無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す   作:超ちくわ

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#34 再来

 

「丁度瓦礫が大量にあるな…。久々にやりますか…!換装!!」

 

ガガガ…

 

「な、何だあのガキ…!無個性じゃなかったのかよ…!!?」

 

「いやぁ〜、発目さんに改良してくれたコスのおかげで換装時間が五秒も縮まった!吹雪型壱番艦 吹雪!!抜錨します!!」

 

「ただの瓦礫の寄せ集めだ!殺れええええ!!」

 

「駆逐艦を舐めんなクソ共がああああああああ!!」

 

ドッ!!

 

「標的確認…腕力205%…握力257%…!火力上限300%…連射速度400%!!12.7cm連装砲A型 連射じゃああああああ!!!」

 

ボガガガガ!!

 

「ぬああああああッ!!?」

 

「何だコイツはあああああ!?」

 

「ダメだ!退けええ!!遠距離で攻撃を仕掛けるぞ!!」

 

プシュウゥ…

 

「ふぅ……よし、腕の運動はこれでバッチリっと…ってあれ??」

 

「全員構え!!」

 

「あれ〜?もう遠距離に入っちゃったの〜??」

 

「撃てえぇ!!」

 

ズダダダダダダ!!!!

 

「ひゃっはああああああ!!!汚物は消毒だあああああ!!」

 

「遠距離個性を持って生まれて良かったわああああ!!俺達がいりゃあリーダーも安心するだろうよおおおお!!」

 

「止め!!」

 

「オーバーキルしちまったか?」

 

「ガキ相手にやりすぎだっt「なぁにこれ、豆鉄砲?」いやいやw豆鉄砲のレベルじゃ……は??」

 

「直前で航空戦艦に換装したけれど、傷が一つもないんだけど…おっかしーねー?」

 

「お、おいおい嘘だろ…?!あんなに集中砲火喰らっておいてか!?」

 

「いやいやw アレで生きて帰って来れる奴なんていねーよw」

 

「換装。」

 

「おい…やっぱり個性持ちじゃねーかよ…!!」

 

「翔鶴型航空母艦 弐番艦 瑞鶴!抜錨!!飛行甲板準備よし。九七式艦攻全機発艦!!」

 

バシュンッ!!

 

大量に出てきた侵略者(インヴェーダー)相手は俺に集中砲火を浴びせようとしたけれど、直前に換装していた。

伊勢型航空戦艦弐番艦 日向(ひゅうが)に切り替えていましたので。

侵略者(インヴェーダー)達が個性持ちとか言っているけれども、それは違います。単純に俺の親の技術力と発目さんの追加効果が強すぎるだけなんです。

 

「や、やべぇ…!こんなの相手にできねぇ!!逃げろおおおお!!」

 

「奴らが無個性って言ってたのに実際無個性じゃねーだろーがあああ!!」

 

「金に動かされた自分がバカだった畜生おおおお!!」

 

「ふぅ…追っ払いはできたっと…。」

 

「おやおや、遊びは終わりか?」

 

「あ゙??………ッ!!?」

 

「萃ちゃん…ごめんね……ちょっとドジっちゃった…。」

 

「この女を解放したければ、我々のところに来い。」

 

「……………。」ズズ…

 

「大事な人なんだろう?尚更断れないハズだ。大人しくこっちに来てくれたらいいだけだ。」

 

「萃ちゃん、逃げて…。こんな奴を相手にしちゃったら…!」

 

(ビースト)…殺るぞ。」

 

『Grrrrr…。』

 

シュッ

 

お姉ちゃんが捕まった。

奴の体に数箇所に傷跡や巻き付けた跡があったので戦っていたんだと察した。だけどやはり手加減はしていないようで、お姉ちゃんが傷だらけになっていた。

お姉ちゃんは強がっていたけれど、俺には助けて欲しい顔をしていたように見えた上、いつもお世話になっている人がこんな姿にされていて俺は耐えられなくなっていた。

 

「選択肢を誤ったことを後悔すrブシュッ ゔっ…!?しまった…女が!!」

 

「貴様だけは許さねェ…。半殺しにしてやるから安心しておけ…!」

 

「萃ちゃん…!感情に振り回されちゃダメよ…!!っていうか助けてくれて嬉しいけれど…。」

 

「俺ァ今落ち着いていられねェンだ…!アンタがこのザマにされてよォ…俺が冷静でいられるかよおおぉぉ!!!!換装!!!」

 

ガガガガガガ!!!!

 

「赤城型航空母艦壱番艦 赤城…!九九式艦爆、全機発艦からの換装…!!!」

 

「小虫を飛ばして何になる!お前は無個性の雑魚以下だ!!だが、お前がいるだけで我々の目的が丸潰れになるから消えてなくなれえぇ!!!!」

 

「断る!!大和型戦艦弐番艦 武蔵!!46cm三連装砲!!」

 

ドカアァァンッ!!!!

 

「私の個性 地雷の感触はどうだ?」

 

「ああ…最っ高にへなちょこ(・・・・・)だなァ!!」

 

「ピキッ あ゙ぁ゙!!?」

 

「貴様よりも…最強に強ェ爆破を持ってる奴がいるんじゃボケええええぇぇぇぇ!!!」

 

五重爆発(エクス・クインテット)!!!」

 

名も無き獣の乱撃(ノーネーム・アサルト)!!!」

 

ボボボボボ!!!!

 

ドガガガガガガ!!!!

 

「換sドゴッ!! ぶっ!!」

 

「はっはぁ!!お前の腕が使い物にならねぇなぁ!!このまま死ねえぇ!!」

 

「現段階最大火力オーバーフロー…!!リミットブレイク1000%!!!」バチバチバチ!!!!

 

「十奏b《オクティb》」

 

「64cm酸素魚雷 十隻同時発射ああああああ!!」

 

ガgggggggggガンッ!!!!

 

「ぶべべべべべべべべぁあああッ!!」

 

(か、萃ちゃんの頭突きが…止まってる(・・・・・)?だけど音だけが重複しているように聞こえる…どういうこと…?!)

 

ドサァッ

 

「はふぅ…やっべ、やりすぎたか…。」

 

「萃ちゃん…。」

 

「お姉ちゃん、大丈夫?」

 

「えぇ…ちょっと足が折れちゃっただけ…。」

 

「やっぱりコイツ殺すわ。」

 

「追い討ちやめたげて!?」

 

バシュッ

 

「にゃ?」

 

「萃…ちゃん…?」

 

ドサッ

 

「いっっっっっ……………てええええええええええああああああああああ!!!!」

 

ビリビリビリビリ

 

「うるさっ!!?落ち着いて萃ちゃん!!」

 

オールマイト視点

 

「なんだ!?この頭の中にまで痛みが来る声は!?」

 

「山田…いや、この声は艶星か!?」

 

「うぅっ…!なんて高い音…声…!?耳が壊れてしまいそう…!!」

 

出久君視点

 

「耳がっ…!萃君…何があったんだ…ッ!?」

 

「あんの無個性野郎…!近所迷惑だっつってんだろうがああああ!!」

 

障子君達の視点

 

「艶星の声だ。かなり大きい声してるな…。耳栓の理由ってそういうことか…。」

 

「だけどそのおかげで位置が分かったよ!皆行こう!!奴らの捕縛は終わった!?」

 

「OKだ!ギッチギチに縛ったぞ!」

 

「オイラのモギモギのおかげで捕縛が楽だったから良かったわ!」

 

尾白君達の視点

 

「いってて…常闇…大丈夫か?」

 

「なんとか…な。」

 

「艶星の声が聞こえた…かなりバカデカい声だった。」

 

「ああ、俺達は気絶していたから状況は掴めないが…最悪な方向に向かっているみたいだ…!」

 

「すぐに向かおう!!」

 

「もちろんだ!!」

 

俺は何者かに体の数箇所を撃ち抜かれた。

アキレス腱を先にやられた為、立ち上がることすらできずに倒れた。

倒れた直後にも腕、肩、太(もも)、胸部を一発ずつ撃ち抜かれ、激痛のあまりめちゃくちゃ泣き叫んだ。

ちなみに耳栓は話には出していなかったけれど、コソコソと皆に渡していました。

 

「くっっっっそ痛てえええええええええ!!!誰じゃゴラあああああああああ!!」

 

バシンッ!!

 

「へぶちっ!!」

 

「萃ちゃんうるさい!!私の鼓膜を破壊する気!?」

 

「ごべんにゃじゃい…。」

 

「リーダーも副リーダーもやられて情けねぇと思わねぇのか…?それに…お前、只者じゃねぇな?」

 

「おうおう貴様かゴラ。小虫のように続々と出てきてはるようじゃなあ!!」

 

「ふっ…ガキ一匹相手に虫と言われるとはね…舐められたもんだ。」チャッ

 

「お姉ちゃん、渡した耳栓しておいて。」

 

「まさか本気でやるの…!?」

 

「いいからしろ!!」

 

「わ、分かったわよ!(なんか怖くなったわよこの子…!?)」

 

「すううぅぅぅぅ…。」

 

耳郎さん視点

 

「マズイ!!皆!耳栓して!!あの子本気で出すよ!!!先生方も耳栓の準備を!!」

 

「おいおいマジかよ!?」

 

「上鳴君、慌てたらダメだぞ!ここは冷静に付けよう!」

 

「飯田こそ焦ってないか!?」

 

「萃ちゃんの本気の声…相当やばいかも知れないよ…!油断しちゃダメだから!私が合図しておくから、それまでは耳栓しておいて!」

 

「「「「「「了解!!!」」」」」」

 

常闇君視点

 

「耳栓の準備をしようか。」

 

「そうだね、今度は本気でやるかも知れない。本気の声は聞いたことないけれど、周囲が振動したままになっていたことがあったからね。」

 

黒影(ブラックシャドウ)、お前も耳栓しておけ。」

 

「アイ分カッタ!!」

 

出久君達の視点

 

「かっちゃん、耳栓の準備!」

 

「ああ!もちろんだ!」

 

「先生方!耳栓の準備を!!」

 

「分かった。」

 

「もちろんだ八百万少女!」

 

皆察していたようです。

地震で例えると、余震と本震みたいな感じです。はい。

俺が暴走して謹慎を喰らったからって何もしていなかったワケではなく、暴走の抑制や攻撃の幅を強化とかしていました。

ちなみにこのクソデカヴォイスはたまたま生まれたもので、よくお姉ちゃんにしばかれています。さっき頭叩かれたもん。痛かった。

そして俺の視点に戻る。

 

「ちょっと萃ちゃん無理しないでよ!?」

 

「すうううぅぅぅ……。」コク

 

「足掻こうとしても無駄だ。貴様の声でさえも遮るこの耳あてさえあれば耳は死なん。」

 

(たまたま出てきた技だが…一か八かだ…!喰らって壊れろ…!!)

 

散d(ショッt)

 

「KYyyyyyyyyyyyAaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!(『悪魔の高声(ハイトーン・デヴィルズヴォイス)』!!!)」

 

バリバリバリッ!!!!

 

「ふっ…何度やっtバキッ は…?!」

 

「AAAAAAaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!」

 

「ぐっ…こ、壊れた!?高品質ものだぞ!!壊れるハズのないものが…何故だああああああああああああ!!!」

 

ピシピシ…

 

(なんて振動なの…!?一体どうやったら声だけでそんな振動を出すの…?!)

 

耳郎さん達の視点

 

「始まった…!」

 

「うおっ!?なんつー振動だよ!?これが艶星の声なのか!?」

 

「聞いてみたいけれど…鼓膜が瞬殺されるみたいだもんね…。」

 

「先生方にも影響を及ぼす程の声ってよ…俺達のクラスに本当にとんでもねー奴が入ったな!!」

 

「…どうしよう、耳栓のせいで皆の声が聞こえない…。オイラも艶星の本気の声を聞いてみたいけれど…ダメだ!!オイラも艶星の為に頑張らねーと!!」

 

「響香ちゃん、目の前では厄介なことになったね☆」

 

「うん…!だけど音で勝負するなら…私も負けられない!!!『ハートビート・サラウンド』!!!!」

 

「俺達も応戦するぞ!耳郎に続けえええええ!!!」

 

出久君の視点

 

「かっちゃん!」

 

「ああ!早く着かせるぞ!!デク、掴まれ!!」

 

「うん!!」

 

「『爆速ターボ』からの『爆破(エクス)カタパルト』!!!!」

 

八百万さん達の視点

 

「ぎゃあああああああ!!なんだあああああ!!この音はああああああああああ!!耳が…耳が壊れぁああああああああああ!!!」

 

「先生方!」

 

「艶星のおかげで奴は悶絶している!オールマイト!!」

 

「もちろんです相澤先生!!テキサスぅ…スマアアアァァァッシュ!!!!」

 

俺は一分程声を出し続け、周囲どころか施設全域にまで影響が出ました。ちなみに俺の声の影響が強すぎたせいで窓ガラスが大量に割れたとかなんとか。

 

 




主人公最強設定にはしていないハズなのに…気がついたらどんどん強くなっちゃってる…。メタい…。
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