WORLDTRIGGER THE ORIGIN   作:taipho

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今回は少し短めです

その変わりと言ってはなんですが多機能フォームをようやく少し理解したので最後の方で実験的に文字をいじってます


空閑遊真②

1月8日

ボーダー隊員正式入隊日

 

 

 

遊真「さあ、いよいよスタートだ」

 

修「ふー、なんだか緊張してきた」

 

遊真「なんでだよオサムはもう入隊してるじゃん」

 

修「よし……確認するぞ。C級隊員の空閑と千佳はB級を目指す」

 

遊真「おれたちがB級に上がったら3人で隊を組んでA級を目指す」

 

修「A級になったら遠征部隊の選抜試験を受けて………」

 

千佳「近界民の世界にさらわれた兄さんと友達を探しに行く!」

 

修「………よし!今日がその第1歩だ……………!」

 

 

 

それからしばらくして入隊式が始まって滞りなく進み、本部長挨拶が始まった

 

 

 

忍田「ボーダー本部長忍田真史だ。君たちの入隊を歓迎する。君たちは本日C級隊員………つまり訓練生として入隊するが三門市の、そして人類の未来は君たちの双肩に掛かっている。日々研鑽し正隊員を目指して欲しい。君たちと共に戦える日を待っている。私からは以上だ、この先の説明は嵐山隊に一任する」

 

忍田本部長の挨拶が終わり嵐山隊に一任されたことで嵐山隊を知るC級隊員達はざわめく

 

「嵐山隊…………!本物だ!」

「嵐山さん!」

 

遊真「おーあいかわらず人気だなーアラシヤマ」

 

甲田「あーあー喜んじゃって…………素人は簡単でいいねぇ」

 

遊真「…………?なあ、それどういう意味?」

 

丙「なんだこいつ」

 

早乙女「頭、白っ」

 

甲田「無知な人間は踊らされ易いって意味さ。嵐山隊は宣伝用に『顔』で選ばれたやつらだから実際の実力は大したことないマスコット隊なんだよ」

 

遊真「?」

 

甲田「ボーダーの裏事情を知ってる人間にとってはこんなの常識。知らなくてもちゃんと見てれば見抜けるしな」

 

遊真「…………こいつら本気か……?ウソは言ってないっぽいけど」ボソッ

 

レプリカ『無知ゆえに踊らされている可能性があるな』

 

嵐山「さて、これからオリエンテーションを始めるが、まずはポジションごとに分かれてもらう。攻撃手と銃手を志望する者はここに残り、狙撃手を志望する者はうちの佐鳥について訓練場に移動してくれ」

 

修「1人で大丈夫か?千佳」

 

千佳「うん平気」

 

佐鳥「はいはい狙撃手組はこっちだよ〜」

 

千佳は佐鳥の案内に従って狙撃手専用の訓練場に向かう

 

嵐山「改めて、攻撃手組と銃手組を担当する、嵐山隊の嵐山准だ。まずは入隊おめでとう、忍田本部長もさっき言ってたが君たちは訓練生だ。B級に昇格して正隊員にならなければ防衛任務には就けない。じゃあどうすれば正隊員になれるのか、最初にそれを説明する。各自自分の左手の甲を見てくれ」

 

遊真「『1000』………?」

 

嵐山「君たちが今起動させているトリガーホルダーには各自が選んだ戦闘用トリガーがひとつだけ入っている。左手の数字は……君たちがそのトリガーをどれだけ使いこなしているかを表す数字だ。その数字を『4000』まであげること、それがB級昇格の条件だ」

 

遊真「ほう」

 

空閑遊真 スコーピオン:1000

 

嵐山「ほとんどの人間は1000ポイントからのスタートだが仮入隊の間に高い素質を認められた者はポイントが上乗せされてスタートする。当然その分即戦力としての期待がかかっている。そのつもりで励んでくれ」

 

甲田 ハウンド:2200

丙 弧月:2100

早乙女 ハウンド:1900

 

遊真「ははあ………だからなんかえらそうだったのか」

 

嵐山「ポイントをあげる方法は2つある。週2回の合同訓練でいい結果を残すか、ランク戦でポイントを奪い合うか。まずは訓練の方から体験してもらう。ついてきてくれ」

 

木虎「三雲くん」

 

修「木虎………」

 

木虎「なんであなたがここにいるの?B級になったんでしょ?」

 

修「転属の手続きと空閑の付き添いだよ」

 

遊真「おっキトラひさしぶり。おれボーダーに入ったからよろしくな」✨

 

木虎「…………(こいつが迅さんの言う近界民だったなんて……でも言われてみれば確かに………そういう雰囲気はあったかも……………)」

 

遊真「おれなるべく早くB級上がりたいんだけどさ、なんかいい方法ある?」

 

木虎「簡単よ、訓練で全部満点をとってランク戦で勝ち続ければいいわ」

 

遊真「なるほど、わかりやすくていいな」

 

嵐山「さあ到着だ。まず最初の訓練は………対近界民戦闘訓練だ。仮装戦闘モードの部屋の中でボーダーの集積データから再現された近界民と戦ってもらう」

 

「いきなり戦闘訓練………!?」

 

遊真「ほう」

 

木虎「私のときもいきなり『これ』だったわ」

 

修「ぼくの時も………」

 

木虎「これで大体わかるのよね。『向いてる』かどうかが」

 

嵐山「仮入隊の間に体験した者もいると思うが、仮装戦闘モードではトリオン切れはない。ケガもしないから思いっきり戦ってくれ」

 

そう言って嵐山が訓練室壁の小窓に手で合図を送ると仮装戦闘モードの部屋の中に大型のトリオン兵が現れる

 

嵐山「今回戦ってもらうのは『初心者レベル』の相手…………君たちも見たことのある大型近界民だ。訓練用に少し小型化してある。攻撃力はないがその分装甲が分厚いぞ。制限時間は一人5分、早く倒すほど評価点は高くなる。自信のある者は高得点を狙って欲しい。説明は以上!各部屋始めてくれ!」

 

がガガガガがガガガガ

 

グワン

 

C級隊員達はほとんどが初めての戦闘で戸惑いながらも近界民と戦う

 

修「……………」

 

木虎「初めてなら1分切れればいいほうね。あなたの時は何秒かかったの?三雲くん」

 

修「いやぼくは………」

 

ざわっ

 

修「………!」

 

アナウンス『2号室終了、記録58秒』

 

「1分切った!」

「すげー………!」

 

丙「さすがだな」

 

甲田「ま、こんなもんだろ」

 

木虎「58秒、まあまあね」

 

修(ぼくの時は時間切れで失格………)

 

 

 

 

 

~❖訓練室管理ルーム❖~

 

 

 

諏訪「今季の新人もパッとしねーな。今の1分切ったやつがトップだろ?」

 

堤「いやー、一時期の新人が凄すぎただけでしょ。黒江が11秒、木虎が9秒、緑川なんか4秒ですよ?」

 

 

 

 

~❖訓練室❖~

 

 

訓練室では遊真に順番が回ってきていた

 

アナウンス『5号室、用意』

 

堤「そいつらと比べるのは可哀想だ」

 

アナウンス『始め!』

 

遊真はアナウンスと同時に大型近界民を横に回りながら飛び越え、近界民の弱点である眼を切り裂きながら近界民の後ろに着地する

 

アナウンス『…………れ………0.6秒……………!!?』

 

甲田「な……………」

 

諏訪「なんだ!?こいつは………!」

 

遊真「よし、どんどんいこう」

 

 

 

 

 

 

 

❖WORLD TRIGGER❖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

甲田「0.6秒………!?」

 

遊真「今ので満点かな?」

 

甲田「いやいやいやそんなわけないだろ、まぐれだ!計測機器の故障だ!もう1回やり直せ!」

 

遊真「ふむもう1回?いいよ」

 

もう一度やれといちゃもんをつけられた遊真は先程と同じ動きをさらに無駄を削り近界民を倒した

 

アナウンス『記録、0.4秒』

 

C級三バカ「ちぢんでる!!?」

 

風間「あれが迅の後輩………なるほど、確かに『使えそう』なやつだ」

 

菊地原「そうですか?誰だって慣れればあのくらい………」ぶつぶつ

 

歌川「素人の動きじゃないですね、やっぱ近界民か………」

 

「おまえすごいな!」

「何者だ!?」

 

木虎「今すべてが腑に落ちたわ………」

 

修「…………え?」

 

木虎「あなたの学校を襲った近界民………倒したのはあいつね?そうでしょ?」

 

修「うっ…………(もう空閑の正体は本部にバレてる。隠す必要もないか……)………そうだよ」

 

木虎「!!やっぱり!そういうことだったのね!三雲くんにあんな真似ができるわけないと思ってたわ!」

 

修(なんで嬉しそうなんだ………?)

 

烏丸「修」

 

修「あ」

 

木虎「!!か………か、か、か、烏丸先輩!」

 

修「達也さんも……」

 

烏丸「おう木虎、久しぶりだな」

 

達也「さっきそこで烏丸くんとあったから来てみたよ」

 

烏丸「悪いバイトが長引いた。どんな感じだ?」

 

修「問題ないです。空閑が目立ってますけど………」

 

烏丸「まあ目立つだろうな。今回も嵐山隊が入隊指導の担当か、大変だな」

 

木虎「いえ!このくらい全然です!烏丸先輩……最近ランク戦に顔出されてないですね、お時間あったらまた稽古つけてください…………!」

 

烏丸「いやおまえ充分強いだろ。もう俺が教えることなんてないよ」

 

木虎「そんな…………私なんてまだまだです」

 

烏丸「ん?そういやおまえ修と同い年か」

 

木虎「?はい、そうですね」

 

烏丸「じゃあちょうど良かった。こいつ俺の弟子なんだ。木虎もいろいろ教えてやってくれ」

 

木虎「…………!?弟子………!?弟子というとその………マンツーマンで指導する的な………?

 

烏丸「そうそうそんな感じ。だいぶ先は長そうだけどな」

 

修「すみません………」

 

烏丸「さて……………嵐山さんにも挨拶しとくか」

 

修「あ、嵐山さんはむこうです」

 

木虎「…………(烏丸先輩の『弟子』………なんてうらやましい…………!!!)」

 

 

 

 

 

 

~❖狙撃手専用合同訓練場❖~

 

 

 

 

 

 

佐鳥「さあ狙撃手志望の諸君、ここがオレたちの訓練場だ」

 

「広い………!」

「これホントに建物の中………!?」

 

佐鳥「10フロアぶち抜きで奥行360メートル。基地の中で1番でかい部屋だ。キミたちにはここでまず訓練の流れと狙撃手用トリガーの種類を知ってもらう。えーと今回の狙撃手志望は1、2、3………全部で7人か」

 

千佳「あ、あの………すみません8人です……………」

 

佐鳥「うおっと!女の子を見逃すとは!マジでゴメン!8人ね!」

 

少女(ちっちゃ………小学生?こんな子が戦えんの……?)

 

佐鳥「よし!じゃあ正隊員の指示に従って各自訓練をはじめよう!と、その前に正隊員の人達に自己紹介だけして貰おうか」

 

東「B級東隊隊長の東春秋だ。よろしく」

 

荒船「B級荒船隊隊長の荒船哲次……よろしく」

 

全員がそれぞれ持ち場でライフルを構えて狙いをつける

 

千佳「……………あの………」

 

東「ん?どうした?」

 

千佳「撃ったあと……走らなくていいんですか?」

 

少女「………?走る?」

 

東「えーと、今は走らなくていいんだよ」

 

千佳「そうなんですか、すみません…………

 

少女「狙撃手は走んないでしょ。隠れて撃つのが仕事なんだから、謎すぎ」

 

東(いや………この子の言ってることは正しい。狙撃手は位置を知られると大きく不利になる。数発ごとに狙撃地点を変えるのが基本だ。だから走る。普通はB級に上がってから教えることだが………この子の師匠は少なくともこの子がB級に上がることを確信してるってことか………誰が師匠なんだ…………?)

 

佐鳥「んじゃ次は狙撃用トリガーの紹介ね。狙撃用トリガーは全部で3つある。みんなが今使ってる『イーグレット』は射程距離を重視した万能タイプ。これ一本で大体OK。軽量級の『ライトニング』は威力は低いけど弾速が早くて当てやすいチクチク型、重量級の『アイビス』は対大型近界民用に威力を高めたドッカン型。でも弾速は下がってるから当てにくい。まあ百聞は一見にしかず、女の子二人に試し撃ちしてもらおっか。アイビスであの大型近界民の的を狙おう」

 

千佳「はい」

 

佐鳥「よーし構えて、3……2……1……発射!」

 

ズドッ

 

千佳の放った1発は仮装戦闘モードになっていなかった訓練場の壁をぶち抜きボーダー本部の外装に穴を開けた

 

佐鳥「…………」

 

千佳「……………… その………ご……ごめんなさい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~❖攻撃手・銃手組訓練室❖~

 

 

 

甲田「……よし、お前の強さがまぐれじゃないことはわかった、合格だ。俺たちと組もうぜ、強者同士が手を組めばより『上』を目指せる」

 

遊真「おことわりします

 

甲田「な………!?」

 

嵐山「三雲くんと組むんだろう?」

 

遊真「うん、そう」

 

風間「……なるほどな」

 

嵐山「風間さん、来てたんですか」

 

風間「訓練室をひとつ貸せ、嵐山。迅の後輩とやらの実力を確かめたい」

 

遊真「ほう」

 

修「あの人は……!?」

 

烏丸「A級3位風間隊の隊長だ」

 

修(A級3位………!!)

 

嵐山「待ってください風間さん!彼はまだ訓練生ですよ?トリガーだって訓練用だ!」

 

遊真「おれはべつにやってもいいよ」

 

風間「ちがう。そいつじゃない、俺が確かめたいのは………おまえだ、三雲修

 

遊真「!」

 

修「…………え!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遊真くんのトリガー構成

  • 小南仕様の弧月とスコーピオンの二刀流
  • 原作とほぼおんなじスタイル
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