古城 奏の日々   作:テンツク

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世怜女

 

「ハッ!・・ハッ!」

 

みなさんこんにちわ!世怜音女学院高等部2年の西園チグサです!今私はある人に追われています!その人物とは!

 

「アハハハハ!!まってよチグちゃ~~ん!お話しようって言ってるだけじゃ~ん」

 

「お話するだけだったらその包丁いらないよね!?」

 

「何もしないって~」

 

「とりあえず目のハイライトを元に戻してから言おうよ!?」

 

そう!私西園チグサは今、北小路ヒスイに追われているんです!って!今はこんなことしてる余裕がないんですよ!とりあえず。

 

「ここに隠れよう!」

 

私は空いている教室に入り、教室の物置の中に入って息をひそめた。

 

「・・・・・」

 

「チグちゃ~~ん、どこ行ったの~?」

 

来た!?

 

「ここかな~?」

 

嘘!?バレた!?

 

ガン!!

 

「・・・」

 

「あれ~?いないか~、あっちかな?」

 

かつ、かつ、かつ

 

「・・・」

 

行った・・・かな、何で今は私がヒスピに追われているのかと言うと。

 

~~~~~~~~~~~

 

「奏さん!こんにちわ!」

 

「おう西園か、久しぶりだな」

 

「ホントですよ!全然会いに来てくれなかったじゃないですか!」

 

「そりゃあお前俺はホロライブのスタッフ何だから頻繁にこっちに顔出してたらおかしいだろうよ」

 

「そうですけど!西園はもっと会いたいですよ~」

 

「揺らすな揺らすな」

 

「そうだ!そしたら奏さんがにじさんじのスタッフになれば良いんですよ!そしたら会えるじゃないですか!」

 

「アホか」ビシッ

 

「痛い!良い案だと思うんだけどな~」

 

「どこが良い案なんだよ、ったく」

 

「そしたら西園のマネージャーになってくださいよ!」グイッ

 

「お前すでにマネージャーいるだろ!ってうわ!?」

 

「キャ!?」

 

ドスン!

 

私が勢いよく飛びついたせいで奏さんがバランスを崩して倒れちゃった。

 

「いてて!頭打った」

 

「・・・・」

 

あれ?何か唇に感触が・・・

 

「・・・・」

 

「大丈夫か?」

 

「・・・」

 

「西園?」

 

「うひゃ!?だ、大丈夫です!?」

 

「ったく、気をつけろよ?」

 

「は、はい!」

 

ドサッ

 

「ん?」

「え?」

 

私達が音のなる方を見て見ると、そこにはヒスピが立っていた。

 

「おう、北小路」

 

「か、な、で、さん?」ハイライトオフ

 

「おう」

 

「何してるんですか?」

 

「何って、朝日南に呼ばれたから来たんだが、聞いてないのか?」

 

「そうなんですか、それよりチグちゃん」

 

「な、何か?」

 

「今何したの?」

 

「な、何の話かな~」目逸らし

 

「は?とぼける気?キス、したよね?」

 

「何かあったのか?」

 

「奏さん気づいてなかったの?」

 

「痛さでそれどころじゃなかったからな」

 

「そうなんだ、チグちゃん」

 

「な、何ヒスピ」

 

「最後に言い残すことはあるかな?♪」

 

「仲が良いのは分かってるがあんまり物騒な事とかするなよ?」

 

「大丈夫♪お話するだけだから♪」

 

「そうか?それなら良いが」

 

「それじゃあお話しよっか?・・・チグちゃん♪」

 

「!!」ザッ

 

「逃げるなんてひどいな~、お話するだけじゃんか~」とことこ

 

「何だったんだ?」

 

西園はダッシュで走っていき、その後を追うように北小路が歩いて行った。

 

「一体何だったんだ?」

 

「あ!奏さーん!」

 

「ん?あー、朝日南か」

 

「もー!いくら待っても来ないから心配しちゃったじゃんか」

 

「ああすまん、色々あってな」

 

「まぁ無事だったから良かったよ!」

 

「すまんすまん」

 

「みなさまー--!!」

 

「俺しかいないがな」

 

「ンゴちゃん、それは今じゃないと思うよ」

 

「まぁ周央の挨拶みたいなもんだから、あんまり気にしてやるな東堂」

 

「まぁ奏さんがそう言うなら」

 

「それより朝日南、今日は何で呼ばれたんだ?」

 

「あ!そうそう!今日はみんなでカラオケに行こうと思って呼んだんだ!」

 

「それだけ?」

 

「それだけ!」

 

「だったらわざわざこっちに来てもらわなくても、お店に集合でも良かったんじゃない?」

 

「えへへ~、早く奏さんに会いたかったからこっちに来てもらっちゃった」

 

「そんだけかよ」

 

「あはは、あーこらしいね」

 

「でもコハクちゃんもずっとそわそわしてたよね?」

 

「サンゴちゃん!?」

 

「そう言うンゴはどうなの?」

 

「ンゴは待ち遠しかったです!!」

 

「声でけぇよ」

 

「それより行くなら早く行こうぜ」

 

「そうなんだけど、チグちゃんとヒスピがまだきてないんだよね」

 

「西園と北小路ならさっき向こうに行ったぞ」

 

「そうだったんだ」

 

「それじゃあ私達だけで行っちゃおっか」

 

「そうだね」

 

「さんせーい!」

 

「なら早く行こうぜ」

 

「「「はーい!」」」

 

<奏さん一緒に歌おうよ!

<あ!ズルい!私とも!

<ンゴとも!

 

「「「・・・・」」」

 

「どうしましょうか」

 

「まぁ奏さんだから間違いは起きないと思いますけど」

 

「どっちかと言えば彼女達の方が心配ですけど」

 

「「確かにな~」」

 

「私達も何か食べに行きます?」

 

「そうですね」

 

「それじゃあ自分予約してきますね」

 

奏達はカラオケに行き、マネージャー達も食事に行くのでした。

 

~~~~~~~~~~~

 

「何それ!?私知らないんだけど!?は!?」

 

「今ここからチグちゃんの声が聞こえた気がしたんだけどな~」

 

「・・・!!」

 

「ど~こかな~」

 

お願い!見つからないで!」

 

「ここかな~、違うな~」

 

ドクッ!ドクッ!ドクッ!

 

「最後はここだね」

 

「!!」

 

ギィィィィィ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見~~つけた♪♪」

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