此処はどこ?迷子の日本国   作:特殊作戦群

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艦隊からピストン搬送される兵員と物資、そして仮拠点が設営される。


第10話~派遣部隊上陸~

??? 

 

派遣部隊司令部

 

「弾薬はこっちだ急げ!!」

 

「燃料は此処だ」

 

「糧食は此処」

 

「車両は此処だそっちじゃない」

 

「センサーの設置急げ!!」

 

周囲を鉄条網で囲み、当座の武器・弾薬・車両・燃料・食料と決められた所に配置したうえで防御陣地を構築する。そして俺達特戦群はと言うと・・・・

 

特殊作戦群 第1戦闘中隊 第2小隊

 

「ひでぇなぁ・・・」

 

周囲の偵察を命じられ樹海のような森に足を踏み入れていた。

 

「ベトナム戦争で米兵が味わった恐怖を今度は俺達が・・・か」

 

M4A1にM203グレネードを装備したM4を携え俺達小隊は道なき道を行く。

 

「酷い場所ですね、小隊長」

 

小隊先任下士官に当たる芳賀陸曹長は言い

 

「ああ、気ぃ抜くな何処から何が飛んでくるかわからねぇ」

 

周りを見て言い

 

「翼、どうだ無線はまだ範囲内か?無線の範囲から外れたら一気に迷子だからな」

 

俺は翼に言い

 

「まだ大丈夫ですよ。」

 

副官の高本2尉が言い、俺達小隊は慎重に慎重を重ねて、偵察活動を行っていく。

 

「小隊長、定時連絡の時間です」

 

支給された時計を見て翼は言い

 

「よし、頼む」

 

俺は言い

 

「こちら、Recon2、よりCPへ定時連絡、異常なし引き続き活動を続行する」

 

翼は言い

 

「CP、了解!」

 

無線から聞こえ

 

「前進」

 

迷わぬように目印を付けて進む。

 

「はぁ・・・いかにハイテク機器に頼っていたかが分かるな、ローテクしか使えない状況だと」

 

ぼやきながら進むと

 

「・・・・・・・集落・・・のようだな・・・」

 

家が何件もあるような場所に出たが、

 

「小隊長・・・・・・・」

 

明らかにオカシイ、と言うよりも家の一部が焼け落ちた跡があったり、焼け落ちて居たり

 

「・・・・・・・・・・・」

 

俺達は一件の家の近くまで来て気付いた。

 

「待てッ」

 

俺は言い

 

「小隊長?!」

 

部下達が言う中

 

「・・・・・・・・・・」

 

俺は水たまりのような場所に近づき、その水たまりを触る。

 

「・・・・・水じゃない・・・血だ・・・・」

 

「!!」

 

周りも一気に緊張が走る

 

「・・・・・隊長、どうします?」

 

翼は言い

 

「現地人との接触は禁じられてはいませんが・・・・・」

 

芳賀陸曹長も言う中

 

「生存者の捜索を行う、一人で行動するな、2人1組で行え」

 

指示を出し、俺は芳賀陸曹長と捜索を行う。

 

「酷いですね、森園1尉。死体の山ですよ」

 

一軒の家に入ったが中にあったのは誰が誰なのか判別不可能の焼死体だった

 

「ああ、惨い真似しやがる」

 

言いつつもM4に装着したウェポンライトで周りを照らし

 

「皆殺しか・・・・トンデモなイカレ野郎がいるようだな」

 

呟く。

 

そしてその後も中を調べてはみたが死体死体のオンパレードで一体何があったのかと思うには十分だった。

 

「各員報告」

 

部下達の報告を纏めると

 

「家々には死体のみであり、見た限りでは撲殺・刺殺・焼死など賊が押し入ったという判断をせざる負えない状況だった。」

 

「にしても酷いですね、高本2尉」

 

芳賀陸曹長が言い

 

「だな、皆殺しとは・・・・」

 

翼が井戸に腰を掛け

 

「おいおい、落ちるなよ」

 

俺は言い

 

「了解です」

 

翼が井戸に桶を落とし込むと

 

「スコーーンッ」

 

音がし

 

「え???」

 

俺は慌ててM4に装着している物とは別のウェポンライトを取り出し、俺と翼そして高本とのぞき込むと

 

「「「!!!」」」

 

井戸の中に生存者がいたのだ

 

「救助用意!!」

 

すぐさま指示を出し

 

「司令部に報告、受け入れ準備を頼め」

 

翼に言い

 

「了解、CP、CP」

 

翼はすぐさま司令部に報告し

 

「えらいこっちゃですな」

 

芳賀陸曹長は言い

 

「おやっさん人道上の観点から司令部の仮説救護施設に連れてくべきと思うけれどもどう?」

 

言い

 

「異存はありません、隊長。それにこの世界の貴重な情報源とも言えます」

 

言われ

 

「そうだなその通りだ」

 

俺は言い

 

「隊長、司令部受け入れOKだそうです。急ぎましょう」

 

翼は言い

 

「よし、急ぐぞ」

 

俺達は井戸から引き揚げた二人の女性を急いで拠点まで連れ帰るがこれがまた一波乱の元になる。




次回~もたらされるこの世界の情報~を予定しています。
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