辺境の街である事故によって村を追われた天涯孤独の少女ミゾレは銀羊教団に引き取られ生活していた。
彼女はすくすくと成長し悪魔や怪物を退治する退魔師の試験に合格。退魔師の卵になる。しかし、教育係の女性はとんでもない女性で...

登場人物
雪依霙(ユキヨリミゾレ)
退魔師の卵。やや頭に血が上りやすく、感情が表に出やすいが、本来は面倒見が良く、心優しい性格。火がある理由により苦手。魔道具を使わずに魔術を行使できる能力を持つが基本ができていない。魔術以外に興味を持っていなかったため、薬学などは苦手。
趣味は家事。前の教育係の影響で男言葉でしゃべり、所作も男性っぽい。

メリイ・ドーゼット
ミゾレの師匠。お人形さんのようにきれいな顔立ちをしている。娼婦のような格好をしている。下卑た性格で金に卑しい。生活破綻者。ミゾレの育ての親であるギブソンの次女。同性愛者で教団の女性や麓の町の女性と関係を持っている。男性アレルギー。戦い方は聖職者のそれではなく暗殺者の類。

ギブソン・どーゼット
ミゾレの育ての親。メリイの父親。銀羊教団の理事。穏やかでミゾレにとっては憧れの人物。

マリイ・ドーゼット
ミゾレの前の教育係。メリイの姉。優しくて少し厳しい人物だとミゾレは思っているミゾレを教育していたが、ミゾレを自分の理想のお人形にしようとしていたため、それを危惧したギブソンに教育係をやめさせられる。メリイのことをある理由で心の底から憎んでおり、ミゾレに彼女の悪口を吹き込んでいた。
  届かぬ星に恋をした
  震える手()
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