竜が辿り着いた幻想郷   作:ベヘモス

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やっぱりストックしてある回だと更新が楽で良いな。


第六十九話 大宴会

 

霊夢Side

 

「さぁ皆のもの! 今宵は忘年会だ、今年の嫌な事を忘れてとことん騒ぐぜーッ!!」

「「「「「おぉーッ!!!!」」」」

「元気だなーアイツ等」

「何時ものことでしょ」

 

幹事の魔理沙が言ったように、今宵は博麗神社での大忘年会。

何処で聞きつけたのか分からないけど、紅魔館や白玉楼に永遠亭の連中がウチに集まって好き勝手に騒いでいる。

恐らくは魔理沙が計画を打ち立てて、萃香の奴が能力を使ってコイツ等を強制的に集めたんでしょう。

……まぁ、コイツ等からしたら騒ぐ口実が出来ればそれで良いんでしょうけど、事後承諾で宴会を始めるのだけはやめて欲しいわ。

 

「それにしても、魔理沙たちはこのテンションで一晩中騒ぎ続ける気か?」

「多分そうでしょうけど……如何かしたの?」

「いや、五月蝿くて寝れそうにないなぁ~って」

「……この状況で寝れる訳ないでしょ」

 

私はリュウの言動に呆れて、この宴会に似つかわしくない溜息を零す。

呆れる私の顔が面白いのか、リュウはコッチを見ながら可笑しそうに笑う。

笑われる方としては何一つ面白くないんだけど、コイツの笑顔を見ていると色々と如何でもよくなってくる。

私は笑いかけてくるリュウに小さく微笑んだ後、手に持っているお酒の入ったぐい飲みを飲んで一息ついた。

リュウも私も、大きな輪の中に入って飲むつもりはないので、二人で静かに飲んでいると―――、

 

「今、誰かが寝るなどとふざけた事を言っておった様じゃが……何処の誰じゃ?」

「駄目だねぇ~。今夜の宴会は誰も寝かさない心算なんだからさぁ~」

 

―――さっきの言葉がたっちゃんと萃香の耳に届いたのか、酒瓶を持った二人が私達の方へと近付いてきた。

宴会のたびに煩くする二人が同時に来るなんて厄介な事この上ない。

まぁ、この状況で寝るなんて言い出したリュウが悪いんだし、今回は大人しく酒飲みに絡まれてもらうしかないわね。

 

「お前等、始まったばっかりなのにもう酔って……って、萃香はいつもの事か」

「そんな事よりもじゃ! ……竜よ、お主いま〝寝る〟と申したか?」

「そんな勿体のない事を私とたっちゃんがさせると思う?」

「……へっ?」

 

そう言うと二人はリュウの両腕を掴み、そのままズルズルと輪の中へと連れて行こうとする。

リュウは視線で私に〝助けて〟と訴えてくるけど、巻き込まれたくないから思いっきり視線を逸らす。

 

「ちょっ?! 霊夢さん!?」

「……ごめん。私も何度も醜態を曝したくないの」

「そんな理由で見捨てないでーッ!!」

「えぇい、喚くな竜よ! お主も男じゃろうが!!」

「よ~し、今日はリュウが吐くまで飲ませるぞ~」

「ちょっと待て! 一歩間違えれば死ぬぞソレ!!」

「「竜がこの程度で死ぬわけがない」」

「そんな信用はいらないって!!」

 

引き摺られながらもリュウは抵抗を続けるけど、結局は萃香の力に負けて、抵抗も空しく輪の中へと連れて行かれてしまった。

独り残された私は、相変わらず厄介な酔っ払い二人に呆れて大きな溜息を一つ吐いた後、手酌で自分のぐい飲みに注いで一気に飲み干した。

……本当は、リュウと二人で飲んでいたかったけど、この状況だと無理だろうし、今回は大人しく諦めよう。

そんな事を思いながら独りお酒を飲んでいると、両手に透明な液体の入ったコップを持った紫がやって来た。

 

「はぁい、霊夢。飲んでるかしら」

「ボチボチ。……それで何の用よ」

「独り寂しく飲んでる貴女を見かねて、私が一緒に飲んであげるわ」

「遠慮するわ」

「……少しくらい付き合ってくれても良いじゃないの」

「面倒だし……アンタの事だから、ドサクサに紛れて何をするか分かったもんじゃないわ」

「酷い言い様ね」

 

紫は残念そうに肩を落すけど、ちゃっかり私の隣に座り込んでいる。

何を言おうが結局となりに座るのなら、そんな風に肩を落とす必要が何処にあるのかしらね。

心の中でそう思いつつ、私は紫の存在を無視して、独りで静かに飲み続けることにした。

視線の先に有る輪の中では、たっちゃんがリュウを逃がすまいとしているのか、アイツにもたれ掛かっている光景が眼に入る。

そんな二人の姿を見ていると、胸の奥でモヤモヤしたモノが湧き上がってくるけど、あの輪に加わったら間違いなく飲まされてしまう。

そうなったら確実に酔っ払って、またアイツに迷惑を掛けちゃうじゃないの。

流石に同じ失敗を何度もするのは嫌だし、胸にあるモヤモヤは、後日纏めてアイツにぶつけてやる。

 

「霊夢~、目付きが凄い事になってるわよ」

「ほっといて」

「全く。そんな嫉妬に駆られる貴女に美味しいお水をあげるわ」

「嫉妬に駆られるってのは余計よ」

「そんな事は兎も角、これを飲みなさいな」

 

そう言って紫は持って来たコップを私に差し出してくる。

コップに入っている液体からは、お酒の独特な匂いは感じないものの……紫が持って来た時点で、怪しさ満点で飲む気にもならない。

私は紫が差し出してくるコップを無視し、自分のぐい飲みにお酒を注いで飲むことにしたけど、既にぐい飲みにはお酒が注がれていて、新しく注ぐ余裕なんてなかった。

さっき飲み干したと思ってたけど、私の勘違いだったのかな? そんな事を思いつつ、ぐい飲みに入っている一口飲んでみると―――

 

「ッ?!」

 

―――お酒のアルコールが予想以上に強くて、思わず噴出してしまった。

口に含んだのが少量だから、大惨事はま逃れたけど……なんだってこんなにも強い酒が入ってるのよ。

 

「げほげほッ……」

「ちょっと大丈夫? はい、お水」

「わ、悪いわね……」

 

私は紫が手渡してきたコップに入っている液体を、なんの疑いもせずに一気に飲み干してしまった。

液体を飲むと胃がカッと熱くなり、頭もボーっとしてきて考えが上手く纏まらなくなってきた。

飲んだ後で、さっきあんなにも疑っていたのにと後悔するけど……後で悔やみから〝後悔〟なのよね。

僅かに残った理性でそんな事を思うけど、かなりキツイお酒を飲まされたのか、自分でも分かるくらいに顔が熱くなって来た。

 

「…よし、飲んだわね。後はこの霊夢を彼の元に放り込むだけね」

「ゆかり~。私にいったい何をのませたのよ~」

「ただのお酒よ。それよりもリュウを放っといて良いのかしら?」

「ふぇ?」

 

言われるがままに、紫が指を指した方を見てみると其処には、リュウがたっちゃんと何か話しているのが見える。

たっちゃんはさっきよりもリュウに密着していて、アイツは煩わしそうにしながらも彼女を引き剥がそうとはしない。

あの二人の姿を見ていると、胸のモヤモヤが苛立ちや寂しさに変わってくるけど……此処は我慢どころ。

前にリュウが〝酔った私は嫌い〟みたいな事を言ってたから、此処は我慢しないとアイツに嫌われちゃう。

 

「あら? 二人の所に行かなくて良いの?」

「いきたいけど……」

「踏ん切りがつかないわね。……景気づけにもう一杯飲む?」

「もらう」

 

考えが纏まらない私は、紫に注がれるがままに自棄酒をあおる事にした。

なんか前にも似た様な事があった気がするけど、良く思い出せないから気にしないでおこう。

 

霊夢Side out

 

 

 

 

 

 

リュウSide

 

「えぇい、いい加減に離れろって」

「折角の忘年会じゃぞ。この位は良いではないか」

「あのなぁ……」

 

酒飲み二人に拉致された俺は、一番大きな輪の中に連れてかれてしまった。

萃香の奴は、何かを用意してくるとか言って何処かに行ったが、龍神は俺の背中にもたれ掛かり、逃がさない様に抱きついてくる。

龍神はちっこいから、ムリヤリ振り払っても良いんだが……それをやると後が煩いからな。

他の連中は見てみぬフリ……と言うか、今の俺の状況を楽しんで放置しているようにも見える。

楽しければそれで良いって風潮の幻想郷だし、こうなるのはなんとなく読めてたが……少しくらい助けてくれても良いだろ。

 

「あの…龍神様。その様なお戯れは程ほどに……」

「うっさいぞ衣玖。今宵は宴会なのだから楽しまんで如何する」

「ですが―――」

「……あまり煩いと来年から仕事を追加するぞ」

「―――すみません、わたくしが間違ってました」

「衣玖さん……」

 

折角の衣玖さんが出してくれた助け舟だが、龍神の一言で一蹴されてしまう。て言うか龍神よ、それはあまりにも酷すぎるだろ……。

只でさえ衣玖さんは苦労人なんだから、そんな脅しを掛けられたら退く以外に選択肢は無いだろう。

まぁ龍神もその事が分かっているから脅したんだろうけど、コレで完全に俺の助け舟がなくなった形になるな。

そろそろこの状況に諦めを感じ始めた俺は、深い溜息を吐いて乾いた笑みを浮かべるしかなかった。

 

「なんじゃ竜。宴会にその様な笑みは不粋じゃぞ」

「誰の所為だよ、誰の」

「元を正せば、寝ようとしたお主の所為じゃな」

「俺が何を言ってもお前らは拘束してきただろ」

「うむ!」

 

満面の笑みで言い切る龍神を見て、俺はとうとう頭が痛くなり始めた。

昔からこんな奴だったのか覚えてないが、よく昔の俺はコイツと長い事旅をしていられたよな。

フォウルに近い性格だとしたら、旅を始めて直ぐに龍神と袂を別ってそうだけど……そうしなかったのは、只単に興味が無かっただけなのか、龍神の性格のお陰か良く分からないな。

今となっては誰にも分からない事を想っていると、突如背中に張り付いていた龍神が誰かに持ち上げられた。

その勢いで、龍神の手が俺の首に絡まってかなり苦しい……てか、さっさと離せよ龍神。

 

「誰じゃ!? 妾の首根っこを掴みあげる輩は!!」

「たっちゃん、そこじゃま」

「霊夢? ……お主、相当酔っておるじゃろ」

「そんな事はいいから、早くどきなさいよ」

「退いてと言われてものぉ。妾も萃香の奴にコヤツを逃がさんと約束しておってな」

「そんなの知らないからどきなさいって」

 

俺の後ろでなにやら変な言い合いが行われているが、こっちは気にしている余裕もない。

引き剥がそうとする霊夢に、俺を逃がさんと抱きついてくる龍神。

その結果、俺の首に掛かっている龍神の手がきつく絞まっていって、そろそろ息が苦しくなって来た。

まぁ、アンフィニのお陰で死ぬ事はないだろうけど……いい加減いしきがあぶない…かな……。

 

「ちょっと待て霊夢、竜の顔色がかなりヤバイ事に」

「なら、たっちゃんが手をはなせば良いでしょ」

「……ならばコレは如何じゃ? 妾が背中から抱きつくから、お主は正面から竜に抱きつけ」

「そんな事をしたらリュウにきらわれる」

「コヤツがお主を嫌いになる事などありえんって」

「……ほんと、リュウ?」

「なんでもいいから……たすけて……」

「抱きついてもいい?」

「それで……このくるしみからかいほうされるなら…いくらでも……」

「わかった」

 

霊夢はそう言うと、龍神を引っ張っていた力がなくなり、俺の首は漸く解放される。

窒息する数歩手前にまで行ってた気がするからか、宴会で酒臭いにも拘らず、肺に入ってくる空気は何時も以上に美味く感じた。

今までに、炎で焼かれたり、剣で刺されたり、銃で撃たれたり、棍棒で殴られたりと色々な方法で死に目に遭って来たけど、首を絞められるってのは今までにない方法だったなぁ~。

ついさっきまで死にそうになっていたからか、霊夢を怒る前に旅の記憶が走馬灯の様に蘇ってきて、あの冒険での様々な危機を思い返してしまう。

そんな事をする前に一言文句を言うべきだと思うけど、今俺の目の前にいる霊夢を見ると現実逃避の一つや二つしたくなるって。

 

「リュウ…うごかないでね……」

「……。(動くに動けない状況なんだけどな……)」

 

酔っ払って顔を真っ赤にしている霊夢は、龍神が言った様に正面から俺に抱き付いてきている。

酒を相当飲んでいるのか、かなり酒臭い霊夢だが……本人は至って幸せそうだ。

俺の胸に顔を埋めているところを見ると、明日はまた自己嫌悪で立ち直れなくなってそうだな。

周りの連中は生暖かい眼差しを向けてくるし、一部の連中はニヤニヤと嫌な笑いを浮かべているし……なんなんだコイツ等? 俺に喧嘩でも売っているのか?

だったら全部買ってやるぞ、今ならアンフィニを解放しても構わない位の気持ちなんだからな!!

 

「おっまたせ~準備出来たよ~……って、コレは如何言う状況?」

「萃香が気にすることは無い。それよりも例のものを竜の前に」

「おっけ~」

 

何処に行っていた萃香が持って来たのは、ウチのちゃぶ台くらいはありそうなサイズの杯だった。

その杯には大量の酒が注がれていて、一体誰がコレを飲むんだって聞きたいくらいの量だ。

……まぁ、俺の前に持って来ている時点で、誰の為に用意したのかなんて丸分かりなんだけどな。

 

「さぁ! 宴会を盛り上げる為にこの酒を飲み干すが良い!!」

「んな事出来るかぁーッ!!!」

 

耳元で大声を出す龍神にイラっと来て、大声を出しながら龍神の顔に肘を叩き込む。

だが、叩き込んだ肘はあっさりと受け止められてしまい、憂さを晴らすことは出来なかった。

 

「えぇ~一気やらないのかよ~。つまらないぜ~」

「大丈夫よ。何だかんだで彼はやる男だから。……そうでしょ、リュウ」

「私は如何でも良い事だけど、お嬢様の期待を裏切ったら承知しないわ」

 

魔理沙がへんな事を言うから、レミリアが悪乗りして咲夜が釘を刺しにきやがった。

自分じゃないから無責任な事を言いやがって、この量の酒を飲むのがどれだけ大変だと思ってるんだよ!

 

「リュウさん……南無」

「頑張ってねぇ~」

「この位出来て当然よね、竜神さん?」

 

妖夢は俺に向かって手を合わせてくるし、亡霊姫は相変わらず暢気だし……。

それから八雲、やらなかったら無理やり飲ますみたいな眼でコッチを見るな!!

 

「……貴方ってこう言う場だとホントに味方がいないわね。まぁ、私も助けないけど」

「ご武運を。……祈る事しか出来ないわたくしを許して下さいまし」

「酔い覚ましの薬なら、わたしの永琳に言って用意させるから、安心して逝ってきなさいな」

 

アリスは我関せずって感じだし、輝夜は薬を用意するとか言って、俺の逃げ道を封じてきやがった。

誰一人として助けようとしないこの状況に本気で泣きたくなった。

せめて衣玖さんくらいは、助け舟を出してくれると思ってたが……龍神には逆らえないのか。

俺は最後の望みとして霊夢に視線で訴えるが、今の状態でこの状況を覆せるかなぁ……。

 

「霊夢……」

「リュウ……わたしも、リュウのカッコイイところをみてみたいな」

「屈託のない笑顔でそんな事言うなーッ!!」

 

正直、酔っ払ってるから大して期待してなかったけど、笑顔で言われたくなかったよ!!

あ~もう、こう言う事になるから宴会とかは嫌いなんだよ……。

 

「まぁ……なんだ、諦めも肝心じゃぞ?」

「元凶の一人が何を言う……」

「そうは言うが、もうお主が酒を飲み干さんと場は収まりそうにないぞ」

「……………」

 

龍神の言う通り、周りの連中は俺が何時酒を飲むのかと期待の眼差しを向けている。

この空気の中で飲まないと突っ撥ねたら、宴会のたびにこの事でグチグチと言われそうだな……。

如何足掻いても見逃してくれない空気を察した俺は、この空気を作った奴を全力で呪いながら杯を手に取った。

 

「それじゃ行くぞ~」

「零すんじゃねぇぞ!」

「……とりあえず、魔理沙は後でぶちのめす」

「なんでだ?!」

 

魔理沙の抗議の声を無視して、俺は零さないように気をつけながら杯の酒を飲んでいく。

器が大きいのは良いが、ホントに気をつけないと直ぐに零れそうになるから気が気じゃない。

酒が喉を通っていくたびに、胃が燃えるように熱くなり、徐々に息も苦しくなってくる。

周りの連中は暢気に掛け声を掛けてくるが、飲んでる方からしたらちっとも嬉しくない。

酔いが回ってくるよりも先に、アイツ等に腹が立ってくるが文句はコレが飲み終わってからだな。

そう自分を奮い立たせて…………やっとの思いで杯に注がれた酒を飲みきる事が出来た。

 

「「「「おぉー!」」」」

「…これで文句ねぇな」

「やるねぇ~リュウ。それじゃもう一杯―――」

「その前に俺がテメェの首を刎ねるが……それでも良いのか萃香」

「―――すいません、調子に乗ってました」

 

俺の脅迫に土下座で謝る萃香を見て、周りの連中は大口開けて笑うが……コッチは全然面白くない。

とりあえず、邪魔になる杯を放り投げた俺は、不機嫌そうな顔のまま適当な料理を摘む事にした。

 

「なんじゃ竜。宴会なのに面白く無さそうなツラをしおって」

「あんな事させられたらこうなるわ」

「なっはっはっはッ。すまぬ、許せ」

「笑いながら謝ってんじゃねぇよ」

「でも、さっきのリュウカッコよかったよ」

「「……………」」

 

こんなにも不機嫌そうな顔をしてるのに、気にせずそんな事を言えるなんて……色んな意味で大物だな。

 

「…? どうかしたの?」

「いや、俺に暢気だとか言う割には霊夢も相当暢気だな~って思って」

「そんな事ないとおもうけど?」

「合ってると思うが……まぁ良いか」

「よし! では、まだまだ盛り上がっていくぞ!!」

「「「「おぉーッ!!!」」」」

「……好きにしてくれ」

 

もう色んな事に諦めのついた俺は、盛り上がる連中を他所に不貞腐れながらそう言うしかなかった。

またこんな調子で朝近くまで騒ぐのかと思うと、かなり憂鬱になってくるが……誰一人として止める気は無いんだろうな。

そう思うとまた溜息が零れるが、龍神たちは誰一人としてそんな事を気にする様子も無く、霊夢は幸せそうに俺の胸に顔を埋めるのだった。

 

リュウSide out

 




顔を紅くして、涙目+上目づかいで恥かしそうに甘えてくる……そんな霊夢の絵を誰か描いてくれないかなぁ~。
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