真・恋姫†夢想-革命~三国無双の血を引くもの~ 作:疾風海軍陸戦隊
「むこうが、食堂。で、さっきいたところが謁見の間だ。朝議やそれ以外に集まるときは大体あそこを使う」
「へぇ・・・・で、あそこの建物は?」
「あそこは倉庫だな」
宴の支度が整うまで俺は秋蘭にこの屋敷にある施設を案内されていた。
ちなみに柳琳も途中までいたのだが、風や橙たちが書蔵庫を見てみたいと言い出したので、今は別行動をしている
「・・・・・・」
「ン?どうしたの秋蘭?」
ふと、秋蘭が俺の顔をじっと見ていたので首をかしげながら聞くと
「いやなに・・・・・吹雪が我が軍に入ってくれたらどれだけ頼もしいかと思ってしまってな・・・・」
「買いかぶりすぎだ。俺は一個大隊の隊長に過ぎないよ」
「それでもだ。華琳様ほどではないが、その武勇、そしてこの大陸にはない知識、その人格と言い…そばにいてくれればどれだけ華琳さまの力になってくれるか…私自身もお前がここにいてくれると助かるのだがな」
と、少し寂しそうな表情をする。彼女の言いたいことは分かるが俺は
「秋蘭…俺には仲間がいる。天水には大事な部下がいる・・・・秋蘭。お前が俺と同じ状況なら、君は曹操殿の元を離れることができるか?」
俺は少し寂しそうな表情をして返答をする。彼女に仲間や家族がいるように俺にも第二の故郷のような天水に大事な家族がいる。だから俺は彼女にそう問い返した
すると秋蘭は
「すまない…愚問だったな」
そう言いそれ以上は言わなかった。俺が言うのもなんだが少し気まずい雰囲気になってしまった。
俺は
「そう言えば、香風と季衣は元気か?」
「ああ・・・・二人とも。お前が来ると聞いて喜んでいたよ。宴の時に会うからそれまで楽しみにしてくれ」
「そうか、元気そうで何よりだ・・・・・それと秋蘭?」
「何だ沖田?」
「気になったんだが、曹家て曹操殿や柳琳以外にもいるのか?」
「ああ、いるぞ」
「そう言えば柳琳。風たちと離れる前に『姉さん』とかなんか言っていたけど・・・・」
「ああ・・・華侖・・・・曹仁のことだな」
「曹仁か・・・・」
「知っているのか?」
「まあ人並み程度…かな?」
「それも天の知識というやつか?」
「俺が知っているのは紙に書かれた記録でしかない。どんな人物かはこの目で見てみないとわからないさ・・・・で、どういう人なんだ?会うとき何か注意することとかある?」
「そうだな・・・・・」
俺の言葉に秋蘭は考え込むと
「私が話すより、自分の目で見てもらった方が早いかもな。合えばすぐにわかると思う」
「なるほど・・・・・どんな人物か楽しみだな」
いったいどんな人物であろうか?史実通り猫…華雄みたいな勇猛果敢な人物か、それとも柳琳みたいな温和な人物か…それともさっきの荀彧みたいな人物か・・・・・
そう考えていると・・・・・
「あたしのこと、呼んだっすかー?」
「ん?」
急に声がし俺はあたりをきょろきょろ見渡すが秋蘭以外誰もいない。すると秋蘭はため息交じりに
「沖田。上だ」
「上?」
秋蘭に指摘され首を上げた俺の視界に飛び込んできたのは、
「うっすっすー♪」
これまた曹操に似た少女が、すぐ側の建物の屋根の上に胡坐をかいて座っている姿であった。
「秋姉ぇーおはようっすー!!」
「ああ、華侖。いい天気だな。それと今は昼だぞ」
「あれぇ?そうっすか~~?」
と、人懐っこそうな笑みを浮かべる彼女。その姿はどこか桜花に似ていた。おそらく彼女が曹仁だろう。確かによく見ると曹操殿にも似ているがやはり柳琳にもよく似ている
「ねえ、秋姉ぇ?そっちの人は誰っすか?」
俺を見て首をかしげると
「華琳様から連絡があっただろう。今日の宴の客人でな」
秋蘭がそう言うと俺は制帽を取り軽く頭を下げ
「沖田吹雪と申します。どうもよろしくお願いします」
と自己紹介すると、彼女はきょとんとした表情をする
「おきたふぶき・・・・あれ?どこかで聞いたことがあるっすね~・・・・おきたふぶき・・・おきたふぶき・・・・あ~柳琳がいつも言ってた人っすね!!」
「知っているんですか?」
「はいっす!柳琳がいつも言ってるっすよ~沖田さんが沖田さんがって~」
「いつも?」
俺は彼女の言葉に首をかしげる。柳琳。俺のこと姉に何と言っているのであろうか?表情を見るに悪いことは言っていないみたいだけど
「そうっすよ~それに前の賊退治で柳琳を助けてくれたんすよね?ありがとうっす!」
「ああ。どうも致しまして」
「それよりも、おきたふぶきってなんだか長くて呼びにくそうっすね~」
「それなら呼びやすい名でいいですよ?」
「なら、ん~」
そういうと曹仁はしばらく考え、そして
「吹雪っち・・・・」
「吹雪っち?」
「駄目っすか?」
「いや、駄目じゃないよ」
「そうっすか!じゃあそうするっす!」
と、にっこりと笑う。なんだかマイペースな人だが悪い人ではなさそうだ
「それより、曹仁殿はどうしてそんなところに?」
「あはは、曹仁殿なんてくすぐったいっすよー。華侖でいいっす。敬語だっていらないっすよー」
「ン?それは真名ですがよろしいので?この大陸の風習じゃ真名はとても神聖なものなんだろ?」
俺がそう訊くと
「そういうの難しいから、よく分かんないっす。それに吹雪っちは柳琳の恩人っす!それに秋姉ぇも真名を預けているみたいっすからかまわないっす]
にこやかな笑みでそう答える彼女にさすがの俺も困惑し秋蘭をちらっと見ると秋蘭は軽くため息をつき
「私に止める立場はないよ沖田。それに本人がいいと言っているんだ。問題ない」
「そういうもんですか?」
「そういうもんだ」
「へへ~そうっすよ~」
秋蘭や曹仁もとい華侖の言葉に俺は若干の違和感を感じながらも納得した
「そうか…じゃあ、話を戻して華侖さんはどうしてそんなところに?」
「ひなたぼっこしてたっす!」
「ひ、ひなたぼっこ?」
「でも、屋根の上は思ったほどあったかくなかったっす……」
たしかに本日の日差しはさほど強くはないので、確かに温まりそうにはない。
「お日さまに近い方が、あったかいって思ったんすけど」
言いながら、華侖はごく自然な動作で己の服に手を掛け、
「いや待った!? 何やろうとしてるの!?」
「ほえ? 服を脱ごうとしてたんすけど」
「何故!?」
急な彼女の言葉に俺は驚き隣にいる秋蘭は深いため息をつき手を顔に当てる
「裸になった方が、身体にお日さまがたくさん当たるっすよ?」
「いや、今日のような天気で裸になったら風邪をひくぞ?なあ秋蘭」
「確かにそうだが…私に振らないでくれ」
この状況を見るに日常茶飯事なのか・・・・そう思う中華侖は服を脱ごうとする
「だから、華侖は服を脱ぐのは少し待て!」
「え~~!吹雪っち、柳琳や栄華みたいなこと言うっす……」
「もう一人は知らないが間違いなく二人が正しいぞ?」
「ぶ~ぶ~」
ぶ~垂れる彼女。これ、ある意味桜花と似ている。いや、彼女は仕事とかできる子だし、頼りになるんだがさっきのような子供っぽいところがある。
そんな華侖の姿を見て少し思い出し笑いをしてしまう
「そんなに温まりたいなら、いい方法があるよ」
「え、ほんとっすか!?」
「ああ。まず一つ目・・・・自分の部屋に戻る」
「戻るっす!」
そう言い、屋根の上で立ち上がろうとする
「待った!慌てないでくれ話を最後まで聞くものだよ?」
「ああ・・・わかったっす」
俺の言葉に華侖は座る
「さて、話を戻すけど。まず部屋を出る。それで、布団を持って部屋の中の日の当たる場所を探す。そこで布団を被れば、熱が逃げないから温かくなれるよ」
「おおぉ~吹雪っち!賢いっすね~……あ、でもそれ、いつ裸になればいいっすか?」
「あやや?」
彼女の最後の言葉に思わずずっこけてしまう
「いや、服は脱ぐ必要はないよ」
俺は苦笑してそう答える
「そうっすか‥‥じゃあ早速やってみるっす!」
そういって立ち上がり・・・・・
「ン?ちょっと待て!君ここから飛び降りるつもりか!?」
「そうっすよ?」
「それはやめた方がいいぞ?」
「え~吹雪っち。さっきから待ったが多いっすよ~それに大丈夫っすよ!
」
華侖が乗っているのは一階部分の屋根だが、それでも三メートルほどはある。しかし華侖は気楽なものだ。
「大丈夫じゃない。何があってからじゃ遅いぞ!」
「え~平気っすよ。ねえ秋姉ぇ?」
「いや。私も沖田と同じ止めた方がいいぞ」
「む~そんなことないっすよ!ためしてみるっす!」
そういい強行突破しようとすると・・・・・
「姉さん、そこで何をしているの!!」
と血相を変えて風と一緒に書物庫に行っていた柳琳がやってきたのだった・・・・・・
近代兵器として登場してほしいもの
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迫撃砲
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野砲
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簡易式ロケット砲もしくはミサイル
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機関銃
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電探
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擲弾筒
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全部出してほしい