黒い仮面のレユニオン構成員=黒い沈黙説(学会追放)   作:イカ墨リゾット

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Q:三連休挟んで一話も投稿出来ないヤツがいるってマジ?

A:こぉ〜こぉ〜だぁ〜よぉ〜!(クルース並感)

まぁ、いつもより3,000文字くらい多めだから許して♡

ボンドルドinプロムン都市の為にロボトミーのストーリー復習したので初投稿です。マジでわけわかんねぇな(本音)



これってもう作戦失敗だよな?

「襲え。」

 

その声を合図に水色の触手が先端の照準を一斉に近衛局とロドスに合わせ、凄まじい速度で射出される。突如として出現した死の激流に、数人の近衛局の兵士が成す術も無く飲み込まれた。

 

「い、嫌だァッ!俺は死にたくない、俺は死にたくない!」

 

「チェン隊長!助けてくださいよぉ!チェン隊長!」

 

「何で俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだよ……やめろって、離せ、纏わり付くなよぉ……。」

 

哀れにも身体を拘束された兵士達は掲げられるかのように持ち上げられ、どんなに悲惨な結果が待っていようと、誰もが顔を背ける事をしなかった。否、釘付けにされた様に背けられなかった。

己の隊員から助けを求められたチェンやブレイズ、一部のオペレーター達はそれでも触手を破壊しようと火力を集中させるが、触手の表面に傷一つすら付けられない。所々角張った結晶の集合体にも見えるそれは、打撃に斬撃、アーツを弾き、逸らし、散らしてしまう。

 

並大抵の攻撃では歯が立たない。ならば並大抵ではない攻撃を。しかし、全員の頭上を漂う様に蠢く触手に拘束された者達に被害が及びかねなかった。ましてや、一人ずつ肉の盾にされかねないこの状況で、精密性に欠ける高火力な攻撃は避けなければいけない。ではどうすればいいのか。全員の表情に明確な焦りと恐怖が浮かび始める。本体を叩こうにも距離が開き過ぎているし、かと言って遠距離から攻撃しても易々と躱される。この瞬間にもメフィストの家畜達は操り人形の様にぎこちなく歩を進め、ファウストは無慈悲にクロスボウの引き金を引く。それは周囲に散らばって潜伏したファウストの部下、迷彩狙撃兵達も同じだ。

 

ドクターとアーミヤもこの展開、と言うよりも青の便利屋がレユニオン側に付いてるとは完全に想定外であり、アーミヤが会敵した直後に次の援軍を要請したが、到着にはまだ時間が掛かる。そうこうしている内に、拘束された兵士達の顔が絶望に染まり切り、抵抗していた者もだらりと手足を脱力させた。あの世へのカウントダウンが、ゼロになった事だけは本能的に察知したらしい。

 

ある者は更に強くなった締め付けによりパンと小気味良い音と共に破裂し、またある者は頭部だけを触手によって綺麗に刎ね飛ばされた。辺り一面に勢いよく赤い液体と肉片を撒き散らし、それらの一部は犠牲者の最も近くにいたチェンとブレイズにも降り掛かった。

 

「……やってくれるじゃん。こんな事してさぁ、タダで済むと思ってるのかな。」

 

迫り来るメフィストの家畜に、ブレイズがチェーンソーを振り回しながら低い声で惨劇の下手人、ペイルを威圧するが、その声は震えており、頭から頬に垂れた真っ赤な返り血と対照的に、顔は青褪めていた。

 

一方、チェンは飛来する矢の中でも一際威力の強い矢を弾き、次に飛んで来る方向を逸早く察知しようと集中したところ、隊員達が捕らえられているであろう方向から音がして、何の音か確かめようと視線を向けたとき、目の前の地面にぼちゃりと音を立てて落下した物体と目を合わせてしまった。

 

「……。」

 

掌に容易に収まりそうなサイズのそれは、無機質にチェンを見つめ続ける。よく見ればピンク色の尾の様な物を付けており、それが神経であること、そして、見つめてくる物体が眼球であること───恐らく、破裂した隊員のモノだろう───を漸く理解した。逃避気味の思考を現実に戻そうとすればする程、眼球が無念を、恨みを訴えているような気がしてならない。

 

「……ッ〜〜〜!」

 

隊員を守れなかった己への叱責と嫌悪、未知の生物とそれを操る青の便利屋への恐怖で押し潰されそうな心に必死に喝を入れ、ガチガチと噛み合わない歯の根を手を使って強引に止める。足を狙った狙撃を躱して赤霄を構え直すも、その剣身は僅かに震えていた。そう、自身の事にすら気を配れない程、チェンは、近衛局は、ロドスは追い詰められていた。

 

「うんうん、威力は絶大ってところかな。じゃあ、二発目いっとこうか。」

 

返り血を浴びてぬらぬらと輝く触手が反応し、うじゅりと攻撃体勢に入る。これだけでも絶望的だと言うのに、更に十数本の触手がペイルのトランクから這い出して同じように先端を近衛局とロドスに向けた。

ペイルは手に拳銃を握りながら言う。

 

「僕本人でもコレを何本まで操れるのか?最大威力は?射程は?まぁ、ぜーんぶ確かめた事が無いんだよね。」

 

展望デッキの半分を水色の線が埋め尽くす。

盾を構えた者は盾ごと貫かれた。

恐怖に圧倒されていた者はデッキから奈落へと叩き落とされた。

他者を庇おうとした者はその四肢を捥がれた。

庇われた者は別の触手によって貫かれ、飛んでいく自身の内臓を脳裏に焼き付けた。

 

これにより展望デッキにいた近衛局はチェンと数人の兵士を除いて全滅、ロドスも数名のオペレーターを失う結果となった。そして触手が狙わなかった故に、メフィストの家畜達は損傷箇所の再生を終え、ファウストは自動バリスタの同期を完了させていた。

 

「ブレイズさん!貴方はもう限界の筈です!無茶はやめて下さい……これ以上貴方達を失いたくありません!」

 

「大、丈夫だってウサギちゃん……まったく、フィクサーってホンっト滅茶苦茶!それに、ここでコイツをどうにかしないと、それこそ龍門が本当に奪われるかもしれないんだか、ッらぁ!!」

 

ブレイズのチェーンソーが唸りを上げ、武器を振り上げたメフィストの家畜を一気に三人切断する。それと同時に指先から滴る自身の血液を振り撒き、アーツを発動させた。宙を舞う血液が燃え始め、強烈な熱波を発生させる。

 

「もう居場所は分かってたけど、中々させてくれないんだから……ッ、う、あ〜クラクラするぅ。」

 

熱波の直撃を受けた展望デッキの一部、此処とは別の近衛局東ブロックや南ブロックの数ヵ所の空間が突如として歪み始め、カーキ色の服を纏ったレユニオンの狙撃兵や配置された自動バリスタが姿を現した。

 

「……ファウスト。迷彩が破られた。」

 

「可能ならばバリスタを回収してから撤退しろ。此方はもう直ぐで決着が付くだろうからな。」

 

此方の居場所がバレたと理解した狙撃兵達は建物の奥の暗闇に引っ込み、稼働中の自動バリスタもスイッチを切られ、固定器具を外してから二人がかりで運ばれていった。

これでブレイズはある程度戦闘に集中出来ると敵を見据えるが、それも長くは続かない。異物の入り込んだ右肩を気にしながら、背後にいるアーミヤに声を掛ける。

 

「ドクターは無事だよね?他のみんなは……はぁ、覚悟はいつもしてたつもりだけど。」

 

先程の触手を回避に専念する事で凌いだブレイズは、追い打ちだと言わんばかりにペイルが撃ち込んだ拳銃弾の内一発を右肩に受けてしまった。またしても襲ってくる力がごっそりと抜け落ちる感覚と、血液をそれなりの量使用した為酸素の巡りが悪くなり、表面は取り繕っているが内心では立っている事すら辛い程だ。しかし、それと引き換えに敵の狙撃兵の位置を炙り出すという成果を上げ、何となくだがペイルのアーツの正体にも見当が付いていた。

 

「ウサギちゃん、ドクター、よく聞いて。アイツの攻撃はどんなに些細なヤツでも絶対に避けなきゃダメ。触手は言わずもがな、だけど……多分、アイツのアーツは生命力的なモノを削り取るって感じだと思う。どんな攻撃でも数回擦れば死ぬくらいに、強力な。」

 

色々と抜けている部分もあるが、それでもある程度自身のアーツを看破した事に、ペイルは心の中でブレイズに惜しみ無い称賛を送る。もっとも、だからといってアーツの全容を教えるつもりは無いし、勿論生かして帰すつもりも無い。対象が生物であるのなら平等に殺せるというのがペイルの自慢だが、それなりにアーツの出力を強めて攻撃したにも関わらず、衰弱死するどころかその両足で立って話をする人間はペイルにとって初めてであり、同時に自分のプライドに傷が付いた気がしてならなかった。

 

確かに純粋な『殺し合い』ではなく『遊び』のつもりで戦っていたが、だからといって相手がまだ生きているのはペイル自身の怠慢としか言いようがない。なんとなく蟻を踏み潰そうとして、その蟻が何度も履いている靴の溝で死を免れ、結局ムキになって残虐の限りを尽くしてしまう。ペイルは今、正にこの状況に差し掛かろうとしているのだ。

 

今更相手の底力にビビったように本気を出すのはカッコ悪いが、その相手を取り逃すのはもっとカッコ悪い。ペイルは精神の一部がまだ大人になりきれていないのは自覚しているが、ローランを筆頭とした同類がいるので矯正してこなかった。

 

革靴の爪先で地面をコツコツと叩いてからトランクをその場に放棄し、右手に拳銃を、左手にナイフを装備して走り出す。遠距離を攻撃する手段を持つ者に弾丸をばら撒きながら接近するが、走っているうえに相手が回避に専念している事もあり直撃には至らない。

 

弾を撃ち尽くすと回避から一転して一斉に矢やアーツを放ってくるが、ペイルは気にせずにジャンプする。すると丁度着地する位置の地面を突き破って触手が現れ、ペイルを乗せて弧を描くようにしてドクターに向かって伸び始めた。これにより遠距離攻撃を全て躱し、拳銃のマガジンを入れ替えながら標準をドクターが被る真っ黒なバイザーに合わせる。同じタイミングでそれぞれのオペレーター達が立っている地面から触手が出現し、一人に付き三本が相手をするようにうねり出した。

 

発砲音が鳴り響くが、放たれた弾丸は若干の正気を取り戻したチェンの抜刀により弾かれ、そこを透かさずアーミヤがアーツで迎撃に出る。

ペイルは不規則に伸びてくる複数の黒い線を触手を操って無効化する。防ぎきれなかった分はナイフで弾き、触手を蹴ってチェンの前に飛び降りた。

 

拳銃を発砲しながら沈み込むように踏み込み、ナイフの間合いに入った瞬間に下から斬り上げ、それと同時にチェンの腹部に向けて弾丸を発射した。

 

全ての弾丸を弾いたチェンは迫り来るペイルの凶弾と凶刃に、弾丸の方がより危険として射線上に赤霄を挟み込み、ナイフを咄嗟に手に取った鞘で防ごうと試みる。これにより弾丸は防げたものの、ナイフは鞘をすり抜けたかと見間違う程曲がりくねった軌道を描いてチェンの肩口を掠めて衣服を切り裂き、その下の皮膚に傷を付ける事に成功した。

 

瞬間、凄まじい寒気と脱力感がチェンを襲うが、思わず赤霄を取り落としそうになるのを必死に抑え、吐息が当たりそうなぐらい接近していたペイルに鋭く振り翳す。ペイルはこれを軽業師のようにチェンの左肩を飛び越えて回避し、そのまま勢いを利用して体を捻り、チェンの側頭部を叩き斬らんと斬撃を繰り出す。チェンはペイルを碌に見もせず自身の本能に従い、ナイフの刃が耳に滑り込むか否かのタイミングで鞘を使ってペイルの腕を跳ね上げ、身体の柔らかさを十分に活かした回し蹴りを無防備な顔面に叩き込んだ。

 

「うぶっ。」

 

空気の抜けるような音と情け無い声が聞こえ、それでも構わずに足を振り抜けば、ペイルの被っていた中折れ帽が宙を舞った。チラリと帽子が舞ってきた方向を見ると、無造作に伸ばした栗色の髪の隙間から水色の瞳を覗かせている男、ペイルと目が合う。若干猫背になった状態で立ち、拳銃を構えた右腕を左の頬の前に上げているところから、ギリギリで防御が間に合った事が伺える。一瞬此方を見据えた後、視線は先程飛ばされた帽子に泳いでいき、また戻る。どうやらそれなりに気に入っていたらしい。

 

「……うん、こんな状況じゃなきゃ手放しに褒めちぎりたい体術だ。僕のアーツが発動───

 

突如としてペイルの真後ろから三本の触手が飛び出し、直後に風圧と連続した鈍い音が響く。

 

───した後なのにね。その精神力には目を見張るものがあるよ。君もそう思うだろ?」

 

触手の隙間を通して、ペイルは自身に黒い稲妻のようなものが走る腕を向けるアーミヤに問い掛ける。

現在、展望デッキの下の階層では数多の触手が蠢いており、それぞれが状況に応じてペイルの意思に関係無く動いていた。ペイルのトランクを起点に触手がフィールドを支配しているのは誰でも分かる事だが、いかんせんトランクをどうにかしようものなら、触手が凄まじい速度で迎撃に回る為不可能に近く、ならば必然的に術者であると思われるペイルを叩く事になる。だが……

 

「君には僕を相手する余裕なんて無いのにさ、それでもよく頑張るよ……わぁ、今のよく避けれたね?そこのドクターとやらも感謝しなきゃダメだよ。」

 

正面から攻撃を仕掛ければ、全てペイルに捌かれ、ならばと死角から攻めても触手が勝手にペイルを守るように動く。今、ペイルがドクターを必死に誘導するアーミヤを見ながら喋っているが、この間にもペイルへの攻撃は行われていた。しかし、その悉くが無効化され、その間にも触手は全員を消耗させていく。

 

打撃も銃撃も斬撃も、炎に氷に雷すらも、果てはどんな超常現象ですら、この状態にあるペイルを傷付ける事は出来ない。それが出来るのは、ペイルの邪魔にならないようにと触手が手を出さないペイル本人と対峙している者と、とある理由(・・・・・)からペイルを狙う集団だけである。

 

「さて、仕切り直しといこうか。もっとも、君の様子を見る限りじゃあそこまで長くは持ちそうにないけど、精々援軍でも期待しながら頑張ってみたらどうだい?」

 

いつの間にか触手が回収してきた帽子を手に取って被りながら、ペイルは触手が木々のように生えた林のような場所の中で、どうしようもなく冷える体と蝕む恐怖に耐えるチェンに拳銃を構えた。

 

 

 

 

 

 

「ロ、ローラン!アイツらは何なんだ!?一瞬で半分がやられたぞ!」

 

「残念だけど、俺はその質問に対する答えを持ち合わせてないんだなぁ!!」

 

奇襲を仕掛けてきた謎の黒装束の集団により、クラウンスレイヤーの部隊は半壊状態。クラウンスレイヤー本人はこの唐突な事態に軽くパニックになっており、ローランは辛うじて一人を斬り捨てたが、このまま敵部隊を壊滅させるよりも、クラウンスレイヤーが殺される方が早いと判断したので全力撤退を選択し、現在それを実行している最中である。

 

また一つ部隊員の悲鳴が上がり、それを聞いたクラウンスレイヤーが更にパニックに陥るのを尻目に、ローランは走りながらも考える。今もローラン達を付かず離れずの距離で追跡してきている黒装束の集団についてだ。

 

ぱっと見た感じでは近衛局の別働隊という可能性は低い。幾ら別部隊といえど一般兵士との実力差が開き過ぎている。アレが近衛局の所属なら他の兵士ももう少しマシな筈だ。

次に鼠王の信頼する部下という可能性だが、これもどうかと言われると悩む。

 

かつてローランが保険のつもりで鼠王の組織について調べたところ、鼠王は信頼の置ける部下や幹部には直々に特殊なアーツを伝授するらしい。あの集団はそういったアーツを使う素振りもなければ、装備もローランが知っている鼠王の組織の物とは何一つ違う……勿論、組織内で全てが統一されてるとは思ってないが。介入してきた動機としては龍門の危機という十分な物があるので、今のところは一番可能性が高いとローランは踏んでいた。

 

最後に元々龍門にはいない組織の可能性だが、あの集団が龍門を助けるという目的で動いているのであれば炎国から送られてきた者かもしれない。しかし、これも服装から見てまず無いだろう。炎国は使節団や何やらが兎に角赤いからだ。

ならば龍門に敵対的な組織なのかというと、それこそ訳が分からなかった。龍門の障害となるレユニオンを排除している点もそうだが、何より候補に上がる組織が多過ぎる。実際問題龍門の歴史を紐解いていくと、様々な組織との駆け引きや潰し合いなどのエゲツない事がグチャグチャに絡まったイヤホンコードのようになっている事が分かる。というか多方面に喧嘩を売り過ぎでは無いだろうか、この移動都市。調べている最中にウルサス帝国の名がチラついて冷や汗をかいたのは全然良くない思い出である。

 

結局のところ脳をフル回転させても無駄だと判断して、目の前の問題にどう対応すべきかに思考をシフトさせる。

さっきから延々と走ってはいるが、振り切れる気がまるでしない。相手に有利な場所に誘導されるのも時間の問題である。クラウンスレイヤーの言う援軍が到着するまで耐えるという選択肢もあったが、一向に来る気配がないときた。つまり───

 

(え、これってさ、俺ら見捨てられてね?)

 

何故切り捨てられたのかについては全く分からない。レユニオンの内部についてもう少しWに聞くべきだったと後悔したくなるが、そんなものは後だと背後を確認しながら弱音を振り払う。

この状況に於いて自分がすべき事……クラウンスレイヤーのあまりの慌てぶりに此方まで思考を乱していたが、よくよく考えればコレしかないだろう。

 

「クラウンスレイヤー、俺が殿をやるよ。お前は構わずに生き残った隊員と先に行け。」

 

「い、いや、そうは言ってもだな、それではお前がやられてしまうぞ!?仮に成功したとして何処で合流するんだ!」

 

「おう、それに関しては特に気にしなくていいよ。追跡は得意だしな。まぁ、大丈夫だろ。生きて帰ってこれるさ………多分。」

 

「不安でしかないんだが!?あ、おい!ローラン!」

 

キツい戦いを強いられる覚悟をし、キュッと音を立てながら切り返して再び走りだす。途中で何人かと目が合っても気にせずに突っ走り、警戒するようにローランを取り囲もうとする黒装束の集団に全神経を集中させた。

それに呼応するように黒装束達も懐から湾曲した短刀を取り出して構え始める。そのただでさえ熟練した構えを見て、ローランは憂鬱そうに顔を歪めた。

 

あぁ、逃げ出したい。

 




アーミヤが呼んだペイル(いあいあ)特化の援軍とは?

ペイルッ!貴方をオペレーターの精神汚染罪と殺人罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですねッ!?貴方が皆を名状し難い触手で蹂躙し、近衛局とロドスを絶望の底に叩き落としたからですッ!覚悟の準備をしておいてくださいッ!近いうちにアンチキャラを送り込みますッ!ついでにもう一人狂人も送り込みますッ!ローランにも問答無用で来てもらいますッ!慰謝料の準備もしておいてくださいッ!貴方は犯罪者ですッ!窮地にぶち込まれる楽しみにしておいてくださいッ!いいですねッ!?
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