クククッ、逃さねぇぜシェリー 作:きりりん
お礼になるかわかりませんが返信の代わりとして、感想にあった蝶ネクタイ型変声機をオリ主くんが(コナンくんごと)利用することにしたら?という番外編を用意しました。
俺は毛利探偵事務所でシェリーに
シェリーは元気にしているという事もちゃんと伝えて安心させてやり、歌ってるのは恥ずかしいから言うなと釘を刺されているので誤魔化して伝えていく。
これでコナンのとって懸念事項だった灰原哀は無事という事がわかり、協力しやすい心境になったはずだ。
「そう言われてもな…だが最近では彼女も(歌うのが)気持ちよくなってきたみたいだぞ?」
「(やっぱり
「他人の趣味嗜好など人それぞれだろうが。君に(声豚の)文句を言われる筋合いはない」
江戸川コナンは確かサッカーが得意なんだったか…ちっリア充め。お前なんてLANねーちゃんが生体エネルギー吸われてお婆ちゃんになった後に「ずっとずっと好きだからな」とか言ってろ。そしてそれを俺に聞かせろ。
「そうそう、少し頼みたいことがあってね。わざわざそのために君と話す機会を作ったんだよ。実は君の血液が欲しいんだ。シェリーのしていた研究は知っているだろう?それに必要だって(シェリーから)頼まれてね」
「(こいつも組織と一緒で灰原の研究を利用するつもりか!そして組織とは別の研究者に頼まれて灰原以外の
「嫌なら嫌で構わないさ。(シェリーにはお使いもできないのかって呆れられそうだけど)その時はシェリーの血液だけで調べることになるんじゃないかな?」
「(灰原は家族を全員失って孤独の身。もうこれ以上辛い目にあわせるわけにはいかねぇ)…オレが身代わりになる。オレが(人体実験でも)なんでもやる!だから灰原を解放してくれ!」
「(ふむ、彼にはあの
「(いろんな事をさせられる、か…五体満足でいられる可能性は低いだろうし、それどころかもう戻ってこれねぇだろうな…すまねぇ蘭、みんな)…わかった」
「クク、それじゃあ行こうか。シェリーの驚く顔が目に浮かぶようだ」
さすがに居場所を知られるのはマズいのでGPSで居場所がわかるものは置いてこさせ、江戸川コナンを連れて毛利探偵事務所を出た俺はそのままシェリーの待っている隠れ家へと向かう。
元々俺と江戸川コナンは接点がないし話したのもシェリーがいた時と今回だけだから何を話していいのかわからない。
しかしなんでこんな「今から処刑台に向かいます」みたいな覚悟を決めたような雰囲気出してるんだ?
もしかして何かシェリーに顔向けできないような事でもしてたのか?
コナンくんよ、言っておくがシェリーを怒らせるような真似はしてくれるなよ。
傍からに見たらお姉ちゃんぶってる子供が弟みたいな子供を叱ってるだけでニヤニヤしてしまう光景なんだろうが、それがこっちに飛び火してきたら鎮めるの大変なんだぞ。
「ただいまシェリー。お客さんを連れてきたぞ」
「おかえりなさい、って工藤くん!?あなたどうして…」
「灰原、あの時1人で行かせてしまって悪かった。今まで1人で辛い思いをしていたことはこいつに聞いてる。灰原だけ犠牲になって、オレはそれを知ってるのに自分だけ安全なところにいるのがどうしても許せなかったんだ」
(ねぇ、工藤くん何か勘違いしてないかしら?あなた何を言ったの?)
(うーん、シェリーは元気だけど少々恥ずかしい思いしてるかも?みたいな感じだな)
(頭痛くなってきた…それでどうして工藤くんはあんな事になってるのよ…)
「俺に聞かれてもわからないんだが…おい工藤新一。本当にシェリーの身代わりになってなんでもするんだな?」
「あぁ、約束は守る。オレが灰原の代わりになる。だから灰原を解放しろ!」
「じゃあ約束通りシェリーは解放してやろう。ところでシェリー、解放するって言ってもどうする?」
「あなたのところ以外に安全な隠れ場所なんてないじゃないの。お姉ちゃんの事もあるし、ここなら研究できる設備とかも整ってるし…私も工藤くんと一緒にここにいるから、あなたの趣味から解放してくれれば十分よ」
「つまり住人が1人増えただけだな」
なぜか自分に酔ってるようで1人だけ温度の違うコナンも連れて地下室へと移動することにした。
地下に設備を作ったのは近所迷惑にならないようにと、下手に騒音等を含め噂などで情報が飛んでいかないためだ。
この世界ではほんの少しの情報から答えを導き出すアンサートーカーみたいなやつらが多いからな。
対策できるものはきちんと対策しておくことでいらないリスクを減らすことができる。
さぁ刮目せよ
(地下室か…ここに灰原は監禁されてたんだな。すまねぇ灰原、もっと早くオレが身代わりになっていれば…ってなんで灰原は監禁どころか普通に上にいたんだ?)
(なんだここは?マイクやらスピーカーやら…スタジオか?)
「なぁ灰原。もしかして恥ずかしい事させられてたって…これのことか?」
「ええ、そういうことになるわね」
「アハハ、オレの心配はなんだったんだよ…」
「ねぇ工藤くん。あなた何を想像してたのかしら?」
「い、いや、なんでもねーよ」
「ふーん………へんたい」
やめろシェリー!その言葉はなぜか俺にも突き刺さる!
新一くん!気を確かに持つんだ!傷は浅いぞ!
「なんてね。安心なさい、工藤くんが考えてた事は何もおかしくないわ。あの状況ならそう考えるのが普通だもの。この人が特殊すぎるのよ」
「あぁ、こんなの誰にもわからねーよ…」
「さすがの探偵さんでもこれは推理できなかったものね」
「これが推理できたやつは探偵じゃなくてエスパーだっつーの…」
よくわからんが誤解が解けたならよかったじゃないか。
とにかく君にやってもらうのはこれだ!君が何を想像してたのかは聞かないから大人しくこっちへ来なさい
ごほん、気を取り直して。さてコナンくん。もう君は逃げられないよ。マイクの前に立ってまずは「江戸川コナン…探偵さ」って言ってみよう
「は?なんでそんなことを…」
なんでもするって言ってただろう?ここに証拠の録音が…『オレがなんでもやる!』クククッ、約束は守らないとな?
「くっ、…江戸川コナン、探偵さ…これでいいんだろ」
次はそれと同じ感じでこれ読んで
「…
次はこれだ。これは圧倒的な力を持った存在が足元でどんぐりの背比べしてるやつらを見て嘲笑うような感じで
「ちっちぇえな…なんだこれ?」
よし、じゃあ次だ。これは遠くにいる両親に対して、1人離れて宅配を営みながら生活している少女が伝えるような感じで
「落ち込むこともあるけれど、私この町が好きです…そりゃ灰原が恥ずかしがるわけだぜ」
次は工藤新一の声にして元気よく仲間と旅に出るのを誘う感じでこれだ
「5人揃ったら行こうぜグランドライン!…ってどこだよそれ」
次は必殺技っぽくこれ
「風の傷!…どんな技かわかんねーよ!」
次シェリーの声に変声機を調整しろ、そしてこれを読め
「火中天津甘栗拳」
もっと必殺技っぽく鋭い感じで!
「火中天津甘栗拳!…だからさっきから必殺技の名前おかしくねーか?」
次はシェリーが恥ずかしがって言ってくれなかったこれだ
「小樽ー大好きー…北海道が好きなのか?」
もっと甘ったるい感じで元気よく!
「くそっ、おたるぅーだぁーいすきぃー!」(ちょっと!私の声で変なこと言わせないでよね!)
無感情なまるで人形のような感じでこれ
「私が死んでも代わりはいるもの」
信用はしてるけどもあんまりにも考えなしの行動をしちゃう相棒に対してツッコミみたいな感じで
「ガウリイの脳みそミジンコ!脳みそウジ虫!…相棒に言う言葉かこれ」
そのまま正義の味方が悪いやつに対して断言する感じでこれだ
「悪人に人権はない!…いや犯罪者でも人権はあるぞ」
ちょっとだみ声っぽい感じで自己紹介っぽくこれ
「ぼくバカボンって言うんだ…なんつー名前付けてんだよ」
遠山和葉の声のチャンネルはわかるな?それに変えて次はこれだ。しっかり腹から声出して叫べ
「こんちくしょーーーー!!…ってわざわざ声変える必要あるのか?」
うむいい感じだ。次は戦場で心酔する人のために戦いたいという気持ちを込めてこれ
「私は
「なぁ、ちょっとだけ休ませてくれねーか?『オレがなんでもやる!』わーったよ!なんでもきやがれ!」
本当は言うキャラが反対なんだが面白そうだから赤井秀一の声でこれとこれだ
「エゴというものだよそれは」「
安室透わかるな?その声に合わせてこっちだ
「このアムロ・レイが粛正してやるんだ、シャア!」「忌まわしい記憶と共に、行けアクシズ!」
次は円谷光彦にしてこれだ。自己紹介してる感じでやるんだぞ?
「ぴ、ぴかちゅーーーーー…どういうことだよ」
次は身体から電気を放出して攻撃するような感じで!
「ピカーー…ピカチューーー!!」
一時期光彦くんの声がちょっと変わったことがあっただろ?その声で大人っぽく甘ったるく誘うような感じでこれ
「てーんち!阿重霞なんて放っておいてこっちで飲もうぜ~」
葉坂皆代さんて覚えてるか?そうそうヘアサロンHASACAのひとだ。その人の声で好きな人を横取りされてヒステリーっぽくこれ
「キィーーー!天地様に近づかないでくれますかしら!?」
「うむ、なかなか慣れてきたじゃないか」
「はぁはぁ、なぁ、頼むからちょっとだけ休ませてくれ…」
「仕方ない、休憩にしようか」
どうやら少しばかり疲れてきたみたいだな。少し休憩させてあげよう。
本当はまだまだ演らせたいものがあるんだが…クククッ、後のお楽しみにしようか。
ひとまず地下室を出てリビングへと向かい、シェリーが飲み物を準備してくれる。
しかし意外と蝶ネクタイ型変声機も悪くないものだ。
俺としてはやはり本物に言ってもらうのが一番いいことに変わりないのだが、本物が協力してくれるとは限らないからな。特に赤井秀一とか安室透とか、あと他にも。
かの英雄王だって本物志向で、
「なぁ、灰原はあいつに匿われてるってことでいいのか?監禁されてるとかじゃなくて」
「そうよ。彼は私とお姉ちゃんを助けてくれたの。今はあんなんだけど組織の人間。当然組織の動きもある程度把握しているわ。だから彼の元にいるのが一番私にとって安全なのよ」
「つまりオレは…」
「自分からネギ背負って飛び込んできた鴨ってやつじゃない?」
「マジかよ…」
「だからって彼の不利益になることはやめておくことね。さっきも言ったけど彼は組織の人間。そして最初に出会った時に工藤くんも思い知ったと思うけど、組織の誰よりも早く私を探し出し、工藤くんの正体を見破っただけじゃなく、周囲の親しい人間まで把握していた。下手に逆らっても良い事にはならないわよ」
「…あぁ、それは思い知らされたからよく理解してるさ」
「一応フォローしておくけど、アレさえなかったら有能な組織の一員なのよ」
「それオレからすればフォローになってねーぞ。まぁアレがあるからオレたちは生きてられるんだろうけどな。しかし
聞こえているぞ子供たちめ。わかっていて話しているんだろうけど。
もし俺が
恐らく普通に組織の一員として犯罪者やってただろうな。今もだけど。
だが俺がいるおかげで助かってる事もあるんだからコレくらい許容範囲だろう。
休憩も終わり続きを行うために地下室へと戻っていく。
「さて次は歌にいってみようか」
「オレあんま得意じゃねーんだけど…」
声は変えなくていいからこれ歌ってみてくれ
「あいじゃすとりずーむえもぉしょーん ~ ♪」
くっ、わかってはいたがこれほどとは…ならこれならいけるんじゃないか?よし、声を遠山和葉に合わせろ。そしてこっちだ
「ゾンビーぞーーさん、かーなーたーからやってきーたーよーぞーーさん ~ ♪」
「シェリー!コナンに歌の手本を見せてやれ!」
「いやよ!私の代役が工藤くんなんだから私はもうやらなくていいはずよ」
「ならば薬を…音痴を治す薬を作ってくれ!」
「そんなの作ってる暇があったら元に戻る薬を研究するに決まってるでしょ!」
「クククッ、もちろんタダでとは言わん。報酬は「
「ちょっと!なんでそんなの知っててすぐに教えなかったのよ!」
「おい!その話詳しく聞かせてくれ!それがあれば元の姿に戻れるのか!?」
落ち着けお子様どもよ。子供たちが群がってきても微笑ましいだけだ。
それに俺にとってはまずコナンの音痴をなんとかするのが大事なんだ!
お前たちは元の姿に戻りたかったら羞恥心を捨てて俺に協力しろ!
何?元に戻る薬を作るより工藤くんの音痴を治すほうが難しい?諦めたら
蘭に会いたい?それなら尚更俺に協力すべきだ!じゃないと
さぁ、(セリフを)叫べ!(歌を)謡え!(いろんな声で)俺を満足させてみろ!
クククッ、(
まだ続くため、短編にしていていいかわからなくなったので、カテゴリを短編から連載へと変更しました。