無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す   作:超ちくわ

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#51 休日と試行錯誤と負担

 

「お姉ちゃんお姉ちゃん。」

 

「どうしたの?」

 

「今日って土曜日?」

 

「そうよ?」

 

「研究したいことがあるんだけれど…。」

 

「ん??」

 

土曜日で凄く暇でしたので暇つぶし程度に力の研究をしようとしていました。やりすぎないようにしたいなぁ()

 

「それと、呼んでほしい人達が…。」

 

「はいはい、A組の子達ね♪丁度来ているわよ♪」

 

ガチャッ

 

ドタドタドタ!!!!

 

「萃ちゃああああああああああん!!!!」

 

「ぎゃあああああああああああッッッ!?!!?」

 

「芦戸さん飛びつきすぎじゃ…あ、先生おはようございます。」

 

「おはよ、緑谷君達♪」

 

「こんな形で会うとは思わなかったけれど…無事でよかったよ萃君。」

 

「ご迷惑をおかけしました…。」

 

「とは言え、研究したいことがあるってどういうこと?」

 

「皆の個性をもう一度研究させてほしいのです。」

 

「また無茶するつもり?!!」

 

「あっいや、見せてもらいたいだけなのです。自身を犠牲にしないでどうやって技を捻り出すかイメトレもしておきたいのです。あと肉弾戦も教えてほしいのです。」

 

「結構な難題が出てきたね…。」

 

「おい無個性、その前にテメェの身体は俺達とは違って普通の身体ってことくらい分かっているよな?」

 

「あい、貧弱ものです(›´ω`‹ )」

 

「そこまで言ってねーんだが?」

 

「そんで…芦戸さんはいつまで俺にくっついていらっしゃrブニィ ぷにゃっ。」

 

「寮に戻ったらお仕置きだよおおおお!!」

 

「そんにゃバナナ!?ペチンッ あひん。」

 

頬っぺをゴムのように引っ張られて離されました。

お仕置きはお姉ちゃんからよくやられているけれど恐怖心でしかない…。

出久君達に助けを求める目を見せたのだが、彼らは見ないフリをしつつも口笛を吹く仕草をしていたのでこれはどうしようもないみたいです。俺のやらかしだからですねごめんなさい。

 

「んで、萃君はどういうことを?」

 

「戦い方を変えてみようかなって思いまして。」

 

「あー…また無茶するやつ?」

 

「いや、皆の戦い方を見てからなのです。」

 

「なるほどな?おめーの戦い方がだいぶ通用しなくなってきてっからだな?」

 

「あい、爆豪君の言う通りでござんす。」

 

「体術とか武術の経験はあるの?」

 

「超絶苦手分野Death!!!」

 

「あー…これはイチから教えねーとダメなやつだ。」

 

「動物の動きを真似するくらいしかできません!」

 

「例えば、何の真似できるの?」

 

「にゃんこ。」

 

「言い方可愛いな。」

 

「ちょっと外で軽く見せます。」

 

ピョイン

 

「え、萃君!!?」

 

「ミッナイ先生!萃ちゃんが飛び降りたああああ!!」

 

「あんのドジっ子おおおお!!」

 

げんこつされました。

勢いで頭が地面にめり込みました。

 

「次こんなことしたら本気で痛いお仕置きだから!」

 

「 b 」(頭が地面にめり込んで声が出せないので手合図)

 

「ちょっ…先生…萃君がッ…抜けないデスッ…!!!」

 

ググググ…

 

「首抜けねーぞコイツ。」

 

「どれだけ首が伸びているんだ…?」

 

「なんか想像以上にカートゥーンコミックみたいな感じになってるよ?!」

 

スポォンッ!!

 

「抜けたァ!」

 

「ぶへっ…ブニッ ぶえっ。」

 

「か〜な〜め〜ちゃ〜ん〜?」

 

「ごべんにゃじゃいッ!!」

 

「今度同じことしたら…これじゃ済まされないと思ってね??」

 

「ひえっ…:( ;´꒳`;):」

 

頬を伸び縮みされてお姉ちゃんの怖い笑みに恐怖して、改めてドSだってことを学びました。何されるかは分からないので外に出る時は大人しく玄関から出ることに(当たり前)

 

「あ、お姉ちゃんがいるから丁度いいや。俺に攻撃してほしいのです。鞭で。」

 

「…………はぁ!?急にどうしたの?!ドMに目覚めたの!?」

 

「何故そうにゃr…そうなるのさ…。」

 

(噛んだ萃ちゃん可愛いなぁ…。)

 

「本気の方がいいかしら?」

 

「にゃんでも。」

 

「萃君、なんか猫っぽくなってない?」

 

「ミッナイ先生のことが好き…とか?」

 

「何それ最高じゃねーか!」

 

「はいこらそこー!変な妄想しなーい!」

 

観客席が何故か盛り上がってた。

付き合ってる説が濃厚とかお姉ちゃんのことが好き説とか何かと良い意味で言いたい放題してた。恥ずかしいです。好きですが。

 

「それじゃいくわよぉ〜?」

 

「んにゃっ。」

 

ヒュッ

 

「……あら???」

 

バシィッ!!

 

「???????」

 

「いない?!」

 

「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの。」

 

「いつの間に!?」

 

「てへっ☆」

 

「どうやったらそんな速度が出るの??!」

 

「振動とバネですな。あと筋肉。」

 

「あの速度だと普通の肉体だと耐えられないんじゃ…?」

 

「蓄えてた電気で薄膜を張って、その外側を振動で膜を揺らして和らげてました。」

 

「それでも音速を超える鞭よ?それを超えるなんて個性持ちでないとできないわよ?」

 

実は俺には新しい技術を習得していた。それは

【先の予測】

イメージと同じだが、コンマ数秒単位で何百何千通りといった相手の行動の秒先を先読みして動くやつ。某赤い彗星の人と同じやり方です。

 

ボタッ

 

「萃君!鼻血が!」

 

「やっべ、オーバーヒート起こした。」

 

「一旦休めドアホ!」

 

「もうお仕置きじゃすまされないわよ…!」

 

「ん゙に゙ゃ゙ッ…ま、待ってお姉ちゃん…!これ初めてやるやつだったから…!酷使しないように改良しておくかりゃッガジッ いでぇ!舌噛んでゃ…。」

 

「んで、俺達との技の組み合わせってーのはどういうことなんだ?」

 

「あのクソデカ敵戦の時に砂藤君と尾白君で俺を吹っ飛ばした時あったでしょ?」

 

「あー…確かにあったな。」

 

「それみたいに練習してみたいのです。無理しない程度に。」

 

「ねぇねぇ私は?」

 

「お姉ちゃんの個性は俺と相性が悪すぎるし、いじわるするからやだ!」

 

「えー!?」

 

「艶星、とりあえず鼻血拭け。また出てるぞ。」

 

「あーい。」

 

色々と試行錯誤してみたけれど、爆豪君の爆破との相性はどうやら気合いで習得した帯電と振動があるおかげで組み合わせ方が増えたっぽい。

帯電と振動で膜を張ったら軽い爆破なら防げたり、芦戸さんの酸を纏わせることもできた。なんで??

 

「オイラの個性は艶星との相性が悪すぎるのかなぁ…。」

 

「確か峰田君しか外せないんでしたっけ?」

 

「そうなんだよ…だからどう頑張って考えても中々…。」

 

「いや、相性合いますね。俺の手にモギモギを付けてもらって相手に触れられれば至近距離でボコボコに…。」

 

「発想が物騒!!あと脳筋!!」

 

「あとは俺から逃げることができなくなる!\ドンッ!!/」

 

「それは確かに敵側からしたら絶望するな…。」

 

その後も皆とお互いに試行錯誤して組み合わせを考えまくった。

だけど、俺の身体の代償が段々と大きくなって命に関わる領域にまで来ていたなんてこの時は知る由もなかった。




投稿するのに一年経ってたって…マジ…??
しかもアニメのヒロアカも最終回迎えちゃったよ…?!
私は一体何をしてたんだい!!(結局仕事が言い訳になるやつ)
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