無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す   作:超ちくわ

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#29 親、襲来。次いでに事件。

 

「リューキュウさん?なんで俺のベッドにいるのです?」

 

「いい匂いがするから♪」

 

「一緒には寝ませんよ?」

 

「いやよ?一応監視役なんだから一緒に寝なきゃダメでしょう?」

 

「怖くて眠ることができない寂しがり屋の子供ですか俺は。」

 

「子供っぽいじゃん。」

 

「子供じゃないです。」

 

「見た目がロリじゃないの。」

 

「ロリじゃない!!」

 

「可愛いから抱きついていい?」

 

「お好きにどーぞ!!プンスコ」

 

「このまま襲っていい?」

 

「噛みつく。」

 

「牢獄。」

 

「勘弁してくださいすみませんでした。グスン」

 

「〜♪(この子をいじめ倒すのも悪くないね…♪ミッドナイトがいじめ倒す理由が分かった気がする。)」

 

「もう寝ますので早く出て行っtギュムッ 分かりましたから早く寝ましゅよ。」

 

「♪」

 

侵略者はリューキュウさんでした。

ミッドナイトさんだと思った?ねぇねぇミッドナイトさんだと思った?

残念、リューキュウさんでした。

はい、リューキュウさんに部屋を占領されていました。

ベッドに寝転んで待ち構えていたかのように涎が少し出た状態で寝ていました。寝顔めちゃくちゃ可愛かったです。

一瞬死にかけました。

そして一緒に寝ることを強要されたので仕方なく一緒に寝ることに。

まぁ、監視役としているわけだから仕方ないことではあるが…。

 

「あ、あの…。」

 

「ん?」

 

「俺は抱き枕じゃ…。」

 

「抵抗するの?」

 

「なんでそうなるのれすか…。」

 

「なんか母性が溢れる。」

 

「なでなでされちゃうと…。」

 

「なに?照れちゃう?」

 

「……///」

 

「可〜愛いっ♪」

 

翌日、ゴキッと嫌な音が鳴って気になって目を覚ましたら俺はリューキュウさんに寝技をキメられて呼吸が出来ない状態になっていました。

ぺちぺちと弱いタップをしていたが、全然起きる素振りもなかったので諦めて落ちました。

数分後には芦戸さん達が突撃してきたが、俺は落ちているので気づくハズもなく彼女達はリューキュウさんを起こして俺を救出してくれました。

 

「げほっ…お、おはよ…ごじゃいましゅ…。」

 

「半分死んじゃっていたわよ萃ちゃん。」

 

「うつ伏せヘッドロックで萃ちゃん本体がリューキュウの体で埋まって腕だけがピクピクしとったよ?」

 

「ナンバーズヒーローだからじゃないってことがはっきり分かるよ…。女の人怖い…。」

 

「わ、私達を嫌わないでくださいまし!?」

 

「嫌いにならないれしゅ。」

 

「あー…萃ちゃんごめんね?苦しかったでしょ…?」

 

「大丈夫ですよリューキュウさん。寝相がたまたまああなったのは仕方ないことですから。」

 

「萃くーん!!生きてるかーい?!」

 

「あいあい生きてるよ〜!おはよー出久君!」

 

「おはよー!萃君に会いたいって人が今玄関で待ってるよ?」

 

「…?誰かな??」

 

少年達移動中…。

 

「あいあいお待たせしm…は!!?」

 

「やほ、萃。元気にしてた?」

 

「ママぁ!?なんでママが雄英(ここ)に来てんの!?」

 

「え!?か、萃君のお母さんなの?!」

 

「え、めっちゃ綺麗…!」

 

「萃ちゃんのお母さんってあの人(・・・)だったんだね。そりゃ可愛いワケだよ。」

 

「萃ちゃん、とても話題になりそうね?」

 

「お母さんと少し似ているようで微妙な感じだけれど萃ちゃんのお母さんめちゃくちゃ可愛い!!」

 

「ねぇママなんで来たの!?」

 

「あんたねぇ…あの事件以降めちゃくちゃ話題になっていたの知らないとでも思ったぁ??」

 

「ひっ…!!」

 

まーた(・・・)暴走しておいて黙って見ているわけがないでしょ!?」

 

「ご、ごべんだざい…!」

 

「ちょっとこっちに来なさい。」ゴゴゴ

 

「全力脱兎!!!」ビュンッ

 

「「「「「あ、逃げた。」」」」」

 

「逃がさないよバカ息子おおおお!!!」

 

「いやあああああああ!!!!!」

 

「「「「「あ、捕まった。」」」」」

 

俺のお母さんが登場した。

お母さんの名前は艶星 咲(つやぼし さき)、一番反抗できない最強の生物です。

地元が北海道なので、わざわざ雄英にまで脚を運んで来てくれていたけれども…何故お母さんが来たのかが全く理解できませんでした。

 

「ぐすっ…やっぱりママ怖い…。」

 

(怯えてる萃ちゃんが可愛いんだけれどどうしよう。余計に泣かせたくなる…。)

 

「いつもおバカな息子がご迷惑をお掛けしてすみません…。」

 

「い、いえいえ!そんなことないです!!まさか萃君のお母さんがメタルレディ(・・・・・・)だなんて…あまりにも驚きを隠せなかったもので…。」

 

「めたるれでぃ???」

 

「あれ?萃知らないっけ?」

 

「うん、知らない。」

 

「あたし、ヒーローやってたの。」

 

「今知った。びっくり。」

 

(萃ちゃんがすごく子供っぽくなってる…。待って?なんであんなに子供っぽくなるの??可愛いにも程があるんだけれど??)

 

「あ、とりあえず置いておいて。なして雄英(うち)に来たの??」

 

(((なして??)))

 

「様子見だよ。あたしの職場が長期休暇に入ったから萃に会いに行こうって思ってね。ダメだった?」

 

「連絡してくれないと分からんべさ!」

 

(べさ??)

 

「まあまあそう怒らないでよ。ほら○eTAOのチーズケーキ、皆で食べなさい?」

 

「L○TAO??」

 

「北海道では有名な洋菓子店!なまら美味しいよ!」

 

「萃君。」

 

「ん?」

 

「お母さんが来た瞬間、方言がすごく出てきたね。」

 

「あ、ごめんごめん!久々に親と会ったら何故か一気に訛りが放しゅちゅ…ほーしゅ…ほーしゅちゅしちゃった。」

 

(んー…急に噛み噛みィ!!可愛いッ!!)

 

モニモニ

 

「えーっと葉隠しゃん??」

 

「なーにー?」

 

「起きた時からなんだけれど…俺の頬っぺってそんなにやわっこい??」

 

「うん!すごくハマるし食べたくなる!!」

 

「食べないで!?」

 

「…萃。」

 

「なにママ?」

 

「あんたが雄英(ここ)に入れて良かった。いい友達ができてあたしは安心したよ。それとさ、ちょっと二人で出掛けない?」

 

「何そのデートしない?みたいな感覚…怖いんだけど。」

 

「久しぶりに萃に会ったんだし、少しくらい親子で出掛けようよ。」

 

「分かったよ…だけど街中でうろちょろしないでよね?ママったらすぐに何処か行っちゃうんだから…。」

 

「大丈夫、知らない場所では萃に付いて行くだけだから。」

 

「ママが子供になってどうするのさ!?」

 

(ねぇねぇ、皆で付いて行こーよ!)

 

(((((さんせー!!)))))

 

お母さんは真面目な声で俺に言葉をかけてきた。

俺がいじめられていたことを知っていたからこそ言ってくれた言葉だった。結構息子思いの親です。

あ、ちなみに親が現れた瞬間に方言がめちゃめちゃ出ます。知らんけど。

それと皆は変装をして付いて行ってました。

俺は気づいていません()

 

「あたしがここに来たのは修学旅行以来だけど、少し変わったよね〜。」

 

「ママ、ここは俺達がよく行くところだよ。品揃えがよくて住みやすいんだけれど…。」

 

「だけれど?」

 

「そこの二人!危ない!!!」

 

ガシャアァン!!!

 

「たまに車が飛んでくる。」

 

「へ〜…なんで車が飛んでくるのかな?」

 

(ねぇ!萃ちゃんが飛んできた車普通に蹴飛ばしちゃったよ!?)

 

(や、やべぇ…!思っていたより強くなってらぁ…!)

 

(我々が共に歩む道は茨の道、だが艶星はその茨でさえなんのそのでは…?)

 

「二人とも大丈夫ですか!?」

 

「あ、大丈夫っす。壊しちゃったんですけれど、弁償しておきますか?」

 

「こ、壊した…?」

 

「アレ。」

 

「…え?なんでそっちに?!」

 

「蹴った。」

 

「嘘ォ…いやいや!怪我は大丈夫ですか!?」

 

「なんとも。ね、ママ。」

 

「大丈夫ですよ、息子は強いですから。それとぉ…。」

 

「俺を狙った(・・・)ね?」

 

「な、何を言ってるんですか!狙ったって…!」

 

「じゃあ、誰が乗ってたん?」

 

「…ッ!!?」

 

「正直に言えばお巡りさんだけで済むよ?」

 

「…わ、分かった。何も抵抗はしない。ここじゃ不味いから場所を変えても…?」

 

「ああ、ただし…下手に動けば容赦はしない。」

 

(やべぇ…思っていたよりめちゃくちゃ無理じゃん…!幹部とか言ったあの野郎共…無個性だからとかほざいたこと言いやがってェ!!!)

 

「ねぇ、萃ちゃんと萃ママが男の人と話してどっか行っちゃったよ?」

 

「皆どうする?」

 

「俺ァ見に行くぞ。いくらアイツでも守るものがいるからだ。」

 

「かっちゃんが素直に…!?」

 

「うるせぇクソナード!!早く追うぞ!!」

 

俺とお母さんと狙った男の人は人気のない所に移動した。

そして俺達が気づかないように付いてきたメンバー(全員+リューキュウさん)は一気にバラけて後を追った。

ちなみに影が見えないように皆は慎重に動いていたみたいです。

 

「さてと…ここだと誰も聞けないな。あんた、名前は?」

 

「俺は鉄崎 一閃(てつざき いっせん)だ…。聞きたいことは分かる。何故君達を狙ったのかのも全て話す。」

 

「ならば話が早くて済むよ。そう言えば個性は何だい?」

 

「個性は刀剣。自身の体の一部を刀や剣にする個性だ。」

 

「何故個性じゃなくて車を使ったの?」

 

「命令さ…。」

 

「「命令??」」

 

「君達は侵略者(インヴェーダー)を知っているか?」

 

「あーなるほど理解。」

 

「あたしも理解したわ。」

 

「知っているのか!?」

 

「もちろんだよ。この子から聞いているから。つまりあんたは俺達に助けを求めているんだね?」

 

「ま、まぁそんなところだ…。」

 

「雇われ者ってことだな。鉄崎さん、もしかして奴らに脅されているの?」

 

「な、なんで分かるんだ…?」

 

「そのペンダント、ネクタイピン、指輪…家族がいるんでしょう?」

 

「そ、そうなんだ…俺の生活はキツくはないんだが、会社からの呼び出しで急に頼まれて…。断ればお約束の展開ってところだ…。」

 

「会社は何処です?」

 

「名刺がありますので…これです。」

 

「んー…聞いたことない会社だぁ…。」

 

「あたし、聞いたことあるよ。」

 

「ママが知ってるの?!」

 

「うん、ここってさ…()が超ヤバいところじゃないの?」

 

「いや、社員として働いていたが…俺は知らなかった。今回行った行為も俺は初めてなんだ…。」

 

「よし、鉄崎さんはシロだ。このことはお巡りさんにも伝えますが、事情を説明して保護するようにお願いをしておきます。」

 

「い、いい…のか…?君達を殺そうとしたんだぞ…?」

 

「殺意はなかったが、やらざるを得ない状態だったってことだ。」

 

「そだね。あたしも同じ立場だったらそんなことされたらやるしかなかったかもだし。」

 

「一先ずは…保護から始めよっか。」

 

「あ…ありがとう…本当に……申し訳…な゙い゙ッ…!!」

 

はい、しれーっと事件に巻き込まれました。

たまに車がぴょんぴょこ飛ぶ場所だけれど、こんなことが起きたのは初めて。寧ろ俺自身を狙っているかのような感じだった。

加害者であり被害者である鉄崎さんは後ほど先生方に説明をして即刻保護するようにお願いをしました。早速頼りました。

今度こそは本当にバカレベルの事件になりかねないと感じた俺です。

 

 




思っていたより話が進んだようで進んでいないような微妙な感じですが、名前付きオリジナルモブ(二人目)を出してちょっとほっとしてます。何故か。
そして、少しだけ間が空くと思いますので次回はいつ投稿できるかは考えおりませぬ…!
早めに投稿しましゅ!!
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