WORLDTRIGGER THE ORIGIN   作:taipho

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今回は原作開始でオリ主が介入できるとこから上層部会議までです

プロローグと違ってここからは一部例外を除いてセリフの前に名前付けます


近界民との出会い編
原作開始


三門市

 

人口28万人

 

ある日この街に異世界への『門(ゲート)』が開いた

 

『近界民(ネイバー)』

 

後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が『門』付近の地域を蹂躙

 

街は恐怖に包まれた

 

こちらの世界とは異なるテクノロジーを持つ『近界民』には

 

地球上の兵器は効果が薄く

 

誰もが都市の壊滅は時間の問題だと思い始めた

 

その時

 

突如現れた謎の一団が『近界民』を撃退しこう言った

 

「こいつらの事は任せて欲しい」

 

「我々はこの日の為にずっと備えてきた」

 

 

 

 

 

─────────────────────────────────────

 

 

 

 

『近界民』のテクノロジーを独自に研究し『こちら側』の世界を守るために戦う組織

 

界境防衛機関『ボーダー』

 

彼らは僅かな期間で巨大な基地を作り上げ、『ネイバー』に対する防衛体制を整えた

 

それから4年

 

門は依然として開いているにもかかわらず三門市を出て行く人間は驚くほど少なく

 

ボーダーへの信頼に因るものか多くの住人は

 

時折聞こえてくる爆音や閃光に慣れてしまっていた………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❖WORLD TRIGGER❖

 

 

 

 

 

 

ピリリリリ〜♪〜♪〜♪

 

達也「もしもし?どうかしたのか?」

 

嵐山『達也さん、今三門市立第三中学校の近くですよね?』

 

達也「そうだけど……もしかしてアレ?最近多いっていうイレギュラーゲート?」

 

嵐山『そうです、俺達より近いと思うので先に行って対処お願いします!』

 

達也「了解、了解。避難優先でよかった?」

 

嵐山『はい!よろしくお願いします!』

 

達也「OK〜。じゃあネ〜」

 

達也「トリガー、オン」

 

ボクは嵐山隊隊長嵐山准からの連絡を受け三門市立第三中学校へと向かうためにトリガーを起動し駆け出す。

 

 

 

 

 

─────────────────────────────────────

 

 

 

 

遊真「もう1匹」

 

2体現れたモールモッドの内の1体を見事真っ二つにした遊真は外から登ってきた2体目のモールモッドの攻撃をシールドで防ぎ、弱点である目を一撃で切り捨て撃退した。

 

遊真「登ってきてくれたおかげで下まで行かずに済んだ。任務完了だな」

 

修「………………」(訓練用トリガーでこんなにあっさりと………!)

 

遊真「ほい、オサム」

 

修は遊真から渡された自分のトリガーを懐疑そうに見つめる

 

修「僕が使った時と全然違う…………。なんでだ………!?」

 

???『それは「トリオン」の差だ』

 

いきなりでてきた炊飯器状の物体に修は驚く

 

修「しゃ……、しゃべった!?なんだ!?そいつは!!」

 

遊真「珍しいなレプリカ、俺以外としゃべるとか」

 

レプリカ『うむ、はじめましてオサム、私の名はレプリカ。ユーマのお目付け役だ』

 

修「お目付け役……!?」

 

レプリカ『以後よろしく』

 

遊真「だいじょぶだって噛み付きゃしないから」

 

修はレプリカを懐疑そうに観察する

 

修(生き物………?ロボット……?コレもトリガーの1種なのか……?)

 

レプリカ『オサムにはユーマが世話になっている。お返しに私がオサムの疑問に答えよう。「トリガー」と「トリオン」の関係についてだ』

 

レプリカが修に『トリオン』の説明をしようとするが乱入者が現れる

 

達也「………話してるとこ悪いが一旦そこまでだ。ボクは最上達也。……悪いんだけどボクは一方的に君の事知っててネ。君の父親にはちょっとした恩があるからなるべく力になるつもりでいる。たとえ君が『近界民』であったとしても………ネ」

 

遊真には『嘘を見抜く』サイドエフェクトがあるため乱入者、最上達也の言っていることが嘘では無いと見抜くがなぜ自分の事を知ってるのか疑問に思う

 

遊真「親父は俺が死んだら日本に行け。そこに俺の知り合いが居るはずだって言ってたんだけど」

 

達也「あぁ知ってる。君が探している最上宗一はボクの義父に当たる方でネ。詳しい事は多分1日、2日経てば迅って人が接触してくると思うからそちらに聞いてくれ。手順を色々と踏む必要があるんだ。」

 

遊真「嘘じゃないっぽいけどなにかあるね」

 

達也「悪いがボクのサイドエフェクトが迅に任せろって言ってるんだ」

 

遊真「なるほど。それなら納得だ」

 

達也「この状況もサイドエフェクトで把握している。今から少々面倒な奴が来るからここは任せてくれ」

 

話の流れに着いていけてなかった修がトリオン兵に付いて弁明をしようとする。

 

修「あの………!」

 

達也「大丈夫。君が訓練生でその訓練用トリガーを白髪君が倒したのも知ってる。悪い様にはしないから安心してくれ」

 

修「は………、はい!ありがとうございます!」

 

達也「うん。そろそろ出た方がいいな。ボクは一応現場検証するからメガネ君が白髪君を支える形でみんなの所へ行くといい」

 

修「りょ、了解です!」

 

2人が外に出て遊真が周りの生徒達に修の武勇伝を話してる時に漸く後続の嵐山隊が現着する

 

嵐山「嵐山隊現着しました」

 

達也「もう終わってるよ。ボク達が来るのが遅かったせいでそこの白髪の子が危なくなったみたいで隣のメガネ君がC級トリガーで撃退したようだ」

 

嵐山「了解です!………えっと…メガネ君名前は?」

 

修「み、三雲修です」

 

嵐山「そうか!三雲君!良くやってくれた!君が居なかったら犠牲者が出ていたかもしれない!うちの弟と妹もこの学校の生徒なんだ!」

 

後続として来た嵐山がキョロキョロと周りを見渡しながら言い弟と妹を見つけるとすぐさま抱きつきに行った

 

嵐山「うお〜〜〜〜っ!副!佐補!」

 

副「うわっ!兄ちゃん!」

 

嵐山「心配したぞ〜〜〜!!」グリグリグリ

 

佐補「ぎゃーーー!やめろーーーー!」

 

周りは皆唐突な事に呆然としているなか、一通り撫で終えた嵐山がモールモッドの方へと向き直る

 

嵐山「いや、しかしすごいな!ほとんど一撃じゃないか!しかもC級トリガーで………。こんなの正隊員でもなかなかできないぞ!」

 

修「いえ、そんな……」

 

嵐山「お前ならできるか?木虎」

 

すると、修が褒められていることが気に食わない木虎はモールモッドをスコーピオンで細切れにする

 

木虎「できますけど、私はC級トリガーで戦うような馬鹿な真似はしません。そもそもC級隊員は訓練生。訓練以外でのトリガーの使用は許可されていません。彼がした事は明確なルール違反です嵐山先輩。違反者を褒めるような事はしないでください」

 

木虎の余計な一言で学生達の間にどよめきが走る

 

達也「それについてはボクが上に持っていく。この場で余計な事はしないでくれ」

 

木虎はぽっと出の達也の事が気に食わないのか突っかかる

 

木虎「そもそも貴方の方が大分距離が近かったハズです!なぜそんなヘラヘラとしてられるんですか!」

 

達也「そもそも人的被害が出てないのと、サイドエフェクトで見た感じこうする方が良いと思ったから」

 

木虎「なっ…………!」

 

達也「正直な話メガネ君に任せても人的被害が出ないのがわかってたし、それで仮に人的被害が出そうになってもそれを防げるだけの腕がボクにはある。それでも不満なら後で個人戦でいくらでも潰してあげるけど?」

 

木虎(………なんなの……!?この人……!)

 

時枝「ハイハイ、そこまで。現場調査終わったから回収班呼んで撤収するよ」

 

木虎「時枝先輩………!でも…………」

 

時枝「さっき最上さんが言ったようにこの案件は上に持っていくべき事案だ。ですよね?嵐山さん」

 

嵐山「なるほど!充の言うとおりだ!今回の事は達也さんが報告してくれると言ってくれているので三雲君は今日中に本部に出頭する様に!」

 

修「は……はい!」

 

こうして三門市立第三中学校でのイレギュラーゲート事件は終息した

 

 

 

 

 

 

 

 

❖WORLD TRIGGER❖

 

 

 

 

迅「迅悠一、お召により参上しました」

 

城戸「御苦労」

 

ビシッと敬礼をしながら自称実力派エリートが会議室に入室する

 

入ってきた実力派エリートを見て修は以前『トリオン兵』から助けられたときを思い出す

 

迅「お、キミは?」

 

修「あ………三雲です」

 

迅「ミクモくんね。おれ、迅。よろしく」

 

修(さすがに覚えられてないか……)

 

城戸「揃ったな。本題に入ろう」

 

自己紹介が終わったところでボーダー本部司令の城戸が本題を切り出す

 

城戸「昨日から市内に開いているイレギュラー門の対応策についてだ」

 

忍田「待ってください。まだ三雲くんの処分に結論が出ていない」

 

鬼怒田「結論?そんなもの決まっとろうクビだよクビ。重大な隊務規定違反、それを1日に2度だぞ?」

 

根付「他のC級隊員にマネされても問題ですし、市民に『ボーダーは緩い』と思われたら困りますしねぇ」

 

鬼怒田「そもそもコイツのようなルールを守れんやつを炙り出すためにC級にもトリガーを持たせとるんだ。バカが見つかった、処分する。それだけの話だ」

 

迅「おお、すごい言われようだな」

 

修「…………」

 

忍田「私は処分には反対だ。三雲くんは市民の命を救っている」

 

根付「近界民を倒したのは木虎くんでしょう?」

 

忍田「その木虎が三雲くんの救助活動の功績が大きいと報告している」

 

修「…………!」

 

迅「へぇ、あの木虎が」

 

忍田「さらに嵐山隊の報告によれば三門第三中学校を襲った近界民は三雲くんが単独で撃退している。隊務規定違反とはいえ緊急時にこれだけの働きができる人間は貴重だ。彼を処分するより、B級に昇格させてその能力を発揮してもらう方が有意義だと思うが?」

 

城戸「本部長の言うことには一理ある………が、ボーダーのルールを守れない人間は私の組織には必要ない」

 

忍田「…………!」

 

一通り問答を終え、城戸司令が出した結論に対して全員が押し黙る

 

城戸「三雲くん、今日と同じようなことがまた起きたらきみはどうするね?」

 

修「………!それは………………………目の前で人が襲われてたら……やっぱり助けに行くと思います」

 

鬼怒田「ほれ見ろまるで反省しとらん。クビで決まりだ」

 

唐沢(馬鹿正直なヒーローだな………これでクビとはもったいない……)

 

修の返答を聞いた鬼怒田開発室長はそれ見た事かと責め立て、唐沢外務・営業部長は内心で修を惜しむ

 

根付「三雲くんの話はもういいでしょう。今はとにかくイレギュラー門をどうするかです!」

 

根付メディア対策室長が急務であるイレギュラー門の対策を優先すべきと進言する

 

根付「先程の爆撃でわかっているだけでも18名が死亡、重軽傷者100名以上、建物への被害は数知れず、第1次近界民侵攻以来の大惨事ですよ!このままでは三門市を去る人間も増えるでしょう。被害者への補償も大変な額になりますよ。ねぇ唐沢さん」

 

唐沢「いや、金集めは私の仕事ですから。言ってもらえれば必要なだけ引っ張ってきますよ。しかし今日みたいな被害が続くとさすがにスポンサーも手を引くかもしれませんね、開発室長」

 

鬼怒田「…………それは言われんでもわかっとる。しかし開発部総出でもイレギュラー門の原因がつかめんのだ。今はトリオン障壁で門を強制封鎖しとるが……それもあと46時間しかもたん。それまでにどうにかせんと……」

 

迅「ふむふむ」

 

林藤「………で、お前が呼ばれたわけだ。やれるか?迅」

 

迅「もちろんです。実力派エリートですから」

 

鬼怒田・根付「「………!?」」

 

根付「どうにかなるのかね!?」

 

迅「任せてください。イレギュラー門の原因を突き止めればいいんでしょ?そのかわりと言っちゃなんですけど、彼の処分はおれに任せて貰えませんか?」

 

鬼怒田「!?どういうことだ………!?」

 

城戸「…………彼が関わっているというのか?」

 

迅「はい、おれのサイドエフェクトがそう言ってます」

 

忍田・???「「………!」」

 

達也「それに関してはボクも同意で。さらに言えば彼がいないとこの先予想される大規模侵攻で第1次以上の被害を産むことになる」

 

今まで口を挟まず静観していた達也がここで決定的な発言をする

 

忍田「………それは…!」

 

城戸「………いいだろう好きにやれ」

 

鬼怒田「城戸司令……!?」

 

城戸「解散だ。次回の会議は明日21時よりとする」

 

達也「あ、もう1つ」

 

城戸「………なんだ」

 

達也「三輪あたりは薄々察してると思いますけど、今この街にはあなた方の言う人型近界民がいます」

 

城戸「!?……なんだと!?」

 

達也「彼の正体についてはまたおいおい話しますが、彼をこちら側に引き込めるかどうかが大規模侵攻での被害の増大に直結する。コレはボクのサイドエフェクトの結論です」

 

城戸「……………なるほど、つまりはその近界民の扱いをお前に一任しろと言うことか………最上」

 

達也「話が早くて助かりますけど、ボクにじゃなく玉狛に一任して貰います」

 

忍田「………!……その被害規模の差はどのくらいになる?」

 

達也「ボーダー本部の壊滅と第1次侵攻の倍の被害が出るか、ボーダー本部健在と第1次侵攻の40分の1になるかですね」

 

城戸「……………よかろう。我々の敵は近界民だが、市民の安全が最優先だ」

 

達也「城戸さんならそう言ってくれると思ってましたよ」

 

迅「さて、ではよろしく頼むぞ『メガネくん』」

 

修「(覚えて……)は、はい!」

 

交渉が終了したところで迅が動く

 

迅「おれが原因見つけてくるからそのあとはよろしくね鬼怒田さん」

 

鬼怒田「わかっとるわい!」

 

迅「根付さん、根付さん。これ見てこれ」

 

『ガレキに埋まって出られなくなったんだ』

『それをボーダーが助けてくれて………』

『そうそう、あのメガネの子』

 

『メガネをかけた男の子が助けてくれたんです。ボーダーの』

『かっこよかった』

 

『避難所ではメガネのボーダー隊員に助けられたと言う人が多く……………』

 

迅「これ三雲くんのことでしょ、根付さんの味付けで上手いことすれば………」

 

根付「ふーむ……!ボーダーの株を回復させられるかもしれないねぇ………!」

 

迅「唐沢さん………は、何も言わなくても大丈夫か」

 

唐沢「ハッ」

 

鬼怒田「おいコラ、そりゃどう言う意味だ迅!」

 

迅「HAHAHAHAHA」

 

達也「すごいだろ?迅は」

 

修「最上さん」

 

達也「うん。さっきぶりだね」

 

修「はい!」

 

達也「多分もうそろそろ原因わかると思うから早く迅を追うといい」

 

修「はい!ありがとうございました!」

 

 

 

 

───────────────────────────────────

 

 

 

 

三輪「城戸司令、うちの隊で例の近界民と交戦する許可をください。大規模侵攻の被害があそこまで変わるとなれば恐らく黒トリガーです」

 

城戸「なるほど、玉狛に置けばパワーバランスが一転する………か」

 

城戸「よかろう、好きにしたまえ。私は『近界民』の扱いは玉狛に一任したが『黒トリガー』の扱いについては一任していない」

 

三輪「ありがとうございます」

 

アレだけ忠告したにもかかわらず達也がいない所で遊真襲撃が行われようとしていた

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