クリスは今フィーネの隠れ家の湖畔の桟橋の上で黄昏ていた。服装は主の趣味なのか胸元が大きく開いた薄い服装にガーターベルトを身にまとう。そして胸元にはシンフォギアのペンダント。
彼女は拘泥の迷いの中にいた。自身の目標それはこの世から力を消して自分のような身の上の子供を生み出さない事。
だが、フィーネの下にいてもそれが叶うと思えなくなりつつあった。
背後から気配を感じる。
「…………」
「分かっている。自分に課せられたことくらいは。こんなものに頼らなくてもあんたの言うことくらいやってやらぁっ!」
視線での問いかけに苛立った声で返す。
そう言ってソロモンの杖をフィーネに投げつける。それを受け取るフィーネ。
「私が優秀だってことを見せてやる!私以外に力を持つ奴は全部この手でぶちのめしてくれる!そして…そして私は…………」
最初は勢いがあったが突如尻すぼみになる。
あぁぐちゃぐちゃだ。自分が長年刷り込んできた理想と思想を口にすることで補強しようとするが、ここ数日でそれに異物が入り込む。
まるで地平線しか見えない砂漠をあてどなく歩く遭難者のようだ。
◎
弦十郎が広木防衛大臣の葬儀から帰ってくる。いつもの赤シャツではなく黒装束に身を包んでいる。
「こちらの進行はどうなっている?」
長の質問に部下たちが答える。
「予定よりプラス17パーセントっ」
「デュランダル移送計画がとん挫して…正直安心しましたよ……」
「そのついでに防衛システム、本部の強度アップまで行うことになるとは……」
友里の疑問に答える了子。
「ここは設計段階から限定解除でグレートアップしやすいように織り込んでいたの。それにこの案はずいぶん昔から政府に提出してあったのよぉ?」
「でも確か当たりの厳しい議員連に反対されてたかと……」
弦十郎は瞳に悲しさをにじませながら、
「その反対派筆頭が広木防衛大臣だった……」
会話を聞いていた人たちが息をのむ。言葉を続ける。
「非公開の存在に血税の大量投入や、無制限の情報措置は許されないってな……大臣が反対していたのは俺たちに法令を遵守させることで余計な横やりが入ってこないよう取り計らっていたからだ……」
弦十郎には感謝と悲しみがあった。おずおずと友里が質問をする。
「……司令、広木防衛大臣の後任は?」
「副大臣がスライドだ。今回の本部改造計画を後押ししてくれた立役者でもある。あるんだが……」
「どうかしましたか?」
前任が殉職すれば当然気になる話題。弦十郎は彼らしくない不安そうな表情で言葉を繋げる。当然それを疑問に思われる。
「協調路線を強く唱える親米派の防衛大臣が誕生だ」
これからの日本の国防政策に対して米国政府の意向が通りやすくなったという事だ。
それに気が付き皆の脳裏に浮かぶ、大臣暗殺を行ったのは……そんな言い知れない恐怖が辺りを包む。
櫻井了子は内心でほくそ笑んでいた。デュランダル強奪は失敗こそしたが、アビスでの保管が継続されたのならいくらでも手にする機会はある。
結果論だが、デュランダルを狙うものの脅威を示したことで永田町の人間はビビり、2課に預けるのを継続しようという考えになったのだ。
そして本部のセキュリティ強化によってカ・ディンギルの起動プログラムを堂々としこむ事に成功した。計画は順調だった。
ただ不安なのは今回の作戦は立花響が最後以外はいなかったために上手くいったのだ。何度も邪魔をしてくる忌々しい小娘。フィーネは思う、仮に響が負傷していなかったら失敗していたのだろうか?と。
◎
「てっててーん!ふらわーのお好み焼き~っ!ビッキー好きだよね?」
「いや交通事故で内臓がシェイクされてて、いまだに味のしない柔らかい物しか口に出来ない瀕死の友人にっ、硬くて特濃ソースがトロトロなものを何故差し入れしてるのっ!?匂いだけで頭がおかしくなっちゃうよぉ!!」
「いや自分で食べる用だよ?」
「鬼かっっ!!」
友達3人と病室で他愛のない会話をする響。回復したことで一般病棟に移されたのだ。
「いやしっかし交通事故で瀕死の重傷、そこからの奇跡の生還、まるでアニメみたい!」
「響さんが無事でよかったです……」
「当事者からすればそんな楽しい物じゃないけど……あとありがとう」
こんな軽口が叩けるのも響が無事だからだ。死んでしまったらきっとそれは悲しい。
ふと響が出入口を見ると人影が。
翼は花束片手に緊張していた。顔にはガーゼが、肌の見える範囲には湿布が貼られている。
なぁなぁになっているとはいえ響に対する対応は褒められたものではない。まず過去の仕打ちを謝罪してキチンと話し合わなければ。
ここに来たのは緒川に響と面会可能だという報告を受けたからだ。
最初はバツが悪かったため拒否しようとする、しかし緒川が自身の仕事が立て込んでいるから代わりに行ってくれと言われたら拒否は出来ない。
実際緒川の言う、仕事が立て込んでいるというのは方便ではない。テログループの殲滅とその背後関係の調査をしているのだ。
女は度胸!立ち上がり踏み込め!風鳴翼ッ!
扉を開けて病室に突入する、歌姫。すると、
「うわっ!つ、翼さんだ!何で!?」
「ちょ、ちょっとビッキー!どうゆう事!」
「…………(恍惚としている)」
1対1でも高いハードルだというのに4人もいた。そして焦る、シンフォギアや2課の存在をぼやかして説明しなくてはいけないのだが、そんなアドリブが出来るほど彼女は器用ではないのだ。
響がそれを察してフォローに入る。
「えっとみんな知ってると思うけど風鳴翼さん。私がこの前たまたま町を歩いてた時に車に轢かれそうになってるのを見て庇ってそれ以降何度かお見舞いに来てくれてるんだ~」
響は咄嗟に嘘をつく。
交通事故と翼の今の負傷、嘘と真実を繋げて誤魔化してみせた。冷静になれば時系列がおかしいのだが風鳴翼という超非日常を目の前にトリップしてる3人はそれに気が付かない。あまりにもスラスラと話すものだからそうなんだと納得してしまう。嘘をつきまくる響、手慣れている。
「マジで!?ホントにアニメみたい!!」
「あ、あぁ……そうなんだ立花には本当に助けられた」
翼は感心しながらその嘘に乗っかる。響が翼に声をかける。
「翼さんその花……」
「あ……これはぜひ立花にと」
「ありがとうございます」
響は手に持っているそれをみて声をかける。この状況では当然響に送るものだ。
翼の回答に嬉しそうに笑顔を向ける響。やはりくすぐったい笑顔。
立花響は絶世の美女ではないし、微笑みで幾千万の男を虜に出来るわけでも無い。しかし何故か心を許したくなる力がある。
「この病室にある花も腐りかけてるし、せっかくだから後で翼さんから頂いたものに代えよっかな……」
「あ……それなら私が……」
響のつぶやきに翼が反応をし、部屋の隅にある花瓶に手をかける、すると……
すぽーん!と花瓶が宙を浮き、バリン!と割れる。
『……………………』
嘘だろ……?みたいな表情をする3人。
なるほどだから掃除や整理整頓が駄目なのか…と納得する響。
その後、割った花瓶を片付けようとする翼を必死で止めるはめに、彼女に掃除をさせたら悪化するに決まっている。
◎
ところ変わって病院の屋上のベンチ。2人は一緒に座る。響は点滴用のポールを杖代わりにして屋上に上った。歩くだけなら問題ない。
あの後友人たちは予定もあるので帰宅の途についた。
「……いざ2人きりになると話したいことが山ほどあったはずなのに何から切り出したらいいのか分からないな……」
「じゃあ考えがまとまるまで待ちます」
翼の要領を得ない言葉に響は優しく返す。
「……………………」
「……………………」
沈黙だがそこには気まずさは無く、穏やかなものがある。翼は勇気を出して切り出す。
「最初に…今までの態度を謝りたい……本当にすまなかった……」
「はいわかりました」
翼の懺悔にあっさりと返す。本当にあっさり過ぎて拍子抜ける翼。
「いやそんなにあっけからんと……」
「悪態を取られた事はそこまで気にしてません。それに今はちゃんと話せてる、それだけで私は十分です。あと、翼さんはまだ話したい事や聞きたい事がありますよね?顔に出てます」
戸惑いを口にするが響は今が良ければ本当に気にしない。そして後半のセリフで切り込まれてうっ……っと多少怯む翼。しかし意を決し口を開く、
「私は知りたい…立花のその強さを…そして信念を……良かったらでいい…教えてくれないか?」
「…………」
ストレートに質問をする。すると沈黙が再び流れる。
響は困惑する。信念ならともかく何故強さなのかと。
「翼さんの求める答えを返せるかどうかは分かりません……いやきっと求めるものではないと思います……それでもいいですか?」
「あ、あぁ……よろしく頼む」
翼は何故そんな回りくどい言い回しを相手がしたのか理解できなかったが、肯定の意を述べる。そもそも嫌だ話したくないと言われたら追及できないのだが。
「翼さんは私の事を強いと言ってくれますが、私は自分が強いと思ったことは1度としてありません……むしろその逆…弱いです……」
「それはない!ここ2ヶ月でネフシュタンの鎧を2度も退け、ノイズをほぼ無傷で倒している。なによりデュランダルを覚醒させただろう」
響の自身は弱いという発言にこれまでの実績を挙げて反論をしてしまう。
響で弱いのなら自分は何なのかと彼女は思ってしまう。その反応に響は俯きそして悲しみの宿った瞳でぽつり、
「私は弱いから今もこうやって生き恥を晒しているんです…………」
「!?」
彼女の意外過ぎるそして自分の胸に刻んでいた言葉に驚いてしまう。
それは翼が天羽奏を失ったその日からずっと心に残っていた気持ち。まさか同じなのかと、自分と同じもう取り戻しようのない何かを心に引っかけ続けているのかと。
「それに……思うんです。本当に強い人は武術の達人でも無く、剣術の達人でも無く、ましてや砲術の達人でも無く、最後の最後まで戦うという選択肢がありながらもそれを頑なに取らない人だと」
そう例えば広木防衛大臣は武器を持たない選択肢を取ろうとしていた。彼は己の立場と理想の狭間で苦しみながらも敢えて困難な選択を取ろうとした。それは綺麗すぎるから他人には眩しすぎて、いやに目について、そして殺された。
翼は響の言っている事の半分も理解できなかったが、何か大切なものを伝えようとしているのを感じた。
「えっと……あとは信念ですよね。厳密には信念では無いですけど…『守りたい人たちが両手で抱えきれないほど沢山いて、そして私に命を懸けてでも希望を託してくれた人達に報いたい』ですね」
天羽奏が響をかばって絶唱を唱えたのは知っている。希望を託してくれた『人達』は奏だろうと翼は思った。しかし、『人達』つまり複数形なのだ。それはいったい誰だろうと思ったが今は踏み込まない方が良いと判断した。
「そうか今日はすまないな」
「いえ今日はいろいろ話せてよかったです」
怪我人を引っ張り出していたのでお礼を述べる。
こうして話していたらそろそろ日が隠れようとしている。怪我人を外に出し続けるわけにはいかない。
「翼さん最後にちょっとお願いがあるんですけど……良かったらでいいんですが―」
響はそう言って切り出した。
◎
ある日の夕方、響は本日決行を決めた。傷もだいぶ癒えて戦うのに必要な体力は戻ってきた。
クリスと再度話し合うのだ。失敗する可能性は高いが失敗を恐れて伝える事から逃げるなど立花響の辞書にはない。
アクション映画でやってみたいムーブ(響調べ)1位の病院のシーツを結んでロープにする事で病院から脱出する響。この日のためにコッソリと病院のサンダルをくすねていた。
不発だった際の言い訳はふらわーのお好み焼きを食べたかったんだ……に決めている。
サンダルを履いて町中を走る響。あえてコンビニやパーキングエリアの監視カメラに映るように走る。響を狙うフィーネは既に響が一人でいる事に気が付いている。じきにクリスを向かわせるはずだ。
昔戦った、森林公園に着く響。何時来てもいいように臨戦態勢は崩さない。すると程なくしてクリスが現れる。
「Balwisyall nescell gungnir tron」
姿を認めるや素早くギアをまとい、人の少ないエリアに逃げ込む。その際ついてこいと相手をチラリとみる。
「いっちょ前に誘ってんのか…?」
クリスは誘導されているような気持ち悪さを感じたが素直に乗る事にする。
◎
「響ちゃん交戦に入りました!現在市街地を避けて移動中!」
「そのままトレースしつつ、映像記録照会!」
2課のモニターには響がネフシュタンの少女を引き連れて走っている映像が流れる。
「なぜ響君が病室を出ているんだ……」
弦十郎は頭を抱える。立花響、教員だけでなくそろそろ2課の仲間にも目を付けられそうだった。
「翼にもすぐさま応援要請!急げ!」
◎
周りに人がいなくなった事で響は足を止めてクリスと向き合う。
「今日はあの杖持ってないんだね」
「はん!だからって舐めるなよ?」
響の物言いに武装を減らしているから戦力が下がっていると思われて強気に返す。しかし響は舐めてはいない。
「舐めてないよ。聖遺物を使った戦いは量より質。いくら雑兵を集めても私は倒せないよ。むしろ今まで杖で片手がふさがってて助かってたくらいだよ」
ノイズもアルカノイズも炭化と分解の耐性さえあればそこまで強敵ではない。
クリスは響の言い草に苛立ち先制攻撃の鞭を放つが軽く横にステップしてかわす。
「言ってくれる!あたしには目標がある!だからお前に勝って連れて行くっ!」
「私の名前は『お前』じゃない!」
クリスの口上に対して否定する。そして響は名乗る。
「私は立花響、15才!誕生日は9月の13日で、血液型はO型!身長はこないだの測定では157cm!体重はもう少し仲良くなったら教えてあげるっ!趣味は人助けで好きなものはごはんアンドごはん!彼氏いない歴は年齢と同じぃっ!!!!」
「何をとちくるってやがんだお前……」
響のこの場ではあまりにあっていないセリフに、相手は呆れるような困惑するような言葉を発する。
この名乗りはこの日を決行日と決めてから数えられないくらい練習した事は響だけの秘密だ。両手を広げて吠える。
「私たちはっ!ノイズとは違って言葉が通じるんだからちゃんと話したい!」
「なんて悠長!余裕のつもりかッ!」
相手の懇願をピシャリと否定する。
鞭を叩きつけるがそれは簡単にかわされてしまう。
「話し合おうよ!私たちは戦っちゃいけないんだ!言葉だって通じる、だから―」
「うるさい!分かり合えるものかよ……人間がっ、そういう風に出来ているものか……」
相手の信念に強く否定するクリスの叫び、それは自分の価値観と積み上げてきたものが揺らぐのを恐れているようだ。
「じゃあこうしよう!攻撃を私が先に直撃させたらちゃんと話を聞いて!」
「何勝手に条件付けてんだ!」
先ほどから話してばかりの相手に苛立った声を出す。
クリスは両手で苛烈な攻撃を加える。今までとは違いフェイントや誘導を加えてくるが、響は長年培った勘と反射神経で何とかかわしていく。上手い事両方の鞭を交互に出して隙を作らないようにしている。
(やっぱり厄介だ……)
回避に専念しても状況は改善しない。だから、
「くっ……!」
あえて割れて飛んだ地面の欠片を掠ったふりをして追い詰められているように演出する。クリスはその一瞬を逃さず、両方の鞭で狙い撃つ。来ると分かっていれば対処は難しくない。手にフォニックゲインを集中させる。そして鞭をつかみ取り全力で引っ張る。するとクリスの小柄な体は響の方へと引っ張られる。
「なっ!」
(最速で!最短で!真っ直ぐに!一直線に!胸の響をこの思いを伝えるためにーっ!)
両方の鞭を伸ばし切り、宙に浮いて防御も回避も行えない完全無防備な状態。そこへ―
ドゴオッツ!必殺の拳が直撃した。
◎
響は拳と突き出したままその場で止まる。力を込めて殴った分多少息が上がる。
クリスは地面をえぐりながら吹き飛ばされて壁に激突して静止する。ネフシュタンの鎧に明確な破損が出来る。確実に攻撃が通った証。
(……相変わらずなんて無茶苦茶な奴だ、無理筋な力の使い方をしやがる……)
クリスは何とかスタンから立ち上がろうとするが、腹部に激痛が走る。鎧が再生と共に彼女の体を侵食しているのだ。彼女は焦る。
(食い破られる前に片を付けなければ…………)
するとさっきから追撃が来ない事を不審に思っていると、響は歌ってフォニックゲインを維持してはいるがじっとクリスを見ているだけで構えは解いている。
「お前……バカにしてるのかっ、私を……雪音クリスを」
「……そっか、クリスちゃんって言うんだ」
「な……」
クリスが初めて名乗ると突如響は嬉しそうに、噛みしめるように名前を呼ぶ。この世界では初めて呼ぶその名前を。
「ねぇクリスちゃん、こんな戦いもうやめようよ…ノイズと違って私たちは言葉をかわすことが出来る。ちゃんと話をすればきっと分かり合えるはず……だって私達同じ人間だよ!」
「……嘘くせぇんだよ」
響の説得に対してぽつりと吐き捨てるように言う。
「嘘くせぇ……」
「…………」
「アホくせぇ!」
「……そっか…………勝手だったけど約束は守ってくれてありがとう」
相手の言い分にクリスはハッとする。
『じゃあこうしよう!攻撃を私が先に直撃させたらちゃんと話を聞いて!』
『何勝手に条件付けてんだ!』
あの時の会話が思い出される。無自覚だったがクリスは響の言葉を聞いてみたいと思っていたのだ。
「アァァァッ!」
雑念をかき消すかのように叫び、力任せの突進をする。牽制の左を入れるが、響はそれに対して右手を包むようにして受けてぽんと斜め後ろに威力を逃がす。
蹴りを入れようとするも、攻撃を流した際に体重が既に後ろに乗っていたため後方に下がりあっさりかわす。
そして全力の右ストレートを叩きこもうとするが、それは防御や回避を0にして攻撃に100を割り振る一撃。フェイントの介在しないあまりにストレートすぎるその一撃は響からすれば何も怖くない。瞬時に動きを見切り拳のタイミングを合わせる。そして響はギリギリでかわし、逆にクリスは腹部に拳が直撃し鎧に再び穴が開く。
「ッ…く……」
「クリスちゃん……」
攻撃をことごとく対処される事への怒り、ネフシュタンの鎧の侵食が限界に来てることへの焦り。そして何より響が自分を敵として認識してない、この状況でもまだ何とか対話できないか模索しているのに腹が立つ。
「吹っ飛べよ!?アーマーパージだぁ!!」
すると鎧が突如輝きだして、パージする。した部分はあたり一面に飛び散る。
咄嗟に響は腕で顔をガードする。
「く……」
『Killter Ichaival tron』
すると突如聞こえる聖詠。響は気合を入れなおす。
(ここからが本番だ……)
「見せてやるイチイバルの力だ!」
響の前方が明るく輝く。何度も見たシンフォギアをまとう輝き。
「響調べ」ってカップリングっぽくありませんか?