真・恋姫†夢想-革命~三国無双の血を引くもの~   作:疾風海軍陸戦隊

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旅立ちと義勇軍三羽烏

橙が仲間になった翌日雨は上がった。

俺と橙はたびに出発することになった。

 

「本当にお世話になりました水鏡さん」

 

「それではこの子をお願いします吹雪さん。志乃?身体には気をつけるのよ?」

 

「お世話になりました。先生もお元気で。アンチョビお姉ちゃんも」

 

「ああ。橙もな。まあいずれ尋ねに行くよ」

 

「私は私塾に戻りますので、それではこれで。」

 

「本当にお世話になりました。」

 

と頭を下げ、水鏡さんを見送った。

 

「じゃあ、行こうか橙」

 

「はい!」

 

俺達は陳留へと向かうため俺はウラヌスに乗りその後ろにちゃんが乗った

 

「気を付けてな!!」

 

とアンチョビさんは手を振りながら俺たちを見送るのだった

 

 

 

 

「速い!とても速いですよ吹雪さん!」

 

ウラヌスを飛ばしていると志乃がはしゃぎながら言う

 

「ああ!ウラヌスほどの駿馬はなかなかいないからな!だろウラヌス?」

 

俺がそう言うとウラヌスも「当たり前です」と言いたげに嘶く

 

「それよりも橙。大丈夫か?速すぎるんなら速度を落とすけど」

 

「大丈夫です。風が強いですが、気持ちいいです」

 

そう言い笑う橙。すると橙は

 

「吹雪様・・・・気になってたんですが・・・その背中に下げている筒なんですが、それは何ですか?以前盗賊から助けてくれた時もそうですが・・・・」

 

ああ、そうかまだ小銃のこと説明してなかったな。

 

「これは銃って言ってな。天の国って言っても約1800年後の火薬を使った武器だよ」

 

「1800年後・・・・なるほど吹雪様は未来の人なんですか・・・」

 

「驚かないのか?」

 

「はい、少し信じられないですけど。今までの吹雪様の常識外れの知恵とその武器のことを考えれば納得がいきます」

 

「俺の話信じるのか?」

 

「はい、吹雪様は嘘をつかない人なので」

 

「そうか・・・ありがと」

 

「吹雪様・・・・では、これから起きることも知ってるのですか?」

 

「ああ・・・大体は・・・でもそれが必ず起きるとは限らないよ橙」

 

「え?」

 

「だって、ここにいるはずのない俺がここにいる。もしかしたら俺が知っている歴史も変わっているかもしれないし、それに先のことがわかってちゃ、つまんないだろ?」

 

「確かに、そうですね。何でも知っていたら人生がつまらないですね」

 

そう言うと橙は何も言わなかった。

 

 

 

 

 

しばらく走っていると、空が曇って、ゴロゴロと小さな雷鳴が鳴る。

 

「これは・・・・また降りそうだな橙」

 

「そうですね。早くどこかの村にでも行って雨宿りした方がいいです吹雪様」

 

「そうだな。ウラヌス。すまないけどもう少しだけ頑張ってくれるか?」

 

俺の言葉にウラヌスは大丈夫と言いたげに鳴き、先を急いだ

 

 

 

 

天気はまだ曇りのままだ。本当に雨がいつ降ってもおかしくない。暫くすると、村を発見する。村の門に着くと、門番らしき二人の少年が、槍を交差させて立ちはだかる。

 

「止まれ!」

 

「お前ら、何者だ?」

 

「何者って……見ての通りの旅の者だが?」

 

「旅の者?嘘つけっ!お前らも盗賊の仲間だな!!」

 

「いや、違うんだが・・・・俺は・・・・」

 

中々疑り深い門番兵の二人。

 

「楽進さん達を呼んでこい!」

 

「分かった!」

 

一人がそう言うと、もう一人は急いで呼びに向かった。

 

「なんだか、随分警戒されてるみたいですけど……」

 

「きっと近くに賊が出るんだと思います…」

 

「なるほど・・・・それにしては、子供を門番に立たせるって言うのもなんかな・・・・」

 

「そうですね」

 

ご時世とはいえ、子供が武器を持つなんてな・・・・・

そうしていると、向こうから門番兵の一人が呼んできたのだろう。二人の少女達が走ってきた。

 

「于禁さん!李典さん!」

 

眼鏡をかけて、そばかすが少しある、今でいうギャル風な少女と薄い紫の髪で小さくツインテールにしている、上半身がビキニの少女がやってきた。。

 

「真桜ちゃん!きっとあの人達なの!」

 

「よっしゃあ!賊共、覚悟!」

 

李典は両手で持っていた小型の砲台をこちらに向け、発射した。その弾は俺達の上に行くと、急に大きな網となって降りかかる。これは銃を使う必要はない。

 

「っ!」

 

俺は虎徹の鯉口を切った。

 

「んなっ!?」

 

「ええっ!?」

 

チンッと俺は刀を鞘に収める。一筋の軌跡が見えたかと思うと、網はバラバラに切り裂かれていた。

 

「一介の旅人に向けて、攻撃するとは随分無粋だな・・・・」

 

「旅人や?嘘つけ!そんな変な恰好をした旅人がいるか!」

 

「そうなの!」

 

二人はまた攻撃しようとする。‥…仕方がない

 

ダアァァァン!!

 

「ひっ!」

 

「なんや!」

 

俺は空に向けて南部拳銃を発砲した。その音に二人は腰を抜かす。

 

「二人ともどうしたんだ!」

 

すると奥の方から傷だらけの少女がやってきた。

 

 

 

 

 

村へと案内され、一軒家に上がる吹雪達。一行の目の前には、先程の李典と于禁の二人に加えて、もう一人の少女がいた。銀髪の髪を、一つの三つ編みに束ねている。彼女の名は楽進さんというらしい。。

 

「……本当にすまなかった」

 

楽進さんは謝罪を含めて、頭を深々と下げる。

 

「こちらの早とちりで御迷惑をお掛けして、申し訳ない」

 

「楽進さん、頭を上げて下さい」

 

「誤解と分かれば、俺たちはもう……」

 

「真桜も沙和も、決して悪気があってした事では……」

 

楽進の後ろで、李典と于禁の二人が気まずそうにしている。

 

「沙和…あんたが賊が来たって大騒ぎするからやで…?」

 

「けど、門番の子が慌てて走ってきたから、どうしたの?って聞いたら、変な賊の手下が来たって……」

 

ヒソヒソと話していると、楽進がわざとらしく大きな咳をする。ビクッ!と肩を震わせる李典と于禁。

 

「かなり盗賊に警戒していましたね。何かあったのか?」

 

「ええ実は我等三人は、仕官の道を求めて、曹操殿の元へ赴く途中だったのです」

 

「曹操に?」

 

「はい。・・曹操殿は、有為の人材であれば、身分の上下に関係なく召し抱える、度量の広い人物だと聞いたもので・・しかし立ち寄ったこの村にはこの頃、盗賊がこの村を襲っていたらしく私たちはこの村にとどまりこの村を守っていたんです。そしたらちょうどあなたたちが来てその・・・・・」

 

楽進さんは気まずそうに言う。

 

「俺たちを盗賊の手下と勘違いしたと・・・」

 

「はい」

 

まあ、確かにこのタイミング出来たら盗賊と間違えられてもおかしくないな。

 

「それに聞けばこの村は若い男はみんな出稼ぎや戦に人手を取られ村にいるのは老人や子供だけだと聞きました」

 

なるほど・・・・だから子供が門番をしていたのか・・・・その後の話では賊は人手不足なのをいいことに隙を見ては襲ってきてるも楽進さんが一生懸命に戦い撃退しているのだが、彼女たちもいつまでもこの村にいるわけにはいかず、もしこの村を捨ててしまえば賊の集団はここを拠点にしそしてまた新たに近隣の村を襲う可能性がある。

 

「吹雪様・・・・」

 

「ああ、わかってる。楽進さん。俺も協力します」

 

「私もです」

 

この状況・・・・見過ごして逃げるわけにはいかない。話を聞いた俺と志乃はここの義勇軍の助太刀をすることに決めた。

 

「ありがとうございます。あの・・・あなたは?」

 

「おれは

「俺は沖田。沖田吹雪、今は流浪の旅人だ」

 

「私は徐庶。こちらにいる沖田吹雪様の軍師を務めております」

 

すると三人は俺の名を聞いて固まる

 

「お、沖田って・・・・あの沖田吹雪さんですか!?あの天水の新選組の隊長で天の御使いの一人の!?」

 

「それと池田屋事件や黒山衆の戦いで敵を何十人以上相手に一人で倒したという!?」

 

ここまで届いているのかよ・・・・

 

「ああ、確かに俺は沖田吹雪だよ」

 

俺がそう答えたら、三人はさらに驚くのだった。ああ、それは置いといて俺たち5人は今夜襲ってくる賊に対しての対抗策を考え村の見取り図を見ていた。

 

「こんな絵地図しかありませんが……」

 

「いいえ、これでも結構です。ここが村、そしてこっちの山にあるバツ印が山の中の賊の住処。そしてこれが村の前にあった橋。この村の入り口はここだけですか?」

 

「はい。この村は目の前は川、後ろには崖山があって入り口はここだけです」

 

「そうですか・・・・・。ん?これは・・・・湖ですか?」

 

橙が指をさした場所は村に流れている川から上流にあるところに大きな湖があった。

 

「村の人の話ではそこは竜神湖っというらしいです」

 

「竜神湖?」

 

「はい。なんでも龍神様が住むという言い伝えがあるらしく、村人の話では、昔はかなり大きな湖だったが、今は水の量が減り、村の前を流れる川もすっかり細くなってしまったとか……」

 

この川・・・・さっきの堀のような場所か・・・・・あの大きさなら

 

「橙・・・・」

 

「はい。これで何とかなりそうです。後は龍神様の力を借りれば万事解決です」

 

作戦会議が終わった後は全員それぞれの時間を過ごす。

楽進は一人、湯船に浸かっていた。

 

(あれが・・・・もう一人の御使い沖田吹雪さんか・・・・)

 

沖田の噂は村にも伝わっていた。もう一人の白き御使いは幽州で義勇軍を率いてると小耳に訊いたがそれよりも彼のなした池田屋事件の方が有名だった。なんたって街を放火し重要役人を暗殺しようとする賊を彼が率いる警邏隊が未然に防いだのだから。訊けば彼は先の黒山衆の戦いで戦死した隊士たちの弔問の旅をしているとのことだ

 

「それにしても徐庶殿は小さい見かけによらずかなりの軍師らしいがいったい何を考えて・・・・」

 

そしてその吹雪は、李典と一緒にいた。

 

「それじゃあ、このからくりは李典さんが作ったのか?」

 

「そや。細い鋼をこないな風に巻いて、その螺旋の力で物を打ち出す仕掛けになっとんねん」

 

「成程、李典さんは物作りが得意なのか?」

 

夕張が見たら喜ぶな・・・・

 

「おう!材料さえ揃えば、大抵のもんは何とかしたるでぇ♪そう言えば沖田さっきのバァン!!ってすごい音を出した絡繰り見せてくれんか?」

 

「ああ、南部拳銃のことか。壊すなよ」

 

俺は南部拳銃を渡す

 

「これがそうか~夕張が見たら喜ぶで~」

 

「っ!?李典さん!夕張…馬鈞を知ってるのか!」

 

「え?御使いさん。夕張のこと知ってんの?」

 

「ああ。今天水で俺の警邏隊の技術開発部にいるよ。李典さん夕張の知り合いなのか?」

 

「夕張とは発明友達や。そっか~今あいつ天水にいるんか~普通のからくりとかはうちが上やけど武器とかの発明はうちより夕張の方が上やで」

 

「そうなのか・・・・」

 

夕張の奴今頃元気にしてるかな・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天水

警邏隊技術開発部部署

 

 

「ぶえぇくしょん!!」

 

「どうかしたのですか?馬鈞様」

 

「え?なんか今、誰か私の噂をしたような・・・・・」

 

「は?」

 

「いや、何でもないよ・・・・さぁーて。さっさとこれ完成させるか。この回し取手をもっと改良すれば連発も・・・・・吹雪の奴きっと驚くわよ!」

 

そう言い夕張は発明の仕事に戻った。

近代兵器として登場してほしいもの

  • 迫撃砲
  • 野砲
  • 簡易式ロケット砲もしくはミサイル
  • 機関銃
  • 電探
  • 擲弾筒
  • 全部出してほしい
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