此処はどこ?迷子の日本国   作:特殊作戦群

4 / 14
あるべきものがそこにない、これは日本政府を大いに悩ませる始まりになるのであったのだった。


第3話~異常事態~

首相官邸・・・・

 

地震後に日本各地の情報を集める中、不可解な事に気づいたのだ。

 

「あるべき島や隣国がない・・・と」

 

不審に思った政府は自衛隊に命令を下し各偵察機を派遣したが確かにあるべき島や国が存在しない状況下に陥っていた。そこから一つの仮説を導き出した。

 

「今の日本は別次元に居るのではないかと言う仮説を」

 

そして官邸では今後の対策を検討すべく各省庁の幹部が集っていた。

 

「・・・・各大臣、各資源が何年続くか報告を」

 

内閣総理大臣須賀義春総理が周りを見て言い

 

「燃料ですが、かなり持ちます。節約の度合いによりますが、向こう数十年くらいなら何とか」

 

一人の閣僚は言い

 

「次に自衛隊の装備・弾薬ですが陸・海・空・合わせても節約の度合いにもよりますが6年分と言ったところでしょうか」

 

報告書を見ながら防衛省官僚は答える。

 

「現在、日本が今どうなっているのか海上自衛隊のP-1哨戒機が哨戒活動を行っています。」

 

周りの閣僚が言う中、伊部総理は

 

「{備えあれば・・・憂いなし・・・か名言だな}」

 

心の中では安堵していた。

 

その頃・・・・・・・

 

 

太平洋上・・・・海上自衛隊P-1哨戒機

 

「なんにも見えませんね・・・・」

 

隊員らは言い

 

「まるで、本当にタイムスリップしたようなものですね」

 

彼らにとって此処は未知の海域なのだ。本来、あるべき物がない・・・本当に此処はどこなんだ?そういうよな疑問が尽きないのだ。そんな中

 

「機長、そろそろ燃料が・・・基地に帰れるギリギリの量です。」

 

副操縦士が報告し

 

「わかった・・・ン?」

 

機長は外を見て

 

「おい、見てみろ陸地があるぞ・・・陸地が見える!!」

 

機長や副機長そのほかの乗組員らが下を見て慌ただしく

 

「こちら、シーゴブリンよりHQ陸地を確認!!繰り返す陸地を確認した!!どうぞ!!!」

 

基地に報告を行う。その報告は基地だけでなく、官邸にも届く。

 

 

首相官邸・・・

 

ドアが慌ただしく開き防衛大臣の元に一人の職員が耳元で何かを言っている。

 

「首相、哨戒活動に当たっていた。P-1哨戒機が陸地を発見、大陸のようです!!」

 

防衛大臣は報告し

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

首相は考え

 

「防衛大臣、自衛隊の派遣はできそうかね?」

 

聞くと

 

「首相、それは難しいかと思われます。今現在自衛隊の人員が先の政権が行った防衛予算削減のしわ寄せにより早期退職制度を使用し、退職した隊員らもいます。そのため、その大陸に調査部隊を派遣するのも容易ではないかと」

 

大臣は言い

 

「私の権限で復帰させる事は出来ないかね?、復帰したがっている隊員のみにに限るが。今は国家の非常事態だ」

 

総理は言い

 

「分かりました。こちらで除隊していった隊員らを調べて優秀な隊員に話を持って行ってみます。」

 

大臣は言い

 

「うむ、頼む!!」

 

須賀総理も言った。こうして知らぬ間に話は進んでいき、国民も国が転移したと言う信じられないような状況を受け入れなければいけない状態になっていった。この国はどう言う方向に向かおうとしているのか?それは誰にも解らない・・もうここにある日本は元の世界にあった日本ではないのだから。現実を受け入れて前に進むしかないのである・・




次回~優秀な人員~を予定しています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。