これにて《だから俺は救世主じゃねえって》は完結いたします。
自分の拙い作品にお付き合い下さいましてありがとうございました。
最後の方は更新がかなり遅く、バタバタとした展開になってしまい申し訳ありません。
そしてぶん投げてしまった伏線の数々……。
町に置いてあった秘密兵器
出番のなかった四人目の護衛
南斗のメンバーのその後
ジャッカルにデビルリバース
雲のジュウザ
松風を探しにいった慶次
フウガとライガ
結局ラオウの子供を誰が生んだか
牙一族等々……。
挙げればきりがないのですが、作者自身が広げた風呂敷を上手く畳む術が思い付かず、泣く泣くカットしてしまいました。
余りに大量にある北斗の拳の外伝作品のせいでキャラを掘り下げようとすると芋づる式に原作にないキャラが出て来て混乱するんですよね……全てはコミックゼノンが悪い……。
元々は修羅の国までやろうとは思っていたんですが、ラオウとの決着以降は何か消化試合というか、ラオウ編以降の北斗の拳は急にサイキックバトル漫画風に変わってしまうので違和感が拭えず、話納めとしてはちょうどいいなと思い完結することにしました。
もしかしたら回収してない伏線でサイドストーリーを不定期更新するかもしれませんが、それよりも別の世界にいった代表の話を書いてるかも……モチベーションが上がったらまた書きたいと思います。
そしてこの作品は私だけではなく、数多の誤字脱字を指摘して下さった読者の方達の尽力があった事をこの場を借りて深く感謝いたします。
余りの誤字報告の量に自分の日本語レベルの低さにびっくり仰天しました。
そして感想をくれた読者の方達にも有り難うと言いたいです。そして途中から返信できなくてごめんなさい。
なにはともあれこうして一つの作品を完結できたのは皆さんのお陰です。
また何か思い付いたら書こうと思いますのでその時は誤字脱字報告をドシドシお願いします(笑)
それではまたどこかで!
これ以降は文字数稼ぎ
ダムがシンボルのある国のネット検索結果
代表と呼ばれた男(名前は記録に残っていない)
数世紀以上前に実際に存在した人物で、この国の礎を作った人
現在からしてもオーパーツに近いロボット技術と数多の機械工学の天才にして鬼才。
その当時核の炎によって壊滅したインフラやライフラインを一代で整えきったその手腕はまさに天才を越えた何かとしか言いようがない。
北斗鍼灸術の開祖であるアミバ氏や今や伝説として残る北斗神拳伝承者で北斗活人拳の開祖である初代ケンシロウ氏が活躍した時代にいた人物だが、その素性には謎が多い。
一部の歴史学者には、この人物は個人をさすのではなく名前すら残さなかった企業または組織の代表として彼がシンボルとして使われたのではないかと考察する者もいる。
世界でも最大規模を誇る南斗聖拳の分家として残る南斗五車星家の海の一族の記録にはしっかりとした個人としての記録が残っているが、彼の行った功績は創作のキャラクターとしても盛りすぎでは? と言われるものが多かった。
現在でも完全な複製が不可能な培養が出来るタンパク質由来のナノマシンの開発。
世紀末後の資源の枯渇した世界で太陽光発電、振動発電、宇宙放射線発電の発電所の開発と建造。
手をかざしただけで汚染された海を浄化した。
宗教家でもないのに残存する一大派閥の宗教では神の使いとして定義されている。
男を正真正銘の女にした(後に発見された資料で特殊な移植手術だとわかったが、現在でも再現は難しいと言われている)など逸話は多い。
しかし彼自身はあまり自分が救世主と呼ばれることが好きではなかったそうだ。
記録に残る彼は秘密主義だが温厚な性格だったらしく、やった功績に比べると、凡庸に見える男だったらしい。
ただ敵対者には容赦がなく、人質は取るわ捕らえた者を人体実験するわと冷酷な一面も……。
しかしまだ町程度の大きさだったこの国の礎を築き、周辺の自然環境を改善しながら明日をも知れぬ人を受け入れて助け続けた彼の偉大さは神格化され、今も尚彼を題材にした創作物が出るほどの人気の人物である。
ネット界隈では性転換を完璧に行う人物として色んな作品に出張しては性転換する変人として描かれることが多かったり、ピンチの時に秘密兵器を出してくれるお助けキャラとして登場したりする。
南斗聖拳の事を少し追記しました。