変身姉弟   作:Hira@コス

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1~3話を書いたのが数年前ということもあり、当初の設定と現在想定している設定に若干の差異があったため小さな修正を行いました。
物語の流れには影響しません。


休日

ある休日の朝。

結城家は穏やかな静けさに包まれていた。

リビングのテレビから流れるニュースの声が部屋の隅で淡々と響いている。

天気予報のコーナーで今日の最高気温が低めであることが告げられた。

 

「今日は寒くなるね〜」

 

テレビの音が聞こえたのかキッチンにいる美柑がそう呟いた。

ルノはこたつの端に座っている。背筋を伸ばして両手は膝の上。テレビはついているが、視線は画面ではなく空間のどこかを見ていた。

キッチンから聞こえていた水道の音が止まり、足音が近づく。

 

「ルノ君」

 

呼ばれて、顔を上げる。

 

「……なに?」

 

美柑はメモ帳を片手に立っていた。

 

「これから買い物行こうと思うんだけど、一緒に行く?」

 

問いかけは自然で、押しつけがましくない。

外に出ること自体は、ルノにとってはもうそこまで珍しくない。

遠くに行くことはないが、時間がある時は姉を探すために近所を歩くこともある。

だが“買い物”に着いていくとなると時には人が多い場所に入ることもある。

ルノは少しだけ考えてから、頷いた。

 

「……いく」

 

ルノの返答を聞き、美柑の表情がやわらぐ。

 

「ありがと。じゃあ準備しよっか」

 

玄関へ向かう。

コートを羽織る。リトが小さい頃に着ていたものをお下がりとして着ているが、袖は少し長い。

靴を履き、いつもの癖で左右を一度だけ確認する。

美柑がそれに気づき、小さく笑う。

 

「準備できた?」

「……うん」

 

扉を開けると、冬の空気が一気に入り込んできた。

 

「さむい」

「スーパー入ればあったかいからね」

 

外へ出て、数歩進んだところで、美柑が振り返る。

 

「手、つなごっか」

 

前よりも、間が短い。

ルノは迷わず手を伸ばした。

触れた手のひらは思っていたよりもずっと温かい。

 

朝の商店街は、まだ完全には目を覚ましていない。

店の前でほうきを動かす音。

シャッターを上げる金属音。

顔なじみ同士の短い挨拶。

ルノは美柑の半歩横を歩く。

手はつないだままだ。

 

途中、金色の髪の女性が視界を横切った。

光を受けて揺れる髪。

ルノの足がほんの一瞬だけ止まりかけ、視線が一瞬だけそちらに引き寄せられる。

胸の奥がきゅっとなる。

似ている。

でも違う。

視線だけで追いかけるが女性はそのまま通り過ぎていった。

 

「……?」

 

美柑が気づく。

 

「どうしたの?」

 

ルノは視線を落とす。

 

「……なんでもない」

 

本当は“なんでもない”ではない。

美柑は薄々気づきながらも追及はしなかった。

代わりに、握る手に少しだけ力を込める。

 

「行こっか」

 

その一言で、ルノも歩き出した。

 

 

自動ドアが開き、暖かい空気が体を包む。

 

「……あったかい」

「外と全然違うでしょ」

 

頬の感覚がゆるむ。

カートの音、袋詰めの音、子どもの笑い声。

音は多いが、暴力的ではない。

牛乳売り場。

 

「牛乳取ってくれる?」

「……うん」

 

両手で抱える。ひんやりと冷たいが、腕の中に収まる感覚は悪くない。

 

「重くない?」

「……へいき」

 

少し誇らしげな声音。

野菜売り場では白菜を選ぶようお願いされる。

 

「落とさないようにね」

「……だいじょうぶ」

 

慎重に抱え直す。その動きがあまりに真剣で、美柑は思わず口元を緩めた。

レジ前。

 

「ね、お会計してみない?」

 

ルノは顔を上げる。

 

「……できる?」

「うん。ここに置くだけ」

 

手のひらに硬貨が乗る。

冷たく、少し重い。

順番が来る。

商品をレジで通しながら店員が微笑む。

 

「お手伝い?」

 

ルノは少しだけ美柑を見る。

 

「……うん」

 

硬貨をそっとトレーに置く。

カチ、と小さな音。

 

「ありがとう」

 

店員の声はやわらかい。

レジを離れてから、ルノは小さく息を吐いた。

 

「……できた」

「ちゃんとできてたよ。えらいね」

 

その言葉に、視線が少しだけ上がる。

 

 

出口へ向かう途中、ルノの足が止まる。

色とりどりの袋。

美柑が気づく。

 

「お菓子、見る?」

 

ルノは少しだけ迷ってから頷く。

棚の前で、真剣な顔で選ぶ。

派手なものではなく、小さなクッキーの箱。

 

「これにするの?」

「……うん」

「いいよ。今日いっぱい頑張ったし」

 

その“頑張った”という評価に、ルノはわずかに背筋を伸ばす。

 

 

商店街の肉屋は、いつもの匂いがする。

 

「こんにちは」

 

美柑が挨拶をすると作業をしていた店員が顔を上げる。

 

「いらっしゃい。あ、美柑ちゃん」

「鶏もも、3枚お願いします」

 

敬語は丁寧で、家の中とは少し違う声。

店主の視線がルノへ向く。

 

「今日は知らない子が一緒だね」

「ああ、今一緒に暮らしている子なんです」

「そうかい」

 

ルノは小さく頭を下げる。

 

「……こんにちは」

「はい、こんにちは。お名前は?」

「……ルノ」

「ルノくんか。偉いね、お手伝い?」

「……かいもの」

「そうかそうか」

 

包まれた肉を差し出される。

 

「持てるかい?」

 

ルノは両手を伸ばす。

 

「……もつ」

 

ルノには少し重く感じるが、落とさない。

 

「ありがとうね。美柑ちゃん、サービスしといたから」

「ええ!?そんな悪いです!」

「いいのいいの。ルノくんがお手伝い頑張ってるからね。悪いと思うならまた買ってね!」

「もう…ありがとうございます」

 

 

袋を提げて歩く。

 

「ちょっと休憩する?」

 

商店街の端のベンチに座る。

美柑がクッキーを開ける。

箱を開けたあとルノに渡すと、ルノは中からクッキーを取りだし美柑に差し出した。

 

「いいの?」

「……ん」

 

2人揃ってクッキーを口に入れる。

 

「……あまい」

 

噛むたびに、さく、と音がする。

しばらく無言で並ぶ。

 

クッキーを食べ終わり家に帰る途中、美柑がルノに問いかける。

 

「今日、どうだった?」

 

ルノは考える。

初めての買い物。

途中で見かけた金色の髪。

お金。

“えらいね”。

 

「……つかれた」

 

正直な答え。

 

「そっか」

 

否定しない。

 

「でも」

 

間があく。

 

「……ちゃんとできた」

 

それが続きだった。

 

「うん、ちゃんとできてたよ。すごく助かっちゃった。」

 

家が見える。

歩幅が自然と少し大きくなる。

ただの買い物。

けれどそれは、“一緒に暮らしている”という実感を積み重ねる時間だった。

玄関の前で、美柑が言う。

 

「またお手伝いしてくれる?」

「……ん」

 

ルノは、迷わず頷いた。

 

 

昼食を終えたあと、家の中は少しだけ静かになった。

午前中の買い物で、ルノは思っていた以上に体力を使っていたらしい。こたつに入ると、足先がじんわりと温まっていくのがわかった。

キッチンでは美柑が片づけをしており、リトは父親の手伝いのために家を出ていた。

ララは何やら小さな装置を分解して床に広げている。

 

「うーん……やっぱり出力が安定しないなあ」

 

ぶつぶつと呟きながら、ネジを外す。

ルノはその様子を、少し離れた場所から見ていた。

 

結城家の家に住むようになってから既に何回かララの発明は見ている。

光ったり音が鳴ったり、時には暴走したりする。

危ないというより、予測がつかない。

 

「ルノー」

 

突然名前を呼ばれる。

びく、と肩が揺れた。

 

「……なに?」

「ちょっとだけ手伝ってくれない?」

 

ルノは美柑の方を見る。

美柑は苦笑していた。

 

「ララさん、危ないのはダメだよ〜」

「だいじょーぶだよー! 今日は暴走しないはず!」

 

その“今日は”が少し不安だったが、ルノは立ち上がる。

ララの隣に座ると、机の上には丸い機械が置いてあった。手のひらサイズで、中央に透明な球体がある。

 

「なに、それ」

「えへへ。これはねー、“ぬくぬくウォームくん”!」

「……なに?」

「寒いときにぽかぽかになるよ!」

 

ルノは一瞬、真剣に考える。

 

「……こたつでいい」

「こたつは動けないでしょー?」

 

確かにそうだ。

ララは球体を指さす。

 

「これね、触れた人の体温をちょっとだけ増幅するの。でも安定しなくて」

「……こわれてる?」

「まだ途中!」

 

ララはにこっと笑う。

 

「でね、体温データがほしいの」

 

「……でーた?」

「そう。ルノ、ちょっと触ってみて」

 

ルノは恐る恐る手を伸ばす。

球体に指先が触れる。

ひやり、と冷たい。

数秒後、ほんのりと温かくなる。

 

「……あったかい」

「でしょー?」

 

ララの目が輝く。

次の瞬間。

球体が、ぴかっと光った。

 

「あ」

 

ふわっと、空気が揺れる。

ルノの前髪が、少しだけ逆立った。

 

「……?」

 

ララが装置を覗き込む。

 

「出力、ちょっと強すぎたかも」

「……あつい」

 

今度は逆に、じわっと熱が増す。

 

「わわ、ごめんごめん!」

 

ララが慌ててスイッチを切る。

熱はすぐに引いた。

ルノは自分の手を見つめる。

 

「……へん」

「へん?」

「……さっきより、あったかい」

 

ララはルノの頬に手を当てる。

 

「もしかして、ルノってエネルギー効率いいのかな?」

「……?」

「私やリトより反応が早い気がする」

 

ララは急に距離を詰めて、ルノの顔を覗き込んだ。

 

「ちょっとドキドキしてる?」

「……してない」

 

口では否定するが少しだけしている。

ララはふっと笑った。

 

「ルノって、面白いね」

「……?」

「ちゃんと反応してくれるから!」

 

それが褒め言葉なのかはわからないが、悪い響きではなかった。

ララは再び装置をいじり始める。

 

「よーし、今度は弱めにしてみよ」

「……また、やるの?」

「うん!今度は大丈夫!」

 

ルノは少し迷う。

だが、さっきの感覚は嫌ではなかった。

 

「……いいよ」

 

再び触れる。

今度はゆっくり、じんわりと温まる。

体の内側から、ほんの少しだけ熱が広がる感じ。

1回目よりも長い時間触れているのに違和感は感じない。

 

「どう?」

「……さっきより、いい」

「よーし!成功かな!」

 

ララはぱちん、と手を叩く。

 

「後は細かい部分を調整するだけ!これで冬も安心だね!」

 

ララは笑う。

少しして、美柑が様子を見に来た。

 

「変な動きとかしてない?」

「してないよー!」

「ほんと?」

 

ルノはこくりと頷く。

 

「……あったかくなるやつ」

「へえ」

 

美柑は少し安心した顔をした。

 

「ちゃんと安全にね」

「はーい!」

 

美柑がキッチンに戻ると、ララは急に真面目な顔になった。

 

「ねえ、ルノ」

「なに?」

「手伝ってくれて、ありがと」

 

唐突だった。

ルノは瞬きをする。

 

「……てつだった?」

「うん。データ取れたし、反応も見れたし」

 

ララはにこっと笑う。

 

「ルノがいてくれて、助かったよ」

 

その言葉は、軽い調子なのに、どこか本気だった。

ルノは少しだけ視線を落とす。

午前中、美柑に「えらいね」と言われたときと似た感覚。

役に立った、という実感。

 

「……また、やる?」

「やるやる!」

 

ララは即答した。

 

「今度は“ほわほわモード”もつけてみよっか!」

「……なにそれ」

「触ったら安心するやつ!」

 

ルノは少し考える。

 

「……それ、いる?」

「あったら嬉しいよね!」

 

ララは胸を張る。

 

「安心って大事なんだから!」

 

その言葉に、ルノは小さく息を止める。

安心。

午前中、手をつないだとき。

さっき、あったかくなったとき。

リトや美柑、ララが笑ってくれたとき。

それと似ているのかもしれない。

ララは装置を持ち上げる。

 

「完成したら、ルノ専用にしよっか?」

「……せんよう?」

「うん。サイズも調整するし!」

 

少しだけ、胸の奥が温かくなる。

 

「……いらない」

 

そう言いながらも、声は強くなかった。

 

「えー?」

「……みんなで、つかう」

 

ララは一瞬きょとんとする。

それから、ふわっと笑った。

 

「そっか。じゃあ、みんな用ね!」

 

午後の日差しが、窓から差し込む。

机の上の装置が、淡く光る。

暴走もせず、大きな騒ぎにもならない。

ただ、誰かと一緒に何かを作る時間。

ルノは球体にもう一度触れる。

 

「……あったかい」

 

今度は装置のせいだけではなかった。

 

 

夜の結城家は、昼よりも少しだけ落ち着いた空気に包まれていた。

リビングの照明は柔らかく、テーブルの上にはカセットコンロが置かれており、その上では鍋が温められていた。

蓋の隙間からは湯気がゆらゆらと揺れており、既にいい匂いを放っている。

 

「そろそろご飯できるよー」

 

美柑がエプロン姿のまま小鉢の用意を始める。

 

「手伝うよ」

 

リトが立ち上がり美柑と共に食器の用意を始めた。

ルノは椅子に座ったまま、じっとその様子を見ていた。

 

音。

動き。

やり取り。

昼間とは違う、家のリズム。

 

「ルノ君、これ運んでもらってもいい?」

 

全員分の小鉢が乗ったお盆を指しながら美柑が声をかける。

押しつけない言い方。

 

「……うん」

 

両手でお盆を持つ。

落とさないようにゆっくり歩く。

 

「ありがとう」

 

美柑の声は、昼よりも少し柔らかい。

全員が席につく。

ララはすでに箸を構えている。

 

「いただきます!」

「「いただきます」」

「……いただきます」

 

箸が動き出す。

しばらくは、食べる音だけが続く。

 

「リト、今日どうだった?」

 

美柑が自然に話を振る。

 

「ん? ああ、親父のとこ手伝ってたよ。漫画の方は早めに終わったから部屋の整理も少ししてきた。」

「お父さん元気だった?私最近行けてなかったし」

「相変わらずだったよ。美柑の差し入れ喜んでたぞ」

「そっか、よかった」

 

その流れのまま、リトがルノを見る。

 

「ルノは今日どうだった?」

 

視線はまっすぐ。でも優しい。

ルノは箸を止め、少し考える。

 

「……いっぱいいった」

「美柑から少し聞いたぞ。買い物手伝ってくれたんだって?」

「すごく助かっちゃった」

「……すーぱーいった」

 

どこか自慢げなルノの表情に美柑は小さく笑う。

 

「牛乳持ってくれたんだよ。重いのに。それにこの鍋の白菜はルノ君が選んでくれたもんね?」

「……うん」

「白菜もちゃんといいもの選んでてビックリしちゃった」

「へえ、すごいな」

「えー!?ルノすごいじゃん!このハクサイもすごく美味しいし、ありがとう!」

 

ルノは視線を落とす。

褒められるとまだ少しだけ落ち着かない。

 

「お肉屋さんでも挨拶ちゃんと出来てたしね。少しオマケしてもらっちゃった」

「商店街の肉屋だろ? あのおばさん元気だったか?」

 

リトが感心したように言う。

 

「……うん。えらい、って」

「そっか」

 

リトは少し目を細める。

 

「ちゃんと一緒に買い物してたもんな」

 

テーブルに、穏やかな空気が戻る。

リトがふと尋ねる。

 

「外、寒かったろ?」

「……さむかった」

「手、冷えなかったか?もうちょっと厚手の手袋とか買うか?」

「……だいじょうぶ」

 

ルノはそう答えると同時にララの方を見た。

 

「そう! 今日はね、“ぬくぬくウォームくん”の開発をルノに手伝ってもらったんだー!完成すればルノの寒さ対策になるよ!」

「名前的に何となく機能はわかるけど……暴走とかしてないだろうな?」

「してないってば!」

 

ルノは小さく付け加える。

 

「……あったかかった」

「ほら!」

 

ララが胸を張る。

リトは苦笑する。

 

「ならいいけどな。ルノ、怖くなかったか?」

 

リトから問われて少し考える。

少し考えてから。

 

「……だいじょうぶ」

「無理は?」

「……してない。たのしかった」

 

短いが、はっきりしている。

リトは箸を置き、ゆっくり言う。

 

「そっか。ルノが楽しかったなら良いんだ」

 

声は低く、穏やか。

ルノはその言葉を聞き、ほんの少しだけ背中の力が抜ける。

沈黙が落ちる。

けれど、不自然ではない。

食卓の上の湯気が、まだゆらいでいる。

ルノは皿の中に入っている分を食べ終え、ぽつりと呟く。

 

「……きょう」

「うん」

 

リトがすぐに返す。

 

「……いっぱい、あった」

「だな」

「……でも」

「でも?」

「……よかった」

 

何に向けた言葉かははっきりしない。

だがリトは静かに笑う。

 

「それならよかった」

 

美柑も頷く。

ララは元気に言う。

 

「明日はルノが疲れなくなるようなものを発明する!」

「ほどほどにな」

 

小さな笑いが起きる。

食事が終わりに近づく。

リトは何気ない調子で言う。

 

「また買い物、行くか?」

「……いく」

 

即答ではないが、迷いは少ない。

 

「じゃあ次の買い出しは俺がルノと行こうかな」

「お、ありがと。じゃあメモ渡すからお願いね?」

「ああ」

 

ルノはそのやり取りを見ている。

ふと、思い出す。

 

金色の髪。

笑顔の2人。

遠い背中。

 

箸をぎゅっと握る。

それでも。

目の前には湯気の立つご飯と、笑い声がある。

リトがそっと言う。

 

「今日も、ちゃんと一日終わったな」

 

評価ではない。

報告のような言い方。

ルノは小さくうなずく。

 

「……うん」

 

食卓の灯りが、やわらかく揺れる。

外は寒いがこの家の中は、確かにあたたかい。

そしてルノは、今日もそこに座っている。




今回は少しだけ長めに書いてみました。
平均10000字とかで毎日投稿してる人達マジですごすぎません…?
書いては消して、何回読み直しても修正点が出てくる…
自分には3000~5000字が限界かもしれない…
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