過去に戻った立花響   作:高町廻ル

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打って変わって冬

「やっぱりいっぱいいるよ…」

 

 2044年十二月某日、シンフォギア装者の響のそんな呟きが寒空の下に流れた。

 今立花響はチフォ―ジュシャトーの残骸周辺を散策しており、警備員と思われるライフル銃を持った男性たちが見えたため急いで廃墟の一つに身を潜めたのだ。

 辺り一帯には監視のための人員と監視カメラ、そしてオートスコアラーの応用と思われる監視ロボットまたは人形達が所狭しと張り巡らされていた。

現在チフォ―ジュシャトーに限らず日本の聖遺物による特殊災害に関わった施設と地域は風鳴機関が管理独占している。

 言い換えればここは風鳴機関以外にとっては神秘のベールに包まれた場所なのだ。

響は知っている、この施設で神の力を顕現させるための最終起動実験が行われる事を。

 神の力を降臨させたのは2045年の二月の話。

 ただ準備そのものは早い段階から進めていると考えるのが普通だったためこうして状況の確認をしに来たのだが、思った以上に厳重な警戒態勢が敷かれていた。

 そんな事を響が考えていると、

 

(であろうな)

 

 シェム・ハは響の感想に同意を示す。

 アダムと氷川神社の一つにて決戦に挑んで以降、神の力を受け止めて意識が強く表面上に出た結果強いパスが二人の間で繋がり、いつでも交信可能になったのだ。

 やろうと思えば一時的に響は相手に肉体のコントロール権を譲渡する事も出来る。

 色々と心変わりをした結果、彼女は今響の中で大人しく世界の流れていく様を観察している。響からすればぞっとしない話なのだが。

 

 響は警備員が離れた後、その辺一帯で目立つ場所。つまり元東京都庁へと向かう。

 知っていたがシャトーの周りは建物の類が途切れており丸見えになるため、ギリギリ遮蔽物があって敵から見えないところで止まるしかない。

 そしてじっと辺りを観察するのだが、

 

「だめだ……シャトー本体の周りには監視カメラがビッシリ……ネズミも入る隙がない……」

 

 響はこの現状に顔をしかめるしかない。

 ここで一か八かで暴れるのは論外だった。一度でも見つかれば、大量に配置されている風鳴機関御用達であろう人形に取り囲まれて拘束されるのが目に見えていた。

 何度かの観察の結果、人形の移動ルートと死角は掴んだがそれを埋める様に監視カメラが敷かれている。

 もし仮に捕まったら最後、一生モルモットにされるのだ。

 

「とにかく今日は帰ろう……」

(そうであるな…我は今日九時から観覧したいドラマがある)

「……………………」

 

 響が肩を落とす中シェム・ハの呑気な感想。二重の意味で響は肩を落とさざるを得なくなる。

 

 

「ただいまー……」

 

 響は未来と暮らしている寮の一室に帰ってきたのだが部屋には誰もいない。

 部屋は既に外の太陽が沈んだことで真っ暗に彩られており、また人のいない寒い空気だけが流れている。

 一年前であればそれは響にとって当たり前の光景なのだが、今年の四月からは同居人が現れたため今は二人で活用しているのだ。

 響は玄関から部屋に入ってリビングに入るが挨拶が返ってこなかったためいないだろうと思った。

 だがもしかしたら未来が家に先に帰っていてベッドで寝てるかもしれないと思って確認はしたが、やはり気のせいだった。

 

「未来…やっぱりいないの…?」

 

 小日向未来はS.O.N.G.のオペレーターと技術者を兼任しているスーパー高校生だ。

今でこそ力を失ったがシンフォギアを扱う卓越した技術と聖遺物を扱う技能と知識を持っている、結果としてシンフォギアの改修と改良を何度も行っている。

 そして響の世界改変の影響を最も受けた人物。響がかつて未来に拒絶の言葉を投げかけた結果、中学時代にF.I.S.と邂逅してしまい神獣鏡の装者になったという過去があり、月の落下をめぐって二課と戦った。

 彼女の戦闘能力は群を抜いており翼やクリスを相手にしても無傷で圧倒して、真正面からの戦闘では響でも敵わない。

 現在は神獣鏡を響が破壊してしまい戦闘能力の一切を喪失している。

 かつての響が融合で死にかけながらも未練たらしく力に執着したのに対して、内心は兎も角として未来は表面上はそんな態度を出さない。今自分に出来る戦いを堂々としている。

 

 小日向未来は響が誕生日会を迎えて以降本部で寝泊まりする事が増えた。週に一、二回しか帰ってこない状態になっている。

 響には聖遺物の研究とパヴァリア光明結社について気になる事があるからと本人から言われている。

 未来の外泊が増えていなければ放課後にこうやってシャトー周辺を散策している事はバレていただろうから幸いなのだが。寂しいものは寂しいのだ。

 

 あと二週間もしないうちに南極へと向かいシェム・ハの遺骸を封印した迎撃用の棺と戦い、彼女の腕輪を入手する。ただ手に入れるのはノーブルレッドおよび風鳴訃堂だが。

 S.O.N.G.のリーダーである風鳴弦十郎は人望や現場での指揮能力には長けているものの政治的な手腕は無いに等しく、あの手この手で裏で手を回されて腕輪の占有権を米国にとられる。

 しかし結果としてここではその判断は間違っていない。少なくとも護国の鬼を自称する老人よりはマシだろう。

 響は部屋に入るや暖房を起動してテレビを付ける。今日も彼女は一人で夜を明かすことになる。

 

 

「おっはよ~くーりーすーちゃん!!」

「うわ朝からテンション高けぇ……」

 

 次の日、響は通学路でクリスの背中を見つけたため声をかける。

クリスはテンションの高い響にややうんざりと言った感じだが無視はしない。

 誕生日パーティー直後には色々とあったが真摯に気持ちを言った結果、現状表面上は普通の会話を敢行することが出来ている。

 

「そういやあいつは今日もブルジョアに車通いか?」

「未来の事だよね?うん昨日も帰ってこなかった。忙しいって……」

 

 クリスは通学路に未来がいないのが当たり前になっているため響に今日もかと質問をする。

 響はクリスから視線を外して上の方をぼんやりとみて呟く。

目的語を除いた会話が成立するのは何だかんだで付き合いの長い証拠。

 

「早く未来も日常に戻れたらいいんだけどね……いつまでもこうしてはいられないから……」

「まーた意味深なことを…お前は……」

 

 響の言い方に胡乱気な視線を向けるが、クリスはすぐさま真剣味を増した顔つきになる。彼女の中で「いつまでも」で引っかかる事がある。

 

「まぁ…確かにいつまでもこうしてはいられないか……あたしももうすぐ卒業だな。別に今生の別れってわけじゃねーけど……」

「そうだね、こうやって顔を会わせる機会はめっきりだろうね」

 

 シンフォギア装者としての繋がりがあるとはいえ学校という一つのコミュニティから抜けると言うのは大きな関係性の変化だ。だがそれは一つ大人になるという事なのかもしれない。

 不変の繋がりはあっても不変の関係性は存在しない。人と人の繋がりはその時その場所で変化と変動を繰り返しながら紡がれていく。

 

「…………クリスちゃんと出会ったのは……もう二年くらい前だね……」

 

 響はグッと上を見上げて悲しそうに言った。

 彼女は卒業というワードを思い出して出会った日を思い出していた。そして雪音クリスは未来で卒業を迎える前に死んだ。

 響が少し詰まってしまったのはあの時の至らなさによる痛みと彼女の主観では一緒にいた時間が違うからだ。

 何が何でも卒業式を迎えさせなければいけない、そう思っている。

 

 

 響はクリスと別れて自分の教室に入ると机に突っ伏して寝ている未来を見つける。

先んじて車で送ってもらって教室に着いたと思われる。

 彼女はもうすぐ授業が始まるので相手を起こしにかかる。

 

「おーい起きなよ未来ー」

「むにゃむにゃ……」

「そんなべたな寝言なんてあるの?」

 

 響のツッコミに未来は顔を上げる。既に起きていたようでからかっていただけだった。

 

「おはよ」

「おはよう、そういえば今日の予定覚えてるよね?」

「ん……クリスの誕生日プレゼントだよね?ちゃんと予定は空けているよ」

 

 そう十二月二十八日は全国的にクリスの誕生日なのだ。

 今回も手袋にするのか、もしくは別の物にするのかは決めていないのだが。

 

 

 響は右手にクリスへの誕生日プレゼントを入れた袋を持っていた。

 

「誕生日プレゼント、クリスが大事にしてくれるといいね」

「うん、クリスちゃんなら毎日ありがたがって着けるよ」

「ありそう」

 

 響と未来は屋外型の大型ショッピングモールを練り歩いていた。

 海沿いにある施設で冬の寒さ全盛期なので思考がつい温かいものへと誘導されてしまい、結局手袋が良いと言う決断になったのだ。

 

『さて、期待が集まる月開発に関するニュースです』

 

 二人の足が止まる。ふと上を向くとパブリックビューイングに「日米共同の宇宙開発プロジェクト進む」とテロップが出されている。

 

『かねてより進められてきた日米共同の宇宙開発プロジェクトは、その後の閣僚級協議を経てここにきて大きく進展』

 

 映像に映っているのは米国の大統領と日本の総理大臣が手を取っている画像。日本サイドはにこやかだが相手国の重鎮はは渋々と言った感じだ。

 

『冷え切った国家間の関係修復の象徴として間もなくその目的地である月面に向けて歴史的な一歩を踏み出そうとしています』

 

「月……ね……」

 

 未来は険しそうな顔で言った。これまでF.I.S.そしてS.O.N.G.の一員として月、そこにあるバラルの呪詛に関わる事件に複数関与したからこそ募る思いはあるのだろう。

 

(人類も月へ来るまでに至るか)

 

 シェム・ハからすればただの無力な端末風情にしか思っていなかった存在が、いまやかつてのアヌンナキの様に星間の自由移動をしようとしているのだから生みの親として誇らしさと想定以上の進化を遂げた事への脅威を感じるのだろう。

 人はあらかじめデザインされているわけでも無いのに空を飛んで宇宙へと進出する。人と言うのは発想力だけなら神と同じいやそれ以上のレベルなのかもしれない。

 

「月に向かう事で何かが変わるのかな…?」

 

 響はポツリと言う。

 これから先も多くの人が不和に苦しみバラルの呪詛を憎むだろう。だが月遺跡にたどり着いてバラルが呪詛ではなく祝福と知った時人はどう向き合うのだろうか。そんな事を考える。

 二人はパブリックビューイングから視線を外して歩き始める。

 先ほどまでの浮かれた雰囲気は消え失せて、不安定な未来に思いをはせてしまう。

 話題を戻そうと声をかける。

 

「あ、そうだ未来」

「うん?」

「今日は付き合ってくれてありがとう」

 

 未来は声をかけられて何だろうと返す。響は声をかけた理由を言う。

 

「忙しかったのに時間を空けてくれて」

「息抜きになったしいいんだよ、最近根を詰め過ぎてたから」

 

 未来は笑顔で響に返す。響もそう言ってもらえて笑顔になる。

 先ほどまでのシリアスな雰囲気は少しだが消える。

 響はぽんと手を叩いて連れに提案する。

 

「そーだ!私がおごって進ぜよう!」

「はは~っ!」

 

 二人はたい焼きを片手に観覧車に乗る。

 響はふと思い出す。かつて未来が、

 

『じゃーあー…私が誰かを困らせてたら響はどうするの?』

 

 そんな事を言っていたとつい思い出す。その後翼の事をめぐって仲違いして、そのまま一生の別れとなってしまったあのやり取りを。

 そんな事を思い出すとつい響の肩肘は張り詰めてしまう。この世界でそれは無い、少なくとも神の依り代になり得るとして攫われる事だけは。

 分かっていてもあの時風鳴機関の手によって行方不明になった焦燥感、未来がシェム・ハに体を乗っ取られた時の絶望、そして未来の姿の人間が仲間を皆殺した絶望が今日現在になっても薄らぐ瞬間が無いのだ。

 例え現在のシェム・ハにそんな気が無いとわかっていても。

 

「響?」

「え、あ…何?」

「いやさっきから呼んでたんだけどまた考え事?」

 

 自身の過去(未来)について考えふけっていたら未来の喋っていた事を聞き逃していたようだ。

 

「んーまあね」

「そっか…前も言ったけど大事になる前に相談しなよ」

「ん……」

 

 未来は前の世界と違って相手の内面に大きく踏み込んだり、黙っていたからと言って激高したり感情的にはならない。

 もしかしたら感情が高ぶらないのがダイレクトフィードバックシステムによって生まれた障害の一つなのかもしれないし、未来がこの世界で様々な経験をしたからこその培われた落ち着きなのかもしれない。

 だが多くの事を黙らざるを得ない響にとってはこの一定の距離感はありがたかった。

 決して冷たいのではなく相手の事を考えているからこその距離感。

 響はかけてもらった言葉に少しだけ考えてから口を開く。

 

「あのさ…『もし…もしもだけど…私が誰かに危害を加えたり…暴れまわったら…未来ならどうする……?』」

「『その時は私も一緒に暴れてあげるよ』」

 

 未来はあの時と同じ言葉を一語一句違わずに返した。

 

『ぷっ…あははは!』

 

 そんなやり取りがおかしくて二人はつい笑ってしまう。

 そんなやり取りをしていると遠くで爆発音が起きる。未来は観覧車の窓に張り付いて叫ぶ。

 

「なにっ!?」

 

 遠くを見ると建物ではなく海上で火の手が上がっていた。

 響は知っている、あの船はS.O.N.G.が保有している研究施設が置かれた偽装船なのだ。

 

 二人は観覧車から降りると慌てて本部からの連絡にあったポイントに向かって行く。

 階段を降りると緒川が待っており二人に声をかけて用意されていた車に乗る。

 

 

 本部のブリッジに到着すると響と未来以外の面子は既に到着していた。

 S.O.N.G.の本部、ここでは日々世界の特殊災害と立ち向かう人々が集う最前線。

 そこの正面のモニターには爆発して炎上している船の消火作業が映し出されていた。その映像を見せながら弦十郎が話す。

 

「大型船舶に偽装していたS.O.N.G.研究施設にて事故が発生した。幸いにも警戒態勢を取っていたため重傷者こそいたが行方不明者と死者は現状無しだ」

 

 死傷者がいなかったのは響があらかじめティキの体はパヴァリア光明結社の作ったものだから罠があってもおかしくない、そのため警戒と避難の徹底的な確認をするようにお願いしたからだ。

 

「海上の研究施設デスか?」

「もしかして…街中では扱えないような危険物を対象に…?」

 

 切歌と調はすぐさま言いたいことに気が付いた。

 弦十郎は二人の反応に首を縦に振る。

 

「ああ…そこでは先だって回収した…オートスコアラーやアダムの体の残骸を調査していたのだ…」

 

 全員が息を呑む。そこが狙われたという事は新たな錬金術師が現れたのだろうかと不安な気持ちが出てしまう。

 友里が正面モニターの画像を切り替える。出てきたのはかつて響によって砕かれたティキの画像。

 ティキ、かつて神の力を手にするための依り代として作られたオートスコアラー。

 

「破壊されたアンティキラの歯車とオートスコアラーの構造物からパヴァリア光明結社、ひいてはアダム・ヴァイスハウプトの目的を探るための解析が行われていたの」

「先程の爆発事故が秘密の眠る最深奥に触れたがためのセーフティーとも考えられますが……」

「ティキと呼ばれたあのオートスコアラーには惑星の運行を観測し記録したデータを基に様々な現象を割り出す機能があったようです」

 

 緒川とエルフナインが追加で説明を付け加える。

 エルフナインの説明と共に3Dモデルの地球儀が現れてティキが割り出した座標が表示される。

 全員がそれを見る、そこに示されていたのは。

 

「これは……南極大陸……?」

「爆発の直前、最後にサルベージしたデータは南極の一地点を示す座標でした」

「ここは南極大陸でも有数の湖、ボストーク湖。付近に位置するのはロシアの観測基地となります」

 

 翼の呟きに答える様に藤尭と友里は目の前のデータについて語る。

 

「地球の環境は一定ではなくたびたび大きな変化を見せてきました。特に近年その変動は著しく極冠の氷の多くが失われています」

 

 エルフナインは背後に立って話を聞いている装者達に首を向けて言う。

 クリスはそれに対して腰に手を当てておいおいと言った感じで返す。

 

「まさか氷の下から何か出てきたってわけじゃないよな…?」

「そのまさかよ。先日ボストーク観測基地の近くで発見されたのがこの氷漬けのサソリです」

「照合の結果数千年前の中東周辺に存在していた種と判明…現在では絶滅していると聞いています」

 

 友里は手元のテーブルに内蔵された端末を操作して氷のブロックに入っているサソリの画像を表示する。藤尭はそれに追加で説明を付け加える。

 

「何故そんなものが南極にっ?」

 

 マリアはごく普通の疑問を発する。サソリは一般的なイメージでは砂漠やとにかく暑い地方に生息しているが、その対極に位置する南極と結びつけるのは難しかった。

 

「詳細は目下調査中…ですが額面通りに受け止めるなら……先史文明期に……何らかの方法で中東より持ち込まれたのではないでしょうか?」

 

 友里の説明に皆が驚いた顔をする。厳密には響以外が。

 先史文明期にアヌンナキ、人智を超えた現象。それはアダムの行動と何のつながりも無いとは何故か思えなかったのだ。

 そんな思考を読んだのか緒川が自分のこれまでに行った調査について述べる。

 

「気になるのはこれだけではありません。情報部は瓦解後に地下に潜ったパヴァリア光明結社の残党摘発に努め、さらなる捜査を進めてきました」

 

 そこで弦十郎は僅かにだがいつもより弱い声で話す。

 

「得られた情報によるとアダムは占有した神の力を持って、遂げようとした目的があったようだな」

『……………………』

 

 そこで皆の視線が響に向かう。アダムと戦った際に神の力の繭から出てきた響と話した途端に敵愾心をむき出しにしたのを思い出したのだ。

 響はその視線を受けてだらだらと冷や汗を流してしまう。

 

(どうすればいいのこれ……)

(身に覚えが無いな)

 

 響のボヤキにシェム・ハはしらを切り出す。

 あの時久しぶりに表に出れて結構テンションが上がっちゃったのは神だけの秘密だ。

 翼は困っている響を見て話題を戻そうと画策する。

 

「……その目的とはいったい……?」

「この星の支配者となるため……時の彼方より浮上する棺を破壊」

 

 弦十郎は簡潔に答えた。それはアダムも生前に口にしていた事。

 

「なんデスと!?」

「でも……時の彼方からの浮上って…南極のサソリと符号するようで気味が悪い…」

 

 切歌はストレートに驚いたが調はそんな切歌を見ながら不安そうな顔をする。

 

「次なる作戦は南極での調査活動だ。ネタの出所に結社残党が絡む以上この情報自体が罠という可能性もある!作戦開始までの一週間!各員は準備を怠らないでほしい!」

『了解!』

 

 弦十郎は立ち上がって装者達に言う、それに呼応して皆が応える。

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