無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す 作:超ちくわ
インターンシップ明けてから一週間。
雄英高校で俺の話題で持ち切りばかりだった。助けて。
「ぽえー…。」
「萃、脚大丈夫か?」
「あ、焦凍君。脚はまだ難しいかな。」
「テレビで見てたが…普通の無個性じゃできない一撃だろ?」
「まーね…だけどアレは正直結構キツいかな。」
「どういうことだ?」
「あの強さを出すには無理矢理引き出すことによって生まれるものなんだ。人間本来の力の100%を出せば筋肉がボロボロになるんだけどね。言わば火事場の馬鹿力ってやつと同じ。」
「つまり…萃はそれを慣らせたということでいいのか?」
「そこそこね。今は
「ん??」
「どしたの?」
「100%のところが限界ってどういう意味だ?」
「あ、言ってなかったね。俺の場合は現段階で300%まで力を引き出すことができて、痛くならない領域が100%なんよ。」
「な、慣らしすぎだろお前…。300%にまでいくとどうなるんだ?」
「使った場所の衝撃が重すぎて粉砕骨折。」
「お前よく治せたな…。」
「あはは…本当俺でも俺の体にビビるよ。」
「おいこら無個性!!勝負すっぞ!!」
「かっちゃん!?萃君は今脚を怪我してるから勝負できないよ!?」
「なんだとおぉ!?」
「あはは…ごめん爆豪君…。あと数週間待っちょくれ。」
「ちっ…!お前はしっかり完治してから勝負だ!!また期間が伸びたら許さねぇからな!!」
(言葉荒いけれどめっちゃ良い奴やぁ…!出久君、いい幼なじみを持ったもんだなぁ…。)
モニッ
「もんにゅ。」
「萃、何暗くなってんだ。お前は一人じゃねぇ、お前のお陰で俺を含めて無個性の価値観を知るようになったんだ。個性無個性であれ、お前はヒーローになるんだ。無個性で唯一入れたんだ。無駄にするなよ?」
「う、うん…焦凍君。それとなんで掴んでるの?」
「饅頭みたいに柔らかいからだ。」
「なんじゃそれ。」
(はっ…!轟さんが艶星さんの頬っぺを…!?尊いッ!!)
「とりあえず見られてるからそろそろ離しちょくれ。」
「すまん、それと完治したら俺も手合わせしてくれないか?。」
「もっち!」
俺は出られずにいたが、焦凍君の言葉に動かされた。
焦凍君はなんやかんや人を動かすことができる人間なんだなって思ったし、爆豪君も口は荒くても言っていることがしっかりしているから不器用って本当は器用な人より器用なんじゃないかなって感じた。
そんで放課後。
「萃君!」
「どした出久君。」
「教えてほしいんだ!」
「技はそんなにないけれど…。」
「君の技を教えて欲しいんじゃないんだ!」
「へ?」
「萃君ってNo.5のミルコとインターンシップを行ったでしょ?あの息の合わせ方と合図が普通じゃできないやり方だって気づいたんだ!」
「おぅふ。よく気がついたね。目で合図を送っていたら気がついたら二人でできた。」
「あの距離じゃ目を見ることは出来ても合図が分からないはずなのに…凄いよ!僕にも教えてくれるかい?!」
「もっち。だけど出久君は俺にはできない合図の送り方なかったっけ?」
「そ、そうかな…?僕はかっちゃんと仲がいいとも限らないし…。」
「いや、そんなことないと思うよ。爆豪君は思っていることを表に出さないだけだと思う。それに爆豪君の名前が真っ先に出たってことはやれそうってことじゃないかな?」
「そうだと思いたいな…。」
「まぁなんて言うんだろ…今後、出久君は爆豪君と絶対に誰にも負けない最強で最高のコンビになると思うよ。俺はそう見えるしそう思ってる。」
「分かった、やってみるよ!」
「ガンバッ!」
俺は友達というものができてよかったと感じた。
だけど不安はやっぱりあって、本当に友達になれたのか?また騙されていないだろうか?という気持ちに追い回されていていた。
中学まで無個性だからと言ってハブられたこともあったし、皆よりも弱くて強くなんてなれなかった。
帰り際でそう思いながら寮に着き、おふとぅんにダイビングした。
「友達かぁ…。
コンコン
「ふぁーい?」
「艶星さん…入って大丈夫ですか??」
「大丈夫よー?」
ガチャッ
「お邪魔しますわ…ってなんて可愛いお部屋…!!」
「あれ?見たことあったよね?」
「えぇ、だけど模様替えしました?」
「あ、うん。模様替えした。そーいや模様替えした後の部屋見せてなかったね。」
「はわあぁ…!もふもふしてますわ…!これ何処で買いましたの!?」
「それ?ネット限定ストアで買ったの。」
ガチャアアァァッ!!!
「かーなめっちー!生きてるー!?」
「あ…そーいや女子棟だったわここ。」
「今更!?」
ギュー
「もにゅうぅ…。」
「萃っち抱き枕みたーい!抱き心地が凄くあるー!」
「芦戸さん!?ず、ずるいですわ!私にも抱かせてください!」
「もちろんいいよー!」
「あれ?俺抱き枕にされてる?」
八百万さんが入って来たり、芦戸さんが入って来たりでわちゃわちゃしてた。ちなみに俺は動けずじまいで思考停止しました。
動こうにも動けないんだもん!
つーか部屋は男子が入れるレベルの距離じゃないし寧ろ女子と女子の間のど真ん中で二階にあるんです()
「ね、ねぇ?ちょっとすっごい
「そんなことないですわ…スンスン…甘い匂いしてますわね…♪」
「なんでそんなに甘い匂いするのー?」
「そ、それは…分からん!」
「男子には取らせませんわ!!(大迫真)」
「ヤオモモ本気ヴォイス〜!」
めちゃくちゃ和みました。
それとご飯や掃除は毎週代わる代わるやる形となっていて、今週は俺含む6人ご飯担当になりました。
「今日のご飯何にするー?」
「すまん、決めてない。」
「俺もだ。」
「あー…あたしも決めてない…。」
「私も決めていませんわ…。」
「僕も決めてなかった…。」
「皆決めていなかったのね…。まぁしょうがないよね、色々なこと起きたワケだし。とりあえずカレーとかシチューにする?迷ったらこれが一番!」
「「「「「賛成〜!!」」」」」
「んじゃ、素材は…っと。結構使うね…。」
緩〜い感じでご飯を作っていたので周りもすっごい和やかになってた。
もちろん何もしていない。
言うなればアレか、やさしいせかいってやーつだな?
それにしても、耳郎さんの袖クイクイ可愛いすぎて吐血しちゃったわ。
そしてわちゃわちゃしまくった後、就寝時間になった。
「ふわああ…ねみ…。」
「萃っち眠そうだね〜。」
「それもそうですわ。この子も頑張ってましたもの。」
「すぅ…すぅ…。」
「あ、寝た。」
「いい寝顔してるなぁ〜♪写真撮っちゃおーっと!」
「ぬぁっ!?そ、それはアカンと思うんだけどぉ…?」
「あたし達の秘密ってことにしておきましょ。」
寝顔撮られたことすら知らないまま就寝した。
襲われることなく無事に朝を迎えたのだが、しっかりとオフトゥンに入った状態で抱き枕まで用意されてた。
「ふわあぁ…朝かぁ…。皆部屋に戻って寝てくれたのかな?」
バタアァン!!!
「萃君大変やああああ!!」
「いきなりなんざや!?どしたん麗日さん!?」
「宣戦布告状が萃君宛に来てるんや!!」
「What!?」
朝から事態が急変。
一部のナンバーヒーロー達が本当は俺に個性があるのではないかという疑問や疑惑を抱いていたため、宣戦布告を出してきた。
体を回復させている最中なのに唐突な展開に対して俺はフリーズ&クラッシュしてしまい、麗日さんはめちゃくちゃびっくりしてからの悲鳴が出た。
「あー…萃ちゃんまだ回復してねーからなぁー…。ま、アイツは回復してなくてもやる時はやるからいっか!見てくっか!」
「ムムッ!?艶星少年に宣戦布告だって!?それは大変な事態だ…早く止めねば艶星少年の体が不味いことになる!!」
「これは歯止めが効かないわ…。萃ちゃんには申し訳ないけれど、頑張ってもらうしかないわね。」
「…こりゃ止まらねぇな。艶星には個性がねぇから
事態が発生した為が故にクソデカリングが設置されており、俺はそこへ入ることに。
ちなみに休日の朝っぱらからとんでもねーことが起きていたから皆パニクっていた。俺は何故か冷静にはなっていたが、その理由は単純に理解していた。
「俺の実力はめちゃくちゃ弱い説ってやつだなこれ。」
めちゃくちゃ遅くなってしまった…。
ヒロアカの展開があまりにも面白くなりすぎて編集そっちのけで読んでしまったわ!
流石すぎて語彙力が飛ぶぜこんにゃろー!