家庭菜園をしよう
漸く学校に戻ってきたがっこうぐらし! はっじまっるよー!
はい。前回は、初めての夜間行動、そしてリバーシティ・トロンへの遠征を達成しました。缶詰と水を、大量にアウトドア用品専門店からパクってきたリュックサックに詰め込んで帰ってきたので、暫く食料品には困りません。
同じく、もう一つのリュックには衣類を大量に詰めたので、着替えることが出来ない、という事が問題で気が滅入ってSAN値減少(6敗)なんてことは無いと思います。
さて、現在、4日目の昼です。前回は4日目の朝までの行軍でしたからね。起きたのは昼です。
「あめのひ」まで残り半分切りましたので、できる事をやっていきます。今回は、家庭菜園……もとい、屋上の畑をどうにか整備しましょう。ええと、裏で「かれら」になってしまった先輩の火葬をやって以降、まったく踏み入っておりません。畑には大当たり枠のサツマイモと、煮ないと食べられないジャガイモの2つが埋まっているのですが、一切手をつけておりませんでした。正直、そろそろ回収しないと芽が出て食べられなくなります。なので、今のうちに回収して新しい種イモを植えないといけません。
いやぁ、比較的、簡単に育つ芋類で良かったです。これがトマトだったりすると、屋上の農具の中に「肥料」がないので、まーた外に出る羽目になるトコロでした。
屋上菜園は、ゲーム内では永続的に、タネを植え続ける限り作物を作り続けてくれます。季節感なんて関係ありません。なので、冬にトマトが、夏に白菜が出来たりします。季節感狂うフィールドアイテムこそがこの「屋上菜園」です。なので、芋も植えればあとは世話するだけで育ちます。育てる時間さえ取れれば何故か知りませんが半年後に芋が出来ています。なので、本日行うことは、屋上菜園の作物の収穫と畑の整備、そして種イモ植え、時間が余ればコミュります。病ませずにちゃんと、「相棒ルート」に行くことが出来るように手を尽くします。昨日の今日で変わるわけないけれども、やっぱり依存度10/10のままなんですよねぇ。なんでなのでしょうか?
はい、という訳でお野菜の様子見に行きますよKRMネキ。
「野菜ぃ? ……あー、そういえばあったなァ屋上に」
『何処かの部活が育ててくれたものだ。横から奪い取るような真似をして申し訳ないが、分捕らせてもらおうか』
「んじゃ、屋上行くか」
KRMネキにお前屋上な(偏向報道)、と言われたので向かいましょう。
一応、防火扉まで閉めているので無いとは思いますが、「かれら」のうめき声にも注意しながら移動しましょう。
そんなこんなで、階段を上って屋上に着きました。此処からだと、よく街の様子が見渡せますねぇ。学校のひび割れた窓ガラス、から、千切れた電線、倒壊した家屋、剪定されないままの街路樹等々。たった数日でこうもボロボロになるのでしょうか? そう疑問に思うほどの終末具合です。
『破滅的な様相の街を見渡せる屋上。
……今でも、「あの日」の絶望は鮮明に思い出せる。
「かれら」の、うめく声も、助けを求める友の声も』
『しかし、しかし、だ。今となっては、たった4日前のことであっても、最早戻らぬ遠き過去の事』
『思いを馳せても、二度と______戻ってこない』
『今は、たった一人の幼馴染と、生き残ることを優先しよう』
あー。一樹君がセンチメンタルになっちゃいましたね。多少SAN値が下がりました。ちょっと不味いですが、気にはしないことにしましょう。多分、誰しもこうなってしまうでしょうし。
「おっし、じゃあ掘り起こすか。あたしのスコップ______は、ダメだよな。「かれら」の血液まみれだし。屋上の倉庫になんかあるだろ」
『ああ、と返事を返して、倉庫の扉を開ける。中には、小さなシャベルが2つ、そして、胡桃の持つスコップとほぼ同じ大きさのスコップが、1つだけあった』
「これ使うか。あたしスコップな」
『はいこれ。そう言って渡されるのは、少々錆び付いたシャベル。スコップを片手にシャベルを差し出す彼女を見て、ここ数日ですっかりスコップを持つ姿が板についたなぁ、と感慨に浸った』
そら、ほぼ毎日持ち歩いていればそうなるでしょうよ。
はいはい。それでは芋を土の中からほじくって参りましょう。
収穫量はランダムです。せめて5個……っ! 1個はヤメテ? せめて5個っ……(無駄な祈り)!
はい。大きいジャガイモが2個、大きいさつまいもが3個。合わせてギリギリ5個。まぁまぁの収穫ですな。最低限手に入ったので良しとします。
『ジャガイモを1つ、種イモとして取っておく。サツマイモは確か……茎を、植えるのだったか?』
「ジャガイモは解るけどよ~サツマイモは本当に意味わからない増え方するよなぁ。茎からだぜ? 茎から」
『言われてみれば、不思議ではある。何故茎から芋が生えるのだろうか? ……まぁ、まずそもそも収穫したてのサツマイモにくっついていた茎からサツマイモが生えるかどうかは解らないが、試すしかない』
うーん。正直この辺りよくわかんないですなぁ。自分も農業従事者という訳でもないので。なんで茎から芋出来るんでしょうね。ホント。
ああ、因みに、このサツマイモが育つかどうかは後でのお楽しみです。結果は……まぁ、農業従事者と、ゲームをしている人ならわかるのではないですかね?
それじゃあ、後は……パパっとコミュって、終わりです。
では、どうぞ。
*
少ないけれども、芋を生徒会室に持ち帰る。
それにしても大きい。握りこぶし2つ分もあるようなジャガイモは初めて見た。
「デカくて重いなぁ。食いごたえがありそうだ。どうだい胡桃。このサツマイモ、ものすごく大きいよ?」
「お、すげぇ。けどよ、こっちのジャガイモもまけてないぞ?」
「ほう。中々立派じゃないか。良いモノを作るなぁ、この学校の園芸部は」
こんな、中身の無い会話をしているとき。
この時だけ、日常を感じていられる。
「にゃぁ」
「おお、猫ちゃん。悪いが芋はお前には食べさせてやれないんだ。ほら、猫用に、お魚の缶詰があるからお前はこっちだよ」
「にゃーん!」
「あんまりエサやるなよー? 一樹」
「わかってるよ」
なんか、さ。
自分が一番安心できているのが今だとわかる。それも、お前の隣ってだけで、どうも気分が良い。
依存だという事は解ってる。
「胡桃、キミも撫でてみるかい?」
「ん? あー、いや。あたしはもう、朝存分に撫でてやったから多分嫌がられるかも……」
「あー、そういえば昨日、キミの布団の中にこのヒト潜り込んでいたね……」
大丈夫。絶対、お前に迷惑はかけない。
絶対、表には出さないから。
だから、良いよな? お前の傍にいても。
依存していても、いいよな?
……いいよね?
・END√[KURUMI]
「表に出さぬ
条件:胡桃の依存度最大、好感度・愛情度半分以上のとき、凡そ
内容:
対策として、そもそも胡桃ちゃんの攻略を行わないこと。覚醒した胡桃ちゃんは、慰めたりすると高確率で主人公に対して病み倒しまくるので、そもそも近くに寄り添うだけで手は出さないことが先決。
一応、
さらにこのBADEND√、タチ悪いことに、突入するかどうかはあくまでも確率な挙句、依存度という形でしかルートに入る条件を達成しているかどうかすら解らない、そもそも胡桃ちゃんが表に、胸に秘めたるゴツい思いを吐き出さない(主人公に迷惑をかけまいと抱え持つ)せいで、いつの間にかBADENDというクソ仕様。
このルートに入ったという認識が先ず出来ないうえ、ルートから脱出することさえも困難というこのルート。入ってしまったのなら、もう終わりをただ感じる事しか出来ないだろう。
因みにこのルート、実は実装予定のバッドエンドが没になった際消し忘れたデータの残骸である(小声)(後にDLCにて解決)。