風雲の如く   作:楠乃

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祭り、お祭り、お祭れ、祭れ

 

 

 

「吹き飛べ天魔ァァッ!!」

「グッぱアああぁァぁッ!?」

 

 思い切り振りかぶった右手は狙い違わず天魔の脇腹に突き刺さり、何十メートルも弾き飛ばした。

 

 いやはや、久し振りだな。てんちゃんを殴るのも。

 かなり本気でぶん殴ったのに、粉砕どころか気絶すらしないっていうのも相変わらず。

 

 

 

 等と詩菜が考えていると、天魔が腹を押さえて立ち上がった。

 

「く、く……お……主……!?」

「やっほー♪ 戻って来たよ~……っと!」

 

 彼女がその天魔に手を振り、帰宅の挨拶をしようとした所に弾幕が襲い掛かってくる。

 軽く地面を蹴り、素早く回避する。避けられた弾幕が地面に当たり、砂利を弾く。

 

「侵入者だ!! 捕まえろ!!」

「やれやれ、変に目立っちゃったなぁ……」

 

 ……それはお主がこんな変な感じに帰ってくるからじゃろう……と天魔は言いたかったが、先程殴られた脇腹の痛みで上手く喋れない。空気を思うように吸い込めない。

 

 侵入者、詩菜を囲むように取り囲む哨戒天狗。

 天魔を気遣い、治療に当たろうとする天狗。

 

 宴会のつまみにしてこの騒動を楽しもうとする者。

 そそくさと宴会場を後にする妖怪。

 

 そして、『彼女』が帰ってきた事に歓喜する天狗。

 

「……相変わらず変態が多い天狗だ事」

「貴様、このような所にまで侵入して、何をする気だ」

「ん~、まぁ挨拶?」

「……なんだと?」

 

 大きな剣と盾を持った白狼天狗が詩菜へと少しずつ、少しずつ進んでいく。

 声からして、先程詩菜の使う術や速度を体験したあの『椛』と呼ばれた天狗だと判断する。

 

 ジリジリと包囲を狭めてくる天狗達。

 

 

 

 それを見て、ニヤリと笑う詩菜。

 

 その笑みを見て咄嗟に弾幕を放ち、牽制しようとするも、

 弾幕が命中するよりも早く、彼女は再び地面を踵で叩き、一瞬にして包囲から抜け出して天狗の首に手刀を落とし、気絶させる。

 

「なッ!?」

「遅い遅い。天狗がそんなので良いのかい?」

「く……っ!」

 

 詩菜を取り囲んでいた天狗は十人程。

 彼等を次々と『衝撃』で叩き、意識を刈り取っていく。

 混戦状態となり、恐怖により武器を振り回す白狼天狗すらも当て身で昏倒していく。

 

 彼等も風の化身である天狗の一族。

 移動速度で他の種族を圧倒出来る筈の一族が、自慢の技でやられていくのはどんな気持ちか。

 

 はじめに出遭った白狼天狗の彼女も盾や剣で応戦しようとするも、呆気なく首を叩かれ落とされる。

 

「ッ!? か、あふ……」

「はい、殲滅完了」

 

 これで詩菜を侵入者として認識した天狗達は、全員が侵入者に倒されてしまった。

 

 

 

 地面に倒れている幾人もの天狗達を避けて、守矢神社の社へ近付く。

 そうして詩菜が天魔を吹き飛ばした方角、つまり神社の方へと近付いていく。

 

 天魔を守ろうと治療のために駆け寄っていた天狗達が抵抗する為に戦闘態勢へと変わっていくのを見て、更に笑みを深くする詩菜。

 

 

 

 そんな彼女に、今度は真上から数十の『刃物』が飛来し、次々と突き刺さりに襲い掛かってくる。

 彼女が居た場所にどんどん刃物が刺さっていき、土煙で詩菜の姿が見えなくなっていく。

 

 それを見ていた天魔も、そんな事をした術者も、

 たかがこんな事で詩菜がやられる訳がない。と考えていた。

 

 そして、詩菜は当然のように土煙の中から現れた。

 彼女の後ろにある地面へ突き刺さった刃物は、どれも一定範囲内には突き刺さっておらず、そして刃の部分が砕け散っている。

 

「……危ないなぁ。刺さったらどうするのさ?」

「お前が串刺しになってしまうような失態をしてしまうとは到底思えないがな」

「有り難い評価感謝致します……さてさて、ただいま。彩目」

「……ああ、おかえり」

 

 そんな詩菜の言葉に返事をする女性の声は、神社から聴こえてくる。一斉に天狗が振り返るも渦中の二人はそれらに反応すらしない。

 異様な身長の女性が縁側から降り立ち、虚空から新たに刀を造り出して、右手に握る。

 

 詩菜・志鳴徒の娘にして、半人半妖という存在。

 

 今度は《彩目(あやめ)》が、詩菜の前に立ちふさがる。

 

 

 

「……に、しても……いきなり挨拶すらせずに刃物を投げる、ってのはどうかと思うなぁ?」

「ふん。周りの奴等にろくに説明せずに出ていった母親殿に言われたくはないな」

「そりゃごもっとも」

「だから……これは単なる八つ当たりだ!!」

「母親に当たるなんて親不孝だねぇ、ハハッ!」

 

 刀や西洋剣を次々と造り出し、詩菜の元へと撃ち出していく。

 

 短いステップで軽快に、尚且つ確実に刃物を避けていく。

 それでも避ける事の出来ない場合は、手の爪を伸ばして刃物にぶつけ、その際の『衝撃』で剣を弾き飛ばすか砕くかして、弾幕を次々と避けていく。

 

「ちょこまかとッ!」

「いや、そりゃ当たったら痛いし? 当然避けますよ。そりゃあねぇ」

「チィッ……喰らえッ!!」

 

 彩目が叫び、弾幕を撃つのを止めて一振りの刀を持って詩菜へと突進する。

 木目で何一つ装飾がされておらず、彩目は居合のような姿勢。

 

 

 

 詩菜の脳裏には、とある武士が所持する刀しか思い浮かばない。

 

「『斬鉄剣』は禁止でしょうが!?」

「知るか!!」

「知っててよ!? とッッ!!」

 

 今度ばかりは流石に爪で鍔迫り合いをする事もなく、ひらりひらりと斬撃を避けていく。

 彼女の作る斬鉄剣で斬れない物はない。そう母親が教えたから何でも切れる訳であって、そしてそれは詩菜の爪であっても変わらない。

 

 しかし、このままでは防戦一方。

 

「とぉッ!?」

「いい加減にッ、当たれ!!」

「当たったら死ぬでしょうが!! ッ行け!!」

 

 懐から先程の緋色玉を取り出し、親指で彩目に向かって撃つ。

 

 だがそれは彩目に辿り着く前に、造り出されたクナイで撃ち抜かれ、詩菜と彩目の丁度中間で爆発し、両者の視界をふさぐ壁となってしまった。

 昔の教訓をちゃんと活かしているのか、詩菜の弾幕を早々に打ち消した。

 

 

 

 粉塵の中から彩目が飛び出し、詩菜に向かって刀を袈裟斬りに振ろうとして、

 

 詩菜がその場に居ない事に驚く。

 

「なッ!?」

「まだまだ、だね」

「くっ!!」

 

 声が聞こえる方向へ、振り向き様に斬鉄剣で斬り裂こうとする。

 だがそれも空を切り、詩菜に当たる事はなかった。

 

 何故なら詩菜は刀の範囲外どころか相当離れた所に居るからであって、

 更に、彩目が刀を振って感覚がない事を不思議に思って、詩菜の居場所を必死に探す程の時間があった。それほどの余裕が詩菜にもあった訳であって、

 

「喰らいなッ!」

「チッ!!」

 

 新たに出した扇子で乱暴に竜巻を起こし、彩目に向かう進路をとらせる。

 風の渦が地面を巻き込み、土砂崩れのように彩目の方へと向かってくる。周りの天狗達もいきなりの事で逃げ出す者も出始めた。

 それに対し、彩目も新たに刀を造り出し、二刀流の構えをとる。

 新たに造り出した刀は鍔がなく、刃渡りが長刀の1.5倍はあるかと思われる程の長さで、刀の横が普通の太刀の何倍もある、おかしな形をした刀だった。

 例えるならば、中華包丁を何倍も大きくした刀のような、異形な姿をした刀を彼女は創り出した。

 

 

 

 そんな二振りの刀を、持つ手とは反対の脇の方へと引き、

 

「ッッぃ、行けェッ!!」

 

 気合いの声と共に、刀で竜巻を斬り裂く。

 ×を描くように斬り裂かれた斬撃はそのまま飛んでいき、竜巻を消し去ってしまった。

 

 しかしそれもまた詩菜の読み通り。

 その後ろでもう一つの竜巻が立ち上がっている。

 今度は小さく、それでいて回転は凄まじい強力な小型の竜巻が立ち塞がっていた。

 彩目の剣撃はそれに打ち消され、共に相殺されて消え去った。

 

 土埃が上から落ちてくる中、向こう側に居る詩菜は何ら行動を起こそうとはしていないかのように、自然体で立っている。

 けれども、その右腕の先には黒くぼんやりとした何かが……。

 

「はい、残念でした♪」

「ッ!? ……くっ、負けか……」

「そういう事。敵を視界から外してしまったら最大限に辺りを警戒する事。ってね」

 

 詩菜は彩目を、自身が造り出した竜巻で視線をそちらに集中させ、その間にちょっとした術式を組み立てていた。

 それは八雲紫の境界。

 大きなスキマではなく腕が入る程度の大きさのスキマをつくり、彩目の背後に出来たスキマから手刀を首筋に添わせる事で、彩目に降参させた。

 

 集中を逸らせれた時間があったから、詩菜もスキマを開き彩目に勝つ事が出来た。

 弾幕や剣を避け続けていた状態では、スキマなどを開く余裕などない。

 

 

 

「……未だに母親殿には勝てない、か……」

「そんな簡単に勝たれたら、親の面目ってのが立たなくなるじゃん」

「まぁ、そんなもの……か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言って、詩菜が彩目から離れ、もう一度神社へと向かおうとした瞬間。

 

 今度は真上から巨大な柱が落ちてきた。

 それを見て、やれやれとばかりに溜め息を吐く。

 

 

「……これは、アレですかね? ……いわゆる、ボスラッシュって奴かしらね!」

 

 その柱をバク宙しながら蹴り、キックで粉砕する。

 神力を失い粉々になった木片が降り注ぐ中、地面に着地した詩菜がとある方向を睨み付ける。

 

 

 

 そこには、大胆不敵な笑みを浮かべた『八坂(やさか) 神奈子(かなこ)』がいた。

 外の世界で逢った時にはなかった、神々しい雰囲気を持った神が宙から詩菜を見下ろしている。

 

 

 

「……まずは、実体化おめでとう……って、ところかな?」

「そうだね。それには素直に受け取るよ。有り難う」

 

 外の世界では存在すらも儚げであった神奈子は、神の実力・信仰を取り戻していた。

 これならば、諏訪子も実体化出来ているだろうと詩菜が考えていると、神奈子が腕を挙げる。

 

「詩菜には感謝しているよ。だから……今ここでアンタを倒す!!」

「……は? いっ、意味が分からない!! どうしたの神奈子!?」

「さっさと倒れなぁッ!!」

「だから何でそんな好戦的なァッ!?」

 

 詩菜に喋らせる間も無く、腕を振り下ろして次々とオンバシラを出現させて落としていく。

 いちいち蹴る為に立ち止まるのも面倒臭いし、それではきりがないので詩菜は逃げ回り始めた。

 

 行動しながらも、詩菜は考えてみる。

 

 (どうすればいい? どうしたら神奈子の戦意を挫く事が出来る……? と言うか何で……ん……?)

 

 そういえば、何となく神奈子の顔は赤いような気がする。

 チラリと神奈子の後ろの社を見ると、諏訪子が酒のつまみとしてか詩菜達の戦闘を畳に寝転がりながらこっちを見ている。

 

 更にその隣で、早苗が真っ赤な顔で目を回して倒れている。

 それはさながら一気飲みをして潰れた何処かのオヤジのようにも見えるような気がする。

 

 

 

 今、この守矢神社で行われている宴会は、山に住むモノ達が集まって興した祭りである。

 更に詳しく言えば、鬼の次に酒に強いと言われている天狗の棲む『妖怪の山』の宴会である。

 

 外の人間がそんな強すぎる酒を呑めば、それはあっという間に倒れてしまうだろう。

 

 

 

 ……そんな酒を、神様が呑めば……?

 

 

 

「……絡み酒の悪酔いかいッ!?」

「吹き飛びなァッ!!」

「うわッ!?」

 

 まるで手足のようにオンバシラを振り回し、詩菜に迫っていく神奈子。

 しかし、やはり酔っているのか攻撃は単純で避ける事はそれほど難しくはなかった。

 

 次々と詩菜に襲い掛かるオンバシラ。

 神奈子が操るそのオンバシラには、詩菜の持つ神力とは桁違いに密度があり、急所に直撃してしまえば幾ら詩菜でも消滅してしまいそうな程の力が込められていた。

 

 

 

 だからと言って、詩菜はそんな事に怯えて逃げる性格ではない。

 

 

 

 迫り来るオンバシラを避け、だんだんと神奈子に近付く詩菜。

 避ける事の出来ない速度と角度でオンバシラが襲い掛かれば、当たる直前に拳を柱に捩じ込み、オンバシラを砕いて木片に変えてやる。

 

「行けッ!!」

「ちっ!」

 

 そんな木の粉が降り注ぐ中、神奈子が新たに弾幕を撃ち放ってきた。

 札のような長方形の形をした弾幕が、微妙に詩菜へと誘導されながら飛んできている。

 

 既に詩菜の両手は、オンバシラや刀を砕いたりしている為に傷だらけになっている。

 右手で握った扇子で弾幕を切り刻み吹き飛ばし、出来る限りオンバシラは避けていく。左手は姿勢制御の為に地面や木片を叩き、両手とも攻撃を直に受けなくとも傷は増えていく。

 

 

 

 神奈子から懐から『何か』を取り出し、詩菜に向かって宣言する。

 それは、スペルカードである。

 

「喰らいな!! 《贄符『御射山御狩神事』》!!」

「ちょっと待って!? これ弾幕ごっこだっけ!?」

 

 神奈子の周りに巨大な丸の弾幕とナイフが大量に現れて次々と詩菜に襲い掛かってくる。

 

 

 

 それを見た瞬間、詩菜のこめかみから『ブチリ』という音が響く。

 

「……いい加減に……」

 

 詩菜が棒立ちになり、左手をまっすぐ神奈子へと伸ばす。

 左手の真上に四角い物体が一つ。それが腕を中心に回転していくとまた腕の上に新たな四角い物体が出来る。

 そうして四角い物体が六個になると正六角形が腕を中心に出来上がり、それらの物体が勢い良く回転していく。

 いつの間にやら中心にあった手の先には赤黒い球体が出来ており、回転が速くなるにつれて赤黒い球体が大きくなっていく。

 

 それはスペルカードや弾幕ごっこではなく、殺傷能力がある本気の技。

 そんな詩菜を見ても神奈子は笑みを深め、それどころかスペルカードによる攻撃を再開する。

 大量の弾幕が殺到し、彼女の体を傷付けていくが、やはり二人の行動は止まる気配を見せない。

 

「詩菜ッ!? それは!?」

「いい加減にッ!! しなさいよッ!!」

 

 空間を圧縮した結果、とんでもない勢いで解き放たれた砲撃は、大量の弾幕を消し去りながら直進していき、神奈子を巻き込み夜空の彼方へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……ッ!! ……スッキリしたぁ……♪」

「……何をやっとるんじゃお主は……」

 

 額の汗を拭き、気持ち良さそうな顔の詩菜。

 しかし拭いた手が既に血塗れな為、顔に血を塗っているだけになっている。

 

 それを見た天魔が微妙に引きつつ、詩菜に声を掛ける。

 

「挨拶をしに来たのではないのか……?」

「あぁ……まぁね。でも今更挨拶って雰囲気でもないし?」

「そんな雰囲気にしたのはお主じゃろう……」

 

 既に守矢神社は、詩菜と天狗達、彩目、神奈子との連戦により、石畳は剥がれ岩が転がり大地は裂けている。

 

 後から援護に来た筈の天狗達も、山の神となった神奈子が吹き飛ばされたのと辺りの状態を目の当たりにし、二の足を踏む状態になって尻込みしている。

 その中で天魔が何の警戒もなく詩菜に近付いたのを見て、更に混乱してしまっている状況だ。

 

 

 

 しかし元々宴会に参加していた天狗達などは、詩菜が来た時から更に盛り上がって来ている。

 この宴会に参加していたの者の殆どが、元々古くからの妖怪や神々だったからだ。

 

 故に詩菜が幾ら暴れても、昔のような宴会と変わらない。

 神奈子がボロボロになりながらもようやく神社に戻り、先程気絶した天狗も意識を取り戻した。

 詩菜もようやく神社に辿り着き、神奈子は諏訪子に少しばかりお叱りを受けている。

 

「はぁ、神奈子も何やってんだか……まぁ、それよりようやく到着かい? 詩菜」

「まぁねぇ。ちょいと出遅れちゃったかも。それより……ようこそ諏訪子、『妖怪の山』へ」

 

 諏訪子から盃を注してもらい、一口に呑みきる。

 酒に強くないと博麗の巫女等に言っていた詩菜ではあったが、これだけは別だと自分に言い聞かせて呑んでいる。

 とは言え……やっぱり強いなぁ、妖怪の山の酒……。

 

「お主もな。おかえり詩菜」

「ん。ただいま」

 

 

 

 傷だらけになっている詩菜と神奈子。それでも共に笑う二人。

 詩菜を撫でる天魔を見て、どういう状況なのかイマイチ理解出来ない下っ端天狗達。

 諏訪子はそれらまとめて眺めてニヤニヤしながら酒を呑み、その隣で早苗はやはり気絶したまま。

 文は近くの樹の枝に立ち、その隣の枝に彩目が座って酒を酌み交わす。

 

 

 

 勝利の雄叫びというつもりではないのだろうが、詩菜が注がれた酒を高々と持ち上げる。

 

「帰ってきたぞ私はーッ!!」

 

 能力を発動させ、この声が届いた者に《衝撃》を与える。

 与える衝撃は無論『陽気に楽しもうとする心意気』

 

「『今日は妖怪の山、大宴会だ!! 呑め!!』」

「「「「うおおぉおぉおぉぉぉ!!」」」」

 

 

 





 三人称視点だとキャラクター名をどうするかに悩む。
 というか、何故私は三人称視点にしたのだろう……?

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