スクェアエニックスオンラインというおっさんホイホイなMMORPGで遊んでいたらマイキャラの姿で異世界に転移された男の話


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データ整理してたら出てきたんで供養に。
冒頭を書いてまとめただけなのでタグの原作は名前程度しか出ません。


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オンラインゲームをしてたらマイキャラで異世界に転移した話

「いや、まあ、うん、正直ワクワクしてるし、なって欲しいなって願望はあったよ?」

 

 俺は雲一つない青空を見上げながら艶のある声で呟くと、顔を正面へと向け自分のコンディションが表示されている空中の画面を見つめる。

 

「読み慣れてたとはいえ、本当になるとは・・・世の女性陣に刺されそう」

 

 画面をスクロールさせていた手を止めて、慣れ親しんでいた手と全く違う白く、細く、傷一つない美しい両手を見つめ溜息を吐く。

 

「よーっし確認終わり、取り敢えず試してみるか」

 

 コンディション画面とは別に表示されているアイテム画面を眺めながら、ゲーム中で装備していた白銀のブレスレットに力を籠めて右腕を少しだけ伸ばす。

 

 そのまま引き出したい物を念じると、全身を優に映す大きな全身鏡が現れた。

 

 俺は割れることなくそっと地面に降り立つ鏡の前に堂々と立つと、自分の姿を改めて確認した。

 

「うん、どう見てもリースだわこれ。ヴァナディースだわ」

 

 頭には鳥をイメージした白銀に美しい金細工の施されたヘルメットを被り、両肩には緑色の宝石が嵌め込まれた金色の大きな肩当てを装備している。

 

 腕には清楚さを表すかの様な純白のアームカバーを付けており、上品な金色をベースにしたスタイルが強調されるオフショルダーのワンピースを着ていた。胸の谷間を起点として白で花柄の刺繍が入っている。

 

 スカートは動きを阻害しない様に足の付け根から大きなスリットが入っており、フロント部分は太ももの長さだ。バックはアームカバーとお揃いの純白で、マントの様に腰の上側から足首まで伸びている。

 

 ボトムスは薄い灰色のタイツと膝上辺りまでを覆う白銀に金細工を施された鎧を装備していた。

 

 

「うん、装備も相まってすっげえ美女だわ俺」

 

 鏡に映る俺は頬を引きつらせて、困った様に笑っているが、その姿でさえ様になる。

 

 強い意志を秘めながらも慈愛に満ちた青い瞳の美女であり、肌はシミやシワ1つない。

 

 手は爪に至るまで、手荒れ?何それ?と言わんばかりの整い様だ。アマゾネス要素どこ行った。

 

 陽光を受けて輝く金の髪は腰まで伸び、リースのイメージカラーである緑色の大きなリボンでまとめてある。このリボン可愛いよね。

 

「俺の性癖全部込めて作ったのに、なんで俺は抱かれる側なんだろう」

 

 俺の心境はこの一言に尽きた。

 

 今の自分とリース(本物)のデザインで違いを上げるとすれば真っ先に上がるのはドスケベなボディである。次点で年齢だ。

 

 何故なら俺はこのマイキャラを作るにあたってアトリエかぐやを参考にした為、デザインがスタイル抜群のお姉さんタイプなのだ。

 

 同人のレジェンドとエロゲのレジェンドを合わせたうちのマイキャラはもうエロのレジェンドである。ゲーム中は同じく己の性癖を詰め込んだ同志と何度もすれ違ったものだ。

 

 男の象徴にビッグの術使う容姿だが何故か対魔忍の様な下品さはなく、ワルキューレの様な清楚さに溢れているのは最早詐欺だろう。

 

「いいやもう」

 

 考えることに疲れ始めたので思考を打ち切ると、アイテムボックスに全身鏡を直して槍を取り出す。何度か振り回すがその動きには全く淀みがなく、何年も使ってきたかのような安心感がある。

 

「うん大丈夫かな。早く人を探そう」

 

 俺はステータスとスキルの恩恵に驚きながらもこの地に来た理由を思い出していた。

 

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 スクェアエニックスオンライン

 

 これはゲーム会社の大御所であるスクェアエニックスがマイクロソフトからの莫大過ぎる援助を受け、共同で開発したxbox専用の月額制MMORPGである。

 

 内容はスクエニが今まで発売してきた作品群をコンクリートミキサーにかけてぶちまけた超お祭りゲーであった。

 

 ファイナルファンタジー(FF)やドラゴンクエスト(DQ)などのキラータイトルは当然だが、フロントミッション(FM)やゼノギアスにクロノシリーズなど最早復活が見込めないがSEGAゲームの様に未だ根強い人気を誇る作品にも光が当てられたゲームである。

 

 勿論不安の声は大きかった。当然俺も不安だった。というか否定的ですらあった。すまん嘘を言った、否定していた。いくら趣味に生きるxboxユーザーとは言え、フルプライス地雷はもう御免である。

 

 そんな暗雲立ち込める企画へ大スポンサーであるマイクロソフトはまさかの奇策に出たのだ。

 

 任天堂に協力を取り付けることでモノリスソフトを引き込んだ上、開発の主力がマイクロソフトとモノリスソフトである事を宣言したのである。

 

 これにより国内でいつの日にかと、夢を見続け燻っていたおっさんとお姉さんたちが喜んだのは言うまでもない。勿論俺も掌を返した。すまんまた嘘を言った。発売3カ月前のPVとプレイ動画を見て手首を夜天光やVガンダム並みに回転させた。わかっていて踏んだとは言え、レフトアライブの罪は重い。

 

 マネーパワーと政治力によりマスゴミや糞団体を徹底的に黙らせ、様々な媒体で行われた圧倒的超広告と世論操作の末に発売された本ゲームは、新型xboxの売上に多大な貢献をした。

 

 SONYがSEGAにミサイルを撃ち込んだように、今度はミサイルの大御所であるアメリカが、マイクロソフトがSONYにミサイルを撃ち込んだのだ。指が折れるまで指が折れるまで。

 

 さて、ゲーム自体はメインの売場が国外であった為か、キャラクリどころかあらゆる面での自由度が恐ろしいほどに高く、作成したマイキャラで各作品の世界へと自由に冒険へ出かけられることが売りである。

 

 他の世界へ向かっても成長させたレベルやスキルは引き継がれ、専用スキルに関してはマスクデータで他作品の専用スキルやパラメータに補正がかかる為無駄がない。

 

 一部のユーザーたちは、まるでヴァルキリープロファイルやスターオーシャンの良いとこ取りだと喜び叫んだものだ。そしてトライエースの買収かコラボイベントまだ?とも呟いた。俺も呟いた。

 

 製作を主力にするプレイヤーさんにお願いしてアーリィの鎧を作ってもらうほどにヴァルキリープロファイルが好きな俺は当然呟いた。ちなみに黒い戦乙女の鎧を着た俺はトライエースでもスクェアでもなくてルネ出身だろこいつと言われた。わかる。

 

 本作は最初からレベルキャップが高かった事と自由度が高かった事から課金はタイムアタックや解析・効率を主としたガチ勢以外必要なく、ゲームは遊びなんだよ!との名言も生まれるほどに愛されていた。少なくても俺は愛していた。

 

 右を見ても左を見てもクラウドコスとセフィロスコスしかいない時期もあったが、それでも俺は愛していた。

 

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「今日はバトリングでギアのレベル上げるかなぁ」

 

 いつも通りの長く苦しい仕事から帰ってきて、シャワーを浴びた俺は取り敢えずゲームを起動させる。夕食は洗い物が出ると面倒だったので外食で済ませた。

 

 テーブルの上に乗っているのは缶チューハイとコントローラーだけである。

 

「んー?ピックアップガチャ?よくやるよほんと。起動時に毎回出るの止めて欲しいんだけどなぁ」

 

 俺はガチャ反対派だったので無料チケットの時ぐらいにしか回さない。というかやってる事があくど過ぎて詐欺の一種だと考えている。国も早く課税対象にして6割取れよというのが内心だ。

 

「お金欲しいのは分かるんだけどさ、限度があるよねぇ」

 

 画面に次々と表示される優待を閉じると、読込の間に表示されるガチャを推す文面を見もせずに酒を開ける。

 

 読込が終わり、聖剣伝説3のリースを模した自身のマイキャラであるミースの後姿と、武蔵伝エリアにある迷いの森の中にあるキャンプ地が表示された。

 

「お、珍しいゾハルのメッセージだ」

 

 俺は嬉々としてアイテムボックス内のゾハルから届けられたお知らせを開封する。内容は特定エリアで事象変移が起こったから気になるなら探してね、である。

 

 前回大当たりのゾハルエミュレーターを拾った事から、自然と口角が上がりエリアをチェックする。

 

「ゼノギアスエリアのバベルタワーか・・・ちょっと広いけど仕方ないか」

 

 俺は予定を急遽変更し世界間を移動する為のアイテムを使い、アヴェと呼ばれる砂漠の町にワープし、そこから歩きで転送エリアに向かう。行先はゾハルの示したバベルタワーと呼ばれる大昔の宇宙船の残骸である。

 

 アクション要素の強いイベントがある時はよくジャンプの練習場になる場所だ。中にはヴァンツァーで挑む馬鹿もいる。俺もやったが河童の餌になった。

 

 慣れた手つきでカーソルを合わせると、迷わずに決定を押してワープする。ロード画面が終了すると途轍もない巨塔の姿が広がった。

 

「アクアソルじゃありませんように、デウスじゃありませんように」

 

 お祈りをしながら愛機であるゼノギアスをアイテムボックスから召喚して乗り込む。他プレイヤーの注目を集めるが、サービス開始から数年経っている事とゼノギアス自体がサブクエストを進めれば誰でも入手できるので、こっちを見ている連中はメカものって発進が1番カッコいいよね派だと思われる。

 

 ちなみに俺は武装などのギミック展開時が1番カッコいい派だ。

 

「あれ?上の方でイベントアイコンが出てる、クエストタイプの事象変移かな?時間かかるのだったら嫌だなぁ」

 

 とっくに踏破したマップに表示されている、本来無い筈のイベントアイコンに向けて機体を飛ばす。思い出深いアスレチックエリアでは他のプレイヤーが盛大に踏み外し、見事な落下を始めていた。

 

「あるある」

 

 それを見ながら苦笑し、目的地である屋上に着いた俺を待っていたのは床で光る重要なイベントアイテムの表示だけであった。

 

『取得する場合は機体を降りてください』

 

 俺は怪訝に思いながらも表示されたシステムメッセージに従い機体を降りて、ゼノギアスをアイテムボックスにしまうと、地面で光っているアイテムを拾う。

 

『?????を取得しました』

 

『事象変移を解決しました』

 

 それを見て俺は置き忘れていたチューハイを口に含む。

 

「え?こんだけ?終わり?」

 

 俺は呆然としながら眺めているが、戦闘が始まるわけでも更なるイベントが始まるわけでもなく、ただただ時間が過ぎる。スマホを使い攻略サイトをいろいろと巡ってみたが、似た様な情報は一切なかった。

 

「なんだろう、大型アプデの話って無かったよな?」

 

 フレンドに相談しようにも、良く遊ぶメンバーはログアウト済みである。

 

「え、なにこれ怖い。バグで強制終了とかしないよね?」

 

 怖いがどうしようもないので、やはり予定通りにキスレブへ行こうかなと思い始めた時だった。

 

『大規模な事象変移が開始されます』

 

「え?」

 

 珍しい音性有りのシステムメッセージが流れ、目視できないほどにディスプレイが光る。俺は目を瞑り、AMSから光が逆流するとはこういう事かと1人で納得しながら、スヤァっと意識を手放した。

 

 

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 そして目を覚ましたらマイキャラで森の中だったのだ。

 

「現実なのか、ゲームの世界なのか、知らない異世界なのか」

 

 せめてフレとの通信が出来ればよかったのだが、残念ながらその辺の機能は使えなかった。マップは自分が歩いたところ以外白く塗り潰されているが、装備品のレーダーが使用できるので近くにいる人とモンスターの方角はわかる。

 

「交戦しそうだなーゲームでないなら横取りは無いし、行ってみよう」

 

 この世界に来て恐ろしく鋭敏になった感覚が悪人の気配を感じない事から、俺は迷わずにレーダーの反応へ向かって歩き出した。

 

 

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「何とかしてくださいよトラネコさぁん!」

 

「クェェッ!」

 

「くうっ、戦闘力は兎も角、こう数が多くては!」

 

 見つからない様にそーっと木々の間から林道を覗いてみたのだが、幌の無い馬車に乗った商人と思しき男の2人組が、4体のファーラットと2体のアロードッグに襲われていた。

 

 これだけならDQ系列の世界確定なのだろうが、襲われている商人の馬車に問題があった。

 

「チョコボが馬車を引いてる・・・」

 

 世界観の確認をしていたはずが画面越しではない生の迫力に目を丸くするも、はっとなった俺は槍を構える。

 

 あつらえ向きに彼らの進行方向はこちらであったからだ。人の移動速度を考えて先回りしようとしたことがここで生きた。

 

「よし1匹! っておい、アロードッグが狙っているぞ!!」

 

 荷台からファーラットを弓矢で射抜いた大男の叫びが聞こえる。

 

「え!? うわぁ!!」

 

 御者の男が悲鳴を上げてチョコボの手綱を握り締めた。

 

「見えてまっすよー♪」

 

 俺は即興で考えた音程でそう言うと、胸の中で溜めていた魔力を変換させ口から甘い息を吐き出した。

 

「また出た!?」

 

「落ち着け!ってまさか!?」

 

 逃走中にいきなりわき道から出てきた俺に2人は驚愕するが、当然反応できず通り過ぎる。というか荷台の人服装もだけど筋肉凄い。

 

 御者を狙っていたアロードッグが俺の目の前を通った事から、見事に息の中を突っ切りボトリと地面に落ちた。

 

 そのまま息を吹き続けると、後続のファーラット達がゴロゴロと気持ちよさそうに眠る。

 

 最後に顔の方向と吹く強さを変えると、何が起きたのかわからず呆然としていたアロードッグが地面に落ちて取り敢えずの危機は去った。

 

「新鮮な素材がいっぱいだ♪」

 

 DQ世界の商人スキル効果を筆頭に、眠っているモンスターが宝の山に見える。彼らのそばにウィンドウが浮き上がり、売却や可食などの利用可能な部位に販売金額まで見えるからだ。なにこれめっちゃ便利。

 

 妙に冴える直感から迷わず取り出したロープは、思いつくだけでも魔物使いとレンジャーの補正が掛かり、ものの数秒でスルスルと縛り上げた。

 

「おーい!」

 

「大丈夫ですかー!」

 

 最後の1匹を縛り上げると同時に声を掛けられ顔を上げると、先ほどの2人が馬車を降りてこちらへ向かって来ていた。

 

「大丈夫ですよ! そちらもお怪我はありませんか?」

 

 彼等に手を振って答え、騙して悪いがといきなり襲われた場合を考えて焼け付く息を準備する。ブレス系って汎用性高くてすげえわ。

 

 準備をしていると大男の方が先に速度を落とし、ある程度の距離で立ち止まった。御者の若い男は何故止まるのかと怪訝な顔をしている。

 

「待て待て、やりあう気はない! 解けとまでは言わんが話を聞いてくれ」

 

 慌てた大男の声に読まれている事を理解して内心で舌打ちをする。念の為ブレスに込める力を上げたが仕方ないだろう。確かに俺の容姿は同人のレジェンドだが、油断してブラックマーケットに流されるまで一緒だと思うなよ?

 

「トラネコさん、いったいどうしたんですか?」

 

「こんな所でいきなり男2人に話しかけられて警戒しない訳無いだろうが。あの娘は助けた俺たちが悪人じゃないか警戒してんだ。逆に俺たちだって助けてもらった相手が実はグルで、身包みを剥がされる可能性だってあるんだぞ」

 

 こちらと全く同じことを考えている大男に警戒のレベルを上げるが、御者の男に教えるやり方なのは非常に気になる。部下なのかな?

 

「なあ嬢ちゃん間違っていたら悪いんだが、あんた出身は風の王国ローラントか?それとも日本か?」

 

 警戒ランクを落としたのは仕方ないだろう。俺だって同郷なら安心感が全然違う。

 

「俺は日本人でな、スクエニオンラインを遊んでいたら変なアイテムを拾ってここに来たんだが・・・意味が分かると助かる」

 

 こちらの険が取れたからか、先方も少し声色が明るくなった。

 

「USNとOCUってわかりますか?永遠のナギ節でも構いません」

 

 もう6割ぐらい信じているが、というか信じたくて確認をする。

 

「リースからFMの話が聞けるとかおじさんすげえ嬉しいわ。フレンドにS型デバイス装備してる奴がいたぞ。DQ派だったんでFFは殆どわからん」

 

 見た目がドラクエだったのであえて別ジャンルのSFと王道のRPGを上げたのだが、もうこれは間違いないだろう。

 

「良かったぁ、他にもいたんですね」

 

「こっちこそ安心したよ、誰にも会えなかったからある程度覚悟してたってのに、冒険してみるもんだ」

 

 大男を改めて見ると確かに服装だけなら見覚えがある。青と白のストライプが入ったシャツに赤いベストとベレー帽、紺色の髪と口ひげに動きやすそうな青のズボン。まあ体つきはコミカルなおじさんじゃなくてハッサンとか荒くれ並みのマッチョだが。

 

「改めまして俺は転移者のトラネコ、こっちは世話になった村のロポポだ。商人を目指しているらしくて付いて来てな」

 

「よ、よろしくお願いします!」

 

 トラネコさんに続いてロポポ君も挨拶をしてくれるが顔が真っ赤である。見るからに細いし疲れたかな?

 

「同じく転移者のミースです。ロポポ君もよろしくね」

 

 俺がそう言うと、ロポポ君はぶんぶんと首を縦に振ってくれた。乱数調整かな?

 

 その後彼らが近くの街へ向かう話を聞いた私は一緒に乗せてもらうことにした。運賃は捕まえたモンスター1体でお釣りがくる金額である。

 

 野宿の際に貴重な10代だから早く寝ろと言ってロポポ君を休ませた後、トラネコさんと色々話してみたのだが、彼が転移した現実の日付は俺と同じだった。しかしこちらへ来たのは3週間ほど前らしく、俺が1日目だと聞いて驚いていた。

 

 年齢的に大丈夫だろうとネカマであることを打ち明けたのだが、予想通り非常に淡泊な反応でむしろ同情された。ちなみに彼はビアンカみたいな美女が嫁に貰えるかもしれないと非常に前向きだ。羨ましい。

 

 あまりの羨ましさにDQ7のムービーみたいな娘ぶつけたくなった俺は悪くない。

 

 

 その後目的の街の入り口にダークドレアムの格好で転移してしまい、現状確認すらできずに職質をされていたプレイヤーを慌てて拾ったり、王都で武蔵伝に登場するブランディ大尉の格好をしたプレイヤーと友達になったりと、目の回るような楽しい日々が続く事になるとは想像もしていなかった。

 



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