経理課
「・・・・・・・・・・・・・」
どうしても上の空になってしまう
「森園さん、此処なんだけどもってねぇ、森園さん?」
同僚が声をかけるも周りも
「こら、あまり森園さんに負荷かけちゃダメでしょう」
上司が言い更に
「危機管理部門の元自衛官だった旦那さんの優樹さん自衛隊に政府の要請を受けて復帰なさったのよ、新婚で大変な時にね・・・会社にとっても損失が大きくて特に危機管理部門では部長さんが困ってたわね」
上司が言う中
「す、すみませんまたボケっとして何かしら?」
上司に謝り、同僚から質問に答え
「無理なさらないで下さいね」
同僚に言われ
「ありがとう・・・・」
答える。午前中は仕事に邁進し優樹が居ない寂しさを紛らわせる。でも昼食を食べる時にうっかり屋上のテラスに来てしまい
「あっ・・・・そうか・・・優樹は居ないんだ・・・」
現実を突きつけられる。そこに
「一緒に昼でも如何かしら?」
上司の早川係長が居た。
「ハイ。」
私は言い、二人でベンチに座る。
「旦那さんから連絡は?」
早川係長に聞かれ
「いえ、何もありません。」
答え
「まぁ、そうよね」
係長は言い
「夫が現役時代にどこで何をしてい居たのかなんて全く分かりません。優樹と私はお菓子が縁で一緒になりました、これからも互いに同じ会社で頑張っていけるかなって思っていた矢先でしたから」
「ああ、政府のあの発表ね、この国が別次元に転移したってやつでしょ」
係長は言い
「正直な所、自衛隊や政府が早く資源見つけてくれないと会社もヤバいしねぇ」
係長は言い、はっとしたように
「ごめんなさい」
言われ
「大丈夫です。優樹は必ず帰ってきますよ・・うん必ず・・・・」
言う中
「訓練が終われば一度帰ってくるんでしょ、制服ビシッと決めて帰ってくるわね」
係長は言い
「そうだと良いのですけれども・・・怪我とか、心配で考えればきりがなくて」
不安な心境をあらわにし
「うん、そうよね心配だよね」
早川係長は言い
「さぁ、仕事頑張りましょ、貴方が腑抜けてたら課の効率が大きく下がるわ。気合入れていきましょう」
背中を押され
「ハイ!」
早川係長に活を入れられつつも
「さぁて、頑張りますか」
私は青く澄み切った空を見上げて
「優樹・・・・・・・・・・貴方も・・・大丈夫よね」
呟き、私は早川係長と共に、階段を下り仕事場戻るのだった。私は、優樹の事を思いやりつつも私も仕事に打ち込み1日を過ごすのだった。その頃訓練を受けている優樹らはと言うと・・・。
次回~完熟訓練~を予定しています。