風雲の如く   作:楠乃

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 疾走感のある曲を聞きながら読むと良いかも。

 ちなみに作者は空の境界や大神などの戦闘曲メドレーとかラスボス曲ラストバトル曲とかを聴いて書いたりしてました。
 ええ、実にどうでもいい事ですけどね。




回顧、想起

 

 

 

 昨日は酒も特に呑まなかった為か、今日は非常に気持ち良く目覚める事が出来た。

 ……まぁ、当たり前である。

 

 寧ろ、これで気分悪いまま起きてしまったら詐欺である。

 

「何の詐欺だ……」

「通称オレオレ詐欺だ」

「知らん」

「そりゃそうだろ。外の世界で最近まで流行っていた詐欺だからな」

「……」

 

 今日も調子良く彩目を煙に巻き、縁側から外に出てみる。

 朝食を終え、今から活動の時間である。

 

「ヒトを煙に巻くなよ……何処かに出掛けるのか?」

「ん、ちょいと山を探索に行こうかなってな」

「……騒動とか異変は勘弁だからな? 厄介事を持ってくるなよ」

「善処する」

「……はぁ……」

 

 溜め息を深々と吐かれたが、今日は既に外出の気分なのである。

 誰も俺を止める事など出来ないのだァ!! ハッハッハッハッ!!

 

 

 

 まぁ、そんな感じで外に出る。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 今日は、どうやらお客さんが来ていたようだ。

 我が家が見えなくなった所で、進行方向とは違う方角を向く。

 

 

 

「……久し振りだな。お前ら」

 

 その方向に声を掛ける。

 どうやら山を探索するという事は出来そうになさそうだ。

 

 残念……ではあるが、まぁ、これは少しばかり仕方ないのかなと思わなくもない。

 

「……師匠」

「お久し振りです」

「……待っていました」

 

 (しま)弥野(やの)作久(さきゅう)の三人天狗。

 俺・詩菜の一番弟子だ。

 

「……で、朝イチから何のようだ? わざわざ俺が出掛けてから殺意まで出して」

 

 俺が家を出て、彩目に気付かれない所まで来てから敵意を向けるという面倒な事までして、俺を呼び出す理由は一体何なのやら。

 

 ……まぁ、そんな事はどうでもいい。いや、どうでもよくはないが問題の部分は同じか。

 

 問題は、何故コイツらが俺に敵意を持った視線で相対しているか、だ。

 

「……最近になって、ようやく師匠は帰ってこられました」

「……別に俺等はそんな事は良いんです」

「貴方は帰ってきて早々に、天魔様を殴り、山の神となられた方を吹き飛ばした」

「……それが何なんだ?」

 

 まわりくどい。

 そういうのはめんどくさいから嫌いだ。

 まぁ、どうでもいい事は好きだしそういう事はやっているのが。

 

「さっさと要件を言え」

「……俺達は、貴方に勝負を挑みたい」

「……三対一で、俺等と決闘だ」

「既に場所は確保してあります」

「……俺と勝負、ねぇ……」

 

 

 

 ふむ……。

 まぁ、別にそういうのは良いが……なんだか理由が分からない。

 

「……こっちです」

「ついて、来てくれますよね?」

「……お願いします」

 

 しかし俺を見る眼は、どう見ても本気の眼。

 射殺すような視線の鋭さだ。冗談のつもりではないらしい。

 

 ……ま、乗ってやりますかね。

 でもって、相手が本気だって言うなら、こちらも相応に覚悟しなければ。

 

 

 

 

 

 

 どうやら『確保した場所』というのは、天狗の訓練に使われるような広い闘技場のような場所の事だったらしい。

 円形にすり鉢状に広がる敷地で木々や壁がない、のっぺらぼうで不毛な土地。

 ……何処かで見た事ある地形のような気もするが、まぁ、どうでもいい。

 

 弥野が止まり、同時に三人が俺の方へ振り返る。

 

「……私達は、貴方にずっと従事してきました」

「だが、俺等だって強くなった」

「三人で一斉に天魔様に勝負を挑めば、勝つ事が出来る位に」

「それもこれも、全て師匠のお蔭です」

「……それについては、礼を言う」

「ここまで育ててくれたのは。詩菜さん志鳴徒さんのお蔭だ」

 

「「「ありがとうございました」」」

 

 

 

 ……だんだんと、話が読めてきた。

 読めてきた事で、嫌な気分にもなっていく。

 

 

 

「……俺等は今日、アンタを倒す事で解放される」

「解放されて、今度こそ自由に暮らす」

「別に今ある暮らしを壊そうってつもりじゃない」

「ただ師匠とか何かに怯えて生きていくのは、もうゴメンだ」

「だから今日は師匠に勝って、師弟の縁を切る」

「その為に、師匠を呼んだ」

 

 ……コイツらも俺が外の世界で色々やっていた間に、色々と考えていたようだ。

 ……まぁ、当然か。

 

 はてさて……『縁を切る』?

 

 

 

 何ふざけてんだテメェ等?

 

 ちょっと、ムカッて来た。

 

 

 

「……始まりは、とある部外者が許可を得たとは言え、村で好き勝手したのが始まりだった」

「「「……」」」

「部外者に叩きのめされた三人の天狗は、部外者に惚れ込んで師弟の関係を望んだ」

 

 部外者は面倒くさがったが、これはこれで面白そうだとそれを請け負った。

 それから千年とちょっとが過ぎた。

 その間、私が彼等にしてやれた事なんて、何一つない。

 

「……これは、私の自己満足。アンタ等が師弟の関係を切ろうとするのと同じく、私の勝手な思いで、それを相手に押し付ける、酷い行為だ」

 

 

 

 変化、詩菜。

 

 

 

「「「ッ!?」」」

「……自由になる? ふざけんな。縁をきる? ふざけんな。そんなの許さない」

 

 スキマを開き、奥に手を突っ込んで扇子を出す。

 扇子を出すというのは、私がそれなりに本気を出すという証。

 

「……私はある意味さ。欲望に忠実なの……だから」

 

 

 

 そう簡単に……縁を切るとか……ッ!

 

「そんな簡単に許せるとでも? いいや、絶対に許さないね」

「つっ!?」

「ッ!!」

「縞!」

「ああ……行くぜ詩菜ァ!!」

「師匠! 行きます!!」

「行くぜゴラアァッ!」

「来なよ。勝った方が敗者に命令出来る。……いざ尋常に」

「「「「勝負!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 妖怪の山は、突然の嵐に大騒ぎとなった。

 それはそうだろう。大天狗三人と山の裏方総大将が本気でぶつかり合っているのだから。

 

 

 

 ある者は、

 

「お姉ちゃん!! 最近来た『あの神様』が天狗三人と激突しているらしいよ!!」

「へぇ、あの神様がねぇ……」

「観に行かない!? ていうか、行こう!?」

「うーん……危なくない?」

「結界が張ってあるから大丈夫だって!」

「……情報取得がやけに早すぎない……?」

「ねぇ、行こうよ?」

「……そうね。一度逢ってみたかったし」

「行こ行こ!!」

「あっと! 待ちなさい穣子ッ!」

 

 

 

 また、ある者は、

 

「……? ……あの騒ぎは何かしら? 厄が集まりそうね。行って見ましょうかしら」

 

 

 

 また、とある者は、

 

「……ようやく間に合った……今日はさっさと帰って寝……何、この風?」

「あっ、居た! 文!!」

「あら、にとりじゃないの。どうしたの急に?」

「……天狗の訓練所で、詩菜が戦ってるって」

「ッ、誰と!?」

「大天狗三人とだって……この変な風もそのせいだって噂で……」

「……にとり。案内して」

「……こっちだよ!」

 

 

 

 

 

 

 いまや、詩菜と三人の大天狗がいる戦闘訓練所は、見物客で超満員となりつつある。

 そんな状況などを全く気にせず四人は戦っていた。

 

 

 

 その戦いは弾幕ごっこ等ではない、本気の決闘。

 

 詩菜が作久を能力でぶん殴ろうとすれば、弥野がそれを羽団扇を使って突風で阻止し、縞が手に握る剣で詩菜を突き刺そうとする。

 詩菜がそれを避けて裏拳で刀を粉々に砕けば、即座に縞は土を蹴って目眩ましをしながら後退し、その間に作久と弥野が羽団扇で風の刃を造り出して詩菜を切り刻もうとする。

 詩菜がその刃を扇子で起こした竜巻で弾き、更にその竜巻へと身体を突っ込み風の力を受けて一挙に近付き、弥野の脇腹に拳を捩じ込もうとする。

 弥野はその余りにも速い攻撃をギリギリで見抜き、微かに身体を動かす事で最悪のダメージだけは回避する。そしてその攻撃された弥野に追撃を与えない為にも、作久は剣と羽団扇で無数の斬撃を詩菜に飛ばす。

 腕を振り抜いた姿勢の詩菜は着地した時のかかとを地面に打ち付ける衝撃で何度も移動して斬撃を避ける。だがそれも彼等の予想の範囲内で今度は移動先を読み、砕かれた剣の代わりを取ってきた縞がその場所に刀を振り下ろす。

 土煙からの奇襲で気配も音、衝撃を隠しきった攻撃だったが、詩菜は驚きもせずにそれを回避する。能力の活用。自身に起きる衝撃《驚愕》を無効化した。

 振り下ろされた刀を踏み台にし、縞の真上を跳んで真後ろを取り、そのまま一回転して頭をぶち抜くような蹴りを叩き付けようとしたが、それは飛んでくる風の刃によって妨害され、妨害攻撃を認識した際には既に蹴ろうとした縞も回避行動を取られて範囲の外にいる。

 

「チッ!!」

 

 舌打ちをしながら地面へ着地し、風の刃を一閃して扇子で打ち消す。攻撃が相殺されて消え去ったが、その間に砂埃の中へと縞は隠れてしまい、彼を追う為に収まる事のなさそうな土煙が広がる場所へとまた突っ込んでいく。

 

 おおよそ広場の中央に辿り着いた詩菜の脚が地面を叩き、衝撃が波紋のように地面を伝って周りを襲う。

 だがその衝撃を彼等三人に当たる事はなく、土煙が晴れていくだけ。天狗の三人は空を飛んでおり、衝撃波を避けつつ攻撃の準備を行っていた。

 空から弥野が羽団扇を二つ使って、無数の真空波を詩菜に飛ばす。詩菜はそれを高速移動で避け続け、扇子をヒラリと動かす。それだけでたちまち風が集まり、弥野が放つ風ごと巻き込み、巨大な竜巻となる。

 それはまた視界を塞ぎつつあった砂埃をも巻き込み、雲さえ巻き込むほどの大きさへと変わっていく。

 

 既に訓練所の建物は半壊し、見学に来た者も必要以上に遠くから見るようにしている。

 

 大きくなっていく竜巻はある程度の大きさになると一気に収縮し、破裂。土煙や粉塵を吹き飛ばして消えていった。

 その竜巻があったちょうど中心部に、三人が羽団扇を振った姿勢で止まっている。が、その静止も束の間、三人がそれぞれの方向に飛んで逃げ去った。

 飛び去った直後にその場所が爆発。暗く緋色に輝いた炎は一瞬で消え、爆風が辺りを更に荒廃とさせていく。空気が吹き飛ばされてその空気が一挙に戻ろうとして更に衝撃波が起きるという現象まで起こり始めている。

 

 その衝撃波が消えた瞬間に、作久が二つ持った刀で詩菜に一気に近付き振るってくる。詩菜はそれを爪と妖力を纏った扇子で弾いていき、何度も斬り合う。

 何十と斬り結ぶが、その内に詩菜の操る衝撃に結局は作久が負け、二つの刀は粉微塵になる。即座に体勢を立て直し、懐から羽団扇を取り出して砂塵を起こす。

 その突風に刀の破片も巻き込まれて飛んで行くが、そんな目眩ましに過ぎない逃げの攻撃も詩菜が扇子を振る事で全て消え去っり何処かへ飛んで行ってしまう。

 

 今度は弥野が突進してくる。その手に持つのは、矛と盾。

 そのまま詩菜に突っ込み、何度も突き刺して矛を肉へと貫通させようとするが、詩菜もそれを許すほど甘くはない。

 突っ込んでくる弥野に対し、逆に突っ込んで相手の持つ盾に拳を叩き付け、衝撃を操り思い切り吹き飛ばす。弥野もそれは当然見越していた為、叩き付けられる前に手を放し、衝撃が盾を伝って自身の身体に届く前に盾から離れて避ける。

 衝撃を盛大に受け、支える筈の持ち手も居なくなった盾はとんでもない勢いで吹き飛び、野次馬の元へと吹っ飛ぶ。

 

 野次馬が避けようとして結局命中して何人か地上に墜落していくが、四人にとってそんな事はどうでもよく、周囲の悲鳴など一切に気にせずに攻撃回避を再開する。

 

 弥野は残った矛で、詩菜を串刺そうと高速で突きを放ってくる。詩菜はそれを手刀で弾き、避け、捌いていく。爪を出して断ち切ろうとすれば、縞と佐久から弾幕が飛んで来て妨害されてしまう。

 しかしその内矛の方が耐えきれず、手刀が当たった部分の柄が衝撃で粉々に砕け散った。

 その瞬間に弥野が武器を手放して後ろに下がろうとするが、もう眼の前で詩菜は何度もそれを見てきた。簡単に退却は許さない。

 先程と同じく、上空に控えた二人が弥野を退却させようと弾幕を放つ。それらを潜り抜けて先程二つになんてしまった矛を二つとも手に取り、後退していく弥野を追う。

 未だに飛んでくる弾幕を避けながら、石突きの方をクナイのように弥野へと投げ撃つ。しかしそれも当然のように上空にいる二人の内、どちらかの弾幕によって撃ち落とされてしまった。

 

 それも予想通り。先程のお蔭で薄くなった弾幕の中で、残った矛先の方を腹に構え、後ろ手に作った『緋色玉』で自分ごと吹き飛ばし、弥野の元へと一瞬の内に到達する。

 音速を超える勢いで弥野に近付いた詩菜は、腹に構えた槍を狙い通りに弥野へ突き刺す。

 弥野は短い叫びをあげ詩菜もろとも地面に倒れる。突き刺した部分は喉元で、人間ならば間違いなく死んでいる場所に槍が貫通している。

 

「ガッェ……!?」

「「なっ!?」」

「遅いよ」

 

 驚愕している隙を突いて、能力で『衝撃』を与える。

 対策はしてあったとはいえ、付け入る隙が充分にあった二人は十数秒間、全く動けなくなり、驚きで完全に身体が停止してしまっている。

 

 その間に弥野の上に膝立ちになり、懐からスペルカードを取り出す。

 無地の白紙で何も描かれていないカードに、急に絵柄が浮かび上がる。

 

「《『緋色玉』》」

 

 そう宣言した直後に掲げたカードが赤黒い珠に変わり、親指で弾き飛ばす。

 スペルカード方式に乗っ取った攻撃をしたし、妖怪の山のトップに近いクラスの力を持つ二人だ。

 当たり所が悪くても決して死にはしない。

 まっすぐ飛んでいった珠はそのまま二人の真ん中を突っ切ろうとした所で爆発し、縞と佐久を巻き込んで何処か遠くへと吹き飛ばした。

 それどころか弥野と詩菜が居る地面ギリギリまで爆発は広がり、地面に穴を残すほどの威力が目の前にまで広がっていく。

 

 

 

 数秒後に赤黒く燃える緋色玉の爆発が一瞬で収束し、空に何も見えず周囲も土煙で何も見えなくなった所でようやく膝立ちの姿勢から立ち上がり、馬乗りになっていた弥野の上から退く。

 彼も死んではいない。喉に矛が貫通していたり、最も身近な場所で衝撃を受けた人物だが、死んではいない。

 吹き飛ばされた二人も、ここから見えない位置に墜落した(衝撃)を捉えており、死んではいない事を確認する。

 

「……はい、私の勝ちね。決闘は私の勝利」

「……ヒュー……ヒュー……」

 

 貫通した穴を通って、空気が漏れ出てくる。

 これでも死なない所が、流石は妖怪という所か。

 

 

 

 仰向けに倒れている弥野の傍らに両膝をつき、ゆっくりと小さな声で話し掛ける。

 

「……私が言いたいのはさぁ? 別にどっかに行くのは良いよ。そんな縛ってなんかいないしさ」

「……ごほっ……」

「だけど……縁を切るのは止めてよ……私は、寂しいよ……そんなの……」

 

 一筋の涙が詩菜の膝に落ちる。

 いつぞやの件以来、永遠の決別・離縁に詩菜はトラウマを抱いている。

 

 ようやく砂埃も収まり、試合が終わったのかとキョロキョロし始める野次馬。

 その中には、文やにとり、早苗や彩目すらいる。

 

「……ぐ……弥野。それからあの二人も含めて、三人に命令よ」

 

 涙を拭いた詩菜が立ち上がり、元から紅くて今も赤い眼で弥野を睨み付け、指を突き付ける。

 

 ……こういう可愛い所に、俺等は惚れたのかもな……と弥野は考えつつ、詩菜の言葉を待つ。

 

「二度とそんな事は言うな!! あと師弟の関係を切るのもナシ!!」

 

 

 

 ……師匠、命令は一つじゃないんですかい……?

 でも、まぁ……、

 

「……り゛ォ、ヴがい……でず……じ、ジョお゛……」

「……喋んな。そこで寝てろ!」

 

 そう言って、詩菜はスキマを開いて中へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

▼▼▼▼▼▼

 

 

 

 

 

 

 その後、吹き飛ばされた作久と縞も戻り、全員が数ヶ月は自宅療養となった。

 怪我をさせたとして、詩菜に責任を取らせるか? と天魔が三人に訊いてみたが、三人とも『しなくて良い。あれは私達の責任で、師匠には何の罪もない』と異口同音に言ってみせた。

 それをある意味予想していた天魔は、さっとこの問題は当人の問題で我等が関わるべき事ではないとして、上の連中を黙らす事までしてくれた。

 

 

 

「とまぁ、こんな所じゃな」

「……そう……そっか……」

「ふん」

 

 

 

 

 

 

 ……どーせその内、アイツ等は謝りに来るんだろう。

 お調子者のアイツ等だ。ヘラヘラ笑って変態的な妄想でもしながら、来るんだろう。

 

 ……で、私もどうせそれに怒ってぶん殴るのだろう。

 ……それで、良い。それで良いのさ。

 

 繋がりがある。それがどれだけ幸せな事か……。

 

 


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