無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す 作:超ちくわ
「う、うわああああ!
「ふえぇ…マジかぁ…。」
俺は
雄英高校を目指している無個性の人間だ。
僕の周りは個性を持つ人ばかりで、虐めを受けていた。
え?今?今は休日で街をほわほわ買い物とか行ってたよ?
そんでなんか
「あー…うん、闘るか。」
「おらああああ!!ヒーロー出てこいやあああああ!」
「きゃあああ!!」
「うええええん!お母さあああん!!」
「ふんっ!!」
「殺らせるかよっ!!」
ベキッ!!
「ぐうぅぅっ…!!」
闘るしかなかったが、子供が泣いていて危なかったんで庇ったら腕逝った。
だけどソイツはそこまで力を出していないのが分かる。
無個性で挑むのは「死」同然だが、守るべきものは絶対に守ると決めている以上死ぬまで闘ると決めていた。
「なんだぁ?てめぇは無個性か?てめぇのようなヒーローモドキは消えな!!」
「だから何だ…!無個性でも護るもんは護るのがヒーローっつーもんだろーがああああああ!!」
「ならここで潰してやるよ!!」
「殺れるもんなら殺ってみろやああああああ!!」
「お、お兄ちゃん!!?」
「無個性の力…見てな!!砲雷撃戦用意…!7.7mm機銃・対陸戦闘態勢!!」
「効かねー!!俺様の暴走列車には適わねーよ!!」
「どらららららららららら!!!!」
ズブッ
「ぐああああっ!?目がああああああ!!」
「おらおらおらおらああああああああ!!!」
ドッ
「おぶっ…!?」
「無個性筋力現段階最大100%36cm三連装砲・二砲同時発射!!」
ズドォッ!!!!
「ごはあああっ!?」
ビュンッ!!
「トドメだ…無個性筋力オーバーフロー!%計測不能!46cm三連装砲・撃槍!!」
「お、おいちょっと待てや…コイツ……
ドゴオォン…!!
僕は個性を持っているように見えて無個性だ。
僕の使っている技は大戦の時に活躍した日本帝國軍・海軍の軍艦達の装備の名前を使っているだけ。つまり、ただの殴り。
ちなみに闘ることに夢中になっていたけれど、野次馬達に撮影されていたみたいで動画でめちゃくちゃ流されていた。
「あちゃー…やりすぎちゃったかな…?」
「やりすぎも何も…どうやったの!?」
「普通に物理です。」
「答えになってなーい!!」
「ふえぇ…?」
その後なんかめちゃくちゃ感謝された。
他のヒーロー達にもなんか色々褒め言葉をもらったけれど、やはりその反面にはアンチ的なのもいた。
無個性が個性に勝てないとか決めつける人とか色々いたが、それは確かに分かる。だけど誰が個性に勝てないと公式に発表した?個性が無ければ頭脳で勝負したらいい、それだけだ。と言ったらなんか静まった。
「いててて…腕逝っちゃっているから結構きちぃな…。」
「HAHAHAHA!!よくやったな少年!」
「お、オールマイトさん!?」
「無個性ながらも個性を持つ敵に勇敢に立ち向かうのは久しぶりに見た!君は何て言うんだい?」
「つ、艶星 萃です…。」
「萃少年、君はよく頑張った。だが無個性でも強いとはいえ、負けてしまえば周りに危害を及んでしまうこともある。過信しすぎないことが重要だ。」
「分かっています。俺は無個性だからと言って虐めを受けていた身なので、出来ない相手と判断したらヒーローにお願いしようと思っているので。」
「うむ、いい判断だ。君の戦闘目撃情報もよく他のヒーローから聞いているが、ちゃんと分かっているようで良かった。そういえば、君は中学生だね?」
「はい…え?何故知っているんですか!?」
「さっき言っていたように、情報だよ。」
「情報…あ、もしかして!」
「うむ!警察からの身元を見せてもらったぞ!」
「やっぱりかぁ…。」
「それと、君は雄英高校に興味があるかい?」
「ま、まぁ…気になってはいるんですけど…俺じゃあ落ちるの確定だなって…。」
「私に任せておきなさい!君、個性を持ちたいかい?」
「持ちたいですが、自分なりのやり方で個性と同じように扱える技ができましたので…今のところ大丈夫です。」
「艶星少年…雄英高校に入るには個性を使わなければならない…それに対抗できるか?」
「俺の力でやってやります。時には個性に勝てる無個性もいるんだって知らしめてやりたいんです。」
「緑谷少年と似ているな…。分かった、だが君にも教えてあげよう、私の秘密を。」
「いや待ってくださいしれっと重要なこと言っちゃっているんですけど!?」
「君は無個性でも個性より強いヒーローになれる。そう思ったからだ。」
「…分かりました。試験はキツいと聞いているので合格してみせます。見ていてください。」
「あぁ!見ていてやるとも!」
なんかオールマイトさんに会った。
入院している最中に入ってきてビビった上にすごいオーラかましてた。
しかもしれっと口外しちゃいけないものを聞くことになったが、俺には個性がない。個性がない俺にそれを聞いても意味ないと思うけれど、平和の象徴になったキッカケとか分かる気がする。
まぁ聞いてみりゃ分かるかも。
そんで、退院してから数日後。
「マズイ…なんか雄英高校に入る勢いになっちゃった…。」
「あら?萃ちゃんじゃない?」
「ぶえっ…ミッドナイトさん……。」
「ぶえって何よぶえって。萃ちゃんって本当に可愛いわね♪それっ!」
「ひゃあっ!?ちょっと抱きつくのは厳き…ん……コケッ すぅ…すぅ…。」
「疲れが見えてるんだからゆっくり休みなさい、私の可愛い雄英生予定の生徒ちゃん♪よいしょっと…。」
「ん…お姉…ちゃん……。」
「本当…夢の中では甘えん坊さんなんだから…。」
ミッドナイトさんには色々お世話になっているので何もできないというか、とりあえずお世話になってる。
親がミッドナイトさんとめちゃくちゃ仲が良くて俺を預けている時はめちゃくちゃ可愛がられてたの。ドSだけど。
「ま、萃ちゃんは無個性ながらもここまで成長したとしても他の子達とあの試験をやるには難しいから、萃ちゃんだけ違う試験にさせちゃおうかしら♪」
「マ…マ……。」
「本当可愛いわね。襲ってしまいたいわ…。」
試験当日…。
俺はとうとう雄英高校の前に立った。
めちゃくちゃ緊張する。
緑髪の男子も凄くぱあああってしていてオーラが凄かった。
めちゃくちゃ憧れていたんだなって一目で分かったけれど、その男子には少し不安そうな表情をしていた。
「絶対に試験に受からないと…!オールマイトから授かったこの力は無駄になる…!」
「オールマイトの秘密…個性の秘密が分かるのかも知れない…。ここは無個性の俺でも受からないと…!」
「「……えっ?」」
唐突に始まったこの出会い方。
思わず口に出てしまったが、どうやらお互いに同じような目的を持っていた。ちなみに緑髪の男子は3時間前にオールマイトから授かった力を持っているみたいで、俺は完全に無個性で挑む。
お互いまさかこんな形で会うとは予想していなかった。
「萃ちゃん、あなたはこっち。」
「ミッドナイトさん?どして?」
「あなたは別の試験で決めてもらうわよ。」
「ちょっと待って?!俺は皆で挑む競い合いのところじゃないの!?」
「危険になっちゃうから来なさい。萃ちゃんは私と戦ってもらうわよ。」
「……はぁ?!待って待って!?ミッドナイトさんと!?」
「私に勝てば、特盛りいちごパフェをご馳走するわよ?」
「ぐぅっ…!や、やるよ…!スイーツで釣るなんて小悪魔だよっ…!」
「うんうん♪それじゃ、始めましょ♪試験内容は簡単、制限時間まで生存もしくは私を倒す…それだけ!さて、初手からダウンさせるわよっ!!」
「うわっ!いきなり眠り香なの!?ヤバい…眠い……。」
「さぁ私に従いなさい♪」
バキッ!!!!
「え…?」
「はぁ…はぁ…痛い……。」
「ちょっとそれは初めて見たわよ!?」
「力加減無しで…いいんだぁよぉねっ!!!?」
ビヒュッ
「ひえっ!?ねぇ萃ちゃん!?本当に無個性なの!?」
「俺は無個性だよミッドナイトさん。
ヒュッ
「流石ね…だけど、私もこの個性だけで戦うと思っているのかしら?」
パシンッ!!
「ひっ…!?む、鞭…!?」
「萃ちゃんのような可愛いらしくてか弱そうで小さい子は好きなのよ♪痛ぶってあげたくなっちゃうの…♪」
「はわわわ…み、ミッドナイトさんが……こ、怖い…!!」
ブワッ
「そろそろ本気出しちゃおうかしらぁ!!」
「あ、ダメだ終わった逃げられnパシッ あっ…グイッ うわぁっ!!」
「ほらほらどうしたのかしらぁ!?本気出さないと死ぬわよぉ!!?」
「み、ミッドナイトさん待っtドガッ ぶぁっ!!」
ミッドナイトさんと試験を受けていて、カメラに映されていることにすら気づかず、別の部屋から見ていた先生方がいた。
もちろんオールマイトも見ていた。
俺はミッドナイトさんの本当の力を知らず、そのままミッドナイトさんの猛攻を受けていた。
「はぁ…はぁ……ガシッ うぅっ……。」
「本気で闘るんじゃなかったの?本気でやらなければあなたは本当に死ぬわよ。」
「まだ…本気じゃないさ…ミッドナイトさん……女性として見ているから本気を出せないんだよ………だけど…ここに入るからにはぁ……ぜってーに…負けていられるかよおおおぉぉ!!64cm三連装酸素魚雷発射あああああああ!!!」
ゴチンッ!!
「あっ…くうううううううぅぅぅ〜!!!石頭あぁ…!」
「…〜ッ!!(痛い…泣きそう。)」
「これだけで逆転できるとでも…ズキッ 頭痛いいぃぃ〜!」
「最大火力で終わらせる!!無個性筋力%オーバー…46cm三連装砲・滅 発射ああああああああ!!!」
ドゴオオオォォォン…
「そこまでっ!!」
「えっ…オールマイトさん!?」
「お、オールマイト…なんで!?」
「タイムアップだ。」
「あ、本当だ…だけど……落ち………た…。」
バタッ
「艶星少年…君は合格だ。ミッドナイト、立てるか?」
「えぇ…本当、圧倒されちゃったわ。あんなにか弱くてビクビクしていた小動物の頃とは違うわね。立派になってくれて良かったわ。」
「む?ミッドナイトは艶星少年と何か関係を持っているのかい?」
「この子のお母さんと友達でね、よく可愛がっていたのよ。本当に今も可愛いくて我慢できないわ。今襲ったら終わっちゃうわね…。」
「とりあえず艶星少年を医務室に連れて行こう。先程のダメージを蓄積した上に艶星少年の最大火力をこの手で受け止めた。この少年には無個性ながらも
「本当…無個性でも恐ろしい子がいるのは変わりないわ…。この子は特にそうね…。」
俺は医務室に運ばれ、そのまま治療を受けた。
ちなみに落ちたと勘違いしてギャン泣きしていたら合格してた。
雄英高校唯一の無個性ヒーローが生まれ、この先どうなろうとも守る覚悟ができた。死ぬなんてことは考えていないが、体が滅びるまで守り続けると心に誓った。
ちなみに合格したお祝いにミッドナイトさんが約束通りに特盛りいちごパフェをご馳走してくれた。めちゃくちゃ美味しかったです。
ども、超ちくわです。
ヒロアカって原作から見ているけれど、めちゃくちゃヤバいよね。
とりあえずドタバタな日常もあり、シリアスもありな二次創作のヒロアカを今後よろしくお願いしますっ!