古城 奏の日々   作:テンツク

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兎田ぺこら/桐生ココ/夏色まつり/大空スバル

バタン

 

「おはようございまーす!」

 

「あ、まつりさんおはようございます!」

 

「のどかちゃんおはよう!」

 

「元気なのは良いことだけど、扉はもう少し丁寧に開けてね」

 

「えー!?だって勢いよく入ったほうが元気が」

 

「あ・け・て・ね?」ゴゴゴ

 

「ご、ごめんなさい」

 

「まったく、いつも扉壊れて困るのは奏何だからね」

 

「え?そうなの?」

 

「そうよ、いつも業者には奏が連絡してくれてるんだからね」

 

「そうなんだ、それよりさ」

 

「ん?」

「はい?」

 

「あれはどう言う状況なの?」

 

事務所の中の一部では兎田ぺこらと桐生ココが睨み合っていた。

 

「ああ、あれはね」

 

「今年の干支ってわかりますか?」

 

「うん分かるよ、確か辰年だよね」

 

「正解、それじゃあ去年の干支は?」

 

「確か卯年じゃなかったっけ?確かぺこらが年明けすぐに「今年はぺこらの年だぺこー!ファ!ファ!ファ!」って言ってたの覚えてるけど?」

 

「正解です!」

 

「それがどうしてこんな状況になってるの?」

 

「ぺこらの見た目は?」

 

「うさぎだよね」

 

「ココさんはどうでしょうか?」

 

「ドラゴンだよね」

 

「そう言う事」

 

「パイセン!まーだ去年を引きずってるんですかー?」

 

「うるさいぺこ!まだ卯年は終わってねーぺこ!ぺこらが認めない限りはこのホロライブ事務所はぺこらの権限で卯年なんだよ!」

 

「は!何を訳の分からないことを、今はもう2024年何ですよ!もう卯年は終わったんですよ!いい加減認めたらどうっすか」

 

「認めねーぺこ!まだぺこらの時代は終わっちゃいねーぺこ!」

 

「もう辰年に変わってるんっすよ!辰!つまりドラゴン!そう!ドラゴンと言えば私桐生ココ!これからは私の時代何ですよ!」

 

「はん!認めてほしけりゃぺこらを倒してからにしな!」

 

「あたしとやろうってことですかい」

 

「やーってやろうじゃねーか!」

 

「「・・・」」

 

ガシッ

 

「パイセンがあたしに勝てるとでも?」

 

「は!後輩に負けるぺこら様じゃねーぺこよ」

 

「何かあっち大変な事になりそうだけど大丈夫?」

 

「まぁ大丈夫でしょ」

 

「おらー!これでもくらいな!」

 

ぺえこらはココに勢いよく蹴りを放った、しかし。

 

ガシッ

 

「そんなへんてこな蹴りあたしには効かないっすよ」

 

「ちょ!?離すぺこ!」

 

「いーやですね!それじゃあ反撃いーきますよー!せーの!」

 

グルン

 

ぺこらの足を掴んで抱えたココは素早く自分の身体を内側に捻り倒れ込んだ。

 

「えー!?何今の!?」

 

「あれはプロレス技の一種でドラゴンスクリューって技っすね!」

 

「スバルちゃんどこから現れたの!?」

 

「いったーい!足が!足が取れた!足が取れたペコ!」

 

「いや、取れてないけど」

 

「パイセーン!そんな寝転んでていいんですか〜?次いっちゃいますよ〜」

 

「ま、待つぺこ!ちょ、ちょっとタンマぺこ」

 

「仕方ないですね〜、それじゃあパイセンが復活するまであっちで」

 

「へ!隙ありぺこ!」

 

バシッ

 

「どうせそんなことだろうと思いましたよ」

 

「な!?・・・あはは、冗談ぺこよ」

 

「そんな冗談は私には通じないですよ〜?」

 

「あ、あはは」

 

「おらー!くらいやがれー!」

 

「ぺこーー!死ぬ!?死んじゃうぺこ!」

 

「これぐらいじゃ死にやーしないっすよ」

 

「あれ大丈夫なの?」

 

「大丈夫っすよ!あれはドラゴンスリーパーって技なんっすけど、痛いだけですから!」

 

ドサッ

 

「ぺ、ぺこ〜〜」

 

「パイセンそろそろ終わりにしましょうか」

 

「ぺ、ぺこ」

 

「ほら、立ってくださいよ」

 

「も、もうぺこらの負でいい」

 

「それじゃあいくぞー!」

 

「「おーー!!」」

 

「何でまつりまでのっかってるのよ」

 

「は!?つい」

 

「せい!」

 

「ぺ、ぺこーー!?」

 

ドカン!

 

「この技は!ドラゴンスープレックスっす!」

 

「レフリー!カウント!」

 

「1!2!3!!」

 

カンカンカン

 

「え?どこからそのSE出てきたの?」

 

「あ、これっすか?これ良いでしょ!」

 

「いや、うんまぁ」

 

「WINNER!」

 

「目が回るぺこ〜〜」

 

「はいはい、終わったのならそこ片付けといてよね」

 

「わっかりましたー!」

 

「ほらぺこら帰るぞー」ズルズル

 

「ス、スバル先輩い、痛いぺこ」

 

「そう言えばまつりは何しに来たの?」

 

「あ!そうだった!忘れてた!Aちゃんに聞きたいことがあったんだった!」

 

「私に?」

 

「うん!Aちゃんって奏さんと幼馴染みなの?」

 

「え?違うけど?」

 

「違うの?ほら前にリグロスのみんなの配信の時に奏さんは30歳でAちゃんと幼馴染みって言ってたけど」

 

「全然違うわよ、たしかに奏は30歳だけど親戚よ」

 

「そうなの!?」

 

「奏と幼馴染みだったら私とそらも30になっちゃうわよ」

 

「確かに、そうかも」

 

「そう言う事」

 

「なーんだそうだったんだ〜」

 

「何か嬉しそうね」

 

「だってさー、Aちゃんと奏さんが幼馴染みだったら勝ち目ないと思ったからさー」

 

「ほう、それは私への挑戦ととっても良いのかな」

 

「さ〜、どうだろうね〜」

 

「「フッフッフ!!」」

 

「な、何か怖いです〜」

 

今日も平和なホロライブなのでした。

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