旅人はどこかズレている 作:歩みを止めた旅人
さて、今回は結構メタ的な話で行こうかと思っています。
そして拙作旅ズレ時空は作者がプレイしたゲームたちと弊ワットをモデルに展開されています。
あと執筆中誰のセリフか混乱したので今回ばかりは台詞の頭に名前の1文字目をつけています。
ここはテイワット大陸、契約と商人の国「璃月」。中心都市である璃月港から少し離れた場所を旅人は歩いていた。
パ「なぁ、旅人はどこへ向かっているんだ?」
蛍「もうすぐ着くよ。えっと、黄金屋かな?そこにいるんだって」
パ「...黄金屋?あのファデュイの執行官にでも会いに行くのか?」
パイモンに尋ねられ旅人は答える。目指すは黄金屋、そこに誰かがいるらしい。黄金屋といえばファデュイの執行官、『公子』タルタリヤがいる場所である。旅人も週1で通い素材を貰いに行っている。しかし今週はもう貰ったはずだ。
パ「公子に会いに行くわけじゃない?じゃあ一体誰が...」
黄金屋の扉の前に到着。パイモンがそう疑問を口にした時、その扉がゆっくりと開く。そこには、
タ「いやぁ相変わらず強いね、前より倒すスピード早くなった?」
?「聖遺物も天賦も日々いじくりまわしてるんだ、早くなってなきゃ困る」
すでにボロボロになったタルタリヤと、
タ「それもそうか、じゃあはい、今週の分」
?「ドーモ、どれどれ?...おい!また武器鍛造素材ないじゃん!いい加減ちょうだいよ!弓のやつ!」
タ「はっはっは、中身はランダム!お楽しみってやつだよ。また来週試してくれ」
そんなタルタリヤに文句を言う
パ「え!?旅人!?いやでも旅人はオイラの横に...でも、え?」
?「まったく、破魔の弓を作るのはいつになることやr......ん?」
パイモンの驚いた声に黄金屋から出て来た旅人が反応する。
タ「おや、君のお友達が来たみたいだね、俺はそろそろ行くよ」
?「おいタルタル!来週はよこせよ!北陸弓の原型! ...さて、お待たせ、待ったかい?」
蛍「ううん、今来たところさ」
パ「...なんだそのカップルのやりとりみたいな挨拶」
こちらに気づいて声をかけてきた旅人と返事をする旅人、その姿はどちらも同じでその見分けはつかない。双子と言われても納得することだろう。もっとも、本来の双子は兄である空の筈だが。
?&蛍「「あぁ、パイモン?落ち着いてくれ、ちゃんと説明するから」」
パ「うわあ!一緒に喋るな!頭がおかしくなりそうだぞ!」
急にシンクロしだした旅人sに脳がバグりそうになったパイモン。
旅人sは笑っていたがやがてお互い向き合い、
A「ようこそ弊ワットへ、ホタルchan♪」
蛍「お邪魔するよArisa、ワタシのオリジナルさん♪」
パ「んん?弊ワット?オリジナル?なんのことだ?」
A「その前に、お互い同じ姿じゃ混乱するだろう?少し待ってくれ」
Arisaはそう言うとかつて潜入捜査の真似事をしたときに手に入れたファデュイ構成員の仮面を付けた。これで見分けがつくだろう?と笑う姿は悪役っぽく見える。
パ「うわぁ、なんか悪役感が増したぞ?」
蛍「アッハッハ♪いいよArisa、最高にCOOLだ。旦那と暴れてた時期が懐かしいよ!」
A「ウククク、たしかに懐かしいが過去の振り返りは一度あの海岸に戻ってからだよ。我々がテイワットに来て1年が過ぎたんだ。あの時と同じように旅してみようじゃないか」
Arisaはそう言うとワープマーカーを起動した。
作者はリリース初日からプレイはしていますが色々あって活動日数は362日なのがちょっと悔しい。
初めてモンドの景色を見た時の感動を、元素の力を手に入れた時の興奮をみんなは覚えていますか?
ワープマーカーを起動して訪れたのはモンドの星落ちの谷、
A「蛍、覚えているかい?」
蛍「私たちの旅はこの海岸から始まった...でしょ?」
A「うん、そしてすぐに1度溺れ死んだんだよ」
蛍「......あったなぁ(汗」
ワープマーカーに初めて触れた後、崖を登らずに海へ向かい、スタミナが切れるまで泳ぎ続けた。何ができるのか、どこまでやれるのか、それが知りたかっただけなんだ。
A「さて、初っ端の行動も思い出したところで七天神像に向かおうか」
ワープマーカー横の崖を登り、谷の間を道なりに進むと視界が開ける。そこから見えるのは、
蛍「なぁArisa?ここはいつ見てもいい景色だよな」
A「湖に浮かぶ七天神像、遠くに見えるモンドの街。初めて見た時はあまりの美しさに感動したし、これから冒険が始まるんだと興奮したよ」
蛍「...でもその直後に落下死したんだよね」
...台無しである。
A「あれはほら、行くぞ!って言いながら消えたパイモンが悪い」
パ「おい!オイラのせいか!?ぼーっとしてた旅人のが悪いだろ!」
A&蛍「「それはそう」」
3人は談笑しつつ崖を降り。七天神像を横切り、モンド城へと到着した。街の中を歩き、風神像の前に辿り着く。
A「ここで初めて風の翼を手に入れたんだよなぁ。そしてそのまま最初のトワリン戦へ」
蛍「アクションしてると思ったら急にシューティングが始まったよね」
A「で、追い払ったらガイア登場!あれよあれよと騎士団本部に連れてかれ、リサやアンバーたちと四風守護の神殿に調査に行ったんだよな」
蛍「そしてその後我ら旅人は...」
A「ウククク、あの頃はまだ好奇心旺盛だったからね。調査後、璃月のマップを解放しに行ったよ」
蛍「急に璃月向かったよね。風龍廃墟に向かったのは璃月全域を解放した後だったっけ?」
パ「うげ、嫌なこと思い出したじゃないか。あのときはオイラの言うことひとつも聞かずに気になった場所をあっちこっち走り回ってモンドのみんなすごい迷惑かけたんだぞ!」
クツクツと笑いながら語るArisaに当時を懐かしみながら相槌を打つ蛍。
パイモンはかつて自分のガイドを完全に無視して璃月に直行した蛍を思い出し顔を顰めた。風魔龍の件で大変だ、モンドを守らないと!と息巻いていた蛍が急に向こうには何があるのかなと道を逸れ石門を抜け璃月全域を旅し始めたのだ。当然モンドでの調査はストップし、蛍がモンドに戻ったのはおよそ半月後、扱う元素も岩になって帰ってきた。もし風魔龍が再びモンド城に現れたらきっと大変なことになっていただろう。しかし風魔龍はどうやら律儀に待っていてくれたらしいし、帰ってきた蛍を見た騎士団の面々は表情を引き攣らせていた。
ちなみに、
A「あれのせいでストーリー全部を進める前にマップをできる限り開放するのが癖付いてしまってね、稲妻も最初のお使いイベントが終わって自由に動けるようになった途端『鳴神島』から『ヤシオリ島』までの全ワープマーカーを解放しに向かったよ」
蛍「おい、ストーリー進めろよ」
A「今はちゃんと終わってるとも。メインストーリーはな?」
蛍「キャラストは?」
A「心海ちゃんがまだです。でも璃月でイベント始まったから後でね?」
イベント終わったらやりますよ?えぇ、もちろんです。
城下町をしばらく散歩した後、3人は再び外へと向かいモンド領内を歩き始める。
蛍「ここで香菱と出会ったんだよね?」
A「隠しアチーブメントのためにこの辺りのイノシシに轢かれまくったな...」
清泉町へ、
蛍「この葡萄畑で晶蝶狩り尽くしたよな...」
A「わっちはメイドさんの謎肉ステーキが怖かった思い出があるよ」
アカツキワイナリーへ、西へ東へうろうろと、やがて明冠山地 を抜け、風龍廃墟へと到着した。
A「さて、ひとまずモンド散策は一旦ここでストップしよう」
蛍「...ドラスパは?」
A「璃月編終わった後の解放だから今はスルー。でも極寒ゲージが嫌いだからあまり行きたくない」
ストーリーや収集、厳選以外では正直行きたくない。
蛍「風龍廃墟といえばストーリー的な意味でも我々の旅的な意味でもラストな場所だよね?」
A「んん?...あー、失われた風神の瞳だっけ?そういや最後の1個はここで手に入れたな」
蛍「岩神の瞳もそうだけどさ、1個だけ余ったのよね?」
アイテム欄にいまだに残ってます。なんならドラスパの緋紅玉髄は2個余ってる。
2人の旅人は七天神像に腰掛け思い出話を続けた。アンバーが弓を構えたまま空を歩き出したとか、ウェンティに空中から撮ってもらおうとカメラを渡したら何故か上へ上へと飛び続け、降りてきたと思ったら今度は床を抜けて行ったとか、アルベド先生の疑似陽華タパルトにはお世話になったとか、バグな話が多かったがまぁいつものことだろう。
やがてあたりは暗くなり、空には月が浮かび星々が煌めき始める。
蛍「ふわぁ...随分と話し込んでしまったね?璃月へはどうしようか、Arisa?」
A「くぁぁ...明日以降でいいんじゃないかな?別に1日で済まそうってわけじゃないし...」
Arisaはそう言うとゴロリと横になってしまった。
A「それじゃあおやすみ、次は石門に集合しようか」
蛍「おやすみ、また今度ねー」
お疲れ様です。
できれば10月入る前に投稿したかった。
1周年だイベントだ、と璃月を走り回っていたり、月末だ掻き入れ時だと職場が忙しかったり... 空いてる時間でなんとか進めていましたが気がつけば10月になってるわ既に3分の1が終わったわ2.2のアプデきてんじゃねーかと。
日を跨ぎまくるし更新もなかなか進まないやで気がつけば璃月編も書いて1話ドーンと投稿するつもりがモンド編だけで終わってしまいました。
今回も短いかつあまりいい文章とは言えませんがここまでお付き合いいただきありがとうございます。
それでは、また次回...