ポーズ決めるなってぎゃぁ!?」

 

喋る時は電話を掛けるポーズをし、了承する時は指を差さないといけないからです。

どうして会話にモーションが設定されているのですか?(きっと茅場の所為だから)ヨシッ!

という事で第一階層のボス戦で悪名高くなってしまい、ビーターはまだマシでもあいつはヤバいとまで言われてしまうようになりました。

それでも一緒に組んでくれるキリト君は偉いと思うね。うん。…あ、此処隠し部屋なんだ。……さてさて、何があるかなぁ?

 

「宝箱!ヨシッ!トラップ!ヨシッ!周囲のプレイヤー!ヨシッ!」

 

はい直行。

因みに此処に送ってくれたであろう神様の粋な計らいによって、私は見つけたトラップは毎回踏み抜かないといけない身体になりました。

なのでちゃんとトラップサーチとバトルヒーリングは欠かせません。あいつら装備するだけで勝手にマックスになるんだよなぁ?

どうして?

 

「どうして宝箱を開けないといけないんですか?転移トラップ!ヨシッ!」

「ヨシッ!じゃねぇよ大馬鹿がぁ!?」

 

あっ、今回は偶々全力疾走してきたキリト君に助けられましたね。

というのも周囲のプレイヤー感知でちゃんと居る事は分かったので、大声を上げながら宝箱を開ければ助かるとは思いました。

…まぁ、運が悪かったら死にますけどね。ハッハッハ。

 

「…まったく。首根っこ掴んだら大人しくなるのは本当に猫みたいだな」

「どうして捕まえるんですか?」

「お前が危険だからに決まってるだろうが!あの場所で転移されたら絶対死んでただろ…」

 

そう言いながらゆっくりと降ろされた私は、そのまま宝箱に向かって前進していく。

それを見たキリトがもう一度焦った様にこちらに向かってくるが、もう遅い。私はトラップを発動させている!

 

「第二トラップ!召喚トラップ!ヨシッ!」

「馬鹿野郎!?良いから転移結晶で逃げるぞ!転移!」

 

キリト君が結晶を掲げたまま止まったのを見て、私は小さく首を傾げる。

…ウルトラマンメビウスの真似か頭上にヨシッ!をした私の姿の真似に違いない。

 

「お前が考えてる事分かるから言うけど、絶対に違うからな!転移が発動してないんだよ!」

「…どうして転移が発動しないんですか?…あ!!結晶使用不可!ヨシッ!」

「ヨシッ!じゃないんだよなぁ……誰かこいつを止めれる人を呼んでくれ……」

「どうして敵が溢れてるんですか?」

「良いから武器構えろ!スイッチは俺がしてやるからスキル幾らでも使え!」

「スキル確認!ヨシッ!」

「本当かなぁ…」

 

大丈夫、私のメイン武器である大剣スキルは入っていない。

代わりに一回も使っていない盾スキルと槍スキルが入っているが、きっと大丈夫だろう。

だって目の前にいるのはこの世界を救ってくれる救世主様だ。大丈夫大丈夫、現場猫一人増えたって気にしないだろう。

…あ、あんな所に巧妙に隠されたトラップ!

 

「…?武器も構えず何して」

「爆発トラップ!ヨシッ!」

「大馬鹿野郎がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「あ!!」

 

どうやら隠された場所の一個手前にも爆破トラップがあったらしい。

私は基本的に爆発に耐性のある装備を付けているので大丈夫だが、キリト君大丈夫だろうか?

…まぁ、大丈夫だろう。なんてったって……

 

「原作主人公!主人公補正!ヨシッ!」

「本当に馬鹿!何やってるんだぁ!」

 

彼はずっと、私と一緒にいてくれたのだから。

…あの、いい加減アスナさんとくっつきませんか?私カプ厨なんでそろそろキリアス欲しいなぁって。

 

「どうしてアスナとくっつかないんですか?」

「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇ!」




誰かこのネタ持って書いても良いんですよ?
(ネタの譲渡及び権利放棄)ヨシッ!

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