真・恋姫†夢想-革命~三国無双の血を引くもの~ 作:疾風海軍陸戦隊
夏侯惇と試合をすることになった吹雪。そして、場所は練兵所。
練兵所といっても、大勢が訓練をするほどの場所ではなく城の一番隅っこの小さい場所で行うことにした
この試合はあくまで非公式のものであり夏侯惇に至っては私闘に近いもの
そのため大勢の目につかないずみっこの小さい場所ですることになったのだ
そして吹雪と夏侯惇は対峙していた。夏候惇は右肩に黒い大剣を担ぎ、吹雪は軍刀を抜き正眼の構えを取っていた
その丁度真ん中あたりには彼女の妹である夏侯淵が立会人として立っている
ちなみに橙も彼女の隣にいた
「それでは、これより仕合を始める。勝利した者の条件は承知の通りだ。各々、正々堂々と仕合うことを願う」
「当り前だ!」
「あぁ」
立会人の前口上にそれぞれの返事を聞き、夏侯淵は数歩下がり、橙の隣に着いた
「徐庶。お前はこの試合どう見る?」
「そうですね・・・私は吹雪さんの剣術を全部見てきたわけではありませんが、先の盗賊退治の腕を見ておそらく互角かと・・・・・秋蘭さんの方はどうですか?」
「姉者が勝つ・・・・・・と言いたいところではあるが、私もあの盗賊征伐で沖田の実力を見たからな…おそらく互角か・・・それとも」
そう言い二人は対峙する二人を見守るのであった
「「・・・・・・」」
二人は対峙したまま微動だにしない。それは・・・・・
「「(この人・・・・できる)」」
武人だからこそわかる相手のオーラでどれだけの実力者かわかり、動けない状態だった
吹雪は構える夏侯惇を見て
「(・・・・この人、武器といい構えといい・・・タイプとしては華雄と同じだな。力技で押しまくるといったところか・・・なら)」
そして同じく夏侯惇も
「(こいつ…ただの優男だと思っていたが…あの眼光の鋭さ・・・・かなりの使い手・・・なら・・・)」
と自分の大剣をぎゅっと握りしめた
「「っ!?」」
その瞬間、
「はぁぁああぁあっ!」
夏侯惇が先に彼に突進し剣を振り上げた夏侯惇は小細工なし、全身込めた一撃で決着をつけようとした
「(もらった!!)」
微動だにしない吹雪に夏侯惇は勝利を確信した。しかし・・・
「っ!?」
急に吹雪の姿が消えた。そのことに夏侯惇は驚くと同時に、剣戟の金属音が鳴るのと同時に自分の手首に激しい衝撃を感じた。
その衝撃に夏侯惇は思わず自分の大剣を落とす
そして彼女の隣には、正面から消えたはずの吹雪が刀を振り落とした状態で立っていた
「な・・・なな・・・」
何が起きたかわからないという表情の夏侯惇に吹雪は一言こういった
「北辰一刀流‥・・・七曜剣」
吹雪の剣さばきに、夏侯惇はおろか、それを見ていた秋蘭、橙も驚いていた
「(あれは・・・姉者の一撃を当たる寸前に横にかわし、振り下ろして腕に負荷のかかった瞬間の剣を上から叩き落したのか・・・・)」
秋蘭は冷静に今の太刀筋を考察した
「(それをあの速さで出せるとは…しかも致命傷を負わせればできたはずの太刀筋・・・・やはり沖田は凄腕だな・・・・)」
改めて吹雪の剣のすごさに感心した。一方夏侯惇は
「さっきのは何だ?それに一刀流?それがお前の流派なのか?」
驚いた表情で吹雪に聞くと
「いや、本流は天然理心流だけど北辰一刀流も学ばされてどっちも免許皆伝だよ」
と、軽く笑う。吹雪の流派は天然理心流だが、祖父の知り合いに北辰一刀流の使い手がいて、そっちも習わされたため、二つの流派を取得し、どっちも免許皆伝をもらっていた
そして吹雪は軍刀「虎徹」を静かに鞘に納めると
「秋蘭・・・・」
「な、なんだ吹雪?」
「悪いけど、今の試合の判定。白紙・・・・なかったことにしてくれないか?」
「ん?勝負はお前の勝ちなのに・・・・・いいのか?」
「かまわないよ。夏侯惇は全力で俺に一撃を加えようとしたのに俺は全力を出さなかった。それは失礼にあたる・・・・だから今の試合は無効で頼む。
夏侯惇さん‥‥申し訳ない」
「え、いや………あぁ」
急に頭を下げられ面食らう夏侯惇。すると橙のお腹が急に鳴る
「あ・・・・」
自分のおなかの音に橙は恥ずかしそうな顔をする。時刻はもうお昼過ぎ、そういえば吹雪も橙も朝食もとっていなかった
「すまない俺も橙も朝食すらとっていないんだ。すまないけど場所をまた変えてもいいかな?秋蘭?」
「あぁ、構わない………」
橙と共に二人の元に近づいた夏侯淵に、吹雪は尋ね、4人はその場を後にした。
街に戻った吹雪たちは、大通りにある食事処で飲茶をしていた。橙がおいしそうに点心を食べるのその姿に夏侯淵が和んでいるのを横目に
「むぅ・・・・天水の噂と秋蘭から賊の盗伐で聞いていたが、まさかあそこまでとは・・・だが納得いかんぞ~~」
「まあまあまあ・・・・」
先ほどの勝負に負けて悔しかったのか、シュウマイやまんじゅうを頬張りながら、吹雪に愚痴を言う。お酒を飲んでもいないはずなのにその口調はどこか酔っているように見えた
そんな彼女に対し、吹雪は苦笑しながらなだめて、夏侯惇は皿に愚痴を言い吹雪がそれを聞くの繰り返しであった
「そういえば秋蘭。あの義勇軍の三人組はどうしたんだ?」
吹雪は秋蘭にあの時、賊討伐の時に一緒に戦った義勇軍の凪たちのことを聞くと・・・・
「ああ・・・・あの三人か。あの三人なら、我々のもとに行くと思ったが、なんでも『別の用事ができた』と言って、そのままどこかへ行ってしまったよ」
「そうか…また会えると思ったんだが残念だ」
少し残念そうに吹雪はそういう
「それよりもあの姉者相手に勝てるとはな‥・・・驚いたぞ」
「いや、あれはただ運が良かっただけさ。たぶん次はこうはいかないと思うよ。剣を構え相手を見て思ったよ。君のお姉さんはかなり強いってね」
「ふっ…謙遜するな」
姉が強いと言われて嬉しそうな表情をする秋蘭。その後食事を終えた吹雪たちは分かれることになった
「では、私たちはこれで」
「ああ・・・・今日は姉者に付き合ってもらってすまなかったな」
「いや・・・。それと夏侯惇さんには名乗り忘れました。俺の名前は起きた吹雪だ。姓が沖田で、名が吹雪。字と真名はない。好きに呼んでくれ」
「あぁ、一度、いや二度か。名前を伝えたが、再度伝える。私は夏候惇元譲。真名は春蘭だ」
「いいのか?」
「秋蘭も真名を預けたんだ。私もこの真名を預ける」
「そうかよろしく春蘭」
「ああ…だが、次こそは絶対に勝つからな」
「その時は馬は賭けないけどね」
と、吹雪はありがたく彼女の真名を受け取ったのだった
その夜、城のとある部屋にて―――。
「へぇ、あの春蘭が負けた挙句に、真名を預けるなんてね」
「はい。あっという間の出来事でした。天水の狼と呼ばれたのも頷けます。姉者もあの試合の一件以来、いっそうに鍛錬に熱を入れているようです」
「ふぅん?」
秋蘭の言葉を聞き、竹簡の上で動かしていた手を止める1人の少女。秋蘭の言葉づかいから言って、彼女がこの城の主、曹孟徳であろう。燭台の灯りに照らされてその金髪を輝かせながら、彼女は秋蘭に向かって言った。
「明日、その男に会いにいくわ。秋蘭、春蘭と共に案内しなさい」
「御意」
部下の短い返答を耳にした彼女は、再び筆を動かし始める。吹雪の思惑とは形が違うが、彼は、覇王の目に留まったのであった
近代兵器として登場してほしいもの
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迫撃砲
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野砲
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簡易式ロケット砲もしくはミサイル
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機関銃
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電探
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擲弾筒
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全部出してほしい