轟音
吹き飛ぶビル群、街には瓦礫が散乱して人々は逃げ惑う。
「お母さああああん」
崩れたビルの瓦礫から出ている手を握り泣き叫ぶ少女
爆煙の影に現れる巨影
爬虫類を思わせる外見
ギャオオオオオ
咆哮を上げ、一歩二歩と地面を揺らし街を揺らす
まさに怪獣
誰もが諦め絶望を受け入れようとしていたその時
ドゴォン!!!
突如怪獣に赤い光球衝突し吹き飛ぶ
眩い光が徐々にに晴れると赤を基調としたアーマーを纏い宙に浮きながら怪獣と相対する少女が姿を表した。
「ようやく地球に着いたと思ったら、いきなり敵性怪獣なんてやっぱり地球っておかしくないですか?」
愚痴りながら相対した怪獣を見据える
「まぁ姉様達が守り抜いた地球ですもの私も守り抜いてみせます!!」
背面のブースターを吹かし体格差約50メートルの敵に接近
「吹き飛びなさい!!」
握りしめた拳を怪獣の腹部に叩き込む
バリン!!ドゴォン
ガラスの割れたような音の後、数十万トンの巨体が市街地から工場跡地と思われる空き地まで吹き飛ぶ
ギャウウウ
強い衝撃により呻き声を上げる怪獣
「じゃあトドメ!行きます!!」
気合を入れ両手を腰の位置で握り込み力を込める
「はぁああああ!!エクシリア!!レイ!!!」
掛け声と共に突き出した両手から発射された光の奔流は怪獣を飲み込み爆殺した
怪獣を倒したことを確認して怪獣の残した街の傷跡を目の当たりにする
これから始まるであろう激闘の日々を予感し沈む夕日に覚悟を決める
「姉様達が守ったこの星は私が守る!!」
激闘から数ヶ月
とあるアパートの一室
「怪獣……こない……」
なんで?ずっと待ってても怪獣来ないし、心配になって姉様達に連絡しても待機を命じられている
「どうしよう…これじゃ地球で問題になってるニートさんみたいです…」
コンコン
「カナタさん入っていいですか?」
おや?誰か来ましたね?ツバキちゃんですかね?
「はいどうぞー」
返事をすると玄関のドアを開けて少女が入ってくる、彼女はツバキちゃんこの近くの小学校に通っている少女でアパートの管理人さんである。
「えへへお邪魔します、カナタさん!!」
「えぇこんにちはツバキちゃん」
トタトタとこちらに小走りで走ってくると正座で座っていた私の腰に抱きついてくる
「わっもう!びっくりするでしょ」
「うぅごめんなさい…」
注意するとツバキちゃんはしゅんと落ち込んでしまう
「はぁしょうがないわね…次からはやっちゃダメよ?」
「はい!!カナタさん!!」
そう言うとぎゅーと腰にしがみつく
「もうしょうがないわね…」
そう言いいながら頭を撫でると
「すぅううううう」
突如ツバキちゃんが腰に顔を埋めたまま深呼吸を始める
「えっツバキちゃん!?何をやってるの!?」
突然の奇行に動揺していると
「ふぅううううう」
吸い込んだ空気を再び顔をうずめたまま吹き込んでくる
「わぁあああ!!なにこれ!?熱い?熱い熱い!?なんでぇえええええ」
軽いパニックに陥っておると
「あっはははは、やっぱりカナタさん可愛い!!」
「もう!!なんでこんなことしたの!!私は怒っています!!」
プンスカと怒っているアピールをする
「だって…カナタさんなんか悩んでるみたいだから…」
「ツバキちゃん…(心配させちゃったのかな?実際悩んでたしこのままでいいのかなって、ツバキちゃんなりに励ましてくれたのかな?)」
「揶揄ったら抜群に面白そうだったからね!!」
「ツバキちゃん!!!」
そんなこんなで今日も怪獣は来ませんでした。
カナタの母星
「カナタ…本当に地球行っちゃったね」
長女、ヒビキ
「えぇしかも本当に怪獣出ちゃいましたね…また出るかもしれないから一応待機してもらってますけど…」
次女アイ
「私たち姉妹も地球に行ってたけど、それは旅行見たいなもので、別に防衛任務とかではないのに」
三女ナナ
「そう言えばなんでツバキに嘘教えるようになったんだっけ?」
四女シャル
「あれでしょう、まだ小さいカナタが姉さん達がいなくて寂しがるから重要な任務があるって説得したのが始まりだったんでしょ?」
五女エリス
「まぁそれもあるけど一番は…」
エリスの言葉を聞きヒビキが言うと姉妹も揃って全く同じことを口にした。
「「「「「揶揄うと抜群に面白いのよね」」」」」
一応姉妹が所属している組織は宇宙の平和を守る治安組織ですが安全な地球には慰安旅行的な感じで約一年行けるって制度で五人は遊びに来ていました。
カナタの強さは姉妹で一番ですが小さい頃から他の五人は知っているため、小さい頃の恥ずかしい記憶を全て知っているためすぐ弄られて顔を真っ赤ににしてプンスカ怒るカナタはいつも揶揄われている。
怪獣の設定
多分最初で最後の怪獣
地球の地下で息を潜めていた過去に侵略宇宙人が送り込んだ生物兵器
強い!!
エネルギー反応も無くレーダーに映らない、次元の隙間におりこちらの攻撃は基本当たらないが怪獣はこちらに干渉できるって言うずるい設定
カナタが行った攻略方法は次元の隙間を力ずくでこじ開けてぶん殴るって現実世界に引き摺り出しています3回行った攻撃全部それで攻撃を通してます。
カナタさん曰く「フィジカルが足りません」ってことらしいです。
侵略宇宙人が来ない理由に定期的に治安維持組織がやってくる星をわざわざ侵略しに行くのはコストが合わないって言うのが侵略宇宙人界隈の定説になっているとかいないとか。
カナタの設定
強い!!
寿命長い!!
身長あんまり高くない!!
胸おっきい!!
性格穏やか!!
平日は怒っても怖くないけど侵略宇宙人には容赦がない基本ワンパンで終わる、速さとパワー共に高く通常攻撃で次元の壁を超えたりできる
エクシリアレイ、カナタの必殺技自身の力を両手に集めて発射する光線 目標に絶対当たり相手を倒すぞ(児童書的説明)
姉様達が弱点シスコンでベッタリ甘えている
ツバキちゃんは姉のように接しているが弄られてしまいなかなか上手くいかない。
以上カナタちゃんの設定でした!!