おさかな海賊団の幸せな旗   作:つヴぁるnet

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60日目 〜 スノウヘブン

 

〜 スノウヘブン 〜

〜 60日目 〜

 

 

 

 

ブロロロロロ!!

 

 

 

雪原に敷かれた雪を巻き上げる大きなパンジャンドラム……では無いけど迫り来る正体にぶつかれば大怪我してしまうだろう。 そんな事を考えていると街の入り口が見えてきた。 徐行してブレーキする。

 

 

キィ、キィィィッ!

 

ブロロロ……ガチャン…

 

 

 

「どうも、こんちわーす。 観光に来ました」

 

 

「な、何者、だ??」

 

 

「え? これかい? これは『ゲドラフ』って奴が扱うタイヤなんだけど、それに乗って雪道を移動してたんだ。 でもこんな入り口でこのタイヤ転がしてると邪魔だよね。 ごめんね、今消すから」

 

 

「い、いや、そう言うわけでは…」

 

 

 

俺はタイヤから降りると役目を終えたことを悟ったそのマキブは消えてしまった。 なかなか乗り心地が良かったな。 今まで海ばかりの生活だったから陸で試すチャンスも無かった。 そのためやっと今回このスノウヘブンの道程で使用した訳だ。

 

あと楽しかった(小学生並の感想)

 

しかしアサシン一族のショウキは足が早く、タイヤの速度に負けない走りで驚いた。 そんな訳で俺のマキブとショウキの生脚による競争が始まったが、アサシン一族の脚力はバカになりませんでした。 そんなこんなで夢中に競争しているといつのまにかスノウヘブンに到着していたこの頃、入り口にいる天使兵に質問されてる状態だ。

 

 

 

「ほ、本当に人間なのか?」

 

 

「なんだ? 人間見たことないの? ガオー」

 

 

「いや、そう言う訳でない。 あとそんな鳴き声をしないことは理解済みだ。 私が驚いてるのはまさかこの大地に人が踏み込んでくるとは思わなかっただけだ」

 

 

「…ってことらしいぞ、ショウキ。 つまり俺たち一番乗りじゃん。 バンザーイ」

 

「別に一番を競い合ってる訳ではないが、王家の命を受けてここまで来れたことに喜びを感じてる」

 

 

 

緊張感の無い会話に天使兵は少し苦しむ。

 

いつのまにか天使兵は武器を取り出していたがそれを収めると本格的に会話と言う形に入った。

 

 

「見たところ賊ではないようだがココに何用だ?」

 

 

それでも警戒心むき出しで話す天使兵。

 

そりゃ人間がここまで来るとは思わなかったからな。

 

これは彼女らからしたらイレギュラーなんだろう。

 

 

 

「私は大陸調査のため内海からやってきた。 別に荒らすつもりは無い」

 

 

「なら隣の奴は?」

 

 

「俺は海賊だよ。 でも平穏な村を襲うつもりは一切ない」

 

 

「……本当か?」

 

 

「本当だよ。 てか、なーに言っているんですか。 こんな貧弱一般人ピーポの俺たちが天使を相手にして勝てるわけが無いだろ。 立ち向かうだけ無駄ですしおすし」

 

 

「…そうには見えないがな」

 

 

「えー? 俺たち人間だよ? 雑魚だよザコ。 天使の様に果てしなく高貴な生き物に比べたらクソザコナメクジだぞ? 俺たちって」

 

 

「だがお前はどこか違うな。 人なんだが、人を超えた何かに成り得る可能性を秘めてる。 なんとも言えないが、人を超えた人になりそうな…雰囲気だなか。 そしてとなりの少女、お前もだ」

 

 

「?」

 

 

「お前も死線を乗り越えた眼をしている……」

 

 

「なっ! そ、そんなことも分かるのか?」

 

「ただの街案内キャラと思いきやスペック高すギィ!」

 

 

 

「テンションが高くて逆に危ないなこの人間は…」

 

 

 

この天使兵は一味違うな。 おっぱいの面積が広いだけじゃなくて見る目も幅広いようだ。 地上落ちたとは言え、地上に生きるどんな種族よりも勝る存在として天界で暮らしていたからそれも当たり前か。

 

 

 

「まっ、でも、俺たちが何者とか、可能性の獣とか、いまは良いさ……」

 

 

 

服についた雪を払って天使兵の前まで歩く。

 

 

 

「とりあえず、俺はあんたに聞きたいことがある」

 

 

「……なんだ」

 

 

 

俺は今一番大事な内容を告げるために真剣な表情で天使兵の顔を見た。 雰囲気の変わりようにショウキは無言になり、天使兵も警戒心を深めながら真剣な表情で耳を傾ける。 この街の入り口からこれまでにないほど緊迫した空気から俺が切り出した言葉は…

 

 

 

 

 

「お腹空いた。 どこかご飯食べれるところ案内してくれ」

 

 

 

 

 

 

 

「……………は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「天使の村でヤマタイのうどん食べれるとすごく幸せなんですけど! ズルルルル」

 

「むぐむぐ…」

 

 

 

カフェの隅っこな備え付けられたテーブルに俺とショウキは座り込み、何かお腹満たされる温かいものを頼んだ。 しかしここはエクレアやパフェなど甘いものしか売ってい無いが、まぁ別にそれでも良かった。 しかしやはり温かい食べ物がいい。 ここは寒いし、満たされる食べ物ってのは温かいものだ!…とか、そんなこと考えてると商人天使が初めてスノウヘブンにやって来た人間に驚いた。 それで気前が良いのか歓迎の証としてヤマタイの村から仕入れて来たうどんをプレゼントしてくれた。

 

それから醤油も商人天使から借り、数分だけキッチンを借りるとうどんを湯がく。 ただ醤油を薄めただけのスープを作り、良くあるぶっかけうどんが完成。 しかしこの懐かしい香りは食欲を唆らせる。 箸がないのは残念だが、デザートで使うフォークを借りて、いざ食べると……

 

 

 

「あぁ〜、温まった心がぴょんぴょんするんじゃ〜」

 

「むぐむぐ…」

 

 

 

人類が編み出した食の有り難みを感じつつ、ちょっぴり嬉し涙を流しながらズルズルと啜る。

 

スイーツを食べてる天使達の空間と場違いな食事を味わっていた。

 

 

 

「それ美味しいの?」

 

 

 

ひとりのキューピッドが訪ねて来た。

 

まさか淫欲ピッドの天使が訪ねて来るとは思わなかったが、俺はうどんを口の中に頬張りながらコクコクと頷く。 試しに食べかけの器を渡すとキューピッドは器を受け止め、フォークで食べ始めた。

 

 

すると…

 

 

 

「んん〜♡ 美味しい」

 

 

 

なんか好評だった。

 

するとほかの天使達も興味を寄せて集まってくる。

 

あ、ショウキの奴はほかの天使達に食われまいと一気に食べだした。

 

ずるいぞコイツ。

 

 

 

「美味しい…」

「うん、良いわね」

「へー、うどんってこんなに…」

 

 

 

一口ずつ食べ、それぞれ感想を述べる天使達、どうやらうどんは好物の枠に当てはまりそうだ。

 

喜ぶ姿はまぁ良いけどさ…

 

 

 

「ごくん……これが、うどん。 中々美味しい…」

 

 

そしてスープまで飲み干された。

 

 

 

「あの……それ、俺のごはん……」

 

 

「?……ぁ…」

 

 

「………」 ぐぅ〜

 

 

 

ヴァルキリーが最後食らってしまった。 俺は3分の1しか食べておらず、残りの3分の2は天使達によって全て食われてしまい、まともにありつけなかった悲しみを背負うとお腹の音が抗議を立てる。 やってしまったと気づいた天使達は慌て始める。 代わりにスイーツを食べてくださいと考えてテーブルの上に次々と集められる。

 

 

 

「その、ええと……」

「ご、ごめんね? 人間さん」

「あははは……罪な事したかしら」

 

 

「い、いや、良いですよ……気にしないで」

 

 

 

とりあえずお腹を満たすため新しいスイーツから、食べかけのスイーツをフォークで刺し、胃の中に入れていく。 少々甘たるく感じるが紅茶やコーヒーもあるようなので、甘さを控えつつ頂きつつ食べた。

 

因みにキューピッドの食べかけたエクレアに食らいつくと頭の中が一瞬だけピンク色の瘴気に包まれてクラっときた。 ほんの少しエクレアに付着してたキューピッドの唾液が体に馴染んだのか? 恐ろしいな淫欲ピッドは…

 

 

「あ、甘たるい…」

 

「ファイト!」

「頑張れ!」

「食べさせてあげましょうか?」

 

 

なんかよくわからないが応援される俺。 少しずつ満腹感に充される。 すると天使達はスノウヘブンにやってきた俺たち人間の存在に興味を示し始める。 うどんも興味を持ったがやはり俺たち人間が優先的なんだろうな。

 

 

 

「どこから来たのですか?」

 

「他の大陸から」

 

「君はどうして来たんだい?」

 

「冒険心」

 

「あなたにとってうどんってなぁに?」

 

「和の心」

 

「好きな子はいるかい!?」

 

「心に決めた子ならいる」

 

「まぁ、でしたら是非ここで式を挙げてください」

 

「祝福で満たされそうですね。 考えます」

 

「………ふん、穢れた生き物め…」

 

「同じ土を食ってるじゃねーか、仲良くしようや」

 

「面白そうな人ね」

 

「俺の仲間も面白いゾ」

 

「そういえば隣の子は彼女さん?」

 

「ぶっ……」

「いや、ただの道連れだ」

 

「あなたは寒い時はどうするの?」

 

「金!!(で温かい食べ物を買う)

暴力!!(的な運動で体を熱くする)

S○X! (靴下を履いて暖をとる)」

 

「ソ、ソックス? ああ、靴下ね」

 

「履くだけで違うからオヌヌメ」

 

「ねぇねぇ! もう卒業した?」

 

「三回くらい(学歴的な意味で)」

 

「え?(困惑)」

 

「は?(威圧)」

 

 

 

そんなこんなで質問責めだ。 まるで学校に転校生がやってきた時の状況と似ている。 落ち着いてごはん(スイーツ)食べれなくて困っている。

 

 

ガチャ

 

チリンチリン

 

 

 

「おい、そこの穢れた生き物、ラナエル様がお呼びだ」

 

 

「んー? 偉い人か?」

 

 

「ただの代理であるが偉い人には変わらぬ。 ツベコベ言わずについて来い」

 

 

 

なんか雰囲気悪いな。

 

でもとりあえず従っとくか。

 

 

 

「ショウキ」

 

「ああ、行こう」

 

 

 

入り口にいた天使兵ではない別の天使兵が俺たちを誘導する。 ノシノシと外を歩かされてる状況なので、周りを見渡すせば人とは大して変わらない日常を過ごす地に堕ちた天使達。 アリの巣を眺めてサボってるキューピッドや、戦闘訓練している天使兵。 シロクマ娘とさむさむしているヴァルキリーも微笑ましい。 チラチラと人間の俺達二人を観察する天使達に手を振って返す。

 

 

 

「こら! 変なことするな!」

 

 

 

怒った天使兵はロウソクの火を俺の首筋に当てる。

 

 

 

「あちぃ!!」

 

 

 

まさかこんな仕打ちを受けるとは思わなかった。

 

 

 

「オイオイ!? 後ろ髪燃えてないよな!?」

 

「?…心配ない、大丈夫のようだ。 何故か焦げてないがな。 よくわからんがそのロウソクの火は我々が扱うものと違うらしい」

 

 

「このロウソクは精神的な痛みを当たるために焼く拷問道具だ。 物理的な干渉は無い」

 

 

「いま俺は拷問されたのかよ」

 

 

「無駄口は良い。 変なことしないで歩け」

 

 

「はいはい」

 

 

「『はい』は一回だ! この穢れが!」

 

 

 

そういうとまたロウソクの火を首筋に当ててくるので俺は腰に常時備えてるビームライフルを掴んで銃口から斜めに刃を展開した。

 

 

バチバチバチ!!

 

 

「!?」

 

 

 

ロウソクの火の根元に『ビーム十手』が突き刺ると火はかき消される。

 

 

 

「お話し合いの前に勝手な私情で人を傷つけるの辞めないか? 俺、そういうの嫌いだぞ?」

 

 

「っ! 穢れた生き物が! やはり刃を抜いたか! やはり人が野蛮なのは変わりないな!」

 

 

「いやいや、先に刃を向けたのはお前だろ?」

 

 

「黙れ! 失敗種族が反論する気か!」

 

 

 

この天使兵はかなり人のことが嫌いなようだ。

 

 

 

「ショウキ、行こうぜ。 アレが案内される家らしいし」

 

「……」

 

 

 

無言で頷くと一緒に歩くショウキ。

 

放置決められた天使兵は目を見開いた。

 

 

 

「お前らぁ! 私を無視か!?」

 

 

 

 

「ところで代理の方とコンタクトを取ってどうするの? サバサから派遣されましたって正直に言うのか?」

 

「そこは真面目に言う、隠さずとも問題ない。 下手に隠して戦争の火種にもなったら困る。 仮に出て行けと言われたら従うさ。 ただ調査のために来たからな」

 

「もうすこし調べたいとか思わない?」

 

「個人的にその気持ちはあるが重要なのは課せられた使命を無事に果たすことだ。 私が生きて調査記録を持ち込めばサバサ王家とアサシン一族の関係はもっと深まる。 それにサラーン様もお喜びになる」

 

 

 

ショウキの揺るぎない目的を語られ、俺は彼女を応援しながら肩を叩く。

 

まだ後ろの天使兵がうるさいけど、まぁ良いさ。

 

 

 

「ここが村長代理の居る家かな?」

 

「みたいだ」

 

 

 

コンコンとノックすると扉が開かれ、ひとりの天使に招かれる。 この天使は後ろの人間嫌いな天使よりも柔らかそうだ。 え? もちろん表情の意味も含め、聖母を漂わせるお胸の事も柔らかそうだと感想を残したんだよ言わせんな、恥ずかしい。 とりあえず事情を説明すると奥に招かれた。 とてもあったかい部屋だな。

 

 

 

「こんにちは、私は村長代理のラナエル」

 

 

「こんにちは」

 

「突然の訪問で申し訳ない」

 

 

「いえ、大丈夫です。 人がやって来た報告はたしかに驚きましたが。 ……ところで貴方達を案内する筈の天使は?」

 

 

「ロウソクで首筋を炙って来たから逃げて来てきました」

 

「人間嫌いなのだな」

 

 

「そうでしたか。 それは大変誠に申し訳ありません。 あの天使にはしっかり言っときます」

 

 

「別に良いですよ。 人嫌いな生き物は珍しくないし、俺たちは気にしてないです」

 

「それよりも話とは何だろうか?」

 

 

「はい。 対した内容ではありませんが、あなたたちはなぜこの大陸に来たのですか? と、言う質問です。 この大陸に来る途中の洞窟には結果も張っていた筈ですが……どうしたのですか?」

 

 

「そうだな。 まず宝の地図を見つけたところから説明しよう」

 

 

「え? 宝の地図?」

 

 

「ああ、手に入れた宝の地図には『昇天の羽』と書かれていてな、俺も含めた海賊の仲間はそれがなんなのかを見たくてやってきたんだ。 故に冒険心。 時間をかけてこの大陸に来たのは良いが、洞窟の入り口に張られてる結界には阻まれるアクシデント。 だが色々あって洞窟の侵入に成功。 しかし解除する必要が出て来たので解除した。 それから致し方ない理由に追われながらここまでショウキとやってきた、マル」

 

 

「なるほど、貴方は海賊なのですね。 あまりそう言う風には見えないのが率直な感想ですが…」

 

 

「俺よりもお頭が海賊っぽさ出てると思うけど今現在は怪我を負って治療中。 出てこれない状態だから証明できないな。 因みに俺たちは義賊って奴でね、他人に不幸を撒き散らしながら美酒で幸福を飲むような下郎とは違う。 ただこの大海にロマンを抱いたアホで楽しい連中って事さ」

 

 

「それでも同じ賊です。 世間的に刻まれたイメージは簡単に拭えません」

 

 

「知ってるさ。 だからここでは比較的お利口さんにしてる」

 

 

「……敢えて警戒の目を浴びろうとは、変な人ですね」

 

 

「その方がそちらは安心するでしょう? 入り口の天使にも俺のことは異様な存在と見なされてる。 もちろん他の天使も同じ事を考えてる子がいると思う。 だからここで『俺は無力な生き物です』と言っても怪しい。 だから今のうちに敢えて警戒線を張っておいても俺は良い……と、伝えときます」

 

 

「わかりました。 貴方の事はお望み通りマークしておきますね」

 

 

「はい、了解です。 では、次はこの子だ」

 

「私の名はショウキだ。 30年前に突然現れたこの大陸を調査するため派遣された」

 

 

「なるほど。 たしかにそれが普通でしょう。 そしてその後はどうなさる予定で?」

 

 

「この後は調査記録をまとめて帰るだけだ。 あと……ここまで来る途中倒れてしまった仲間も弔いたい。 洞窟に仲間の亡骸があるなら地に返してやりたいのだ」

 

 

「なるほど。 わかりました」

 

 

「そんでラナエルさん。 単刀直入に聞くけど、俺たちは厄介者かな?」

 

 

「……どうしてそのような?」

 

 

「いや、なんか良くあるじゃん? 『人間は危なっかしい! 近寄るな! 平穏を乱すな! 出て行け!』って感じに思われてるのではとすこし考えてた。 エルフとかマーメイドとか、その部類が主にそうだし。 俺は人間である事を気にしてる」

 

 

「いえ、そのような事はありません。 ですが平穏は乱さないでココもそうであり、他も同じです」

 

 

「じゃあココの宿屋を使ったりとしばらくスノウヘブンで滞在して良いですか?」

 

 

「構いません。 旅人が望まれる街として機能してるかわかりませんが心行くまで体を休めて下さい」

 

 

「ありがとうございます」

 

「……私もこの街で一旦休まろう」

 

「だな。 正直に言うと俺もお布団で眠りたいな。 あの洞窟で精神削り過ぎてテンションがおかしくなってる」

 

 

「シロクマ娘はともかくあそこは氷の魔女から野良の天使までウヨウヨとしてます。 人間の身でありながら良く生き延びましたね」

 

 

「いや、私は死にそうになった方だ。 でも彼に命救われたからこうしてここまで来れた。 今の命は彼のために」

 

「おい待て、ショウキ。 そこまで重い話は無かったと思うぞ?」

 

「冗談だ」

 

「おいゴラァ、さっきのタイヤですり身にしてやるぞ」

 

 

 

 

俺たちはラナエルに頭を下げ、村長宅を後にするとそのまま宿屋に向かった。 天使の羽のようなふかふかのお布団に飛び込んだら体が浮いた感覚に襲われる。

 

 

やはり天使ってすげー。

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 





実際にゲーム中も天使の街に来た時すごいワクワクした。 そして無印と違って人間界で命ながら生きている彼女達の描写は尊かった。 あのラナエルさえも村長代理とかもう無印との温度差に比べて風邪引きそうになった。 ただでさえ雪の街なのにね。


《ケドラフ》
巨大なタイヤに乗ったモビルスーツであり、地上型の兵器であるにもかかわらず宇宙戦でも高スペックに戦闘を行える機体。 Vガンダム時代の兵器だけあって360°シールドに展開できたりと隙がなく、フラッグもこれに乗って動きづらい雪道を強引に進んで突破した。 基本的に海での生活なのでタイヤやアインラッドの出番は無い感じだが20機のマキブの中では移動型防御兵器と使い道は非常に高い。


ではまた
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