無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す   作:超ちくわ

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#38 変装、下見、ゴキブロス

 

擬似戦闘訓練が終わり、俺達は寮で休んだり、特訓したりしていた。

だけど俺と一部の人はひっそりとやろうとしていたことがあった。

 

「よし…っと。バレないように奴らの下見をしておかないと…。何かしら変更する可能性があるからな。」

 

ガチャッ

 

「萃ちゃーん!何してrあっ。」

 

「に゙ゃ゙ッ゙…!?」

 

「じ、女装…してる…!?」

 

「は、葉隠しゃん…み、見にゃいで…。あとノックしてくれます…??」

 

「あわわわごめんごめん!!このことは誰にも言わないでおくから!ね?!」

 

「そうしてくれると嬉しいな…。」

 

「それで…何しようとしていたの?」

 

「バレちゃったからには仕方がないかな…。奴らの拠点を下見、盗聴しに行くところ。」

 

「…ッ!?それはダメじゃない!?皆には!?」

 

「大丈夫、俺だけではできないことがあるから一部に協力願いを出したよ。」

 

「私は聞いてないよ!?」

 

「昨日の擬似戦闘訓練が終わった後に聞こうとしたら葉隠さんいなかったの…。」

 

「あ、多分出かけていたかも。ごめん!」

 

「大丈夫、丁度聞きたかったのです。どうします?」

 

「もちろん協力するよ!」

 

「助かります。」

 

「ねぇ萃ちゃん。」

 

「ん?」

 

「変装で女装するのはいいけれど、ちゃんとお化粧もしないと。」

 

「え゙っ?」

 

「三奈ちゃんにしてもらおーよ!」

 

「いやいやそこまでしなくt「遠慮しないで!ほら行こッ!!」グイッ にゃあああああああ!?」

 

下見や盗聴等の情報を収集する為に向かおうとしていました。

まぁその為に変装は必須なので時間をかけていましたがね。

葉隠さんが突撃してきて、俺が女装をしているところを見られて少し興奮気味になっていたようで…。なんで??(すっとぼけ)

 

ポフポフ

 

「ふにゅ…。」

 

「萃っち無理しないでね〜?暴れないか心配だからさ?」

 

「大丈夫にゃの…だけどわざわざ化粧までされるとは思わなかった…。」

 

「透もいいところを見られてよかったじゃない?萃っちがミッドナイトのところに行ってた時に私達気づいたんだ♪化粧したらめっちゃ可愛いんじゃないかなって♪アイライナーを描いたらアイシャドウも塗るから目閉じたままね?」

 

「あい。プニッ ぽにゅ。」

 

「萃ちゃん本当に肌ぷにぷにしてるよね。何かしてるの?」

 

「特に何もしてにゃいよ?」

 

「本当に?」

 

「うん。」

 

「羨ましいなぁ〜。胸とかどうなの?」

 

「俺は男なのでちゃんとまな板だよ?お魚挟めないよ?」

 

「なんで魚…?」

 

「分からにゃい、突発的に出てきた。」

 

「リップとチークを塗って…っと。よし!終わったよ!」

 

「え、何この子…超絶可愛いんだけど…ッッ!!!」

 

「わっ…じ、自分で言うのもなんだけれど…か、かわ…かわわぁ…///」

 

「ねぇ、犯っていい?」

 

「ド直球すぎない?!」

 

メイクが終わり、早速出発した。

俺の変装は普通にギャルの姿に変装しまsなんでギャルにしたんだろう。←素に戻った

だけど世の中には男の娘もいるから関係ないよね?

あのVtuberの水色髪でもっこりバベルの塔を持ったた○きちゃんも男の娘なんだから別にいいんだもんね?ね?(威圧)

 

「本当に萃ちゃんなんだ…可愛いくない??」

 

「え、えへへ…ありがとう…///」

 

「ドキッ 女の子らしくなってない?!」

 

「そ、そう…かな??」

 

「ダメ…理性が持たなくなっちゃう…!!手繋がせて!!」

 

「う、うん…。」

 

(こんなに弱々しくなる萃ちゃんヤバすぎ…!守りたくなっちゃうじゃん!!いやもう守らないなんて選択肢は処刑ものじゃん!!)

 

「じ、耳郎さん…。」

 

「下呼びでいいよ。どうしたの?」

 

「盗聴場所…教えるね?」

 

「マジ?」

 

「うん…ママと一緒に響香ちゃんや口田君の為に隅々まで探したの…。」

 

「バレたりはしなかったの?」

 

「大丈夫なの。俺の(ビースト)の鼻と耳を頼りにしたの。」

 

(やっば可愛い…ッ!喋り方まで女子になってるじゃんッッ!!)

 

「あ、ここから跳ぶから掴まってて。」

 

「えっ??」

 

「早く早く。」

 

「う、うん。背中でいい…かな?」

 

「もちろん。」

 

「じゃあ…遠慮なくっ…。」

 

「んじゃ、行くよっ。んっ……!!!」

 

ドッ!!

 

「うわわっ!!そんな脚力どこから出てきたの!?いつもより倍以上に高いよ!?」

 

「このくらいは余裕だよっ。それじゃ、空中散歩でもしながら行こっか。」

 

「…は!?」

 

ファスッ

 

「えっ…ええ!?」

 

「どうしたの?」

 

「いやいやいや!どうやったらそんなことできるの!?」

 

「オールマイトさんに言われて知ったんだけれど、何回かやってみたらできたの。」

 

「それでここまで短時間で出来たってこと…?!」

 

「うん。」

 

「凄いよ萃ちゃん、あんた天才的な才能もってるよ。」

 

「いや、俺はダメダメなんだ。」

 

「どういうこと?」

 

「それは…あっ、見えて来た。この話はまた後にしよっか。盗聴位置はここだよ。」

 

「最高の位置じゃん…ありがとう萃ちゃん。」

 

「バレたら教えて、すぐに駆けつける。口田君にも伝えてあるから。」

 

「口田は何処に?」

 

「あのビルの屋上。口田君には鳥さんや虫さん達にお願いするようにしてあるから。都会であれば蟻さんがとても活躍するからできるだけ蟻さんにお願いしてもらってるの。」

 

「口田が虫が苦手なのは知ってる?」

 

「うん、だけど彼も少しだけど克服したって言ってた。蟻さんくらいは平気って言っていたから大丈夫だよ。」

 

「分かった、萃ちゃんはどうするの?」

 

「ゴキブロスみたいに爪を壁に食い込ませて這い回ってみる。」

 

「それ○ケモンの有名なやつじゃん。」

 

「言ってみたかったの。」

 

(可愛いしか出てこない…。)

 

協力をお願いしたのは初っ端からノック無し突撃してきた葉隠さん、俺と一緒に向かった響香ちゃん、先に鳥さん達に運んでもらって指定した場所に向かっていた口田君、俺の母親、口田君がいるビルと似た高さに向かった障子君の五人だ。

俺はゴキブロスみたいに這い回って中に入ろうと思わせての上から侵入する形です。親も一緒にいます。

 

「萃、いつからゴキブロスになったの?」

 

「うっさいやい。やってみたらなんかできたんだい。てかよく知ってるね。ゴキブロスだなんて。」

 

「そりゃあ○ケモンやってたんだから。それくらい知って当然でしょ?」

 

「あ、俺と同じアニメとゲームのヲタクだったの忘れてた。」

 

「忘れてたの?!あ、そうだ!前に送ったアレ見た?」

 

「いんや見てない。見る暇がないねん。」

 

「そっか、余裕が出来たら見て!私めちゃくちゃ頑張ったんだから!」

 

「おっけおっけ、頑張ったのはちゃんと分かったよ。オーラが練り込まれていたかのように中身から溢れていたんだもん。それにしても…ママはどうやって手に入れたの?まだ見ていないけれどさ、アレの中身って希少種フィギュアなんでしょ?」

 

「そうそう!!ちゃんと分かるようになったのママ嬉しいよ!あれサイン入りのオリジナルポーズを取ったフィギュアなの!」

 

「え、まさか…。」

 

「あ、やっと分かった!?」

 

「ねええええ!!嬉しいんだけどおおおお!!」

 

「バカバカ!!声がおっきい!!」

 

響香ちゃん視点。

 

「はぁ…なんて話で盛り上がっちゃったの…。バレちゃうじゃん…萃ちゃんにはお仕置きしてあげないとね。」

 

ザザッ

 

『耳郎さん、そっちはどう?』

 

「こっちは大丈夫、だけど萃ちゃんのお母さんが萃ちゃん並にめちゃくちゃヲタクだったってことが分かったよ。」

 

『え???』

 

「ま、それはいいとして…二人は私達の聞こえる声が届かないところまで行くところかな。彼のお陰でここまで情報が分かるようになったし、今回はあのメタルレディもいる。萃ちゃんがいなかったらこんな大きな組織がいたことすら知らなかったと思う。私は信じるよ、萃ちゃんを。」

 

『僕も艶星君を信じるよ。』

 

『俺も信じる。…耳郎、艶星に伝えてくれ。奴ららしき姿が屋上へ向かっている。』

 

「分かった。萃ちゃん聞こえる?」

 

『あいさー!』

 

「今奴ららしき影が数人上がって来てる!隠れられる?!」

 

『おっけーりょーかい!ママ隠れるよー!』

 

『何処に隠れたらいい?』

 

『え?!無いの!?』

 

『ドアの上の屋根ならあるけれど。』

 

『それ早く言ってよ!!焦っちゃったじゃん!!』

 

「萃ちゃん、切り忘れてるよ。」

 

『わわっ、本当だ!ごめんね!何か変化あったらすぐに伝える!』

 

「うん、分かった。気をつけてね。」

 

『響香ちゃん達も気をつけてね!』

 

ブツッ

 

「……萃ちゃんってドジっ子?天然?可愛いんだけれど。」

 

俺視点に戻る。

 

「萃、どう?」

 

「やべーなこれ…一か八かだな…。」

 

「一か八かって言われても…。」

 

「うん、こんなに人間が屋上に来るとか知らんわクソが。」

 

「どうしよっか。」

 

「ドアは…うん、閉められてるね☆ 開けられているなんてお約束なんてないもんねクソが!……あ。」

 

「何?じっと見て…。」

 

「ママの個性で行けるじゃん。」

 

「行けるって…え??まさかね??そんなことしないよね?!」

 

「やってください。考えたから。」

 

「いやだ。」

 

「やってよ。」

 

「ダメ!」

 

「やれ。」

 

「うぅ……萃がママにそんなこと言うなんて…。失敗しても知らないわよ?」

 

「分かってる。よいしょっと。」

 

「え?」

 

「いいからいいから。」

 

「はぁ…分かったよ。『重金属化(フルメタルボディ)落鐵(ドロップ)』!!」ピョンッ

 

ドゴォッ!!

 

「な、何だ!?敵襲か!?」

 

「何かが落ちて来たんだ!見に行くぞ!」

 

「ママ、解除解除!」

 

「おっけおっけ!」

 

「よいしょーっ!」

 

ピョンッ シュタッ

 

「なるほど〜?普通だと下に降りるけれど、敢えてもう一度戻るんだね?逆の発想を考えたね!」

 

「そしてこれ(・・)。」

 

ゴンッ

 

「ごん???」

 

「ママが穴開けた直後に予めダンベルを用意しておいたからね。名付けて『殺意もりもり物理的な空からの贈り物』作戦。」

 

「スラ○りの名前から取ったな?」

 

「うん、ス○もりから取った。」

 

「あ、伏せよっか。」

 

「うん。」

 

お母さんの個性を利用して穴を開けた直後、俺はすぐにダンベルを置いたのだ。大体15kg程度の重さのダンベルです。

念の為に四つ程用意していたので、その二つを今使ってしまいました。

え?合計で重さは三桁行っていたのにあんなに跳べたのは何故かって??細けェこたぁ気にすんな。

 

「おいおい…また(・・)ダンベルかよ…。」

 

「筋トレし過ぎなんだよなぁ…。回収するか…って重ッ!?」

 

「15kgもの重さのダンベルを投げるとかどんな化け物なんだよ…あの脳筋野郎…。」

 

「ねぇママ。」

 

「うん、あの人達また(・・)って言ってたね。」

 

「その前に15kgってそんなに重いの?俺当たり前のように持っていたけれど…。」

 

「世間では重い類じゃないかな?私も知らんけど。」

 

「あ、報告しに行ったみたい。」

 

「よし、私達も行こうか。」

 

「おっけー。」

 

下見なのにこんなに慎重になるなんて思わなかった。

これ本当に下見だけだからね?

なのにここまでなるとは思わないでしょ?

もちろん俺はゴキブロス状態で這い回りました。




ゴキブロスが好きすぎて頭から離れられん…。
あ、もう少しで主人公の容姿が完成します。
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