元は同じ存在の筈にも関わらず、二つに分かれてしまった竜は、世界の在り方を巡って対立した。
人に失望した竜と、残忍さを知っても人を信じ続けた竜。
二人はお互いの全てを賭けて戦い……その果てに勝利したのは、最後まで人を信じ続けた竜だった。
しかし、自らの力はこの世界に不用のものと思った竜は、自らの意志でその力を捨てた。
身体から解き放たれた力は、虚空を巡る回る内に自我を持ち幻想郷へと辿り着く。
人と妖怪が暮らす幻想の世界で、竜は何を想うのだろうか……。

※この小説は閉鎖したにじファンから転載した小説です※
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