鍛冶屋と錬金術師   作:サバ缶DX

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いつの間にかUA3000件突破してた。本当にありがとうございます。
これからも少しずつですが投稿させていただきますので今後ともよろしくお願いします。

今回はいつもより会話多めですが許してください。
そろそろ、武器らしい武器を出さないと詐欺になる…


004

上井が連れて行かれたのは工房の外にある蔵のような建造物で合った。

グレイはその建造物の扉の鍵を開けると中に入っていく。

 

「坊主、お前も入ってこい」

 

グレイに言われて入ってみると中は様々な武具があった。

 

「ここは…」

 

「ここは武具の倉庫だ。棟梁からお前のステータスや城でやっていた訓練の内容も教えてもらった、魔力武器製造を鍛えているらしいじゃねえか」

 

「はい」

 

「だからこの1週間は魔力武器製造以外を主軸にしていこうかと思う。なにか異論はあるか?」

 

「特にありません」

 

「よし、じゃあ始めるぞ」

 

 

こうしてグレイによる上井訓練講座が始まったのだが、この時上井は知らなかったこれが地獄の始まりだという事を…

 

 

 

 

訓練開始から1時間後…

 

 

 

 

「ちょっと…グレイさん 少し休ませて…下さい…」

 

「何だぁ? ほとんど20点代しか作っていないのにか? ほら休まずに早く作れ」

 

「そんなぁ…」

 

上井がやっている訓練内容は鍛治道具短縮を使って剣を作りその剣がグレイの採点により100点満点中80点をとるというシンプルな訓練?だ。

最初は自信満々に取り組んでいた上井であったが休みなく作っているせいで今では上井の顔は虚無の域にまで達していた。

 

「グレイさん! これはどうでしょうか!? 」

 

「うーん…31点」

 

「え”…」

 

「さっきよりかは良くなっただが、剣の重心が本来あるべきところにない、しかも刃が所々脆い箇所がある。こんなん握らされるんだったらまだ訳ありの剣を握った方がいいな」

 

「そこまでボロクソに言う必要がありますか?」

 

「なんだ? やさしく言ったら上達するのか? しないだろ? だったら正直に言って相手に理解してもらった方がいい」

 

「それはそうですけど… 一回休憩してもいいですか?」

 

「…いいぞ、じゃあ休憩がてらに本当の鍛治職人のやり方を見とけ」

 

「え? グレイさん鍛治道具短縮を持っているんですか?」

 

「持っていなかったらお前の面倒なんて棟梁にやれなんていわれねえよ」

 

そう言いつつグレイは近くにあった鉱石を持つと力を込め始めた。

すると握られていた鉱石はほんのり光だしドロっと溶ける。

 

鉱石を加工しながらグレイは上井に質問をし始める

 

「お前は鍛治職はどういう職だと思う?」

 

「え? 自分的には鍛治職はただ武具を作るのに特化した職業だと思います」

 

「それだと50点だ、正確には鍛治職は錬金術の下位互換でもあり上位互換でもある職業だ」

 

「どういうことですか?」

 

「鍛治職は錬金術のようにすぐに物質を加工したりすることは出来ないし彫刻のような細かな加工も出来ない、そして鍛治職は武具だけ加工出来るのに対して錬金術はほぼ全ての物を加工することが出来る。まずここが鍛治職が錬金術の下位互換である点だ、だがな鍛治職は武具の加工に特化した職業だ明確なイメージをしながら技能を使うと武器に能力を込めることも出来るしそこらへんにある石を市販売られている武具以上の性能の武具を作ることが出来るここが錬金術の上位互換である点だ。」

 

そうこう話している内にグレイは上井が作っていたのと同じサイズの剣を作り上げる

 

「ほら、お前のと比べてみろ」

 

上井はグレイから渡された剣と自分が作った剣を見比べてみる。

自分の剣の外見は至ってシンプルな剣だがよく見てみると刃が凸凹しているのに対してグレイのは細かい細工が施されておりながらも刃は一直線になっていた。

 

「明確なイメージをもってやれ。元いた世界の身近にあった武具でもいい。イメージを持てばかなりのクオリティになるはずだ。」

 

「身近にあった武具…」(武具って包丁とかしかなくない?)

 

元の世界にあり身近な武具を考えていると上井は一つの答えに行き着く

その顔をみてグレイは満足そうな顔をする

 

「坊主、いけるか?」

 

「いけます!」

 

「よし! じゃあいけ!」

 

グレイから渡された鉱石を受け取ると上井はさっきまでの虚無の顔とは違い生き生きとした顔に変わっていた。

鉱石を剣に変換しながら上井は自分の中で考察を進める。

 

(グレイさんは明確なイメージを持てといった、ということは架空の物でもイメージを持てば作れるはず!)

 

上井は明確なイメージをもち最後の仕上げに入る際に自分の残っている魔力を注ぐと上井の持つ鉱石は発光し出し一気に形を変え出す。

上井は発光した鉱石に対し咄嗟に投げてしまうが投げられた鉱石は上井の手元から離れ光は治った。

 

「坊主大丈夫か?」

 

グレイが他人事のように心配する。

上井はグレイの問いかけを無視し自分が投げてしまった方向をみるとそこには剣は無かったがそこには何かがあるのは分かった。

上井は自分の考え通りになったと思い喜び出す。

 

「坊主、何をやったんだ?」

 

グレイが険しい顔で上井に聞いてくる。

それに対し上井は自信に溢れた顔で答える。

 

「俺の元いた世界はあまり武具が存在しないんで、伝承や創作物の武具をイメージしながら作りました。 何点ですか?」

 

「そうか…0点だな」

 

「え?」

 

予想外の点数にキョトンとする上井。

しかし、グレイは淡々と理由を言う。

 

「だって透明なのはすごいけど採点できないんだもん」

 

「あ」

 

この後、目標を達成した




かなり遅れてしまってすみません。
そして今回はかなり雑しかもご都合主義になり申し訳ありません。
正直訓練の内容が上手く書けなかったので細かい訓練等は回想や番外編を作って書こうかと思います。


評価、感想お待ちしております。

サーヴァントを出すなら誰が良い?

  • 沖田さん
  • ジャックちゃん
  • 山の翁
  • それ以外(感想に理由も付けて書いて)
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