WORLDTRIGGER THE ORIGIN   作:taipho

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知らない間に評価バー点灯してた!?

てなわけで祝評価バー点灯!!!

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B級ランク戦編
最上達也④


~❖2日後ボーダー本部・会議室❖~

 

 

現在ボーダー本部会議室には城戸派上層部、忍田本部長、林藤支部長、迅悠一、最上達也が揃っていた

 

城戸「………揃ったな。では始めよう」

 

忍田「今回の議題は捕えた捕虜の扱いと今後のボーダーの動きについてだ」

 

達也「捕虜の扱いについてはボクから………、まず本部に侵入した『(ブラック)トリガー』使いは()が脳にまで根を張っているためそれをラッドにでも移し変えれば情報源になるでしょう。迅が捕えた捕虜に関しては今回の敵のトップの直属では無いため恐らく自分のご主人様の為に口は割らないだろう。今回置いていかれたのは彼の恩人を次のアフトクラトルの()にされるため彼はそれに反抗するだろうという懸念がある為です。最後にボクが保護した人については対策会議で言った通り、尋問はしていいですが扱いはこちらに一任してもらいます」

 

城戸「………では、その『ワープ使い』の今後の扱いをどうするつもりか聞こう」

 

達也「彼女には唐沢さんの力を借りて玄界に帰化させたいと考えています」

 

城戸「………だが、彼女の()はどうするつもりだ?」

 

達也「人前では戦闘能力皆無のトリオン体になって角を外せば問題ないハズです。ただし何もなんの枷も付けない訳には行かないと思うのでボクが部隊を作ってそこで監視、経過を見てボーダーに入隊させ、ボクの部隊へ引き込むつもりです」

 

城戸「…………オペレーターはどうするのかね」

 

達也「姫様にお願いします。と言っても交渉はこれからですが」

 

城戸「なるほど、他になにかあるかね」

 

達也「根付さんに彼女の素性に関する情報操作をしてもらいたいのと、例のボクが持ち帰った(・・・・・)『黒トリガー』についてですが、あれは起動者が多く使い手次第で性能が大きく変化する物だ、よって普段は『風刃』と共に本部に置いておき、戦況によって使い手を選んで使用するのが良いと思います」

 

城戸「なるほど、キミは誰を推すかね?」

 

達也「使用者は、ボク、二宮隊長、加古隊長、那須隊長、東隊長、影浦隊長、小南隊員、出水隊員の8名が候補です」

 

城戸「…………では鬼怒田開発室長、そちらの8名を後日研究室へ集めてデータ収集と慣熟訓練を頼む」

 

鬼怒田「はい」

 

忍田「では、続いて今後のボーダーの動きについてだ……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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一通り会議が終了し退室した達也は本部のとある部屋へと赴いた

 

達也「姫様、ルシフェルです。失礼します」

 

達也はノックをして本名を伝え部屋に入る

 

瑠花「久しぶりね、ルシフェル」

 

達也「はっ、姫様もお元気そうで何よりです」

 

瑠花「今は姫ではありません。国がないのに王族を名乗っては虚しいだけでしょう」

 

達也「はっ、失言をお許しください」

 

瑠花「失言を許します。ですが今後は姫ではなく別の呼び名を使いなさい」

 

達也「では、お嬢様と………」

 

瑠花「様を抜きなさい」

 

達也「かしこまりました、お嬢」

 

瑠花「それでは要件を聴きましょう」

 

達也「はい、実はオペレーターとして私と部隊(チーム)を結成して欲しいのです」

 

瑠花「わたしがオペレーターですか?」

 

達也「はい、その通りです」

 

瑠花「あなたとわたしの2人だけで?」

 

達也「そうですね、B級ランク戦round6くらいからはもう1人増えると思いますが」

 

瑠花「そうですか、いいでしょう。実はわたしもあなたの為に響子からオペレーターの技術を学んでいました」

 

達也「!?…………お嬢が!?」

 

瑠花「だってあなたは部隊に入っていないから戦闘の時決まったオペレーターがいないのでしょう?故にです」

 

達也「なるほど、お嬢の英断に感謝します」

 

瑠花「では忍田に言って申請を出しましょう。思い立ったがきちびです」

 

達也「お嬢、きちびではなくきちじつですよ」

 

瑠花「ま、まだこちらの言葉には慣れないのです………

 

達也「大丈夫ですよ、これから慣れましょう」

 

こうして達也の部隊結成は順調に進み、B級21位最上隊が結成された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❖WORLD TRIGGER❖

 

 

 

 

 

達也はミラが居る本部の一室へと赴いた

 

達也「ミラ、ボクだ。入るよ」

 

達也はノックをしてミラが居る部屋へと入る

 

達也「やぁミラ、気分はどうだい」

 

ミラ「達也…………いえ、ルシフェルだったわね」

 

達也「どちらでも構わないさ、人前ではさすがに達也じゃなきゃまずいけど。なぜか玄界ではルシフェルと言うのは有名な堕天使の名前だから妄想癖が酷いやつだと思われるんだ」

 

ミラ「ふふっ」

 

達也「酷いなぁ、せっかくキミをハイレインから引き離してあげたのに…………」

 

ミラ「ええ、とても感謝しているわ。約束を守ってくれてありがとう、ルシフェル」

 

達也「どういたしまして、ミラ。ではキミの今後について話をしよう」

 

そう言って達也は先程の会議で城戸に許可を取ったことを1つずつ伝えていく

 

ミラ「そう。思っていたより自由なのね」

 

達也「もちろんさ、キミは玄界に帰化して国籍日本人になってもらうんだから」

 

ミラ「こくせきというものはよくわからないけれどにっぽんじんと言うのは玄界に数ある国の中のにっぽんに住む人と言う解釈でいいのよね?」

 

達也「だいたいそんな感じ、国籍ってのはキミが日本人だと言う証明証なのさ」

 

ミラ「そうなのね、本当にありがとうルシフェル。私を救ってくれて」

 

達也「そんなご大層なものじゃないさ、ボクは恩をちゃんと返したまでさ」

 

ミラ「ふふっ、私の前では『オレ』でいいのよ?貴方が『ボク』と言っているのは昔教えてくれたあの人の為なのでしょう?だから私の前では本来の貴方でいて欲しいの」

 

達也「やれやれ、キミには敵わないな…………ありがと、ミラ」

 

ミラ「いいのよ、私がそれを望んでいるんだから」

 

達也「じゃ、そろそろオレたちの隊室へ行こう。キミの新たな家になるからネ」

 

達也はミラを角無いトリオン体に換装させ、最上隊の隊室に連れていく

 

尚、隊室では達也と2人きりだと思っていた瑠花が大荒れに荒れたが達也がショッピング等に連れていき3日かけて機嫌を直したのはまた別のお話

 

 

 

 

 

 

 

 

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瑠花の機嫌が直った後、達也はB級ランク戦に向けて隊室に備えられた訓練室でオペレーターとの連携を慣らしながら開発室や研究室で『レ・ブリスコラ』の慣熟訓練を行い、日々を過ごしていた

 

そんな達也だが修が叩かれ、遠征が公開された記者会見が終わってB級ランク戦が近くなった事で二宮隊の隊室を訪れていた

 

達也「やぁマーくん、遊びに来たよ〜」

 

二宮「なんども言っているがその呼び方はやめろ」

 

達也「いいじゃないかつれないな〜」

 

二宮「それよりも要件はなんだ?ただ遊びに来たわけではあるまい」

 

達也「あ〜実は1つお願いがございまして………」

 

二宮「はぁ……………言ってみろ」

 

達也「じゃ、遠慮なく。今度のB級ランク戦の初戦か第2戦で香取隊と当たったら1点も取らせず中位に叩き落として欲しいんだよネ」

 

二宮「……………香取隊だと!?」

 

達也「ボクって今ボーダーでの立場を磐石にしたいんだけどその為に後進を育てるって言う実績が欲しいわけ。で、今センスあってそこそこ強いやつを探してると香取って言うちょうどいいのがいたから忍田さんにお願いして中位で序盤のうちにぶつかれるようにしたいわけ」

 

二宮「なるほど、テコ入れか」

 

達也「そゆこと、だから香取隊を中位に落として欲しい」

 

二宮「まぁ他ならないお前の頼みだ。いいだろう」

 

達也「またまたそうやって弄れたこと言っちゃって〜、前読んだラノベによるとソレ、捻デレって言うらしいぜ?」

 

二宮「…………………受けなくてもいいんだぞ」

 

達也「ごめんて、頼むよ」

 

二宮「ふん、最初から余計な事を言わなければいいものを」

 

達也「まぁよろしく頼むよ」

 

二宮「わかっている」

 

達也「ありがと、成功したら焼肉奢るよ」

 

達也は二宮と話をつけると開発室へと赴き、『レ・ブリスコラ』の慣熟訓練に勤しんだ

 

そして時は流れて……………

 

2月1日 三雲隊(玉狛第二)及び最上隊

ボーダーB級ランク戦 開始

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❖WORLD TRIGGER❖

 

 

 

 

 

三上『B級ランク戦第1戦、昼の部がまもなく始まります。実況担当は風間隊の三上、解説は太刀川隊の出水くんと二宮隊隊長二宮さんです』

 

出水『どうぞよろしく』

 

二宮『…………ふん』

 

三上『本日は初日ですので簡単にB級ランク戦の説明をお願いします』

 

出水『OK、B級は上位、中位、下位と3つにグループ分けされてて今22部隊(チーム)だから上位7、中位7、下位8でグループ内での三つ巴または四つ巴でチーム戦やって点を取り合う。点を取る方法は敵チームの隊員を倒せば1点、最後まで生き残った1部隊(チーム)にはボーナスで2点が付く。そんでランク戦の終わりにB級の1位と2位だったとこはA級に挑戦できる。前シーズンの上位の部隊(チーム)には順位に応じて初期ボーナスがある分有利だな』

 

三上『ありがとうございます。今回戦うのはB級15位松代隊、18位海老名隊、20位常盤隊、今シーズンから参戦の21位最上隊ですが、二宮隊長はどんな戦いになると思いますか?』

 

二宮『ふん、最上が全員仕留めて終わりだ。勝負にならん』

 

出水『まぁ、元々最上さんは個人戦あんまやってなくてポイント自体はあまり高くないけど、俺や二宮さんとも正面から撃ち合えるからまともにやったところで勝負にならないってのが俺と二宮さんの見解ですね』

 

三上『では、他のチームがどのように対策するか、という事ですか?』

 

出水『まぁ最初から勝負になんないんでそれをどうするかは見どころかもしんないですね』

 

三上『さ、さぁ全部隊転送完了。B級ランク戦第1戦昼の部、開幕です』

 

 

 

 

 

B級下位は基本的に部隊事の戦術がしっかりしておらず、各隊合流しての総力戦になることが多い

 

達也「お嬢、敵の狙撃手が居そうな場所をピックアップして貰えますか?」

 

瑠花『もうやってるわ』

 

そういう意味では1人の達也は合流の必要が無いため、開始と同時にバッグワーム(・・・・・・)を使わず(・・・・)、位置を晒しながら狙撃位置につこうとしていた常磐隊狙撃手の斎藤の頭をイーグレットで撃ち抜き瞬殺する

 

三上『これは!?事前の情報では銃手という事になっている最上隊長が狙撃で常磐隊狙撃手を撃ち抜いた

 

出水『おーでたなー最上さんはポイント足りてないから銃手なだけで技量だけで言えば玉狛のレイジさんとかに匹敵するんじゃないかな?ポイントさえ貯まればソッコーで完璧万能手(パーフェクトオールラウンダー)になれる技量を持ってるよ』

 

二宮『ふん』

 

三上『では、ブレードも使えるんですか?』

 

出水『たまに太刀川さんとやってるよ。戦い方は那須隊の熊谷ちゃんに似てるかな。けど完全に受けに回ったら太刀川さんでもなかなか崩せない受けの達人だしブレードだけなら太刀川さんとかには勝てないけどあの人には弾があるからねー』

 

三上『なるほど、あくまで本職は銃手であると』

 

出水『あの人の武器は全部あの人の技量ありきのピーキーにチューニングしてあるから今のボーダーでもかなり強い方じゃない?』

 

そうこうしている間にモニターの奥では達也が松代隊の工作員を倒して残った2人と対峙していた

 

達也は右手に改造したイーグレットを、左手に改造した弧月を握り、土崎の攻撃を弧月で防いで松代を撃ち抜き緊急脱出(ベイルアウト)させる

 

味方が居なくなったことで焦った土崎をゼロ距離で撃ち抜き緊急脱出(ベイルアウト)させた達也は近くで戦闘している海老名隊と1人減った常磐隊の戦いに乱入し、左手の弧月で常磐隊隊長常磐を仕留め右手のイーグレットで海老名隊攻撃手茂手木を撃ち抜き緊急脱出(ベイルアウト)させた

 

海老名と常磐隊銃手なだけで宇都宮は弾を集中させて達也の動きを止めようとするが、達也の堅いシールドの前では意味をなさず、接近されて2人とも首を落とされる

 

と、そこで海老名隊狙撃手の乙川が好きを晒したと思ったのかイーグレットで狙撃するも達也は的確にシールドを集中させて防ぎ、カウンタースナイプで点にする

 

これで海老名隊は全滅し残った常磐隊攻撃手計良を弧月で止めてゼロ距離射撃で吹き飛ばし、試合は終了する

 

三上『……………せ、戦闘終了生存点を含めて合計12得点!!

 

出水『予想通りとはいえ圧巻ッスねー。今回銃手トリガーも使ってないし、余裕あるなー達也さん』

 

二宮『ふん、ただ対策を怠っただけだ。元々個人でA級に居たのは周知の事実だ。ならA級などの最上を知っている者たちから情報を集めていればここまで点差はつかなかっただろう』

 

三上『…………あ、ありがとうございます。こ、この一戦で最上隊の暫定順位は9位まで上昇早くも中位グループに食い込んだ次の第2戦の相手は本日夜の部で行われる上位戦、二宮隊、香取隊、王子隊の結果次第となります。おつかれさまでした』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、約束通り香取隊を集中的に狙った二宮隊によって中位へと降格し、最上隊の次の対戦相手は香取隊と鈴鳴第一と那須隊の四つ巴になった

 

ちなみに上位戦と同時に行われた玉狛第二のデビュー戦は、茶野隊が増え修も参戦していたものの、遊真と千佳の前に太刀打ちできずに敗北、玉狛第二は原作よりも高い11位に上がり、次の対戦相手は荒船隊と諏訪隊に決まった

 

 

 

 

 

 

 

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