真・恋姫†夢想-革命~三国無双の血を引くもの~   作:疾風海軍陸戦隊

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昇り竜

「あ、吹雪。警邏お疲れさん」

 

街を歩いていると、私服姿の夕張に会う

 

「おう、夕張。お前は買い物か?」

 

「ええ、あ、そう言えば吹雪例の銃。やっと生産と実用性が出てきたわよ…あとでもう一回性能試験とかするけど見に来る?」

 

夕張は以前、吹雪の九九式小銃をベースに小銃を作り出しては見たものの、弾丸の不発やら、大陸の砂が機関部に入って動作不良を起こすなど、問題が多く、以前の黒山衆の戦いでは導入できなかったが、現在は改良に成功し実用段階まで来ていた

問題の薬莢は流石に真鍮の薬莢は出来なかったため紙薬莢となっている。本当にすげえよ夕張は何でも作れる。

 

「分かった。警邏が終わったら見に行くよ」

 

「ああ、楽しみにしとけよ。そう言えば吹雪、最近妙な噂があるんだよ知ってるか?」

 

「妙な噂?・・・・・ああ、華蝶仮面のことか?」

 

華蝶仮面とはなぜか突如現れた。謎の人物だ。報告では、白い服を着てパピヨンマスクをつけた女性だというのはわかったのだが正体まではつかめなかったらしい。各州ごとに現れては暴漢退治といった街の治安維持に貢献しているのだが、やり方が過激らしく各州の役所からお尋ね者となっていたりする。

 

「ええ、何でもその華蝶仮面がこの天水に来ているらしいのよ」

 

「へ~そうなのか。誠華がきいたら新選組全隊士を使って捜索しそうだな」

 

「ええ、確かに誠華、その準備をやっていたんだけど…」

 

やってたのかよ・・・・

 

「何でも、西の地区の豪商相手になんか苦戦してるのよ」

 

「ああ、あいつか。まだ証拠が出ていないのか?」

 

夕張の言う西地区の豪商とは文字通り西地区にいる豪商のことである。その豪商は何かと怪しい男で、物資の横流しや、麻薬、そして黄巾党に武器などを送っているという疑いがあり、月や詠の権限で誠華たちが家宅捜索をしようとしたが、何でも朝廷の高官の身内ということで拒否されたうえ、証拠も出ないため未だ行き詰っているという。以前は桜花が力づくで強制捜索をしようとしたが、その時は蘭花や雪風に止められた

 

「ええ、誠華もそのことで頭抱えているのよ。じゃあ、私は行くね」

 

「ああ、またな」

 

そう言い俺は夕張と別れて警邏の続きをした。しばらく歩いていると向こうで何やら人だかりができていた。なんだろうと俺はその人だかりの所に行く。

 

「何があったんだ」

 

俺はすぐそばの人に訊く

 

「あ、これは吹雪様。何でもごろつき共があの店の主に難癖つけて店の商品を奪っていこうとしたのさ。それを旅の武芸者が・・・」

 

「旅の武芸者?」

 

俺は様子を見る。すると確かにごろつき8人と白い服を着、長い槍を持った女性が今にも喧嘩をおっぱじめようとしていた。

 

「やれやれ・・・・止めに行くか」

 

そう言い現場に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、何度も言ってるだろ武芸者さんよ~。この品は盗品。俺たちがこの前盗まれたものに似てるんだよ。だから盗まれたものを取り戻すのは当たり前だろう?」

 

なんとも無茶苦茶な理由である

 

「ほ~ 貴様らのようなごろつきがそんな高価なものを持っていたとはな。疑わしいものだな」

 

白い服の女性にそう言われごろつきの頭に血が上る

 

「な、なんだと!」

 

そう言いごろつきは剣を抜き襲い掛かろうとしたが・・・・

 

「そこまで!!」

 

「「!?」」

 

騒動が始まろうとしたそのとき、別の人物の声が上がる。皆がその声をした方を見ると、其処には吹雪がいた

 

「お前たち何を騒いでいるか知らないが、暴力を振るおうとするのは感心しないな。もしお前らの言う事が正当ならば裁判でそれを証明しろ。そうじゃなければ品を返して店の主人に詫びろ。もしここで争うというなら俺が相手になるぞ」

 

吹雪は少し殺気を出しながら言う

 

「なんだ、てめえは!」

 

そう言い、ごろつきの一人が吹雪につかみかかろうと迫るが子分の一人に止められる

 

「ちょ、ちょっと待てよ兄貴。そいつ警邏隊・・・新選組の奴だぜ・・・・」

 

「しかも黒服じゃなくて、枯草色・・・・・こいつ警邏隊・・・・新選組の沖田吹雪だぜ。さすがにまずいですよ」

 

「何!?あの黒山衆を破った・・・・・」

 

「あの人斬り沖田か・・・・」

 

「ほぉ・・・・この男が」

 

と、ごろつきの部下がそう言うとさすがに警邏隊とことを荒らしたくないのか、ごろつきの兄貴は舌打ちをする中、女性の方は興味深そうに彼を見ていた

そして分が悪いと思ったのかごろつきの兄貴は子分の男達と共に去って行った。ごろつきどもが去ると野次馬からは歓声があがる。

 

「店主大丈夫ですか?」

 

「ええ、ありがとうございます沖田様。それと旅の武芸者さんも」

 

「なに、困っている人を見過ごすわけにはいかないからな当然のことをしたまでだ」

 

「ところで店主。あのごろつきをどうしますか?被害届を出せば、しょっぴきますが?」

 

「いいえ、こうして品物を返していただいたので・・・・」

 

「そうですか。ですが、またこういうことがあったらすぐに警邏隊に伝えてくださいね」

 

「はい。ありがとうございます」

 

店の主人はお礼を言うと店の中に戻った。

 

「さて・・・・・旅の武芸者さん。怪我とかはありませんか?」

 

「ふむ。おぬしのおかげで、怪我はしてはいない。しかし、みすみすあいつらを見逃しても良かったのですかな?また同じ事を繰り返すだけなのではないか?」

 

「ふっ・・・その時は責任をもって逮捕するつもりですよ」

 

「そうですか。そう言えば自己紹介がまだでしたな。私は趙雲と申す。」

 

ん?・・・・趙雲?趙雲、趙雲、趙雲!?まさか・・

 

「失礼ながら、君はもしかして常山郡の昇り龍。趙子龍か?」

 

「ほう!私のことをご存知でしたか!さすがは天水の狼と恐れられている天の御使い殿」

 

「・・・・なんで、俺が天の御使いとわかったのですか趙雲さん」

 

「なに、風の噂に聞いた姿とあなたの姿が同じだったのでな。もしかしたらと」

 

「なるほど。そう言えばまだ名乗っていませんでしたね。おれは沖田吹雪。趙雲さんの言った通り、天の御使いなんて呼ばれている。」

 

「やはりそうでしたか。」

 

「では、俺は警邏の続きがあるんで、趙雲さん。また・・・・」

 

と、その場を後にしようとしたのだが、趙雲に襟首をつかまれる

 

「あ、あの・・・・趙雲さん?」

 

「すまぬ。沖田殿。私はこの街に来たばかりなのだ。迷惑でなければこの街の案内をしてくれないか?」

 

と、趙雲は不敵な笑みをして、吹雪に言う。

 

「えっ?まあ、別に構いませんが」

 

「では、行こう沖田殿」

 

沖田はしかなく趙雲の為に街の案内をするのだった。最初に案内したところは市役所、その次に病院、学校など街の隅から隅まで案内した。そして、とある店でご飯を食べることになった。しかし、吹雪は趙雲と食事やに向かう途中、わかったことがあった。それは彼女が最近巷で噂になっている華蝶仮面だということに。なぜ吹雪がそう思った理由は話すたびに華頂仮面のことを持ち出すのだ。それで確信した。彼女こそが華蝶仮面だということに・・・・

 

「ん?沖田殿どうかなされた?」

 

「あ、いや何でもない。」

 

「そうですか・・・・そう言えば沖田殿は食事と言いましたがどこに行かれるのですかな?」

 

「ああ、メンマの園という店だよ。最近はやり出してな」

 

「なんと!メンマの園だと!?」

 

「知っているんですか?」

 

「ああ、メンマ好きなら知らない者はいないという店だぞ」

 

え、そうなの?

 

「いや~その店に行くのが楽しみになってきました」

 

「そうですか・・・・「隊長」ん?誠華?」

 

吹雪が趙雲と話していると、誠華がやってきて敬礼する

 

「何をしていらっしゃるんですか?」

 

「いや、別に大したことはないよ。この旅人さんに街を案内してたんだよ・・・・」

 

俺がそう言うと誠華は趙雲を見るすると、何か納得したような顔をする。

 

「そうですか・・・・・それよりも例の西地区のことで来ていただけないでしょうか至急」

 

真剣な顔でそう言う誠華。これはただ事ではないな。

 

「わかった。すぐに行く。すまない趙雲さん。こんなことになって」

 

「いや、沖田殿には仕事中にもかかわらず半日以上も案内させてしまった。別に問題はないメンマの園は私一人で行きますので」

 

俺が趙雲に謝ると趙雲は笑って許したのだった

 

「感謝します」

 

そう言うと俺はこの場を後にし、誠華と一緒に西地区に行くのだった。

 

 

 

 

「さてと・・・・・なんか事件のようだし、私も行くか」

 

一人になった趙雲は街の人気のない裏通りに行き裾から、蝶の仮面を出すのだった。

近代兵器として登場してほしいもの

  • 迫撃砲
  • 野砲
  • 簡易式ロケット砲もしくはミサイル
  • 機関銃
  • 電探
  • 擲弾筒
  • 全部出してほしい
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