僕のヒーローアカデミア~究極生命体幼女RTA~ 作:ヴィヴィオ
レッちゃんがギャングオルカに引き取られることが決まり、諸々の手続きがされている間に養子システムについて説明しましょう。
養子システムですが、現代でも両親が必要で片親だけではできません。このゲームでもそれは同じです。ただ、それ以外の事は同じではありません。
何が言いたいかというと、ギャングオルカは……結婚していることになります。原作では当然、存在しませんのでマスクデータからランダムに妻が決定されます。それも時代は個性婚が流行っている時辺りなので強い個性持ちの相手です。やったね!
そんな訳で嫁か夫を決めるガチャのお時間です。湾岸に設置され、家からすぐに海に飛び込めるように作られた桟橋にあるような大きなお家ですね。流石はヒーロー、金を持ってやがるぜ!
家の中に入ると、明らかに重たい空気というか、画面では黒い禍々しいような気配を現した描写が映し出されていますね。
「ひぃっ!?」
「大丈夫だ。来い」
レッちゃんが手を握られて恐怖の
家の中を進み、少しすると地下へと向かいました。これはもう監禁フラグとか思っていると、巨大なガラスによって海の中が覗けるようになっている部屋に到着しました。
その部屋に設置されているソファーに明らかに機嫌が悪そうな。16から18歳くらいの美少女女子高生が座っています。
紫色の長い髪の毛をしたスレンダーな体形で、何処か見覚えがある少女ですね。具体的には追加DLCで追加されたルートによってプレイヤーを地獄の海へと突き落としたある意味ではオール・フォー・ワンの後継となった死柄木弔よりもヤベー女の子です。
名前は龍宮寺メル。ヴィランネームは海の女王レヴィアタン。プレイヤー達からの呼び名はカイオー様。これは彼女が日本どころか世界に存在する大陸の九割を海底に沈めたことからつけられました。そう、ポケモンのカイオーガです。アレが擬人化したような存在です。個性は海流で、どこでも海流を生み出します。
基本的な戦闘フィールドは海であり、水中戦が出来ないと瞬殺されます。彼女はオール・フォー・ワンの右腕であるギガントマキアが地上を担当するなら、海にも居るよな? ということでゲームに追加されたキャラです。
正確にはオール・フォー・ワンの側近である龍宮寺乙姫の娘という扱いです。はい、龍宮城の主ですね。つまり、種族としては海龍の個性となるようオール・フォー・ワンから水系統の個性を与えられた上で代々、個性婚を繰り返してきた一族です。
基本的に先生のスポンサーとなっており、海底資源の採掘などにより莫大な利益を得ている大企業のご令嬢というわけです。
そんな彼女がオール・フォー・ワンとドクターによって改造されて個性をマシマシで与えられたのがDLCのレヴィアタンです。プレイヤーが水系統、海に属する個性のキャラクターを作っていたら海ルートになり、ラスボスとしてヒーロー達の前に立ちふさがります。(7666敗)
メインルートで地上の死柄木弔と戦うルートでは、死柄木弔が彼女に認められていないと、彼が負けようが勝とうが、勝手に動いて海に沈めます。
そこで死柄木弔と協力して倒す事すら可能というヤベーキャラです。ギガントマキアと違って、オール・フォー・ワンにそこまで心酔してもいないので(ブレーキが存在しない)怖いです。
ルナティックモードでは覚醒版死柄木弔とギガントマキア、レヴィアタンを相手に同時で戦うという地獄が展開されます。(98654敗)
勝利方法はグレートスーパーエンデヴァーを用意しないと話になりません。グレートスーパーエンデヴァーとは、ワン・フォー・オールをヒーロー達で回しに回して個性を集め、最終的に轟君バージョンになり、そこに超強化されたワン・フォー・オールをのっけて自爆特攻すれば勝てました。デクとかっちゃん?
エンデヴァー以外、力を使うと身体がもたなくて爆散するので話になりません。筋肉が足りんのだよ、筋肉がァァァァッ!
そう、究極生命体エンデヴァーですね。最速で究極生命体の称号を手に入れるならここまでいく必要はないんです。
「戻った」
「お帰りなさい。と、でも言うと思ったのかしら? どういうつもりか、しっかりと教えてもらいましょうか」
「この子が引き取る子供だ」
「ん」
「そう」
彼女、メルちゃんはレッちゃんを見た後、近くに置いてあった書類を手に持ってテーブルに叩き付けます。そこには離婚届と書かれております。
ヒャッハー! 修羅場だぜ修羅場!
「どういうつもりだ?」
「そっちこそどういうつもりなのかしら? 結婚してから一年間。子供を作るために頑張ってきたけど、無理だった当て付けなのかしら?」
「違う! 断じて違う」
「無理しなくていいわ。どうせ別の女に作らせた子供でしょう。そんなのを育てるなんて私のプライドが許さないわ」
「この子はそういうのじゃない!」
「どちらにせよ、実家の方から子供が出来ないなら戻ってくるようにせっつかれているし、仕方がないわ」
「だから待ってくれ! 俺は……」
おそらくですが、個性婚で彼女とギャングオルカは結婚したのでしょう。シャチの能力を手に入れたらかなり強くなりますしね。現状、個性を貰ってないのであくまでも海流操作しかできず、肉体的には弱々しい(弱いとは言っていない)ですからね。
「まあ、いいわ。それなら、その子か私。どちらかを選びなさい」
「俺は……」
「二つ共は駄目よ。一つだけ」
「ヒーローとして、この子を見捨てる事はできない」
「そう。残念ね。この生活も嫌いではなかったけれど、もうここに用はないわ」
そう言って部屋から出ていくメルをギャングオルカはジッと見詰めています。
ここで取れる選択肢は二つ。一つはメルをここで、今弱い内に殺してタイムの犠牲を少なくすること。このままいけば絶対的に将来、タイムの障害になります。
ですが、ここは二つ目のお前がママになるんだよ! を選択します。
「ん!」
「かはっ!?」
レッちゃんの渾身の一撃!
油断しているギャングオルカを吹き飛ばしました。
「な、何を……」
「んッ!」
レッちゃんを操作して入口を指差します。ついでに顎でも示しておきます。
「追え、というのか?」
「ん!」
「だが……」
「だめ。このままじゃ、(タイムが)大変なことになる……」
「わかった。すまない!」
ギャングオルカが追っていきましたので、放置された離婚届をビリビリに破って捨てておきましょう。
後はソファーにちょこんと座って海に映るお魚さん達を眺めていれば、少しして言い争う声が聞こえてきます。
部屋の入口を見ると、ギャングオルカがメルを担いで戻ってきていました。誘拐かな?
「話を聞いてくれ。ちゃんと説明するから」
「……いいわ。聞いてあげる。でも、それだけよ。それに、嘘をついたらわかっているわね?」
「わかった。嘘偽りなく話す」
そして、レッちゃんの事を話していくギャングオルカ。興味なさそうにしていたメルもレッちゃんの個性の話になり、ギャングオルカの個性を得たという話をすると獲物を見つけたような捕食者の瞳になりました。貴女の瞳にロックオン! にゃ~!
「つまり、コイツに私のDNAを与えて個性を得たら、それはもう私と貴方の子供で間違いはないと」
「少なくとも、そちらの両親の説得は可能だろう」
「それに子供が出来ない原因も解決できるかもしれないわね。問題は私がしっかりと教育できるか、ということよね?」
「二人でやっていこう。メルはアイススケートをまたやりたいだろう?」
「当然よ。結婚を認めたのだって、家にいたらさせてもらえないからだし。貴方は子供さえ生んで育てたら後は自由にしていいって言っていたからね」
「俺もお前が舞っている姿が好きだった。だから、踊って欲しい」
「……そう。そうなのね。いいわ」
惚気る二人を不思議そうに見ているレッちゃん。私としては個性婚でも、轟家とは違って普通に幸せになれるのは驚きですね。
まあ、どうでもいいです。ラスボス候補を一人攻略したとしたら、美少女と野獣ですが、いいでしょう。爆破しやがれです!
レッちゃんは海流の個性を手に入れることができるようになりましたからね!
「む。誰か来たようだな?」
「そうみたいね」
レッちゃんがメルに抱きあげられながら、身体を触られてチェックされているとギャングオルカが対応したようです。
少しして彼は戻ってきました。警察とヒーローを連れて。ギャングオルカの手には手錠が嵌められておりました。
「そういえば、見られていたものね」
「説明を頼む」
「ふふふ、どうしようかしら?」
嗜虐的な視線を向けて楽しそうにするメルと、それを膝の上から不思議そうに見上げるレッちゃんの姿がありました。ギャングオルカ、逮捕!
まあ、すぐに外されました。ただの痴話喧嘩ですしね。とりあえず、美少女の若い才能溢れるママが出来たので育成が捗るぞー!(なお、彼女の両親からオール・フォー・ワンに伝わるのは考えないものとする)
メルの外見は足が普通にあるFGOやFateのメルトリリスを想定です。ペンギンじゃないけど、シャチだからいいよね。なお、部屋にはペンギンのぬいぐるみがいっぱいあり、本物も飼っているもよう。
ギャングオルカとメルの家は水族館みたいなものです。レッちゃんも深海棲艦だから問題ないね!
製作者『水形の個性が活躍する場合が少なく? わかった。水系のラスボスクラスを用意したよ!』
こんな感じで用意されたメルちゃん。プレイヤーは阿鼻叫喚。海ではほぼ勝てないですからね。地上(内陸)に引っ張り出さないと無理です。
ヴィラン側に一緒にくる深海棲艦
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駆逐棲姫
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水母水姫
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潜水新棲姫
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離島棲姫
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北方棲姫
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護衛独還姫
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北端上陸姫
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深海千島棲姫
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泊地棲鬼
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アンツィオ沖棲姫