無個性ヒーローは無個性ヒーローNo.1を目指す   作:超ちくわ

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#7 謹慎明けからのインターンシップ初日早々の出来事

「謹慎明けから終わったわ。」

 

「ミルコとインターンシップとか羨ましいじゃんか!」

 

「あのNo.5のミルコとインターンシップだなんて…!体育祭以来じゃないかな?!」

 

「いや、俺は嬉しくない…。」

 

「どーしてだ?」

 

「ミルコさんもミッドナイトさんと同じように可愛いがられた挙句、彼女とは違ってキツく扱かれたからさ…。」

 

「お前にうってつけじゃねーかよ無個性。シバかれまくってインターンシップ明けに勝負しろ!!」

 

「マジすか()」

 

インターンシップが始まる季節が来た。

俺はミルコさんのいるところで始めるのだが情報提供が早すぎるせいか、俺が来ることによってミルコさんがめっちゃ燃えてるみたい。

北海道産の人参沢山持っていこ。

そしてインターンシップ初日から事件発生した。

 

「迷子になったー!!」

 

初日から迷子になりました。

ちゃんと連絡して待ち合わせ場所に来たと思ったら全然違う場所に来た。はりきり過ぎた。

ちなみに人参いっぱい持って来ちゃったのでめちゃくちゃ焦ってます。

 

「どうしよう…人参いっぱい持って来ちゃったから時間内に目的地に行かないと…。」

 

「萃ちゃん♪どーしたのっ?」

 

「ま、迷子になっちゃっtミルコさん!?」

 

「そろそろルミって呼んで欲しいなー!」

 

「だ、だってー…。」

 

「とりあえず早く行くよッ!」

 

「ちょっ…ちょっと待っtビュンッ!!!! ひゃああああああ!?!?」

 

「本当お前は高いところダメだな!飛ばすぜええええ!」

 

「いいいいいやあああああああ!!!」

 

ミルコさん宅に着いた。

 

「も、もう立てないよおぉ…。」

 

「全くよ…ほら、肩貸してやるから…ってお前小さいんだった。」

 

「し、しょうがないじゃん…。」

 

「とりあえずお前は修行だ。高いところに弱い上に力の調整ができてねぇ。明日から(ヴィラン)潰しに行くよ!!」

 

「分かったよ…。てかルミ姉って本当に事務所持たずにやってるんだね…。ちょっとびっくり。」

 

「ま、ゆっくりしてな。…んで、その鞄はなんだ?」

 

「人参。北海道産だよ。」

 

「マジで!?くれ!!」

 

「そんなにがっつかなくても…はい、いっぱい持って来ちゃったから大変だったんだ。」

 

「さんきゅーな萃ちゃん!冷蔵庫にぶち込んでいい感じに冷やしてから食べるわ!」

 

(ルミ姉めっちゃ可愛いんだけど…。)

 

耳をめっちゃぴこぴこ動かしていた上にすっごいるんるんしてた。

すっげー可愛い。

事務所を持たないからこその自由だとは思うけれど相澤先生曰く、ニュースを見て飛んできたりするらしい。

特攻隊隊長か何かなの?

 

「てりゃっ!」

 

「へぁ!?る、ルミ姉!?」

 

「ぷにぷにしてがるなぁ!食っちまうぞ!」

 

「ちょっとそれはダメでしょ!ミッドナイトさんと同じくなっtガブッ いってー!」

 

「あんたのような可愛いやつがそのまま居られると思ったか?」

 

「ぷえっ。」

 

「発情期が来た時は…よろしくな☆」

 

「や、やめろー!それだけはやめちょくれえええ!」

 

「お前あんなに乱れていたのにまだそんなこと言うのか!!そうなればもっと堕としてやるよ!」

 

「まずこれは18禁じゃないから!R15だからその発言控えて!」

 

「メタ発言やめろバカ!犯すぞ!」

 

「大胆に脅迫したよこの人!!」

 

ルミ姉怖い。

ただそれだけ。

ウサギさんと同じように発情期が来るのだが、この人はめちゃくちゃ凶暴になる上に俺にしかターゲットを捕えるからやばいんです。

発情期に入ったら逃げないとやばいし捕まればやばいしで俺の心と体に危険が及んでいるのです。その時期だけは戦争が起こります()

 

ナデナデ

 

「ルミ姉、いつまで俺はこのままなん?」

 

「いいだろ別に、可愛いお前は捕食される側だろ。」

 

「ルミ姉には一生勝てねぇや…。」

 

「だけど久しぶりかもな、お前とこうやっているのはさ。」

 

「ま、まぁね…。」

 

「そーいやミッドナイトにも襲われているらしいじゃん。」

 

「ぶえっ。」

 

「ま、お前のことだからしゃーないだろ。」

 

「うぅ…だってあの変態姉さんは眠らせてくるからよく襲われてるんだもん…。」

 

「ドSの変態だからなぁ…。萃ちゃんの怖がる顔が好きみたいだからな、分からなくもねーよ。」

 

「ルミ姉だってドSじゃん。」

 

「うっ…それは言い返せない…。」

 

「ねーねー、暇だから見回り行こーよ。ついでに買い物もしたい!」

 

「相変わらず可愛い喋り方だなあああ!襲うぞ!」

 

「襲わないで!」

 

なんやかんや平和です。

喧嘩する時はルミ姉のサンドバッグにされるけれど、必ず何かで仲直りする。買い物で好きなものとか買ったりしてプレゼントしたり、レストランで好きなものを注文してあげたり…あれ?これ付き合っているようなものになるじゃん??!

 

「本当の姉弟みたいだねルミ姉。」

 

「だな!お前のような弱っちいやつの面倒とかはめんどくせーけど、お前みたいな性格はめちゃくちゃ楽だ!」

 

「わぁ〜^素直すぎるぅ〜^」

 

「なぁ、もしさアタシが(ヴィラン)に襲われてぶっ倒れても暴走すんなよ?」

 

「…分かった、暴走しない。んで、何でそんなはなsドガアァン!!!! どぅうぇええええい!?」

 

「こういうことが起きたからだなっ!!」

 

バキッ

 

「GRRRRR…」

 

「ちょっと待てやー!何で脳無がいんのさー!!殺るしかねーじゃん!」

 

「あの脳みそ丸出しのやつか。どんなやつか知らねーが、蹴ってみりゃ分かるな。」

 

「ルミ姉気ぃつけて!コイツら複数の個性を使ってくるから!てか、俺も加勢する!」

 

「萃ちゃんはまだ出るな!アタシの手本見せてやるから…なッ!」

 

見回りがてら買い物をしていた中、突然現れた脳みそ丸出し君。

また数体出現してムッカーした俺。

ルミ姉と一緒に戦うつもりだったが、まずは戦い方を見て学べと言われて頬を鷲掴みしてめちゃくちゃぷにぷにされた。

 

「おらああああああっ!!」

 

ベキャッ

 

「うがぁっ!!」

 

「まだまだ行くぜええええ!!」

 

「る、ルミ姉すげぇ…俺には見せなかった暴れ方をしてる…。しかもちゃんと着地点を把握してる…。」

 

「くたばれえええ!!」

 

「GAAAAAAA!!!」

 

「ルミ姉避けて!!!」

 

ドスッ

 

「うっ…!?」

 

「る、ルミ姉…大丈夫!?」

 

「急所喰ら痛え…普通こんなに喰らっても立てるけれどなぁ…。先輩として、世話係として萃ちゃんに情けねーとこ見せちゃったなー…。この程度じゃ死なねーけどな!どーやら萃ちゃんともう一人の萃ちゃん(キラー)の出番だ!悪ぃけど、運んでくれない?アキレス腱もやられた。」

 

「そう言われなくても分かってるよ…本当、無茶しやがる…。ルミ姉、申し訳ないがこのままで居てくれないか…?俺の体が抑えきれねぇ…ギョロッ 殺るしか…ねぇ……!殺す…!!」

 

「GRRRRRR…GAAAAAA!!」

 

「通常設定から緊急変更、殺戮形態に入る。月ノ裁判 絶葬。」

 

ズブッ

 

「GA…aAaAAAaaaaAAa!!」

 

「…死にな。」

 

ズビャアァァ…!!

 

「うっわぁ…派手にやったなこの子。」

 

「狩りの時間じゃああああああ!!!」

 

「ちょっと待ってあの子萃ちゃんじゃないの!?」

 

「あ、ミッドナイト。悪ぃ、脚やられてあの子のあの子(・・・)が抑えきれなかった☆」

 

「ミルコのバカー!あの子ヤバくなってきてるのに何してくれてんのさー!!」

 

「え、マジ?」

 

「そーなのよ!?あの脳みそ(ヴィラン)が初めて出てきた時なんてもーヤバいのよ!?あの子ったら悪魔みたいに変貌して形を留めていないくらいに殺っているのよ!?」

 

「あー…すまん、あの子もうやってる。」

 

「ひゃああああっはあああああああああ!!!」

 

「…………どうしようもできないわねこれ。」

 

ルミ姉が負傷したことにより、また暴走した俺。

そして見に来ていたミッドナイトさんにまた目撃され、野次馬もまた俺の暴走を撮影していた。

殺戮形態から通常形態に戻った時にはぶっ倒れてそのまま気を失った。

被害は出ていなかったものの、俺の声が(ヴィラン)そのものに聞こえていて逆に怖がっていて、ミッドナイトさん以外寄ることがなかった。

 

「萃ちゃん!」

 

「み、ミッドナイト…さん…?」

 

「…バカ!これ以上謹慎喰らったら大変なのに!!いくら無個性でもそんなことしたらマズイのよ!?」

 

「あはは…笑い事じゃないけれど……またお仕置きされちゃうね…。」

 

「ほんと、たっくさんお仕置きしてやるから!身も心も私のものにするくらいにしてあげるから!!」

 

「ったく…ミッドナイトは相変わらず仕置き好きだな…。」

 

まぁ結局、俺はミッドナイトさんにめちゃくちゃお仕置きを喰らった。

だけどそのお仕置きはただ痛いだけじゃなく、何処か優しい叩き方をしたお仕置きだった。

ルミ姉にもお仕置きという名の頬っぺぷにぷに攻撃を喰らわされた。

これ以上暴走とかさせないようにする為の修行も開始されるが、通常一週間のインターンシップが俺だけ二週間のインターンシップが行われることになっていた。その理由としては、案の定もう一人の自分(エヴィルキラー)の暴走やスイッチのオンオフを制限すること。

そこから始まるのだが、ルミ姉はそこだけとても厳しいから頑張らないと罰として北海道産の人参をまた大量に買わされることになる。

俺はそこだけは負けたくないと決め、二週間インターンシップと修行に挑み始めた。

 

 

 

 




インターンシップ編って中々学ぶよね!
リアルでもインターンシップをやっていたけれど、めちゃくちゃ大変だったのを思い出す…。
皆はどんなインターンシップになったのかな?
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