無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す 作:超ちくわ
初っ端から爆豪君に勝負をかけられ、そのまま訓練場で勝負することに。
本気出すことは禁じられるが、できるだけ力を出しすぎないように勝負しろと相澤先生に言われた。
相澤先生も実際被害者だからね。
こういうことになったきっかけは多分俺に原因があると思っているし、絶対納得いかないからだと思った。
「おい無個性!タメで正々堂々かかってこいや!」
「遠慮なくタメでやるぜええええ!!」
「えー、それでは爆豪vs艶星の勝負を始める。訓練だったのに何故こうなったんだよ全く…。あいスタート。」
ピッ
「どらあああ!」
「12cm単装砲ッ!!」
ボゴンッ!!
「ちっ!」
「あちちち…そう言えば、ミッドナイトさんが言ってたな…。やってみるか。」
「ガンガン行くぞおらあああ!」
「換装、駆逐艦 島風型一番艦 島風!…でりゃっ!」
「は!?」
ドスッ
「ごふっ…!!」
「これ…絶対コスチュームの強さだよな…。」
「ちっ…くしょおぉ…!おらおらおらおらおらああああああ!!」
「わっ!ちょっと!乱射しすぎっ…!!俺も対抗しちゃる…!7.7mm機銃じゃああああ!!」
「す、凄い…!萃君、かっちゃんの遠距離攻撃を萃君の拳で抑えてる!無個性ではほぼ不可能と言われていたはずなのにそれができちゃっていて、しかもコスチュームの補正でしっかり狙いが定まって正確に当てているとは…!」
「す…凄いですわ…コスチュームに着いている腕を既に使いこなしていますわ…。」
「艶星を敵に回すとなれば、厄介な相手になっていたな…。」
「おいおいアレ見ろよ!萃のやつバクゴーに対抗できてるぜ!?しかもしっかり攻撃を防いだ後に攻撃も仕掛けられるとか個性のある人間でさえムズいぞ!!」
「くっそ…!拳でやってやらああああ!!」
「なら俺も拳一つで決める!!行くぞおおおおお!!」
ドガァッ!!!!
ブォッ!!
「おー…すげー衝撃波。あれは勝負がついたな。」
「ぐっ…!」
「くぅっ…やっぱり……ダメかぁ………。」
「おめー…無個性のくせにやるじゃねーか…その腕を使わず、おめーの個性のねぇ拳一つでなんてよ…。気に入らねーがなぁ…!」
「はいそこまでー。艶星は回収して医務室行きな。爆豪はそのまま自主練な。」
「艶星さんは私が運びます。無理してしまうかも知れないのでとても心配で…。」
「分かった。艶星は八百万の肩を借りろ。無理したら縛り付けるからな。」
「分かってますよ…もう少し力量を考えないとなぁ…。」
俺は八百万さんの肩を借りて医務室に向かったけれど、身長差があってお姫様抱っこされるハメになった。
歩けるのに運ぶと言っていたのでお言葉に甘えて運んでもらいましたお嫁に行けません助けてください()
(この子体が軽すぎますわ…ちゃんと食べているのかしら…。)
グギュルルル…
「うっ…は、恥ずかしい…。」
「ふふっ、艶星さんったら本当に可愛いところありますわね♪」
「か、可愛いなんて言わにゃ…言わないでえぇ…。」
(ダメ…この子可愛いすぎて人をダメにする危険生物だわ!)
「そんで…お姫様抱っこは恥ずかしいからそろそろ降ろしてくれても…。」
「ダメです、怪我しているのですから無理してはなりません!」
「あっはい。(なんか強く掴まれているから一向に動けない…。)」
医務室に着いたが、リカバリーガール完璧に不在()
まぁそうだよね。治癒させるためだとしても相手のことを考えた方がいいかもだしね。
ちなみに俺と八百万さんの二人だけです。
「…。」
「…。」
「あ、あの…おひとついいでしょうか?」
「どぞ。」
「女性にナンパされたことありますか?」
「…ほえ?」
「い、いえ!やっぱり聞かなかったことに…!(私ったら一体どういう質問しているのかしら!?)」
「なんか年上にナンパされるかな。よく分からんけど。」
「えぇ…。」
「まぁ、大体強引に食事に誘われて終わるだけなんだけどさ。」
「逃げられなかったのですね…。」
「うん。個性を使ってでも食事に誘いたかったとかそういうのよくあるし、めちゃくちゃ困ってるの。ミッドナイトさんにはよく連れ回されるけれどね。」
「ミッドナイト先生と?」
「言ってなかったね。小さい頃からミッドナイトさんによく可愛いがられて色々な場所に連れ回されてたの。今は完璧に変態になってるけど。」
「な、なんか悔しいです…。」
「へ?」
「も、もし私と艶星さんがお互い勝負することになって、私が勝ったら一つだけお願いを言ってもよろしいでしょうか!?」
「う、うん…別に大丈夫だけど…手加減しないでね…?こう見えて結構しぶといって言われているからさ。」
「約束ですわよ!?」
唐突に変わった展開。
八百万さんと勝負することになったらお願い事を一つ聞くということになった。もちろん手加減無しの勝負だけど女の子相手だと絶対に力加減をしてしまうため、どうしようもできねーと思った。
ミッドナイトさん相手なら容赦なく行くけれどなー()
そして賑やかな授業の時間が過ぎた放課後…。
「じゃ、また明日。」
「えぇ、艶星さんもまた明日。」
「あ、峰田君一緒に帰る?」
「おう!もちろんだ!」
「ありがとう。」
「なぁ、一つ聞きたいことがあるんだけどいいか?」
「うん、いいよ?」
「萃ってさ、女子に弱いだろ?」
「ごふっ!!」
「大丈夫か!?」
「ご、ごめん…クリティカルヒット喰らった…。その通り、女子に弱いんだ…。」
「やっぱりな、萃の表情が分かりやすいぜ?ヤオモモに肩借りてた時の顔真っ赤にしてたのオイラ見たんだぜ?」
「峰田君、恐ろしい子…!」
「ミッドナイトとも仲いいのも羨ましいなー…。」
「あー…ミッドナイトさんはマジでやべー人だから気をつけた方がいいかなー…。あの人めちゃくちゃドSな上に強いからもう勝てない…。」
「マジかよ!そーいや、どうだったんだ?入学試験さ、別だったろ?」
「うん、めちゃくちゃ痛くて死んだ。」
「お前すげーよ…。」
「おっと…なんかミッドナイトさんがすっげー顔で手招きしてるぞ…。」
「ウッソだろお前…。」
峰田君と帰宅している途中、ミッドナイトさんがすっごいヤバい顔をしながら手招きしてた。
舌なめずりしているってことを知った瞬間、俺は悟った。
「峰田君、逃げよう。あの人マジでヤバいことする。」
「え?」
「萃ちゃーん?何で逃げようとするのかしらぁ!?一緒に帰りましょおぉ!?」
バチィン!!
「ひぃやああああああ!?」
「全速後退だァ!(海馬感)」
「萃どーなってんだよこれ!」
「嫉妬深いからよくあーゆーことする人なんだ!とりあえず全力で帰るぞおおお!」
「そーれっ!」
パシッ
「あっ。」
「あ゚っ…。ズザザザザアァ いやああああああああ!!助けt( ˘ω˘ ) スヤァ…」
「か、萃ええええ!?はっ…!帰らないとヤバい…!すまん萃!サラダバー!」
「つーかまーえたっ♪私の可愛い萃ちゃん♪」
ミッドナイトさんに捕まりました。
強制
亀甲縛りをされて宙に浮いたまま俺は起き、どうしようもできない状態でいました助けてください()
「ぶえっ。」
「お仕置き好きよね?」
「無理矢理俺をお仕置きしているのに、無理矢理好きって言わせにゃいでくdギュムッ もんにゅ。」
「お仕置きはキスでいいかしら?」
「やだ。」
「他にあるとしたら腹パン20発、鞭打ち30発、ビンタ30発、首絞め5分間、関節技20連発のどれかしか無いわよ?」
「まだ腹パンの方がマsドゴッ うぶっ…!!?」
「これを20発よ?耐えられる?」
「ご、ごみぇんにゃしゃい…き、きしゅでおねがいしましゅ…。」
「じゃ、キスを10分間でキスマーク入れるわね?」
「うぅ…絶対に勝ってやrチュウウゥゥ… んむうぅ…。」
(ほんと…唇柔らかいわね…♪八百万ちゃんと保健室に行ったの目撃して思わず萃ちゃんのお腹に一発入れちゃった…。萃ちゃんは私のものってことを身に染み込ませておかないと…。)
ミッドナイトさんのお仕置きを受け終わって解放されたが、帰るのがめんどくさくなったのでそのまま彼女の家に泊めさせてもらった。
襲われはしなかったが、めちゃくちゃ距離が近くなったり無理矢理一緒にお風呂入れさせられる事態も発生していた。
彼女は俺のことがめちゃくちゃ好きみたいで、こういう行動をとっているみたい。ちなみに歳離れしているが、お母さんと友達なので彼女ととの血縁関係はない。
「やべ、体育祭の練習しないと死ぬじゃん。」
ミッドナイトさんって可愛いよね。ドSだけど。
私はミッドナイトさんの目に影のかかったあの恐ろしめな笑みが好きなのです。ごめんなさい私ドMです()