無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す 作:超ちくわ
「お姉ちゃん。」
「何よ〜私が怪我しているから大人しくしろって〜?」
「そうだよ。無理しないでよ。脚折れてるのにどうやって戦うつもりなの?」
「ま、まぁね…ちょっと無茶しちゃっただけよ?」
「無茶したからあそこまで運べと?」
「えぇ、アイツを眠らせる為に…ね。」
「断る。」
「な、何故よ!?」
「あんな巨体にお姉ちゃんの個性が効くかなんて知らないけれど、まず不可能に近い。その上、眠らせたとしてもお姉ちゃんの体にかなりの負担と支障が出る。だからやらせられない。もしやれるなら…。」
「?」
「保健室に行って。」
「むぅ…分かったわよ…。」
「誰かお姉ちゃんを運んで行ってもらえるかな?」
「あたし行くよ!萃っちはどーするの?」
「俺は気分が悪くなったから、あのクソデカ野郎を
ゾワッ
「わ、分かりましたわ…艶星さん、役に立てるかどうか分かりませんが…これを…。」
「ありがとう。タイミングを見計らって使うよ。」
俺はお姉ちゃんを傷つけられたことによって静かに怒っていた。
巨大な
そして俺は怒りの影響で放電状態になっており、知らないうちに強化されていた。
「
『珍しいな、お前が俺の力を借りるなんてよ。』
「しゃーねーだろ、ちょっと殺意沸いたからさ。」
『まぁいいわ、俺の出る幕じゃなさそーだしな。』
「萃君、どう?」
「あのクソデカ野郎にちょっと殺意が出た。」
「無理だけはしないようにできるかい?」
「あぁ、大丈夫。」
「皆で守ろう…僕達の雄英を!僕達の街を!!」
「もちろんだ!!」
「おいおい、おめーら二人で何盛り上がってんだ!!俺達もいるだろーが!」
「お、オイラも戦えるんだ!女子にカッコイイところ見せてやるんだ!!」
「負担をかけさせるワケにはいかないからな、戦える人は存分にいる!」
クソデカ
背後に回れば勝ち確だとは思っているが、重さが重さなのでかなりダメージを与えないと多分まずいと感じている。
「俺の考えたやり方だけど上手くいくか分からん。俺と出久君、峰田君が最初の要だ。出久君、峰田君、行けるか?」
「も、もちろんだ!オイラはやれるぞ!」
「もちろん。麗日さん、峰田君を頼むね。」
「うん!それじゃあ、準備始めておく!」
「飯田君に囮役をしてもらっているけれど大丈夫かな…。」
「
ドルルンッ!!
「チビ共…邪魔だああああああああ!!!」
「不味いッ…!」
ダダダッ!!
「出久君!やるぞ!!」
「うん!行くよ萃君!!」
「バチバチッ!!!!
「ワンフォーオール…フルカウル…!!」
「「
ズドオォンッ!!!!
カクーン
「うおっ…!?」
「峰田君!!」
「おっしゃ待ってたぞおおおお!!おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃあああああああああ!!!」
ビタタタタタタッ!!
「艶星!準備完了だ!」
ポスッ
「ナイスキャッチ!!力道君、尾白君!!このまましっかり掴まってなよ!!」
「「おう!!」」
「現段階 限界領域脚力300%!!」
俺は全力で尾白君と力道君を抱えて120m程すっ飛んだ。
俺も正直その高さにまで至るとは思わなかったけれど、まさか予想以上になるとは…。ちなみに脚は案の定ぶっ壊しました。
「後頭部にぶち込んで来てやれ!!」
「もちろんだ!」
「やってやるさ!!」
「
バヒュンッ!!!!
(やっべ…脚ぶっ壊れた…。)
「うおおおっ!?艶星めちゃくちゃ急成長してるじゃんか!」
「無個性の力ってすげーな!艶星の期待に添えてやらねーとな!『シュガードープ』ッッ!!」
「はあぁっ…!!!」
「シュガーラッシュ!!」
「尾空旋舞!!!」
バゴオオォンッ!!!!!!
「ゔぐッ…!?」
グラァッ…
「轟君!!!爆豪君!!!瀬呂君!!!」
「待ってたぜ艶星いいいいい!!行くぜ二人共おおおおおおお!!!」
「しっかり狙え!!!」
「準備完了してる。」
「おrrrrrらあああああああああ!!!」
ブォンッ!!!!
「アイツの胸元でグラつかせるぞ!!」
「ああ!行けるか!!?」
「行けるに決まってんだろ!!A・P・ショット!!!」
「膨冷熱波!」
ボゴオオォォッ!!!!
「く、クソチビ共がああああああああ!!!」
ブォッ!!
「マジかよっ…!!」
「爆豪!捕まれ!!」
「あぁ!!」
パシッ
爆豪君と轟君が宙に浮いている影響で自由には動けず
巨大な
捕えられるかと言えば捕えられる。ただ相手がクソデカいだけだから時間を喰うだけなのです。
それと芦戸さんと八百万さんは途中から来たが、事前にメールでやり取りをしていたのでちゃんと把握していました。
「八百万さん!!!」
「はぁ…はぁ…!お待たせしましたわ!ええええーいっ!!!」
バシューンッ!!!!バサァッ!!
「常闇君!!耳郎さん!!切島君!!」
「御意!!」
「りょーかい!!」
「OK!!二人共耳栓の用意した?!」
「「もちろんだ!!」」
「硬化ッッ!!!」
「纏え…
「あいよっ!!」
「深淵闇躯 宵闇より穿つ爪!!!」
「ハートビートサラウンド!!!」
「「「合体技 影の音圧落とし!!!」」」
「ぬぅっ!?!?」
ズドオォッ!!
「ぬぁあああああああああっ!!!」
「倒れろ…ッ!!」
「うおらあああああああ!!」
「油断した…!このチビどm「青山君!!」ん…?」
「待たせたね!ネビルレーザーッ!!」
ペカアァッ!!
「目眩しかっ…!!」
「葉隠さん!!口田君!!」
「う、うん…!!」
「おっけー萃ちゃん!!そりゃああああっ!」
グネッ
ズブシッ
「うおおおあああああああああっ!?!?」
「あ、刺さっちった☆」
何故クソデカい相手が攻撃できないのかって?
皆で必死に腕を弾いたり、一撃一撃をぶち込んでいるから。
俺が指揮しているのは捕える為だけの指揮だ。
腕や脚が邪魔をするようであれば、狙うところだけ邪魔が入らないようにしてくれると助かるって伝えたら皆やってくれていました。お礼しなくちゃ。
ちなみに一部のクラスメイトを飛ばしているのは俺、八百万さん、出久君、爆豪君、麗日さんだ。麗日さんの負担が大きいから空中組と地上組に振り分けていたのです。先に説明しておけって話な()
「よし…っと。俺もそろそろ出ないと…ズキッ い゙でえ゙え゙え゙え゙ッ゙!゙!゙」
「艶星無理するな!皆に言われただろ!?」
「ごめん障子君…。だけど俺が指揮だけをするのは間違えているんじゃないかって思ってさ…。」
「そんなことない!お前は俺達の為、人の為に考えてくれているじゃないか!」
「そかな…?」
「そうに決まってる!!」
「…ありがとう。よし、無理はしないけれど…ちょっとばかし体勢整えるね。」
「おやおやぁ〜?指揮をしているガキはそこのチビちゃんかなぁ〜?」
「ごめん障子君。あのクソ
「落ち着け、ここは俺が時間を稼gズッ!! ぐっ…!?」
ドサッ
「障子君!?」
「君には用がないのだよ♪用があるのは…そこのチビガキ。」
「障子君!しっかり!!」
「す、すまん…だが致命傷ではない…。俺はまだ…戦えるッ…!!」
「ほほ〜う…私の個性に耐えるとは…。やりがいがありそうだねぇ〜♪」
ズブッ!!
「ぐあああああっ!!」
「障子君…ダメだ!!」
「ごふっ…!これしきの…ことでッ…!」
「トドメ…いっちゃおうかなぁ〜?そ〜れっ!」
ビュオッ!!!!
「ぐっ…。」バタッ
「あら〜?刺さる前に倒れちゃったねぇ…。所詮はガキか。」
「障子君…ごめん…。俺……もう………我慢できねぇ…!!」
「や、やめる…んだ…。」
バリバリッ!!!!
「GRRR…。」
「おぉ〜怖い怖い。そこのチビガキ、君は死ななきゃいけない存在だ。大人しく死んでくれたまえ。」
「死ぬのは…てめぇだ…。」
障子君が俺を庇って倒れ、俺はそれを見て俺の中の何かが割れたような気がした。もちろん冷静に保っていられるはずがない。
そしてこの日、俺は我を忘れて敵味方関係なく暴走した日でもある。
暴走機関車ってあるでしょ?
つまりそういうことやで()