真・恋姫†夢想-革命~三国無双の血を引くもの~ 作:疾風海軍陸戦隊
黒山衆討伐の命令を受けた董卓軍は討伐隊として華雄を指揮官以下吹雪の新選組を含めた軍団が戦地へと向かっていた
『賈駆さん賈駆さんお馬の前にヒラヒラするのは何じやいな?』
トコトンヤレ、トンヤレナ~~♪
『あれは朝敵征伐せよとの天の御旗じや知らないか』
トコトンヤレ、トンヤレナ ~~♪
『一天萬乗の帝王に手向い、帝に手向いする奴を』
トコトンヤレ、トンヤレナ~♪
『狙い外さず、 狙い外さず、どんどん撃ち出すどんどん撃ち出す董卓軍』
トコトンヤレ、トンヤレナ ~♪
『国を追うのも人を殺すも、誰も本意じゃないけれど』
トコトンヤレ、トンヤレナ~♪
『天子を守る董卓軍の先手に手向ひする故に』
トコトンヤレ、トンヤレナ~♪
笛、太鼓を鳴らしながら華雄軍。特に吹雪率いる新選隊は歌を歌いながら行軍する。歌っている歌は吹雪のいた時代の幕末の戊辰戦争時に新政府軍が歌った『宮さん宮さん』の替え歌であった。歌詞の変わった部分は宮さんを董卓軍の軍師であり参謀職についている詠の名である賈駆に薩長土を董卓軍に変えて歌っていた。その姿に行軍を見る農家の人達は見慣れない服装。洋式の服装をし旭日旗を掲げた吹雪隊こと新選組の姿を見て
「あれが天の御使い様が率いる天の部隊か~」
「見たこともない服装じゃな?」
「だが奇麗な隊列じゃの・・・・」
笛太鼓を鳴らし歌を歌いながら行進する新選組をみて、好奇心で見る者。本当に天の軍隊と拝む者が多かった
「お前もなかなかの人気者だな吹雪?」
「揶揄わないでくれ・・・・」
笑いながら俺に言う華雄に俺は苦笑して答えた
「それより吹雪。例の銃という奴は兵たちに配備していないのか?」
「ああ、まだ実戦配備できそうになくてな」
と華雄…いや猫はそう言う。そう今回の戦いで俺の部隊は銃を所持していない。理由はまだ信頼性に欠けているからだ。実際のところ夕張は銃の生産に成功しているのだが、射撃試験で不発だったり、機関部に中国大陸特有の砂が入って動作不良を起こしたりと、まだまだ実戦配備はできない状態だったため。吹雪の持つ九九式小銃以外の隊士たちは槍や剣。そして銃の繋ぎとして作った連発弩を配備していた
「そうか・・・だが、そんなものがなくても我々の武だけで事足りるだろうな」
「あはは・・・・華雄に言われるとなんか説得力があるな。でも賊だからと言って油断はしないでよ。雪風の偵察部隊によると敵は元軍人だったり傭兵が多いって聞いた。華雄の武を疑うわけじゃないけど。それでも油断はしないようにね」
「大丈夫だ。私はこう見えて体を鍛えているからな。だが心配をしてくれてありがとな」
と華雄は軽く吹雪の頭を撫でた。華雄と吹雪の仲はよく。吹雪も警邏隊の隊長になる前は華雄隊に所属し一兵卒として彼女の元で指導を受け、吹雪から見れば姉貴分といった感じだった。
そして華雄こと猫も吹雪のことは弟のような感じに思っているため
二人はいわば元上司と部下というより義姉弟のような感じであった。
そして華雄、吹雪の部隊は敵陣へ到着。既に追撃に出ていた漢王朝の軍隊が黒山衆と激戦を繰り広げていた。
その場は定軍山。現在の陝西省漢中市勉県にあり標高約800メートルある山だ
黒山衆はここに厳重な防御陣地を築いた。その長さは定軍山を中心に総延長10km。
約一万以上の一個師団ぐらいの兵力が配備されていた。
そしてすぐに漢軍と華雄軍の連合と黒山衆の戦いが定軍山で起きた。
だが、すぐに苦戦を強いられるようになる
理由としては黒山衆の地の利を活かして山の上から攻撃に漢軍は動けず、進めなかった。そして兵士の戦う姿勢にも違いが見られた
一騎当千の勇猛果敢な華雄軍とは違い追撃に来た漢軍は物資が貧弱で武器も旧式。そして何よりその兵が元軍人や盗賊中心の黒山衆とは違い漢軍の兵のほとんどが徴兵により農民や町人が主体であり、黒山衆の気迫に怯えた。突撃を命じても声を上げるだけで命令には従わず、脱走兵も続出した。敵への恐怖が根強い庶民軍の弱点が露呈された。漢王朝の軍はもはやそこまで弱体化していたのだ。
開戦一週間で漢軍の死傷者は1000人以上出した。勇猛果敢に戦う華雄軍も獅子奮迅に戦うが定軍山に立てこもる敵の防衛人を突破するには至らなかった
だが、その戦いの中に吹雪たち新選組の姿はなかった。
その肝心の新選組はというと・・・・・・
司令部近く・・・・・
「隊長・・・・退屈っす」
桜花が物資の入った木箱の上に座り、制帽を人差し指でクルクルと回しながら、足を上下にブラブラと揺らして、「私暇です」をアピールしていた。
「文句を言うな桜花。漢軍の後方支援、それが今の俺達の仕事だ」
「そうだぞ桜花。そんなに暇ならこの物資運ぶの手伝ってくれ」
吹雪は物資の目録が書かれた書簡に目を通し、誠華は物資の入った袋を運んでいた。現在吹雪たち新選組は軍の後方支援、周辺の治安維持活動に従事していた。理由としては官軍連中に『警備隊ごときが俺たちの畑を荒らすな』の一言、その言葉を聞いて華雄は物凄い剣幕で抗議したが受け入れてもらえず、仕方なく吹雪の部隊は後方支援という形になっていた
「後方支援っていつも、怪我人か死体運びに物資、戦闘配食運びだけっすよ~~あー!わたしも戦いたいっすーーー!!」
と、桜花は子供みたいに頬を膨らませ、定軍山の方を見る
「隊長や誠華だって戦いたくはないんすか!?絶対戦いたくてうずうずしているでしょ!」
「ま、否定はしない・・・・隊長はどうですか?」
「俺も同じだ。華雄が戦っているのに俺たちだけここでのんびりとやっているわけにはいかないからな・・・・・」
誠華は桜花の言葉を否定せず自分もできれば戦いたいと言いそして吹雪も双眼鏡を除き定軍山の状況を見てそう言う。ちなみに双眼鏡は吹雪が持っていたリュックサックから見つけ、現在夕張が製造を試みている
「隊長~それで黒山衆の連中見えるっすか?」
「ああ。山の頂上では食事の狼煙上げて飯食ってやがる。向こうは余裕だな」
「このままここで足止めを喰らっていたら、他の黒山衆の連中が着て挟み撃ちにされるっすよ」
「だな・・・・・仕方がない。上申書でも書いて、華雄から漢軍の指揮官に出してもらうしかないな」
「上申書?」
「そうだ。俺たち新選組が最前線に出してもらうための上申書だ」
「そんな回りくどいことしなくても『俺は天の御使いだ!』とかなんか言ってごり押しすればいいんすよ~!」
「あのな桜花・・・・俺は確かに天の御使いだとは言われたはいるけど、それはただの称号みたいなものだ。実際の俺は警備部隊の隊長。元の世界ではいち一般市民に過ぎないぞ?それにだあんまり権力利用してそう言うことするのは俺は好きじゃない。やる時は筋を通す。それが俺のやり方だよ。まあともかく斗志たちも隊士たちにメシや睡眠とって体力をつけていつでも出撃できる準備はしろと伝えておいてくれ。俺は少し戦場の見回りをしてくる」
「え?ですが隊長。もう日が暮れそうですよ?
「うん。知ってるよ」
蘭花の言葉にそう言い、吹雪は軍帽をかぶり見回りに出かけるのだった。
その後、新撰組内で噂が広まった‥‥自分達も前線に出ると言う噂が‥‥
普通そんな噂が出ると、怖気づいてしまうものだが、此処に集まった隊士たちはやっと出撃できると士気が非常に高かった。全員、前線に出たくてうずうずしていたからだ。
その噂が隊士内に広まった直後、吹雪は華雄に上申書を提出。華雄は漢王朝の司令に上申書を出すが却下された。やはり警邏隊ごときに手柄を取られるのが嫌だったのだろう。
だが、今の現状、定軍山は未だに落ちず、味方の被害が増える一方だった。
その戦況についに漢軍指揮官もついに折れた。というよりも華雄の気迫にビビったというのが正しいかもしれない・・・
そしてついに新選組の参戦が決定した。
そして最前線に向かった新選組の目の前にある定軍山には黒山衆が陣を張っている
「大丈夫か吹雪?これからあれと殺し合いをするわけだが?」
隣にいる華雄が声をかける。体は少し傷がついているがぴんぴんした様子だった。
「ん?あぁ大丈夫だよ華雄、実際始まったらどうか分らないけれど今は落ち着いているから、俺よりも俺の部隊の奴等のほうは士気は高いがちょっと緊張して硬くなってる」
「・・・ふ、それがわかっているなら吹雪が声をかけて鎮めてやればいい、そういうことをするのも将の役割だ。しっかりやれ。お前ならできると信じているぞ」
「あぁ、ありがとう・・・猫」
「な、真名は!」
吹雪の言葉に華雄は少し驚く。華雄は吹雪に真名を預けているが、面と言われて恥ずかしいためなるべく華雄と呼ばせるようにしている
「俺にとっての初陣・・・特別な時だからさ・・・うん、ちょっと落ち着いた」
「・・・まったく・・・だが本当に妙に落ち着いていたな吹雪は・・・・だが無茶はするな」
「分かっている。それに新選組には万が一危なくなった時は董卓軍随一の猛将。華雄将軍が率いる部隊がいるからな」
「ふっ…その時は任せろ。だから死ぬなよ・・・」
「ああ・・・・じゃあ、行ってくる」
そう言い吹雪は
「新選組!行くぞ!!」
「「「「おおーーーーー!!!!」」」」
吹雪の号令に新撰組隊士は声を上げる。そして吹雪たちは定軍山へと向かうのであった
近代兵器として登場してほしいもの
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迫撃砲
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野砲
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簡易式ロケット砲もしくはミサイル
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機関銃
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電探
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擲弾筒
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全部出してほしい