僕のヒーローアカデミア~究極生命体幼女RTA~ 作:ヴィヴィオ
前回、城塞跡地にレッちゃんが住み着いてから九ヶ月の時が経ちました。
レッちゃんは現在、滝に撃たれながら“がおー”と言いながら拳を振り上げて滝を割る練習をしています。
その間に現在のレッちゃんの頑張りについてお教えしましょう。
現在のレッちゃんは細胞改造が細胞操作に覚醒した事によって、レッちゃんの細胞を操作して手に入れたギャングオルカの細胞から個性因子を持つ細胞を操作して増殖させて身体に適応させました。
これにより、レッちゃんは超音波で敵や物を識別することができるようになり、水中でも自由に活動できるようになりました。
もちろん、シャチの力を得たおかげか、訓練も合わせて身体能力も順調に成長しておりますので戦闘能力は順調に上がっています。
ちなみに水に入る時はビクビクしながら、そーと水に足をつけては離れるなんて可愛らしい行動をしていたので、強制的に操作して川の中に入って克服させました。
無駄な時間を過ごすのはタイムロスになりますから仕方が無いです。
それとこの辺り一帯の漁獲量が減少しているらしいですが、いったい誰のせいなんでしょうねー(目逸らし)
「やー! とー!」
滝を全て割る事はできていませんが、ある程度の水を吹き飛ばす事ができています。
オールマイトの力にはまだまだ遠いです。
さて、お食事の時間になったのか、レッちゃんが川から海へと出ていきました。
超高速で進むレッちゃんが沖合に出て、マグロやサメなどを含めた大型魚を仕留めていっています。この頃のレッちゃんは海蛇をよく食べています。ちゃんと貝も食べるんじゃよ。(お祖母ちゃん風)
あれ、スキップが止まりましたね。海中で等速になるとか……エンカウントしたとしか思えません。
『見つけたぞ!』
『が、がおー!』
海中で威嚇するレッちゃん。暗い海の向こう側から高速でこちらに向かって突撃してくるらしき生物は、海のヒーロー・ギャングオルカ。
『俺は鯱ヒーローのギャングオルカだ。お前がこの辺り一帯の海産物を食い荒らしているのはわかっている。大人しく投降しろ。悪いようにはしない』
ギャングオルカからエコーロケーションを通して言葉が送られてきます。逃走か、投降か、はたまた戦闘か。
そんなのは決まっています。逃げの一択です。本当はここで捕まっても問題ありませんが、レッちゃんの境遇からして逃げるか、戦わないと疑われます。普通に考えて投降するという考えが(浮かびませんから)ないです。
ある程度、力を示してからでないと、普通に孤児院とかに叩き込まれてタイムロスです。
しかも、その孤児院がドクターやオール・フォー・ワンに繋がっていたらそれだけでアウトですからね。
『さらばー』
『逃がさん!』
レッちゃんを操作して地上まで逃げますが、ギャングオルカの方が身体も大きく速さも上なので普通に追いつかれます。
ですので、この辺りの地形を使います。
海底にある砂を巻きあげて視界をふさぎます。エコーロケーションは音波によって識別しているので、細かな砂で一時的に妨害できます。
まあ、一時しのぎですけどね。
『むっ』
ギャングオルカとは試走で何度も戦っているので勝てなくとも逃げることはできます。(勝てないとは言っていない)
これは本当にHP100だとしたら、攻撃を50発命中させればいいだけなのでなんとかなります。タイムが死にますので水中戦闘の選択ができないんですけどね~。
と、いうわけでレッちゃんは私の華麗なるテクニックでギャングオルカさんを引き連れて城塞跡地に戻ります。そもそも海でギャングオルカと戦うとか愚の骨頂ですよね~。
「ん?」
川を遡って城塞跡地に戻り、地上に出るとギャングオルカも当然、地上に出てきます。水陸両用ですからね。
「予想通り、ここに戻ったな」
「ん?」
「HAHAHAHA! 私がキタァァァァァ!」
親方! 空から筋肉隆々の大男が降ってきたぁぁぁっ! なんで、なんであんたがここに居るんですか!
「予知の通りだ。何も変わらん」
眼鏡のスーツおじさんまで居るし、ここはもうどうしようもないので大人しく……スーツおじさんを狙いましょう。ワンちゃん狙いで未来予知個性を寄越しやがれ! と、挑みたいですが、挑んだら普通に彼に徹底的に警戒されて邪魔され、タイムロスがやばいぐらい発生します。(42敗)
ですので、正解は玉砕覚悟でオールマイトに突貫です! イクぞー!
「ん!」
エコーロケーションによる妨害音波を放ちますが、ギャングオルカに相殺されます。身体能力に物言わせて突撃してオールマイトを殴ります。
「HAHAHA。腰がちゃんと入ってないぞ!」
「ん!」
「違う。もっとだ」
「んん!」
オールマイトにとってレッちゃんの攻撃はポカポカ殴られているだけです。全盛期のオールマイトは本当にヤバイです。
オール・フォー・ワンさんがやられるだけあります。ですので、徹底的に殴って蹴っていきます。何故って? 経験値が美味いからだよ!
「んんんん!」
オールマイトをサンドバッグにして経験値を稼いでいると、おや、レッちゃんの様子が……
「「「は?」」」
ヒーロー三人が驚いた表情をします。たったた~! レッちゃんはバージョンアップした! そう、なんということでしょう! 蛇の尻尾が生えてきたのです!
「オールマイト」
「わかっている!」
ガブリと噛みつこうとする蛇をオールマイトは握りしめます。レッちゃんは自分の歯で噛みつきました。シャコガイを殻ごと食べることで貝と同等の挟む能力を持ったレッちゃんの顎の力はライオン並み!
ですが、オールマイトの強靭なる
「かんきん、やー!」
「そんなことしないからね!」
「うそ! とじこめていたいのとかやるもん!」
「ナイトアイ」
「オールマイト……無理です。彼女は既に何十人も殺している」
「だが、それはあくまでも可能性だろう? 実際には爆破されて正確なことはわかっていない」
「駄目です。彼女は危険だ。第二、第三の奴になる可能性が高い」
「子供に罪はないさ。それにこの子は何も知らないだけだ。しっかりと教えれば大丈夫さ」
「しかし、誰が引き取るのですか。彼女の力は既に子供の領域を軽く逸脱している。貴方でなければ死んでいますよ」
「う~む」
「それなら俺が引きとろう」
「ギャングオルカ……」
ギャングオルカがレッちゃんの前に来てしゃがみ、視線を合わせてきます。
「俺の個性を得たんだな?」
「ん」
「そうか。なら、俺の言う事を何個か守ってくれたらある程度は自由に過ごさせてやる。一つ目は攻撃されるまで自分から攻撃したら駄目だ。二つ目は……」
それからギャングオルカに出された条件は基本的なことです。
専守防衛に努め、こちらから手を出さないこと。
ギャングオルカの側から許可が出るまで離れないこと。
人を殺さない、食べないこと。
食事は許可を取ること。
勉強すること。
などなど、基本的なことですね。
まあ、レッちゃんは小首をかしげていましたが、そこはこちらで操作して頷いておけば問題ありません。
それと孤児院などの施設の話もされましたが、断固、拒否させます。
「子供は生まれを選べない。教育が間違っていたのならまだ正せる。そうだろ?」
「ギャングオルカの言う通りだ。ナイトアイ」
「……わかりました。ですが、他の人はどう納得させるのですか?」
「俺の養子にする。そうすれば問題ないだろう。対外的にはシャチの個性を表に出せばいいからな」
さて、レッちゃんの本当の父親と母親は置いておいて、育ての親ができました。これで戸籍がゲットできました。
こんな感じに幼い子供だとヒーローは選択肢として施設に預けますが、一定以上の実力を持っていたりヒーロー達がちょろいと施設に預けられないと判断して特別に引き取ってくれたりします。
施設に預けられるとヴィラン襲撃イベントや誘拐イベント。卒園イベントに見せかけた実験体に逆戻りフラグなどあります。
施設を出てから幸せになったところで迎えに来るという、オール・フォー・ワンさんが愉悦するためのイベントも存在します。
その場合、自分の手で好きな人達を殺させられるか、その人達が悲惨な目にあうのでやばいですね☆
ギャングオルカの場合は子供が好きなのと、自分の個性を手に入れたレッちゃんをこのままにしておけないと思ったからです。
ヒーローの下で修行して力をつけるのが安全でかつタイム的にもうまあじです。
一定期間のみであればヴィランルートもありなのですが、肝心のオール・フォー・ワンを仕留めるのが大変ですからね。
とりあえず、これからレッちゃんはカウンセリングと常識のお勉強です。訓練もやりますが、比率は下がります。
このままだと雄英高校に入学できませんから仕方がありませんね。ええ、仕方がありません。最悪、私が操作して問題をクリアすればいいのですが、除籍処分になる可能性がありますし、林間合宿で自由に動けないのはいただけませんので頑張ってもらいます。
ギャングオルカの養子になるのが、レッちゃんが幸せになれる選択肢です。
オールマイトがきたのは研究所がオール・フォー・ワンの物だからです。
ヴィラン側に一緒にくる深海棲艦
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駆逐棲姫
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水母水姫
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潜水新棲姫
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離島棲姫
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北方棲姫
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護衛独還姫
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北端上陸姫
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深海千島棲姫
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泊地棲鬼
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アンツィオ沖棲姫